#author("2022-08-21T22:24:49+09:00","","")
#author("2023-04-23T15:04:37+09:00","","")
*《&ruby(しでんじょう){紫電城}; バルザーク》 [#a062ac4e]

|紫電城 バルザーク SR 火文明 (5)|
|城|
|城−自分のシールドをひとつ選び、このカードを付けて要塞化する。 その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。(「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)|
|バトルゾーンにある自分のクリーチャーがブレイクするシールドの数を2倍にする。|
|この城を付けて要塞化したシールドが他の城によって要塞化されていなければ、そのシールドが相手のクリーチャーにブレイクされる時、かわりに他のシールドを1枚手札に加えてもよい。|

[[DM-30]]で登場した[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]を髣髴とさせる[[火]]の[[城]]。

自分の[[クリーチャー]]の[[シールド]][[ブレイク]]数を2倍にする[[効果]]を持つ。名前だけでなく[[能力]]的にもそちらの2回[[攻撃]]を想起させるものになっている。

全ての[[クリーチャー]]が最低でも[[W・ブレイカー]]持ちになり、元から[[W・ブレイカー]]ならもちろん[[Q・ブレイカー]]となる。上手く使えば[[シールド]]が一気に吹き飛ぶため、破壊力は高い。
[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]などの[[シールド焼却]][[能力]]をもつ[[クリーチャー]]の[[シールド]][[ブレイク]]数を2倍にして[[攻撃]]するということもできる。[[《陽炎の守護者ブルー・メルキス》]]など、[[ブレイク]]するかわりに何らかの行動を起こせる[[カード]]でも面白い。
[[《「祝」の頂 ウェディング》]]や[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]など、[[シールド焼却]]系の[[クリーチャー]]は全て複数[[ブレイク]][[能力]]持ちなので、それらとの[[コンボ]]が決まれば一気に相手のほとんどの[[シールド]]が[[墓地]]行きとなる。

奇襲性が高く、ある意味[[呪文]]のようにして扱うこともでき、[[ビートダウン]]のお供として使える。[[W・ブレイカー]]持ちと他に[[クリーチャー]]が2体以上いれば[[1ショットキル]]の圏内となるため、[[S・トリガー]]が入っていなければそのまま殴り勝ってしまうこともある。

後半の[[シールド]]身代わり[[効果]]によって永続性も高く、場持ちも悪くはない。この[[カード]]を使って攻め込んでいる時に[[シールド]]を狙う暇は相手にはなかなかないだろう。

弱点は[[ブロッカー]]に弱いところか。破壊力はあるものの[[ブロック]]されてしまえば無意味であるため、[[ブロッカー]]の多い[[デッキ]]には性能を発揮しづらい。[[《超次元の手ブルー・レッドホール》]]や[[《熱血龍 GENJI・XXX》]]などを使って確実に[[攻撃]]を通せるようにするといいだろう。

爆発力はあるが隙も大きいという[[火]][[文明]]らしい[[カード]]と言える。

-本家[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]がこの[[城]]を[[要塞化]]した状態で[[攻撃]]すると、[[Q・ブレイカー]]を2回叩き込むことになる。相手が[[シールド追加]]していても[[S・トリガー]]を踏まない限りは大抵全て割りきってしまうだろう。もっとも、元から最大で4枚[[ブレイク]]できるのでそこまでする必要は無いのだが。

-[[ブレイク]]数を増やす[[カード]]として有名な[[呪文]]には[[《カンクロウ・ブラスター》]]がある。あちらは[[ブロック貫通]][[効果]]と[[呪文]]に対する[[アンタッチャブル]]を[[付与]]するので、[[ブロッカー]]と[[S・トリガー]]に対する耐性は高い。

-[[攻撃]]せずに[[シールド]]を[[ブレイク]]することのできる[[能力]]の[[ブレイク]]数も2倍される。[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]などがこれに当てはまる。

-[[能力]]は重複するため、複数の《紫電城》を[[要塞化]]していれば[[シールド]][[ブレイク]]数が4倍にも8倍にもなる。たいてい[[オーバーキル]]だが。

-[[《光神龍ラル・アブゾーバー》]][[《インパクト・アブソーバー》]]は天敵。この[[城]]の[[効果]]を完全に打ち消されてしまう。

-あまりにド派手なイラストのため、[[カード名]]が右寄りになってしまっている。[[DMX-14]]版では修正されている。

-一応「[[紫電]]」の名称カテゴリに属する[[カード]]である。ただし、[[紫電]]サポートは全て「名前に《[[紫電]]》とある[[ドラゴン]]」が対象であり、このカードをサポートするカードは存在しない。

-漫画「SX」番外編にて、[[勝舞>切札 勝舞]]の夢の中で登場。勝舞と[[《紅神龍バルガゲイザー》]]ら[[ドラゴン]]軍の本拠地であり、[[《奇跡の精霊ミルザム》]]率いる[[光]]軍との戦いにおいての作戦を立てていた。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#u38a0aa8]
|紫電城 バルザーク SR 火文明 (5)|
|城|
|城|
|自分のクリーチャーがブレイクするシールドの数を2倍にする。|
|相手はカードをシールド化できない。|
|この城がシールドゾーンを離れた時、相手のパワー6000以下のクリーチャー1体を破壊する。|

[[DMPP-11]]で実装。ブレイクからの身代わり能力が削除されたが、新たに[[シールド化]]に対するメタを得て、離れた時に発動する6000[[火力]]で補われた。

2つ目の能力は、すなわち相手が発動させた「いずれかのゾーンからカードをシールドゾーンに置く」行為すべてが[[ロック]]されることとなる。
言い換えれば、[[《奇跡の精霊ミルザム》]]などの[[シールド追加]]に加え、[[《魂と記憶の盾》]]などの[[シールド送り]]が無効化されるということ。よって、自分が《魂と記憶の盾》を唱えた場合は、問題なく相手クリーチャーをシールド化できる。
//2つ目の能力は、すなわち相手が発動させた「いずれかのゾーンからカードをシールドゾーンに置く」行為すべてが[[ロック]]されることとなる。
//言い換えれば、[[《奇跡の精霊ミルザム》]]などの[[シールド追加]]に加え、[[《魂と記憶の盾》]]などの[[シールド送り]]が無効化されるということ。よって、自分が《魂と記憶の盾》を唱えた場合は、問題なく相手クリーチャーをシールド化できる。

2つ目の能力は、発生源が自分・相手は問わず、''相手が選ぶことになったシールド化対象は、シールド化が不発になる''処理となる。
相手が[[《奇跡の精霊ミルザム》]]などの自身に[[シールド追加]]することに加え、相手が使った[[《魂と記憶の盾》]]などの[[シールド送り]]の除去が無効化される。

また、デュエプレの裁定では《紫電城 バルザーク》を使っている側が[[《「祝」の頂 ウェディング》]]を召喚し、''相手自身にシールド化するカードを選ばせた場合にそれはシールド化されない''。(2023/04/23検証)
//《デュエマの鬼!キクチ師範代》で《白骨の守護者ホネンビー》の墓地回収すら使えない(総合ルール101.3aに抵触)という裁定ミスがあったので、一応「デュエプレの裁定では」としておく。

-できないことがカードの効果で実行されようとした場合、その部分は不発になる(総合ルール 101.3.)。
--例えば[[《ホーリー・メール》]]などは唱えることはできるが、それを唱えて手札を1枚選んでも[[シールド化]]は不発となり、選ばれたカードは手札にとどまる。

***環境において [#nb550f3c]
[[DMPP-14]]にてこのカードが環境に刺さっていることが判明した。

メイン能力のブレイク数強化は、[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]など小型クリーチャーを並べやすいため、高速で[[リーサル]]を目指すことができる。

追加された[[シールド化]]メタも、この14弾で登場した[[《龍聖大河・L・デストラーデ》]]に対し、構築を歪めることなく性能を抑止することができる。

TCG版から失われた[[要塞化]]を守る[[ブレイク置換効果]]も、埋め合わせとして得た6000[[火力]]で全く異なる感覚での運用となった。言語化するなら、相手に公開している[[S・バック]]といった具合だろう。
パワー6000は[[W・ブレイカー]]を得る分水嶺で、このカードで焼ける範囲が広いのが強み。[[《龍聖大河・L・デストラーデ》]]といった中型も破壊できる。

[[DMPP-15]]期開催の[[BATTLE ARENA]]8thでも、ベスト8に残った【超次元GENJIビート】で使われていた。
**[[サイクル]] [#p090c3eb]
他の[[シールド]]を身代わりにする[[置換効果]]を持った[[城]]。
-[[DM-30]]
--''《紫電城 バルザーク》''
--[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]
--[[《ハッスル・キャッスル》]]
-[[DM-35]]
--[[《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]
-[[DMR-02]]
--[[《パンドラ城 デス・ファントム》]]

**関連カード [#t22c6c28]
-[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]
-[[《バルザーク・熱風・ドラゴン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#m0353106]
-[[DMPP-11]]&br;'''激化していく戦国武闘会は幾度のルール改訂を経て、ついには要塞や[[城]]までもが使用可能となった。'''
**収録セット [#uc1d8cb4]
***[[デュエル・マスターズ]] [#z4067463]
-illus.[[Kazuo Matsushima]]
--[[DM-30 「戦国編 第3弾 戦極魂(ウルトラ・デュエル)」>DM-30]](S4/S5)
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]](4/84)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#kdd2b877]
-illus.[[Kazuo Matsushima]]
--[[DMPP-11 「戦極大決戦 -CLIMAX GALAXY-」>DMPP-11]]

**参考 [#p91f09fd]
-[[城]]
-[[バトルゾーン]]
-[[クリーチャー]]
-[[ブレイク]]
-[[シールド]]
-[[要塞化]]
-[[置換効果]]
-[[シールド回収]]
-[[紫電]]

&tag(城,火文明,赤単,単色,コスト5,追加ブレイク,ブレイクされる時,ブレイク置換効果,シールド回収,紫電,SR,スーパーレア,Kazuo Matsushima,城 (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),赤単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト5 (デュエプレ),追加ブレイク (デュエプレ),シールド追加メタ (デュエプレ),離れた時 (デュエプレ),火力 (デュエプレ),単体火力 (デュエプレ),パワー6000以下 (デュエプレ),除去 (デュエプレ),単体除去 (デュエプレ),破壊 (デュエプレ),単体破壊 (デュエプレ),紫電 (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),Kazuo Matsushima (デュエプレ));