#author("2024-06-02T22:15:57+09:00","","") #author("2024-06-02T23:48:42+09:00","","") *《&ruby(けっしょうりゅう){結晶龍}; プロタゴニスト》 [#w952c889] |結晶龍 プロタゴニスト SR 水/火文明 (4)| |クリーチャー:スピリット・クォーツ・ドラゴン/美孔麗王国 5000| |相手がクリーチャーを選ぶ時、自分の他のクリーチャーがバトルゾーンにあれば、このクリーチャーは選べない。| |自分のターン中、1枚目のカードを引く時、かわりに自分の手札をシャッフルして山札の下に置き、その後、その手札の枚数より1枚多くカードを引く。| |自分の「ビビッドロー」能力のコストを最大2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。| [[DMRP-16]]で登場した[[水]]/[[火]]の[[スピリット・クォーツ・ドラゴン]]/[[美孔麗王国]]。 [[ビビッドロー]]のサポートに特化した[[スペック]]となっている。 [[置換効果]]によって不安定だった[[ビビッドロー]]の成功率を高めたうえで、[[ビビッドロー]]の[[コスト]]を2軽減できる。 他のクリーチャーを立てて耐性を付けながら順当に4ターン目に着地した場合、次ターンには大体3~4枚のドローが期待できる。 [[ビビッドロー]]に寄せたデッキなら、2枚以上ビビッドロー能力持ちを引くのも難しくはない。 それらを自身の能力で更に軽減できるため、引きによっては[[クリーチャー]]の大量展開も可能となる。 能力を活かせるのが次のターンになり、タイムラグがあるのが明確な弱点。 自分の他のクリーチャーがいれば[[アンタッチャブル]]になるため[[除去]]には強いが、防御・妨害系の能力は持たないため、[[速攻]]が相手だと返しのターンにそのまま[[ダイレクトアタック]]に持ち込まれる可能性もある。 [[ブレイク]]による[[手札補充]]を行ったとしてもそれに関係なく手札交換は強制的に行われる。[[ビートダウン]]や[[速攻]]との対面では逆に[[プレイヤー]]の足を引っ張るだろう。 また、[[アンタッチャブル]]は心強いが、[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]のような複数回[[除去]]を放つ[[能力]]には、他の[[クリーチャー]]を[[除去]]して[[アンタッチャブル]]を剥がされた上でこの[[クリーチャー]]を[[除去]]されてしまうこともあるだろう。 無条件[[アンタッチャブル]]の[[《異端流し オニカマス》]]を横に立てておくなどして、安定感を高めたい。[[ビビッドロー]]持ちとしてシナジーのある[[《雅役者 マチネソワレ》]]も相性が良い。 出した後に手札を増やしていかないと能力を生かせないが、[[《一撃奪取 トップギア》]]などの初動コスト軽減で早出しするとその分手札が消費され、ドローできる枚数が減ってしまうジレンマを抱える。一応横にクリーチャーが並んでいれば[[アンタッチャブル]]になるため、上手くバトルゾーンに維持できれば最終的には減った分の手札を取り戻せる。 ただし自分の[[ドローステップ]]で確実にキープしている手札が入れ替わってしまうため、[[今引き]]で手札の枚数を増やすカードを引けるようにしておきたい。 [[ビビッドロー]]以外では、[[能力]]に大量の[[ドロー]]を必要とする[[《絶海の虎将 ティガウォック》]]や[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]との相性がよい。[[《月光電人オボロカゲロウ》]]よりは重いが継続的な[[アドバンテージ]]を取れるので[[【オボロティガウォック】]]に採用するのも悪くない。[[マナ基盤]]としても優秀であり、[[文明]]の供給が命となる同デッキには願ったり叶ったり。 欠点としては[[cip]]がない、[[青赤]]の[[クリーチャー]]としては[[コスト]]4は[[重い]]、[[耐性]]を発揮するタイミングが少ない、[[手札交換]][[能力]]が[[強制]]、そもそも[[ビビッドロー]]の[[カードプール]]が少ない、この5点がある。特に大きいのはビビッドローのカードプールが少ない点であり、ビビッドローのプッシュも終わった現在では今後劇的な強化がされる見込みも薄い。 -置換効果は1つのイベントにつき1回しか発生しないというルールから、手札交換効果は《結晶龍 プロタゴニスト》が複数体並んでいても一度だけしか行えない。 -[[手札交換]]の性質は[[《ニンプウ・タイフーン》]]に似ているが、あちらと違い[[手札]]を[[山札]]の下に置く際の順番を選べない。 -「シャッフル」という単語で読み間違いやすいが、シャッフルするのは[[山札の下]]に送る手札のみである。山札をシャッフルする訳ではないため、各種[[山札操作]]の妨害にはならない。 -手札のビビッドロー能力持ちを山札に戻し、改めてビビッドローの発動を狙うこともできる。 ただし、戻す先は[[山札の下]]であるため、他のカードの能力で[[山札]]を[[シャッフル]]する、[[《ロスト・ウォーターゲイト》]]を使うなどの工夫が必要となる。 -複数ドローする場合も1枚目のドローを置換する能力であるため、効果処理の順番には気をつけたい。 例えば、[[《シーラ・カンフー》]]と組み合わせた場合、自分のターンの始めに1枚も手札がない状態から結果的に3枚引くことになるが、この場合「1枚目を引くかわりに0枚を戻し、1枚引く」→「2枚目を引く」→「[[ドローステップ]]で1枚引く」ということになる。 -[[コスト踏み倒し]]したい[[クリーチャー]]を[[手札]]にキープできる保証がないため、[[ビビッドロー]]持ちの中でも[[《「祝え!この物語の終幕を!」》]]との相性は悪い。 **[[背景ストーリー>十王篇背景ストーリー]]において [#qa8ba6bf] [[美孔麗王国]]のメインキャストの一人。しかし、その正体は[[鬼札王国]]から[[美孔麗王国]]に送り込まれた監視役である。自分以外を主役と認めず、[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]から主役の美学を奪って自らが主役の座に就いた。さらに[[《メテヲシャワァ》>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]を騙して[[美孔麗王国]]に[[チームウェイブ]]を襲わせた。 [[《メテヲシャワァ》>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]が無力化されたことを知り、自ら[[チームウェイブ]]に乗り込む。 自分にとって都合の悪いエンディングを[[《偽代助演 スケプティック》]]によって吹き飛ばす事で有利に闘っていたが、彼の支配から解放された[[《メテヲシャワァ》>《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]と[[《キング・マニフェスト》]]による[[なんかすごい>《N・S・Y》]]シンクロ攻撃によって[[《スケプティック》>《偽代助演 スケプティック》]]共々倒された。 -他の監視龍の三体が[[生と死を操る>《大樹王 ギガンディダノス》]]、[[都合の悪い戦いの結果をなかったことにする>《聖板龍 ジークシュトルツ》]]、[[罪の意識を持った者を塵に変える>《断影龍 ユスティーツァ》]]など能力が描写されているのに対し、こちらにはそういった描写がなく、スケプティックの力に頼り切っているように見える。 --上述の本人の名に反する味方をサポートする能力の通り、自分以外に上手く頼りその力を利用する事こそが彼の能力だったのだろうか。 **漫画・アニメでの活躍 [#qefb145c] -漫画『キング』では[[チョウキ]]が[[ボルツ]]戦(2戦目)で使用。 -アニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』では第30話で漫画版と同様に[[チョウキ]]が[[切札 ジョー]]戦で使用する形で初登場。声優は[[福西勝也]]氏。 [[手札交換]]で[[ビビッドロー]]を誘発させ、[[ビビッドロー]]持ちの[[クリーチャー]]を大量展開した。 -その後の第35話ではラジアータ松が[[ボルツ]]戦で使用。 [[手札交換]]で[[《絶海の虎将 ティガウォック》]]の[[コスト]]を軽減している。 **その他 [#qefb145c] -初の[[スピリット・クォーツ・ドラゴン]]。 -名前に「結晶龍」とあるが、[[DMD-17 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 神秘の結晶龍」>DMD-17]]および[[クリスタル・コマンド・ドラゴン]]とは関係ない。 -「プロタゴニスト」は「主役」の意。 主役を名乗る割には他のクリーチャーがいると選ばれなかったり、効果がサポート特化だったりとなかなか皮肉が効いたデザインとなっている。 -この[[クリーチャー]]を入れた[[【青赤ビビッドロー】]]は、専ら《結晶龍 プロタゴニスト》を主軸とした[[今引き]]に頼ったプレイングを強制される。[[背景ストーリー]]において[[美孔麗王国]]から美学を奪って劇の主役となり、刹那的な演劇を行わせていた事がよく再現されていると言える。 -射場本正巳氏により、カードデザインのモチーフが[[Magic:The Gathering]]の[[《テフェリーの細工箱/Teferi's Puzzle Box》>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%86%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%B4%B0%E5%B7%A5%E7%AE%B1/Teferi%27s_Puzzle_Box]]((https://twitter.com/syaba3/status/1340207821741158400))であることが明かされている。 **[[サイクル]] [#w196ad54] [[DMRP-16]]で登場した[[ドラゴン]]化[[サイクル]]。 -[[《地封龍 ギャイア》]] -''《結晶龍 プロタゴニスト》'' -[[《聖板龍 ジークシュトルツ》]] -[[《断影龍 ユスティーツァ》]] **関連カード [#y5d9f5a1] -[[《ニンプウ・タイフーン》]] **[[フレーバーテキスト]] [#df3ed4dd] -[[DMRP-16]] '''その[[龍>ドラゴン]]が奪いしは、主役の美学。''' **収録セット [#zc38d7f0] -illus.[[boyaking]] --[[DMRP-16 「十王篇 第4弾 百王×邪王 鬼レヴォリューション!!!」>DMRP-16]](S9/S11) **参考 [#e19849c2] -[[スピリット・クォーツ・ドラゴン]] -[[美孔麗王国]] -[[アンタッチャブル]] -[[ドロー]] -[[置換効果]] -[[手札]] -[[シャッフル]] -[[ビビッドロー]] -[[コスト軽減]] -[[【青赤ビビッドロー】]] ---- [[公式Q&A]] -2つ目の能力について >Q.自分の[[《海底鬼面城》]]が要塞化されている状況で、その能力によって自分のターンのはじめに相手が引くカードに、自分の''《結晶龍 プロタゴニスト》''の置換効果を適用できますか?&br;類似例:[[《真実の名 サイバー・O・ホーリー》]] A.いいえ、適用されません。''《結晶龍 プロタゴニスト》''で引くことを置き換えられるのは、自分がこのターンはじめて引くカードです。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39129]](2020.12.15) >Q.自分の手札が5枚あります。バトルゾーンに自分の''《結晶龍 プロタゴニスト》''と[[《日曜日よりの使者 メーテル》]]がバトルゾーンにいる状況です。ターンのはじめの1枚目を引く時、''《結晶龍 プロタゴニスト》''の置換効果で手札をシャッフルして山札の一番下に置きました。''《結晶龍 プロタゴニスト》''の「その後」以降の能力でカードを6枚引く際に[[《日曜日よりの使者 メーテル》]]の置換効果をそれぞれ適用できますか? A.いいえ、''《結晶龍 プロタゴニスト》''と[[《日曜日よりの使者 メーテル》]]がバトルゾーンにいる状況で1枚目のカードを引く場合、どちらか片方の置換効果しか適用できません。 #region2(([[総合ルール]] [[609.8>総合ルール本文#rule609_8]])){{ :609.8. |複数の置換効果が単一のイベントを同時に修整しようとした場合、どの効果が適用されるかはターン・プレイヤーの効果を優先したうえで、同じプレイヤーが複数個の置換効果を持つ場合、そのプレイヤーがどの効果が適用されるかを選びます。 ::609.8a |呪文の効果が自身の移動を置換する場合、それは他の置換効果よりも優先して適用されます。&br;例: 《龍素記号Sr スペルサイクリカ》の能力で墓地から《ブレイン・チャージャー》を唱えた後、「チャージャー」の置換効果が優先され、《ブレイン・チャージャー》はマナゾーンに置かれる。&br;例: 《ブロッケン・ヴォーン》がいる状況で、マナゾーンから《生命と大地と轟破の決断》を唱えた後、呪文能力にある「墓地に置くかわりに」の置換効果が優先され、《生命と大地と轟破の決断》は山札の一番下に置かれる。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39130]](2020.12.15) &tag(クリーチャー,水文明,火文明,青赤,2色,多色,コスト4,スピリット・クォーツ・ドラゴン,スピリット・クォーツ,ドラゴン,美孔麗王国,パワー5000,アンタッチャブル付与,1枚目のカードを引く時,置換効果,山札送り,手札交換,ドロー,ビビッドローサポート,コスト軽減,SR,スーパーレア,boyaking,十王篇ブロック);