#author("2022-12-19T14:25:12+09:00","","")
#author("2024-02-18T21:28:14+09:00","","")
*《&ruby(けっぷうしんかん){血風神官};フンヌー》 [#r070e7e8]

|血風神官フンヌー UC 光/火文明 (3)|
|クリーチャー:ソルトルーパー/メルト・ウォリアー 3500|
|ブロッカー|
|スピードアタッカー|
|自分のシールドを相手のクリーチャーがブレイクした時、そのターンの終わりにこのクリーチャーを破壊する。|

[[DM-13]]で登場した[[光]]/[[火]]の[[ソルトルーパー]]/[[メルト・ウォリアー]]。

自分の[[シールド]]が[[ブレイク]]されれば[[破壊]]される[[デメリット]][[能力]]を持つものの、3[[コスト]]で[[パワー]]3500の[[スピードアタッカー]]兼[[ブロッカー]]と[[スペック]]はかなり高め。

この[[クリーチャー]]の特筆すべき点は、[[ブロッカー]]でありながらも[[プレイヤー]]を[[攻撃]]できる[[スピードアタッカー]]であること。序盤から攻めにも守りに使える。

**環境において [#n402ca86]

登場当初は、[[【赤白速攻】]]では必須のカードであり、それ以外では[[色]]さえ合えば各種[[ビートダウン]][[デッキ]]の採用候補にも挙がった。当初は、3コストパワー3500の[[ブロッカー]]&[[スピードアタッカー]]はかなり強力であった。攻守ともに隙が少なく、[[《炎槍と水剣の裁》]]にも引っかからないパワーラインも評価されていた。

しかし、コンボ性の高い能力は持たず、[[種族]]が恵まれないこともあって、年数が経過するごとにその勢いは衰えていった。

[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]が登場すると、その[[リアニメイト]]元として一部に注目されたが、他に[[cip]]で[[自壊]]できるクリーチャーとの[[シナジー]]が重視され、結局活躍の機会は与えられなかった。

しかし、[[革命編]]で登場した[[《三界 ナラカ・マークラ》]]の侵略元としての出番が回ってきた。当時のコスト3の[[光]]の[[スピードアタッカー]]はこのクリーチャーと[[《希望の守り手クラップ》]]だけだったので採用しない手はなかった。《希望の守り手クラップ》が3色なのに対し、こちらは2色なので安定性では勝っていた。ところが、ほぼ[[上位互換]]の[[《デュエマ・スター タカ》]]の登場以降は、あちらの5枚目以降に甘んじることになった。

後に[[《デュエマ・スター タカ》]]と共に[[4枚積み]]された[[【カウンタードギダンテ】]]が[[公認大会]]で優勝を取ったという報告が続々とあがった。【カウンタードギダンテ】は[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]と[[《ミラクル・ミラダンテ》]]が[[フィニッシャー]]であり、それら両方の進化元になれる光/火の多色クリーチャーは少なかったため、採用されたのであった。まさに[[文明]]の勝利であった。

[[DMRP-13]]では強力な[[光]]/[[火]]文明の[[ウィニー]]が多数登場した。中でも[[《U・S・A・SSIN》]]は、こちらよりコストが1軽い上に[[デメリット]]も無くなっている。それでも全体的にはまだ数が少なく、【カウンタードギダンテ】には変わらず投入されている。

しかし、[[《U・S・A・NNYAA》]]やまたもや[[上位互換]]となる[[《神官 フンヌ-2》]]の登場し、ついにこのカードが入れる枠が埋まってしまった。

**その他 [#te5c3c88]

-[[デメリット]]も実はそれほど気に留めなくてもいい場合が多い。
[[速攻]][[デッキ]]でこの[[カード]]を使用する場合は、[[速攻]]に対して[[ウィニー]]を差し置いて序盤から[[シールド]]を[[ブレイク]]するのはあまり得策ではないし、それ以外の[[デッキ]]で[[ブロッカー]]をメインとして使用すれば、そもそもこの[[クリーチャー]]が[[ブロック]]する前に[[シールド]]を割られることは少ないためである。
--しかし[[スピードアタッカー]]を活かした場合、[[召喚]]されたターンは当然何らかの手段で[[アンタップ]]しない限り[[ブロック]]できない。そのまま[[シールド]]を[[ブレイク]]された場合[[自壊]]してしまうので、この二つの能力は噛み合っているとは言い難い。おそらく、速攻デッキで使うぶんには「[[ブロッカー破壊]]を受け付けてしまう一般のクリーチャー」というデメリットとして調整されているのだろう。

-フンヌーの語源は、おそらく明王像の表情「憤怒」だろう。この[[クリーチャー]]は[[イラスト]]で背中に炎を背負っているが、そこにも明王像の特徴が見て取れる。&br;[[《死神明王 XENOM》]]や[[《憤怒の猛将ダイダロス》]]とは何の関係もないだろうが。
--気張る時の掛け声もイメージされていると思われる。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#p1b5f943]

[[DMPP-04]]で実装。TCG版と同様に[[【赤白速攻】 (デュエプレ)]]において採用された。

その後、[[DMPP-08]]において[[《連珠の精霊アガピトス》]]が登場すると、その[[リクルート]]先としてこれまでにない活躍が見られるようになった。
《アガピトス》の効果でタップしたクリーチャーをスピードアタッカーで即座に殴り返すことができるし、相手ターン中に登場した場合であってもブロッカーとして使うことができ、また、地味に[[《血風聖霊ザーディア》]]のシンパシー元ともなる等、何かと[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]とは相性が良い。また、《アガピトス》が[[【ドリームメイト】>【ドリームメイト】 (デュエプレ)]]といったビートダウン系統のデッキでも使われるようになってからは、そちらでも採用されるようになった。
-後に《アガピトス》の能力変更されたため、コスト3の《血風神官フンヌー》は踏み倒せなくなった。

**関連カード [#h4548ca4]
-[[《デュエマ・スター タカ》]]
-[[《U・S・A・SSIN》]]
-[[《神官 フンヌ-2》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#b3dde5b7]
-[[DMPP-04]]
'''暑苦しく迫ってくる、火をまとった信徒。合言葉は勿論、「ふんぬううううう!」'''
-[[DMPB-02]]&br;'''熱き血を持つ神官が、掛け声とともに戦場を駆け巡る!'''

**収録セット [#t3bf9e65]
***[[デュエル・マスターズ]] [#ba804683]
-illus.[[Dai]]
--[[DM-13 「聖拳編 第4弾 龍炎鳳神誕(エターナル・フェニックス)」>DM-13]]
--[[DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」>DMC-42]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#cf9204df]
-CV:[[宮瀬尚也]]
-illus.[[Dai]]
--[[DMPP-04 「混沌の軍勢 -REBELLION SYMPATHY-」>DMPP-04]]
-illus.[[Itadakumike]]
--[[DMPB-02 「LEGEND OF PLAY'S 2022」>DMPB-02]]

**参考 [#f6ed389d]
-[[クリーチャー]]
-[[ソルトルーパー]]
-[[メルト・ウォリアー]]
-[[タップイン]]
-[[ブロッカー]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[シールド]]
-[[ブレイク]]
-[[ターンエンド]]
-[[自壊]]
-[[【赤白速攻】]]
-[[多色]]
-[[光]]
-[[火]]

&tag(クリーチャー,光文明,火文明,白赤,2色,多色,コスト3,ソルトルーパー,メルト・ウォリアー,パワー3500,パワーの最後の三桁が「500」,ブロッカー,スピードアタッカー,ブレイクした時,ターン終了時,自壊,UC,アンコモン,Dai,クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),白赤 (デュエプレ),2色 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),コスト3 (デュエプレ),ソルトルーパー (デュエプレ),メルト・ウォリアー (デュエプレ),パワー3500 (デュエプレ),パワーの最後の三桁が「500」 (デュエプレ),ブロッカー (デュエプレ),スピードアタッカー (デュエプレ),ブレイクされた時 (デュエプレ),ターン終了時 (デュエプレ),自壊 (デュエプレ),UC (デュエプレ),アンコモン (デュエプレ),Dai (デュエプレ),Itadakumike (デュエプレ));