#author("2024-03-28T02:33:11+09:00","","")
#author("2024-04-05T16:43:34+09:00","","")
*《&ruby(ぼうえん){謀遠}; テレスコ=テレス》 [#top] 

|謀遠 テレスコ=テレス VR 闇文明 (5)|
|クリーチャー:アビスロイヤル 5000+|
|''ブロッカー''|
|''パワード・ブレイカー''|
|相手のターンのはじめに、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。|
|相手が自身の手札を1枚捨てた時、自分はカードを1枚引いてもよい。|
|手札が1枚もないプレイヤーひとりにつき、このクリーチャーのパワーを+5000する。|

[[DM23-RP2]]で登場した[[闇]]の[[アビスロイヤル]]。

相手の[[ターン開始ステップ]]に[[ランダムハンデス]]し、相手が[[手札]]を捨てた時に[[ドロー]]できる[[ブロッカー]]。[[パワード・ブレイカー]]と、手札がない[[プレイヤー]]ひとりにつき+5000の[[パンプアップ]]も持つ。

[[召喚]]した返しの[[ターン]]からランダムハンデスとドローができるため、原則[[《ブレイン・タッチ》]]を内蔵した[[クリーチャー]]として扱える(ただし、手札0枚や[[マッドネス]]などで結果的に捨てていない場合は引けない)。

以降は生き残るたびに[[アドバンテージ]]を蓄積していける。[[《エマージェンシー・タイフーン》>《氷牙レオポル・ディーネ公/エマージェンシー・タイフーン》]]などの[[手札交換]]にも反応してドローでき、変則的な[[メタカード]]として機能する。

別の[[ハンデス]][[カード]]と組み合わせることで[[コストパフォーマンス]]が向上する
。例えば[[《人形の裏技ペット・パペット》]]をコスト0の[[《ブレイン・タッチ》]]として唱えられると強力。

相手の手札がなければ[[パワー]]10000の[[ブロッカー]]となるため、[[今引き]]で出てきた[[スピードアタッカー]]にもある程度強い。
類似カードの[[《霊刑連結 ジゴク・パルテノン》]]などにはない強みと言える。

-一応自分の手札も空にすればパワー15000[[T・ブレイカー]]までパンプアップするが、そこまでする機会は滅多にないだろう。

-手札のないプレイヤーがカウントされるので多人数型のデュエパーティでは最大[[パワー]]25000の[[5ブレイク>ワールド・ブレイカー]]獣と化すことになる。

ただし、[[アタッカー]]としては素で[[W・ブレイカー]]を持つ《ジゴク・パルテノン》に比べて癖が強く、[[シールド]]を[[ブレイク]]して相手に手札を与えた瞬間、パンプアップとパワード・ブレイカーが解除される。
[[殴り返し]]や[[火力]]に無防備になってしまうので、できれば[[プレイヤー]]への[[攻撃]]は[[リーサル]]が組めるまで控えたい。
[[手札]]を恒久的に引き集められる[[パワード・ブレイカー]]と言う点を考慮し、[[《最終“罰怒”梵破》]]など[[パンプアップ]]系と組ませて[[1ショットキル]]を狙うのも手。

**他のカード・デッキとの相性 [#b1a1e4f3]
-同弾の[[《邪闘 シス》]]との相性は極めて良好。[[W・メクレイド]]の為にやむなく[[シールド]]へ攻撃した事で生じた[[ハンドアドバンテージ]]を、この[[クリーチャー]]の[[ハンデス]]によりある程度軽減できる。
当カードの[[コスト]]も《シス》のメクレイドの範囲内に収まっており、そして[[ドロー]]効果の発生元も[[シールド]][[ブレイク]]により能動的に作り出すことができる。
--一方で、元締めたる[[《アビスベル=ジャシン帝》]]の[[アビスラッシュ]][[付与]]とは相性が悪い。アビスラッシュで召喚した場合はブロッカーもランダムハンデスも活用できず、[[打点]]についても[[《深淵の三咆哮 バウワウジャ》]]などのより[[軽い]][[T・ブレイカー]]で事足りる。

-[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]と相性が良く、このクリーチャーと並べれば毎ターン[[オールハンデス]]と同じ枚数のドローができる。
5ターン目にオールハンデスする[[コンボ]]自体はさほど珍しくないが、それが毎ターンとなれば話は別。[[ハンドアドバンテージ]]を気にせず[[シールド]][[ブレイク]]できるため、2体が揃ってから数ターンで決着がつくことだろう。
--この運用を行うなら、[[《霊刑連結 ジゴク・パルテノン》]]は大きなライバルになる。[[EXライフ]]による除去耐性の得やすさと[[ドロー]]によるリソース確保力のどちらを優先するかで差別化したい。

-相手のターン中にハンデスするので[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]などの旧式[[マッドネス]]に強い。
ただし、他のカードはマッドネスを踏む可能性があるため、もし徹底的に[[メタ]]るなら相手の手札が枯れるまで他のハンデスを控える必要がある。
あくまで純正【ハンデス】以外のデッキで有効なプレイングである。
--もっとも、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]などの新式マッドネスには無力なのは変わりないため注意したい。

**環境において [#rc9263bf]
登場早々[[《爆霊魔 タイガニトロ》]]と組み合わせた型の[[【赤黒邪王門】]]([[【赤黒テレスコ=テレス】]])や[[【ドルマゲドンX】]]で使われる。
微妙な重さも[[《鬼寄せの術》]]でカバー可能。

[[DM23-RP2]]期最終週末のオリジナルでは[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]でも入賞実績を残した。

2023年の盆休み明けにはオリジナルのチャンピオンシップで優勝した【白青黒ハンデス】にも使われた。

[[DM23-RP3]]期オリジナルでは[[【黒緑アビスロイヤル】]]が新たに登場した事でそちらでも使われるようになった。[[【黒緑アビスロイヤル】]]では[[リソース]]確保をメインに採用されている感がある。

『[[全国大会2023>公式大会]]』では入賞はならなかったがオリジナル用のデッキとして、これを4枚積みした[[【5色ザーディクリカ】]]が確認された。
**その他 [#x772dfc0]
-上述の通り[[多人数戦]]では更に[[パワー]]を追加できるため、4枚以上の[[ブレイク]]も可能になるが、それだけではなく自分のターンが回ってくるまでに相手の[[ターン開始ステップ]]が複数行われるため、[[ドロー]]効率が上がるという点でも相性が良い。[[デュエパーティー]]で[[パートナー]]に指定できる[[コスト]]5以上の[[クリーチャー]]であるということも含め、意図された調整なのだろう。

-望遠鏡(テレスコープ)を依代とするアビスロイヤル。

-[[シークレットレア]]版のイラストの元ネタはジャン・フランソワ・ミレーの『種まく人』。絵の男がそのまま《テレスコ=テレス》に置き換わっている。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#card]
-[[《奇術王エンドレス・パペット》]]
-[[《終焉の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]
-[[《零》]]
-[[《霊刑連結 ジゴク・パルテノン》]]

-[[《テレスコープ・ホルン》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM23-RP2]]&br;''''''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]]
-illus.[[Moopic]]
--[[DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」>DM23-RP2]](5/74)
--[[DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」>DM23-RP2]](10A/20)''(別イラスト)''
--[[DM23-RP2X 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」超刺激パック>DM23-RP2X]](5/74)
--[[DM23-RP2X 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」超刺激パック>DM23-RP2X]](10A/20)''(別イラスト)''

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference] 
-[[アビスロイヤル]]
-[[ブロッカー]]
-[[パワード・ブレイカー]]
-[[ランダムハンデス]]
-[[ドロー]]
-[[置きドロー]]
-[[パンプアップ]]

----
[[公式Q&A]]

-4つ目の能力について

>Q.自分の''《謀遠 テレスコ=テレス》''の「相手のターンのはじめに」の能力で捨てようとした相手の手札が[[《提督の精霊龍 ボンソワール》]]で、置換効果で相手の[[《提督の精霊龍 ボンソワール》]]がバトルゾーンに出ました。&br;この時、自分は''《謀遠 テレスコ=テレス》''の「相手が自身の手札を1枚捨てた時」の能力で、カードを1枚引けますか?
A.いいえ、引けません。墓地に置かれなかったカードは捨てられたことになりません。[[《提督の精霊龍 ボンソワール》]]は置換効果により墓地に置かれずバトルゾーンに出ているため、その分の「相手が自身の手札を1枚捨てた時」の能力はトリガーしません。
#region2(([[総合ルール]] [[609.4>総合ルール本文#rule609_4]])){{
:609.4. |イベントが置換された場合、それは決して起こったことにはなりません。置換されたイベントの代わりに変更後のイベントが発生し、それによる誘発型能力があれば誘発します。変更された後のイベントが実行できない場合、置換する事はできません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44583]](2024.2.16)

-5つ目の能力について
--[[常在型能力]]、[[パワー]]も参照のこと

>Q.自分の手札が[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]1枚のみの状況です。&br;自分は手札から[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]を唱え、「相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する」を2回選び、相手の''《謀遠 テレスコ=テレス》''のパワーを-8000しました。&br;選んだ相手の''《謀遠 テレスコ=テレス》''は破壊されますか?
A.いいえ、破壊されません。&br;[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]は唱えることを宣言した時点で保留状態になります。保留状態のカードは手札の枚数に数えないため、その時点で''《謀遠 テレスコ=テレス》''のパワーは10000になります。そのため、-8000されても破壊されません。
#region2(([[総合ルール]] [[409.1c>総合ルール本文#rule409_1c]],[[601.1b>総合ルール本文#rule601_1b]])){{
:409.1c |カードが保留状態になっている間、そのカードは元々置かれているゾーンに属していますが、そのゾーンにあるカードの枚数としては数えません。&br;例 : 《紅神龍オグリストヴァル》がいる状況で、手札にある残り1枚の《エナジー・ライト》を唱えた場合、カードを引く効果を解決する前に、《紅神龍オグリストヴァル》のパワーは0になり、破壊されます。&br;例2: 手札から唱えた《エマージェンシー・タイフーン》の効果で手札のカードを捨てる場合、その唱えた《エマージェンシー・タイフーン》自身を捨てることはできません。&br;例3: 自分のマナゾーンにカードが4枚あり、バトルゾーンに相手の《獣軍隊 ヤドック》がいる状況で、マナゾーンから《虹速 ザ・ヴェルデ》を召喚する際、《虹速 ザ・ヴェルデ》が保留状態になることでマナゾーンのカードの枚数が3枚になるので、《獣軍隊 ヤドック》の置換効果が適用されます。
:601.1b |使うことを宣言した時点でカードは保留状態になります。カードの使用を禁止されている場合、宣言そのものができません。また、代替コストを支払えない場合も、宣言することはできません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43449]](2023.7.21)

&tag(クリーチャー,闇文明,単色,黒単,コスト5,アビスロイヤル,アビス,パワー5000+,パワー5000,ブロッカー,パワード・ブレイカー,ターン開始時,ランダムハンデス,置きハンデス,相手が捨てた時,ドロー,置きドロー,擬似ノー・チョイス,パンプアップ,自己パンプアップ,VR,ベリーレア,Moopic,アビス・レボリューションブロック);