#author("2024-04-24T18:14:10+09:00","","")
#author("2024-09-23T20:02:42+09:00","","")
*《&ruby(フレンド・ジャイアント){竹馬の超人};/テイクバック・チャージャー》 [#c9c9c415]

|竹馬の超人 UC 自然文明 (7)|
|クリーチャー:ジャイアント 11000|
|''W・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をタップしてマナゾーンに置く。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|テイクバック・チャージャー UC 自然文明 (3)|
|呪文:ジャイアント・スキル|
|コスト3以下のエレメントを1つ選び、タップして持ち主のマナゾーンに置いてもよい。|
|''チャージャー''(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く)|

[[DM23-RP2]]で登場した[[自然]]の[[ジャイアント]]と[[自然]]の[[ジャイアント・スキル]][[呪文]]の[[ツインパクト]]。

[[クリーチャー]]側は[[cip]]で[[タップイン]]方式の2[[マナブースト]]を行う7[[コスト]]11000[[W・ブレイカー]]。

呪文側は敵味方のどちらかを対象にコスト3以下の[[エレメント]]1つをタップインで[[マナ送り]]にする付加効果を持つ[[チャージャー]]。

特に、相手のエレメントをマナ送りする場合のコストパフォーマンスが異常に高く、[[《ボイル・チャージャー》]]より除去できるコストの範囲が上。[[任意]]なので[[空撃ち]]目的にも使える。

さらに、自分のエレメントもマナ送りにできる。[[《メビウス・チャージャー》]]と同じく、[[《アストラル・リーフ》]]や[[《桜風妖精ステップル》]]などをマナ加速に変換できる。加えて、この呪文では[[《ジャスミンの地版》]]のような[[タマシード]]でも利用できる。無難に[[cip]]を使い終わった[[《天災 デドダム》]]をマナ送りにしても美味しい。

単なる[[打点]]ずらしとしても有用で、[[【我我我ブランド】]]では[[《烈火大聖 ソンクン》]]と[[《U・S・A・BRELLA》]]といった例外、[[《ボン・キゴマイム》>《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]などによってやむを得ず攻撃できなかった各種大型《ブランド》を除いて除去できるため、溜めるプランにも刺さる。

ただし[[《ボイル・チャージャー》]]に劣る点として、[[カード指定除去]]とエレメント除去の違いにより[[封印]]を選べないので、[[《インフェル星樹》]]風の運用はできない。
またケースは限られるが、[[《メビウス・チャージャー》]]と比べると[[コスト]]4以上の味方は[[マナゾーン]]に置けない点で劣る。

これまで[[《インフェル星樹》]]を除けば自然には環境クラスのカード指定除去が存在しなかったが、このカードはエレメント指定とはいえそれまでの歴史を塗り替えるようなスペックである。

元々[[マナブースト]]に長ける[[自然]]においてチャージャーは余程のスペックでもない限り敬遠される傾向にあるが、これだけ優秀なら[[種族デッキ]]や[[コントロール]]を中心に採用される可能性があるだろう。

強いて言えば序盤に[[マナ送り]]方式の除去を放つことは利敵行為になりかねないという懸念がある。[[汎用性]]の高いスペックに反して取扱いは若干難しいので[[唱える]]タイミングに注意しよう。

**他のカード・デッキとの相性 [#od7482ae]
-[[【5色ガイアハザード退化】]]のようなデッキにも、[[汎用性]]を損なわないスター退化手段として利用価値がある。

-[[コスト踏み倒しメタ]]を[[コスト]]指定で[[除去]]しながら3→5と[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]に繋ぐ事が出来るので、[[【5色ザーディクリカ】]]にも採用される見込みがある。
--[[【5色ザーディクリカ】]]と[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]は元々[[【青魔導具】]]が苦手なのだが、デッキの[[汎用性]]を損なわない対策札として期待が寄せられる。

-[[【チアスカーレット アカネ】]]にとっても[[軽量級]][[除去]][[ジャイアント]]は貴重。

-7コスト以上のクリーチャー側と除去付き3コストチャージャーが一体になっているという事で[[【白緑巨大天門】]]にも適性がある。そちらはマッハファイター以外の除去には今一つ恵まれないため、猶更期待できる。

-[[【ターボメビウス】]]においては、本家[[《メビウス・チャージャー》]]と合わせて最大8枚体制にできる。

**環境において [#la51ae9a]
登場当日から詰み盤面回避用エレメント指定除去枠として、[[【5色ザーディクリカ】]]に2枚程度挿されるようになった。

[[【チアスカーレット アカネ】]]のような[[ジャイアント]]基盤にも当然採用される。

[[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]にも採用される。[[ガチンコ・ジャッジ]]適性こそ及第点レベルに過ぎないが、[[コスト踏み倒しメタ]]による詰み盤面を[[除去]]によって回避できる。

[[《巨大設計図》]]によるサポートの範囲内であることから、[[【白緑巨大天門】]]に使われることも。

[[《異端流し オニカマス》]]に[[除去]]が効かない点も、[[【白緑巨大天門】]]なら[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]で無効化できる上に、[[ループ]]系統なら無視して[[コンボ]]を成立させることができる。

登場からあまり使われなかった[[《ボイル・チャージャー》]]と異なりそれなりの需要があるのは、やはりクリーチャー側が付いているのが大きいだろう。

除去の定めで採用枚数は環境に左右される。[[DM23-RP4]]期時点では主な採用が[[【アカシック3】]]などの[[《巨大設計図》]]基盤に限定されるようになった。後は[[【5色ザーディクリカ】]]で少数使われる程度か。少しずつ[[エレメント]]指定[[除去]]が[[インフレ]]しているのが大きい。

『[[全国大会2023>公式大会]]』では[[《水雲の聖沌 5u170n》]]不採用の[[《Rev.タイマン》]]採用型[[【白緑巨大天門】]]に、手薄になったメタカードへの対処として2間程度挿されるケースが見られた。
**その他 [#z4efe5c3]
-クリーチャー側のカード名のルビは「竹馬(ちくば)の''友''」から取られて「フレンド」になっている。

-これだけのスペックの3コストチャージャーが登場したのは、[[カード指定除去]]付き3コストチャージャーである[[《ボイル・チャージャー》]]があまり使われなかったことも影響していると思われる。

-呪文側のテイクバックは、スイングの際に「最初にクラブを後ろに振り上げる動作」を指すゴルフ用語。また、「テイクバック」→「take back」→「タケバック」→「竹馬っく」と語呂合わせになっている。
-クリーチャー側のカード名のルビは「竹馬(ちくば)の''友''」から取られて「フレンド」になっている。
呪文側のテイクバックは、スイングの際に「最初にクラブを後ろに振り上げる動作」を指すゴルフ用語。また、「テイクバック」→「take back」→「タケバック」→「竹馬っく」と語呂合わせになっている。

**[[サイクル]] [#af713618]
[[DM23-RP2]]のコスト7の[[クリーチャー]]とコスト3の[[チャージャー]][[呪文]]の[[ツインパクト]][[サイクル]]。すべて[[アンコモン]]で[[cip]]を持つ。

-[[《聖沌忍者 シャーリーシー/シャーリー・チャージャー》]]
-[[《音素記号Bm エネルジコ/♪水面から 天掴まんと するチャージャー》]]
-[[《モノクル=ドクトール/「すべてを見通す眼だ」》]]
-[[《セルリアン・アックス・ドラゴン/ダブルアックス・チャージャー》]]
-''《竹馬の超人/テイクバック・チャージャー》''

**関連カード [#te1ed27a]
-[[《二角の超人》]]
-[[《トラップの地版》]]

-[[《ソイル・チャージャー》]]
-[[《メビウス・チャージャー》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#sdd0f59b]
//-[[DM23-RP2]]&br;''''''

**収録セット [#jfcb8817]
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」>DM23-RP2]](45/74)
-illus.[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DM24-SD2 「いきなりつよいデッキ 守りの王道」>DM24-SD2]](9/11)

**参考 [#le126b34]
-[[ツインパクト]]
-[[ジャイアント]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[マナブースト]]
-[[ジャイアント・スキル]]
-[[マナ送り]]
-[[チャージャー]]

&tag(ツインパクト,クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト7,ジャイアント,パワー11000,W・ブレイカー,cip,マナブースト,マナタップイン,呪文,コスト3,ジャイアント・スキル,コスト3以下,除去,単体除去,エレメント指定除去,マナ送り,単体マナ送り,自己マナ送り,チャージャー,・,UC,アンコモン,Shishizaru,Norikatsu Miyoshi,アビス・レボリューションブロック);