#author("2024-08-12T14:20:07+09:00","","") #author("2024-09-06T20:39:58+09:00","","") *《&ruby(はて){覇帝};なき&ruby(しんりゃく){侵略}; レッドゾーン&ruby(フォーミュラ){F};》 [#bad7cf43] |覇帝なき侵略 レッドゾーンF SR 火文明 (6)| |進化クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者 11000| |''進化'':火のクリーチャー1体の上に置く。| |''侵略'':火のコマンド(自分の火のコマンドが攻撃する時、自分の手札にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)| |''W・ブレイカー''| |このクリーチャーの攻撃中、相手は「G・ストライク」を使えない。| |各ターン、このクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、このクリーチャーをアンタップし、一番上のカードを破壊する。| [[DM22-EX1]]で登場した[[火]]の[[進化]][[ソニック・コマンド]]/[[侵略者]]。 [[侵略]]:火の[[コマンド]]。[[攻撃]]中の[[G・ストライク]]の[[使用宣言]]そのものを封じる[[常在型能力]]と、最初の攻撃の終わりに[[アンタップ]]し、[[強制]]で[[破壊]]される[[遅延誘発型能力]]を持つ。 G・ストライクに止められることなく[[2回攻撃]]を決められる。自身は[[W・ブレイカー]]だが[[進化元]]で再攻撃できるため変則的な[[T・ブレイカー]]として扱え、進化クリーチャーから侵略したり、侵略持ち複数枚と組み合わせることでさらに[[ブレイク]]枚数が増加していく。 2度目の攻撃時に[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]に再侵略すれば計5枚ブレイクが容易に行える。この際2ターン目に[[《Re:奪取 トップギア》]]などを出しておくことで3ターンキルが可能。 《レッドゾーンF》2枚を連続侵略させれば、最初の攻撃中のW・ブレイクは一番上の《レッドゾーンF》によりG・ストライクを禁じ、2度目の攻撃中は新たに一番上になったカードでG・ストライクを禁じることができる。ただし、アンタップする能力は最初の攻撃にしか適用されないので注意。 [[ワンショット]]以外なら、[[《影速 ザ・トリッパー》]]など[[システムクリーチャー]]のコマンドから侵略して2点削りを入れつつ、アンタップさせてターンを返す運用もある。 **他のカード・デッキとの相性 [#a07fcc6b] -[[【アポロヌス】>【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]に採用を検討できる。[[進化元]]をさらにもう1枚要求されるものの、天敵である[[《一王二命三眼槍》]]1枚分の対策になる。ただし、このカードを一番上に重ねる必要があるので、[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の[[能力]]の選ばれた時に発動する[[ランデス]]は無くなる。そのため、[[S・トリガー]]による[[除去]]で[[ダイレクトアタック]]を防がれた場合にはそちらを一番上にした時より不利な展開になってしまう。 **ルール [#pa39c396] -攻撃中の常在型能力と攻撃の終わりの遅延誘発型能力は、このカードが表出していないと有効にならない。 --後者は[[《BUNBUN・ヴァイカー》]]や[[《特攻の忠剣ハチ公》]]などでも適用される裁定である。 -[[置換効果]]や[[破壊されない]]([[離れない]])[[効果]]を持つ場合、[[退化]]することなくアンタップできる。 --[[《熱血剣 ネビュラ・ホーン》]]を[[装備]]したクリーチャーから[[侵略]]した場合など。 -[[オーラ]]が付いている場合は《レッドゾーンF》ではなくそちらが破壊される。 **2ターンキル [#pf6edae4] 以下の手順で先攻2ターンキルが可能。 +1ターン目に[[《ヘルコプ太の心絵》]]を使う。 +2ターン目に[[《オンソク童子 <ターボ.鬼>》]]を召喚。 +《ターボ.鬼》で攻撃時に《レッドゾーンF》に侵略。 +《レッドゾーンF》でW・ブレイク。 +《レッドゾーンF》の能力で自身をアンタップし、一番上のカードを破壊。 +下に残った《ターボ.鬼》で攻撃時に[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]に侵略し、[[《龍装者 バルチュリス》]]の使用を宣言。 +《レッドゾーン》でT・ブレイク。 +《バルチュリス》を自己踏み倒ししてダイレクトアタック。 **環境において [#ccce85f6] 登場直後の[[CS>チャンピオンシップ]]([[アドバンス]])で、このカード2枚と[[《影速 ザ・トリッパー》]]4枚を採用した[[【赤黒バクロ法師】]]が優勝に輝いた。以降[[オリジナル]]でも同様に打点補強兼G・ストライク対策として使われる。 [[【赤黒バイク】]]が環境に台頭すると、そちらでも使用されるようになり[[アドバンス]]での活躍の機会が増えた。[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]や[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]を組み合わせることで、容易に3ターン目からシールドを5枚全て割り切ることができる。 遅くとも[[DM23-SD3]]発売前になると、これをサブのビートダウンプランに採用した[[【赤緑アポロヌス】>【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】#v411d9ae]]が増加。 **その他 [#cc4c4021] -[[DMEX-06]]で収録された[[《覇王る侵略 ドレッドゾーン》]]とはどちらも「覇」の字を[[カード名]]に含み、当て字の読ませ方をするという点で共通する。収録されたエキスパンションが同じシリーズのため、意識したのだろう。 -[[DMEX-06]]で収録された[[《覇王る侵略 ドレッドゾーン》]]とはどちらも「覇」の字を[[カード名]]に含み、当て字の読ませ方をするという点で共通する。また、「王」に対応する文字がこちらでは「帝」となっており、意味の面でも類似している。収録されたエキスパンションが同じシリーズのため、意識したのだろう。 -[[DM22-EX1]]の直前に登場した[[《終焉の覚醒者 レッドゾーンBSR》]]とは4本腕という共通点がある。 あちらは[[イニシャルズX]]を持つことから[[禁断]]の使徒としての進化形態、こちらは《レッドゾーン》の純粋な進化形態といったところか。 **関連カード [#rd885a70] -[[《超音速 レッドゾーンNeo》]] -[[《覇王る侵略 ドレッドゾーン》]] -[[《轟く侵略 レッドゾーン》]] **収録セット [#h450cae3] -illus.[[Mikio Masuda]] --[[DM22-EX1 「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](11/130) -illus.[[RUI MARUYAMA]]/[[Momoka Ito]] --[[DM24-RP3 「王道篇 第3弾 ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル」>DM24-RP3]](TR3/TR9) **参考 [#k9a87598] -[[進化クリーチャー]] -[[ソニック・コマンド]] -[[侵略者]] -[[進化]] -[[侵略]] -[[W・ブレイカー]] -[[G・ストライク]] -[[メタ]] -[[攻撃]] -[[アンタップ]] -[[自壊]] -[[カード指定除去]] ---- [[公式Q&A]] -4つ目の能力について >Q.''《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》''が持つ「相手は「G・ストライク」を使えない」とは、どういう意味ですか?&br;類似例:[[《無双恐皇ガラムタ》]] A.「G・ストライク」の使用宣言自体ができない、ということです。クリーチャーであっても呪文であっても、能力の使用宣言そのものができないため、相手に見せることもできず、[[《ミノガミ <サガ.Star>》]]の「「G・ストライク」で相手に見せた時」なども使えません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42377]](2022.10.28) -5つ目の能力について >Q.自分の[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]の攻撃時に''《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》''を「侵略」で重ね、その攻撃の終わりに「このクリーチャーの最初の攻撃の終わりに」の能力でアンタップし、一番上の''《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》''を墓地に置きました。&br;アンタップした[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]で再度攻撃した際に、別の''《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》''を「侵略」で重ねた場合、攻撃の終わりに再度アンタップできますか? A.いいえ、できません。クリーチャーが進化した場合や、再構築された場合も、そのクリーチャーは進化や再構築される前のクリーチャーと同じクリーチャーとして扱われます。アンタップした[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]は一度攻撃している扱いになるので、再度''《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》''を重ねても「最初の攻撃」ではなく、アンタップできません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42363]](2022.10.28) >Q.自分が''《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》''で相手を攻撃した際、相手は「S・トリガー」で[[《龍脈術 落城の計》]]を唱えて、攻撃中の''《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》''を手札に戻しました。その攻撃の終わりに、残った進化元のクリーチャーは''《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》''の「各ターン、このクリーチャーの最初の攻撃の終わりに」の能力でアンタップし、破壊されますか? A.いいえ、進化元のクリーチャーはタップ状態でバトルゾーンに残ります。「このクリーチャーの(最初の)攻撃の終わりに」という能力は、それを持つクリーチャーが攻撃の終わりまでバトルゾーンにいる必要があります。''《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》''がバトルゾーンを離れた場合はトリガーしません。 #region2(([[総合ルール]] [[510>総合ルール本文#rule510]])){{ ''510. 攻撃終了ステップ'' :510.1. |すべての「攻撃の終わりに」誘発する能力が誘発します。誘発した効果はターン・プレイヤーから順に処理します。 :510.2. |次に「攻撃中」、「ブロック中」の効果が消滅します。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42948]](2023.4.10) #region2(類似裁定(2023.10.11)){{ >Q.自分の''《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》''が最初の攻撃をする時、自分は[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]を「S級侵略 [轟速]」して上に重ねました。&br;その攻撃の終わりに、''《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》''の「各ターン、このクリーチャーの最初の攻撃の終わりに」の能力で[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]をアンタップして、墓地に置きますか? A.いいえ、アンタップできず、墓地にも置けません。&br;''《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》''の能力は攻撃する時にトリガーする能力ではなく。攻撃の終わりにトリガーする能力です。&br;そのため、攻撃の終わりに''《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》''が攻撃クリーチャーの一番上になければ何も起きません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43860]] }} &tag(進化クリーチャー,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト6,ソニック・コマンド,コマンド,侵略者,パワー11000,進化,進化:火のクリーチャー,侵略,侵略:火のコマンド,W・ブレイカー,G・ストライクメタ,使えない,攻撃終了時,最初の攻撃終了時,アンタップ,自壊,レッドゾーン,SR,スーパーレア,トレジャー,銀トレジャー,Mikio Masuda,RUI MARUYAMA,Momoka Ito);