#author("2024-04-24T18:01:09+09:00","","")
#author("2024-04-24T18:03:00+09:00","","")
*《&ruby(せいれいりゅうおう){聖霊龍王}; バラディオス》 [#q11f7c4d]

|聖霊龍王 バラディオス VIC 光文明 (8)|
|進化クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 12000|
|進化:自分の光のコマンド1体の上に置く。|
|ブロッカー|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、または自分のシールドの最後の1枚がブレイクされた時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーをすべてタップする。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップされない。|

[[DMX-16]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[進化]][[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]。

[[cip]]と自分の最後の[[シールド]]が[[ブレイク]]された時に、相手[[クリーチャー]]全員を[[フリーズ]]状態にするという[[制圧]]力が極めて高い[[進化クリーチャー]]。

この[[クリーチャー]]が出てしまえば[[バトルゾーン]]に相手の[[クリーチャー]]が何体いようと次の[[ターン]]は[[攻撃できない]]ので、安全に[[攻撃]]を仕掛けられる。
もし次の[[ターン]]に相手の[[クリーチャー]]が出てきても、[[シールド]]さえ残っていれば再び[[フリーズ]]を行い1[[ターン]]耐えることが可能。

[[タップ]]というと高い[[パワー]]で相手を殴り返すというイメージがあるが、[[フリーズ]]のおかげで相手は1[[ターン]][[攻撃できない]]上、この[[クリーチャー]]には[[除去]]耐性が一切ないので、相手が[[アンタップ]]する前に[[ごり押し]]する等攻撃的に用いた方が効果的。

**環境において [#j55f1152]
やはり8コストという重さと[[ビクトリー]]という高いレアリティを考えると、少し地味な印象は拭えない1枚。打点は十分だが器用な動きはできず、結局パワー任せのごり押ししかできないという事からさほど評価は高いカードではなかった。しかし[[【ロージアミラダンテ】]]との相性が注目され、再評価された。

[[進化]]なので[[《ヘブンズ・ゲート》]]には対応していないが、[[ドラグハート・フォートレス]]の[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]のコスト踏み倒しの対象内には入っている。
[[《ドラゴンズ・サイン》]]で[[コスト踏み倒し]]した[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]から出せば[[ビートダウン]]にも対応しやすいだろう。この点が評価され、後に[[【ロージアミラダンテ】]]で使われる1枚となった。これにより、
+状況に合わせて [[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]から進化させ、相手の動きを止める
+次のターンに [[《時の法皇 ミラダンテXII》]]に[[革命チェンジ]]。《バラディオス》を手札に戻す
+何度も使いまわしながらパワー12000のブロッカーで[[スピードアタッカー]]による奇襲を防ぎ、そして相手クリーチャーを常にフリーズさせ続ける

・・・・・・という、以前では考えられないほどユーティリティな動きが可能となった。

[[アンタッチャブル]]を持つ[[コスト踏み倒しメタ]]の[[《異端流し オニカマス》]]相手でも、[[cip]]の全フリーズで寝かせた所を中盤以降役割の少なくなる[[《制御の翼 オリオティス》]]などから[[タップキル]]することで対処可能。

2023/11/04開催の伊達CS(アドバンス)では、優勝者と3位入賞者の[[【白緑巨大天門】]]にピン差しで採用されていた。[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]のような進化ブロッカーも出せるコスト踏み倒し系ブロッカーがあるためである。同じ理由で[[【ムザルミ天門】]]に投入される場合もある。

『[[全国大会2023>公式大会]]』では出場者14人がオリジナルのデッキとして[[【白緑巨大天門】]]を使用したが、その内5人がこれを使用していた(いずれも1枚採用)。ミラーマッチの盤面対策に利用できる上に、相手としてもあると分かっていても採用枚数が少ないことがそれまでの事例から自明であるこのカードのためだけに[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]の[[ロック]]を使う訳にはいきづらい。
『[[全国大会2023>公式大会]]』では出場者14人がオリジナルのデッキとして[[【白緑巨大天門】]]を使用したが、その内5人がこれを使用していた(いずれも1枚採用)。ミラーマッチの盤面対策に利用できる上に、相手としてもあると分かっていても採用枚数が少ないことがそれまでの事例から自明であるこのカードのためだけに[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]の[[ロック]]を使う訳にはいきづらい。[[オールタップ]]を[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]のバトル勝利時能力に繋げることもでき、アドバンスさながらの展開力を裏技的にもたらしてくれる。
**ルール [#p240e423]
-一度[[シールド]]がなくなっても[[シールド]]を補充すれば[[フリーズ]][[能力]]を再び使うことができる。同じパックに収録されている[[《天運の精霊龍 ヴァールハイト》]]や[[《DNA・スパーク》]]との相性は良い。特に[[《天運の精霊龍 ヴァールハイト》]]は[[進化元]]になり7→8と綺麗に繋がるので相性は抜群。

**他のカード・デッキとの相性 [#lccc8fd6]
-[[ブレイク]]という形でなければ、[[能力]]は[[トリガー]]しない。[[《トンギヌスの槍》]]や[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]はもちろん、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]の[[バトル]]勝利時[[能力]]も[[ブレイク]]ではないため、注意が必要。

-[[《聖霊龍王 ヴィブロス・ヘブン》]]とは異なり、あちらが[[ドラゴン]]または[[エンジェル・コマンド]]が[[進化元]]の対象なのに対してこちらは[[光]]の[[コマンド]]。見逃しやすいが、[[光]]の[[デーモン・コマンド]]からも[[進化]]できる。

-[[進化]][[ブロッカー]]である自身を踏み倒しで出せる手段としてはその後にも[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]などが登場している。

-後に同じく全体[[フリーズ]]能力を持つ進化獣の[[《時の革命 ミラダンテ》]]が登場した。[[パワー]]や[[進化元]]の広さではあちらの方が上だが、後半の[[能力]]が全く違うことや[[ブロッカー]]を持っているため差別化は容易。

**メディアにおいて [#t37ff58c]
-アニメ「VS」では[[ルシファー]]が[[勝太>切札 勝太]]戦で使用。[[《白壁の精霊龍 ヌーベル・バウラ》]]から[[進化]]し、[[能力]]で勝太の[[クリーチャー]]を[[タップキル]]し全滅させた。その後も勝太の猛反撃の際に[[能力]]を発動し、最後は[[T・ブレイク>T・ブレイカー]]を決めるなど終盤を支える活躍をした。
尚、今作のビクトリーカードでは珍しくCGモデルではなくセル画で描かれたクリーチャーである。

**その他 [#gc6490d7]
名前の由来は薔薇とスペイン語で神を意味するDiosからか。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#d2bb23a4]
[[DMPP-22]]で実装。

[[レア]]になった。コスト7に軽量化された。
また、レアになったことで[[ビクトリーアイコン]]を失っている。

***環境において [#z264c952]
実装直後、進化元のレパートリーの貧弱さが尋常ではなく、[[《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》]][[《護英雄 シール・ド・レイユ》]][[《提督の精霊龍 ボンソワール》]]ぐらいしかいなかった。
やはりスムーズに進化できない進化クリーチャーはデッキの回転のノイズになりやすく、[[【サザン・ルネッサンス】>【サザン・ルネッサンス】 (デュエプレ)]]、[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]に0〜2枚と控えめな枚数が採用されていた。

[[DMPP-23]]では素でコストが5の[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]を獲得。[[《聖龍の翼 コッコルア》]]でのサポート込みで少し進化しやすくなった。

[[DMPP-24]]では単体がいることよりも[[cip]]で大半の仕事を終えている[[《真・龍覇 ヘブンズロージア》]]を獲得。なんならその[[cip]]で呼び出せる[[《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》]]も横に添えて進化を終える前の進化元除去を対策できるため、進化までのハードルが大きく下がった。

[[ターン終了ステップ]]にはなってしまうが、《ヘブンズロージア》で[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]出し→踏み倒し効果で《ヘブンズロージア》の上に《バラディオス》を重ねることができる。

進化さえできればこのクリーチャーの封殺性能が相当なもので、この24弾以降では採用枚数は3枚以上にもなることも。
TCGとは異なり盤面制限があるゲーム性で[[オールタップ]]+[[フリーズ]]は一種のロックにもなる。

[[DMPP-25]]では《コッコルア》の枚数増に使える[[《信頼の玉 ララァ》]]が登場。以前にも増して《バラディオス》を[[コスト軽減]]して普通に召喚が成功しやすくなった。他にも[[《宝珠の精霊龍 ロゼッタ》]]や[[《真紅の精霊龍 レッドローズ》]]といった出た時点でリソースを取り戻す癖の少ない軽量の光コマンドが登場しており、進化元が不足している問題はほぼほぼ解消された。

面白い開拓では、【7軸】[[《ガチャンコ ガチロボ》]]で《ヘブンズロージア》と《バラディオス》を共存させ、爆発力を重視したデッキも存在している。

**関連カード [#i1594e5b]
-[[《支配の精霊龍 ヴァルハラナイツ》]]
-[[《海王龍聖ラスト・アヴァタール》]]
-[[《時の革命 ミラダンテ》]]
-[[《神龍連結 バラデスメタル》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#h0991fe8]
-[[DMPP-22]]&br;'''バラディオスの戦う姿は、誰よりも華があるという。'''

**収録セット [#gc521c12]
***[[デュエル・マスターズ]] [#e1c0c8c4]
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DMX-16 「超王道戦略ファンタジスタ12」>DMX-16]]
--[[DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」>DMX-26]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#z8a93bd1]
-CV:[[星祐樹]]
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DMPP-22 「龍解紅蓮伝 -BEGINNING SAGA-」>DMPP-22]]

**参考 [#uebb4bab]
-[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[光]]
-[[コマンド]]
-[[ブロッカー]]
-[[cip]]
-[[シールド]]
-[[ブレイク]]
-[[タップ]]
-[[フリーズ]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ビクトリー]]

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