#author("2023-01-31T09:44:19+09:00","","")
#author("2023-01-31T09:49:32+09:00","","")
*《&ruby(きんだんきかん){禁断機関}; &ruby(ブイブイ){VV};-&ruby(エイト){8};》 [#a8f09aa7]

|禁断機関 VV-8 LEG 水文明 (6)|KNDA VV-8 LEG Water (6)|
|禁断クリーチャー:(種族なし) 12345|KNDN Creature: 12345|
|''T・ブレイカー''|Triple Breaker|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から5枚を見て、その中から2枚を自分の手札に加える。このクリーチャーに封印を3つ付ける。|When you put this creature into the battle zone,  look at the top 5 cards of your deck and put 2 of them into your hand, put 3 seals on this creature.|
|''禁断機動'':このクリーチャーの封印がすべてなくなった時、このターンの後に自分のターンを追加する。|Forbidden Riser: When this creature becomes unsealed take an extra turn after this turn.|
|>|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DMR-22]]で登場した[[水]]の[[禁断クリーチャー]]。

[[火]][[文明]]以外では初の[[無種族]]であり、登場時に[[手札補充]]と自身に[[封印]]を3枚置き、その[[封印]]を全て解放することで[[追加ターン]]を得る[[禁断機動]]を持つ。

[[禁断]]の特徴として、[[cip]]によって自身に[[封印]]をつけなければならない。

この[[クリーチャー]]は[[封印]]を3つ要求されるが、封印を付ける前に[[トップデック]]から5枚を見て、うち2枚を手札に加えた後、選ばなかった3枚を山札の上に戻し、すぐにその3枚を[[封印]]として付けることになる。
つまり、単なる2[[ドロー]]+[[封印]]に収まらず、5枚の中から重要なパーツを引き抜きつつ、どの[[カード]]が[[封印]]に回ったかを把握できるのである。

そして[[封印]]の全解放を条件とする新たなギミック「[[禁断機動]]」を備える。
同一条件の[[禁断解放]]が[[裏返す]]ことに主眼を置いているのに対し、[[禁断機動]]は何らかの[[効果]]をもたらす。[[《禁断機関 VV-8》]]の場合は発動すると[[追加ターン]]を得る。

そもそも[[追加ターン]]の獲得は難易度が高く、手軽なものでも[[トップデック操作が必須>《ザ・ユニバース・ゲート》]]なものや、[[ガチンコ・ジャッジに勝つ>《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]こと、[[相手に選んでもらう>《熱血星龍 ガイギンガ》]]ことが条件であったり、[[プレミアム殿堂]]した[[《無双竜機ボルバルザーク》]]でさえとどめを刺し損ねると強制敗北という手痛い[[デメリット]]を持っていた。
この[[カード]]も条件持ちでタイムラグが存在することがネックであるものの、先駆者たちに比べ予想外の事態が起きにくく、[[コンボ]]が決まれば延々デメリット無しの[[追加ターン]]を得られることを考えると、やはりハイスペックと言わざるを得ないだろう。

そして特筆すべきは[[《Dの禁断 ドキンダムエリア》]]とは抜群の相性の良さを誇る点か。
出す順番やタイミングが若干噛み合わないが《ドキンダムエリア》の[[効果]]で[[《禁断機関 VV-8》]]の[[封印]]を一気に外せるだけでなく、[[禁断機動]]を発動した後に[[《スパイラル・ゲート》]]等で[[《禁断機関 VV-8》]]を能動的に[[除去]]することで、再度[[封印]]して[[《禁断機関 VV-8》]]を保護しつつ[[禁断機動]]の再装填ができる。
[[コスト]]6と案外軽く、[[《龍脈術 落城の計》]]等の[[コスト]]指定[[除去]]に引っかかりやすいのも逆にメリットとなり得る。

しかも[[封印]]されている間は[[除去]]に警戒する必要もなく、[[青単]]であっても[[《宇宙 タコンチュ》]]+[[《アクア忍者 ライヤ》]]等の[[コンボ]]を駆使すれば、登場後に1[[ターン]]ほど耐え切れれば外せてしまう事も多いだろう。
また[[コンボ]]に頼らずとも、[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]ならば[[《超次元ガード・ホール》]]などから手軽に呼び出し可能であり、[[覚醒]]条件を満たすついでに[[封印]]を全て取り外す事が出来る。

これを応用し、何らかの方法で[[除去]]→[[封印]]解除を繰り返す[[ループ]]を作ることができれば、無限ターンを作り出すことも不可能ではない。

なお、これらの[[能力]]に加え[[T・ブレイカー]]と1万2千345もの[[パワー]]を持っていることも忘れてはならない。
[[封印]]こそ付けて登場するものの、[[禁断機動]]発動後にほぼ確実に場にいる[[ファッティ]]としては十分すぎるサイズだろう。

弱点は、[[禁断機動]]を発動までは[[テンポアドバンテージ]]が全く稼げないこと。特に6コストで[[テンポアドバンテージ]]を稼げないのはかなり痛いところで、バトルゾーンに出たターン中に禁断機動を発動させでもしない限り、相手に1ターン分の猶予を与えることになる。
かと言って、事前に[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]などを用意しておいて、バトルゾーンに出たターン中に禁断機動を発動させようにも[[オーバーキル]]である。

ただ、ポテンシャル自体は非常に高い[[カード]]なので、上手く使ってやりたいところである。

**環境において [#b9f8606f]
登場当初は[[侵略]]・[[革命チェンジ]]が支配する高速環境であり、まだ手軽な[[封印]]外し手段がなかったため、一部の[[【白青黒超次元】]]や[[【シリンダミラダンテ】]]で使われることがあっても良いカード止まりの評価であった。

[[新章デュエル・マスターズ]]で[[コスト踏み倒しメタ]]が普及して相性の良い侵略・革命チェンジが動かしづらくなったため、このカードの評価が下がった。

[[双極篇環境]]では、[[【VVギガタックジョリー】]]が確立される。[[《ギガタック・ハイパー・トラップ》>《ハイパー・ギガタック/ギガタック・ハイパー・トラップ》]]で相手[[クリーチャー]]を一掃しつつ[[《禁断機関 VV-8》]]の[[封印]]を外して[[追加ターン]]を獲得、追加ターンで[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]を[[召喚]]して[[エクストラウィン]]するというものだが、[[【ビッグマナ】]]でありながら[[防御札]]が少ないこと、他に早く決着がつけられる[[即死コンボ]]がいることが要因で、環境に定着することはなかった。

こうして登場から約3年間環境に好かれていなかったが、[[超天篇]]に入ると転機が訪れる。相性の良い[[《SSS級天災 デッドダムド》]]及び優秀な軽量[[コマンド]]の登場により、[[【青黒緑デッドダムド】]]にて活躍の機会を得る。5ターン前後で安定して[[禁断機動]]による[[追加ターン]]を行うことが出来るようになったことでこのカード自体が[[トップメタ]]入りした。[[CS>チャンピオンシップ]]でも見かけないことがないほどの常連カードとなり、その地位は一気に急上した。正に大器晩成と言えるほどの快挙だが、それが行き過ぎてしまい、今度は[[殿堂入り]]を望む声が上がってしまう。

しかし、[[DMRP-11]]期に[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]が成立して以降そちらに速度負けする【青黒緑デッドダムド】の勢いは衰え、このカードの強さに対するプレイヤー達の不満も落ち着いた。

しかし、これは[[【ミッツァイル】]]がそれ以上に強いというだけの話であって、このカードおよび【青黒緑デッドダムド】も強力であることに変わりはないため、[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]と同時に殿堂入りを予想する者も多かった。その予想は見事に的中し、両者共々2020年1月1日付で[[殿堂入り]]が決定した。直前に登場した[[《堕悪の覇王 シャークウガ》>《堕悪の覇王 シャークウガ/闇の魔改造》]]との相性の良さも関係していると思われる。[[追加ターン]]関連のカードとしては3例目の殿堂入り。

登場から[[殿堂入り]]まで約3年と3か月半だが、発掘から殿堂入りまでの期間はわずか数か月程度と考えるとやや不遇。
[[殿堂入り]]後は4投できない制約を受けたが、その後の【デッドダムド】の復権や更に[[水]]の[[コマンド]]を出しやすくする[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]の登場、極めつけに[[オリジナル]]フォーマットの誕生と、[[殿堂入り]]後も十分活躍している。

2022年1月のオリジナルでは、[[《SSS級天災 デッドダムド》]]や[[《天災 デドダム》]]で[[禁断機動]]を狙う型の[[【5色ザーディクリカ】]]が[[チャンピオンシップ]]で結果を残した。
**ルール [#k61d6ce7]
-一度[[バトルゾーン]]に出しているため、相手の場に[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]や、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]の影響下などでは[[タップ]]状態でバトルゾーンに出てから、[[封印]]を3つ付ける事になる。そのため、[[禁断機動]]を発動したターンではタップ状態なので、[[追加ターン]]に突入してからでないと実質[[攻撃]]に参加できなくなる。
--同様に[[召喚酔い]]も[[封印]]されることで無効にすることはできないため、出したターンに[[禁断機動]]を行ってもそのターンは攻撃に参加できない。

-[[コスト踏み倒しメタ]]の能力が解決される前に自らを封印することを解決すれば、ルール上このカードの存在が無視されるため[[コスト踏み倒しメタ]]には除去されない。つまりこのカードは''一度バトルゾーンに出さえすればあらゆるコスト踏み倒しメタを貫通する''。
--ただし、[[コスト踏み倒しメタ]]の持ち主側がアクティブプレイヤーである場合、先に除去が解決されるため、これは成り立たない。

-テキスト上はあくまで、[[カード]]を[[手札]]に加えた後に「[[山札の上]]」から[[封印]]をつける事になっている点に注意。
--[[《巡霊者メスタポ》]]が存在する場合、[[山札]]を見る事ができないので結果的に[[カード]]を[[手札]]に加えることはできないが、[[封印]]は普通に置かれる。
--この[[クリーチャー]]に[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]の[[Dスイッチ]]を使った場合、二度目の[[cip]]で見たカードのうち、手札に加えなかった分は''元の順番で山札の上にとどまる''(一度目の[[cip]]でこの[[クリーチャー]]は[[封印]]され無視されるので、新たに[[封印]]を置くことができない)。

-このクリーチャーに付ける封印は元々持ち主が[[見た>見る]][[山札]]から付けられるものであり、封印として付けたカードは進行上持ち主には明白なはずである。そのため、付けた後にその封印を持ち主が覗き見しても、特に問題は無い。
**他のカードとの関係 [#pfefe6b6]
-強力な[[コスト踏み倒しメタ]]として環境で活躍する[[《異端流し オニカマス》]]はコスト踏み倒しに対する除去が[[バウンス]]であり、安易にコマンドをバウンスすると[[封印]]を外す手助けをしてしまうことになる。そのため封印を外すギミックを行うこのカードには弱い部分がある。
--《オニカマス》の登場以降、[[【シリンダミラダンテ】]]ではこの[[カード]]が《オニカマス》をケアする手段としての性質を帯びるに至った。

-この[[禁断文字]]版のカードにて、数字の8・5・2・3の[[禁断文字]]が判明した。また[[禁断機動]]は「Forbidden Riser」とされている(直訳だと「Forbidden Mechanism」あたりが相当する)。
--また、冠詞の「禁断機関」は「KNDA」と表記されている。文字数の都合上かつ、「[[禁断]](KNDN)」との混同を防ぐためだろうか。

**アニメ・漫画での活躍 [#ve066605]
-アニメ「VSRF」第25話、第26話の[[No.2]]が[[ルシファー]]戦で使用。[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]のロックの影響を受けない[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]で[[《D2W ワイルド・スピード》]]を踏み倒しを行い能力を活用し[[《禁断機関 VV-8》]]の封印を解除、更に[[《フォース・アゲイン》]]で再び封印し解除させ追加2ターンでルシファーに勝利した。
--この時、[[DMR-22]]発売時点では存在しない[[禁断文字]]版の[[カード]]を使用している。

-その後の第41話でも[[百獣 レオ]]戦で使用。それ以前にも漫画「VS」でもアニメに先駆けて使用している。

-[[No.2]]は追加ターンを得るこのカードを「永久機関」「永遠の絶望製造マシーン」、カードのコンボで連続で追加ターンを得て相手にターンを回さず倒す戦略を永久機関に掛けて「エターナルマシンデュエル」と称している。

**[[背景ストーリー]]において [#p37931a6]
-[[《改速 4-W》]]が[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]で「W」の[[イニシャルズ]]によって改造された姿として復活し、現代で時を止める[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]と相対する。その後[[《超獣軍隊 ゲリランチャー》]]や[[《超奇天烈 ベガスダラー》]]を[[イニシャルズ]]に改造して[[ダママ団]]と相対する。
--《VV-8》は封じられていたとされながら、ストーリー中では「[[《改速 4-W》]]が改造された存在」が《禁断機関 VV-8》と呼ばれている。この事から、過去に存在していた1体目の《VV-8》を再現したことを指して「復活」と称しているようである。
--このクリーチャーを生み出した[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]はもう一つの禁断こと[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]により倒された[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]の研究所を改造した物だが、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と異なり《VV-8》は[[《侵略者 ランドヘッド》]]により追加ターンを得ることができず頭数を並べるため[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]のエクストラウィンを達成されやすく逆に相性は悪い。
---[[《離撃の面 ジョンマジロ》]]によると、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]と[[《族長の魂友 ワチャゴナ》]]、[[《大長老 ウェイヨウ》]]の3体が力を合わせた事でようやく倒されたようだ。3体もの[[ダママ団]]トップを相手にして戦ったのは流石[[禁断]]組のナンバー2と言うべきか。

-[[王来篇>王来篇背景ストーリー]]では、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]と合成させられ[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]として登場した。
-同じく[[デモニオ]]の歴史書である[[邪鬼王来烈伝]]では、「禁断王」として記されており、龍の歴史同様に[[《無双竜機ボルバルザーク》]]と合成させられ[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]として登場していた様である。
**その他 [#y7c6d78d]
-自身に付ける[[封印]]が3つのため、[[封印]]を置く目印となる四隅の模様が右下を除く3つだけである。
--[[DMEX-15]]に[[再録]]された際は封印を置く箇所を示唆するように、3本だけ青色の鎖が描かれている((ただし今回は左上を除く3箇所に変更されている。))。

-マークは[[禁断レジェンドカード]]だが、ナンバリングは[[レジェンドカード]]準拠という奇妙なレアリティ設定となっている。封入率的も[[レジェンドカード]]に準拠しており、[[禁断クリーチャー]]に相応しいロゴマークとして[[禁断レジェンドカード]]のものが充てがわれているだけとなっている。

-[[DMEX-03]]版の新規イラストでは基本的な意匠こそ既存イラストと同様ながら、「顎が開かれている」「腕部の車輪が開いて四指を備えた掌となっている」「背部に無数のチューブが出現している」など差異の大きい姿となっている。
胸部の鍵の角度が元イラストの状態から45度回転した形となっていることから、これは恐らく[[封印]]が解除された状態をイメージしたものと思われる。

-カードとして登場している《VV-8》は上記にある通り「[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]で[[《改速 4-W》]]が改造された存在」である為、イラストの姿は「封印された過去の《VV-8》」とは別である。
-カードとして登場している[[《VV-8》>《禁断機関 VV-8》]]は上記にある通り「[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]で[[《改速 4-W》]]が改造された存在」である為、イラストの姿は「封印された過去の《VV-8》」とは別である。
**関連カード [#q6d9d57b]
-[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]
-[[《改速 4-W》]]
-[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《サイバー・チューン》]] ([[DMR-22]])、([[DMEX-07]])
--[[《チューン・アゲイン》]]

**収録セット [#e170afde]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[lack]]
--[[DMR-22 「革命ファイナル 第2章 世界は0だ!! ブラックアウト!!」>DMR-22]](L1/L3)
--[[DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」>DMEX-03]](L1/L1)(新規イラスト)
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](7/50)

**参考 [#hc17fac7]
-[[水]]
-[[禁断クリーチャー]]
-[[無種族]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[手札補充]]
-[[封印]]
-[[禁断機動]]
-[[追加ターン]]
-[[殿堂入り]]

-[[禁断>禁断#c]]

-[[レジェンドカード]]

-[[【VVギガタックジョリー】]]

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