#author("2023-02-15T11:41:11+09:00","","")
#author("2023-08-03T05:18:32+09:00","","")
*《&ruby(せいろう){蒼狼};の&ruby(おうひ){王妃}; イザナミテラス》 [#v3548dd2]

|蒼狼の王妃 イザナミテラス P(R) 水/自然文明 (6)|
|クリーチャー:サムライ/オリジン/ポセイディア・ドラゴン 4000|
|このクリーチャーが出た時、次のうち1つを選ぶ。|
|▶︎相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。|
|▶︎自分の山札から1枚目を見て、手札に加えるかマナゾーンに置く。その後、このクリーチャーから進化できる、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、手札またはマナゾーンから選び、このクリーチャーの上に置く。|

[[DMBD-18]]で登場した[[水]]/[[自然]]の[[サムライ]]/[[オリジン]]/[[ポセイディア・ドラゴン]]。

[[cip]]により3000[[全体>全体除去]][[マナ送り]]か、[[手札]]か[[マナゾーン]]に[[山札の一番上>山札の上]]を加えてから進化クリーチャーの踏み倒しのどちらかを[[モード]]で選べる。

1コスト重くなった代わりに[[進化]]先を供給する範囲が[[マナゾーン]]にも広がり、モードで全体除去も選べるようになった[[水]]/[[自然]]版[[《王来英雄 モモキングRX》]]ということで、非常に汎用性が高い。
種族も[[サムライ]]・[[オリジン]]・[[ドラゴン]]と優秀で進化先には困らないだろう。
ただ、コスト踏み倒し対象がマナゾーンの枚数に依存するので、[[マナブースト]]をほぼ行わないタイプの[[【ドギラゴン閃】]]のパーツにするには一工夫が必要。

[[踏み倒し]]メタカードがあっても[[《とこしえの超人》]]などの例外を除けば[[全体>全体除去]][[マナ送り]]で吹き飛ばせる為、どんな状況でも腐りづらい。
選択する除去ではない為、[[《異端流し オニカマス》]]も除去可能。

[[《甲型龍帝式 キリコ³》]]との相性も至って良好。このクリーチャーを[[《母なる星域》]]の代わりに使うことで、進化主体という事で採用せざるを得ないが[[《甲型龍帝式 キリコ³》]]の能力に引っかかってしまう[[《母なる星域》]]を[[メインデッキ]]からカットできるという利点がある。

もし[[《王来英雄 モモキングRX》]]よろしく[[【ドギラゴン閃】]]に投入したいなら、[[《バジュラ・ザ・スター》]]などの軽量[[ドラゴン]]指定[[進化]]の[[進化クリーチャー]]と組み合わせるのが吉。[[火]][[単色]]の[[火]][[文明]]指定ドラゴン非指定進化の場合、[[《王来英雄 モモキングRX》]]から進化できるがこのクリーチャーからは進化できないということが起こるためである。[[《アカシック・ファイナル》]]や[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]のような[[多色]]指定も悪くない。

様々な種類の7〜8コストの文明指定の[[進化クリーチャー]]にも進化可能で、とりわけ[[《グレート・グラスパー》]]と相性が良い。偶数コストなので[[【チェイングラスパーループ】]]の強化パーツにもなる。このカードの登場から日が浅い2022年1月1日には新たな相方である[[《エンペラー・キリコ》]]が[[殿堂入り]]に降格し、共に[[【チェイングラスパーループ】]]で共演することとなった。

**ルール [#xaa26eef]
-[[コスト踏み倒し]]の条件は[[《モンキッド <ライゾウ.Star>》]]に近いが、そちらとは違い[[《蒼狼の王妃 イザナミテラス》]]を含まずに[[進化元]]にする[[踏み倒し]]はできない。
--逆に、他に適正な進化元がいればこの[[クリーチャー]]を巻き込んで[[《戦極竜ヴァルキリアス・ムサシ》]]のような[[進化V]]も踏み倒せる。(→[[このクリーチャーから進化できる]])

-下の[[モード]]を選んだ時、[[《巡霊者メスタポ》]]や相手の[[《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]がいると、[[山札の上]]を見ることはできないが、見ずに手札に加えるかマナゾーンに置くかを決め、そのゾーンに移動させる。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41471]]

-手札は[[非公開ゾーン]]だが、マナゾーンは[[公開ゾーン]]である。下の[[モード]]を選んだ時、マナゾーンに進化可能なクリーチャーがあるなら、必ずマナゾーン(または手札)からクリーチャーを踏み倒す必要がある。踏み倒したくない場合は、[[解決]]時に上の[[モード]]を選べば、踏み倒し自体は不発にできる。ただし、上のモードの[[マナ送り]]を実行することによって不利益を被る可能性があることには注意が必要。

**環境での活躍 [#zb7be193]
登場当初は[[【アマテラス・キリコ】]]に進化元として採用されることはあったが、【アマテラス・キリコ】自体が環境トップに進出するほどの活躍を見せるに至らなかった。
しかし、[[《エンペラー・キリコ》]]が[[殿堂解除]]されると、[[【キリコスクリプトループ】]]のキーカードとして環境入りを果たす。[[《スクリプト》]]の能力で《キリコ》をバウンスするとちょうど出せるコスト6であることが光った。
さらには[[《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》]]存在下で[[《グレート・グラスパー》]]を出すとちょうどこのクリーチャーが《チェインレックス》の踏み倒し対象になることが注目され、[[【チェイングラスパーループ】]]と[[【キリコスクリプトループ】]]が融合した[[【キリコチェイングラスパー】>【キリコスクリプトループ】]]が誕生。マナゾーンに一定数ある状態で《イザナミテラス》さえ出せればそのままフィニッシュすら可能なお手軽さから、環境で活躍している。

**その他 [#o202ee00]
-『蒼狼』は[[ナイト]]と[[サムライ]]の双方を持つクリーチャーが有するものであったが、このクリーチャーは[[ナイト]]を種族に含まない。
名前の由来から考えるに[[《イザナギテラス》>《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]と合わせて一つという事なのだろう。

-名前の由来は日本神話に登場する女神であるイザナミ。日本の神々の始祖とも言うべき存在であり、神産みや夫である[[イザナギ>《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]との黄泉でのエピソードなどが有名。
[[《母なる星域》]]のような能力を持つこのクリーチャーにはピッタリのモチーフと言える。

-[[DM22-EX1]]で再録された際、レアリティが[[レア]]に変更された。

**関連カード [#q936d4f5]
-[[《蒼狼の大王 イザナギテラス》]]
-[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]

-[[《モンキッド <ライゾウ.Star>》]]

**収録セット [#bc91b642]
-illus.[[Hokuyu]]
--[[DMBD-18 「レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐」>DMBD-18]](4/14)
--[[DM22-EX1 「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](67/130)
-illus.[[Hokuyu]]/[[otumami]]
--[[DMBD-18 「レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐」>DMBD-18]](BE3/BE10)

**参考 [#x0fd9f72]
-[[サムライ]]
-[[オリジン]]
-[[ポセイディア・ドラゴン]]
-[[cip]]
-[[モード]]
-[[マナ送り]]
-[[このクリーチャーから進化できる]]
-[[コスト踏み倒し]]

&tag(クリーチャー,水文明,自然文明,青緑,2色,多色,コスト6,サムライ,オリジン,ポセイディア・ドラゴン,ドラゴン,パワー4000,cip,モード,パワー3000以下,除去,全体除去,マナ送り,全体マナ送り,山札確認,サーチ,手札補充,マナブースト,マナゾーンのカードの枚数以下,このクリーチャーから進化できる,コスト踏み倒し,重ねる,P,レアリティなし,R,レア,Hokuyu);
&tag(クリーチャー,水文明,自然文明,青緑,2色,多色,コスト6,サムライ,オリジン,ポセイディア・ドラゴン,ドラゴン,パワー4000,cip,モード,パワー3000以下,除去,全体除去,マナ送り,全体マナ送り,山札確認,サーチ,手札補充,マナブースト,マナゾーンのカードの枚数以下,このクリーチャーから進化できる,コスト踏み倒し,重ねる,P,レアリティなし,R,レア,Hokuyu,otumami);