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#author("2025-10-07T21:37:31+09:00","","")
*《&ruby(しんか){神化};&ruby(こんせい){混成}; ボルナティックス》 [#top]

|神化混成 ボルナティックス SR 水/火文明 (7)|
|クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/ゴッド 11000|
|''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|''スピードアタッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|他のクリーチャーが離れた時、このクリーチャーをアンタップする。|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。|

[[DM25-EX2]]で登場した[[水]]/[[火]]の[[ディスペクター]]/[[アーマード・ドラゴン]]/[[ゴッド]]。

[[アタックトリガー]]での[[バウンス]]能力と、他の[[クリーチャー]]が[[離れる]]たびに[[アンタップ]]できる能力を持つ。

[[神帝]]といえば、[[《神帝アージュ》]]や[[《神帝ルナティック・ゴッド GS》]]でも所持していた[[無限アタッカー]]が特徴的だが、この《神化混成 ボルナティックス》は直接的な[[無限アタッカー]]の能力は持っていない。

一方、[[アタックトリガー]]の[[バウンス]]と、「他のクリーチャーが離れた時」を組み合わせることで、残弾数のある連続攻撃が可能である。元来の特徴が[[相手依存]]へと弱体化している様は、まさしく[[ディスペクト>ディスペクター]]と言うべきか。

「その1枚が単独で[[リーサル]]を組める、デッキのメイン[[フィニッシャー]]」という[[神帝]]の先入観でならスケールダウン感は否めないが、コスト7という手軽さで[[EXライフ]]を展開しつつ盤面の掃討と連続攻撃を同時に行うことができ、[[グッドスタッフ]]としての適性は十分。
運用は[[相手依存]]の側面は含むものの、試合を大きく動かすという観点では[[汎用性]]は高い。単純計算では、相手のクリーチャーが3体以上という[[要求値]]で[[ワンショット]]の打点と攻撃回数が足りる。[[「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]を1つも持たないため、[[《地封龍 ギャイア》]]の切り返しとしても。
アンタップの誘発は自分の[[革命チェンジ]]などでもできるため、工夫次第では相手依存の要素も減らせる。もちろん《神化混成 ボルナティックス》以外の友軍がいるならさらに貫通力が際立つ。

自己完結度の高いコスト7[[フィニッシャー]]としてよく駆り出される[[《CRYMAX ジャオウガ》]]とは、そちらの「[[デモニオ]]/[[鬼レクスターズ]]」よりもこちらの「[[ディスペクター]]/[[アーマード・ドラゴン]]/[[ゴッド]]」のほうがはるかに[[種族サポート]]が多いことを筆頭に、差別化できる要素は十分。

火を含むドラゴンかつ、[[青赤緑]]系ドラゴンでは不足しがちな水の枚数確保を兼ねられるため、[[マナ基盤]]としても十分候補だろう。

-「[[ブロッカー]]」を与えれば、相手の盤面がすべて除去耐性を持たないパワー11000以下のクリーチャーなら、それらの攻撃を単独で事実上シャットアウトできる。
--友軍ありきなら、パワー11000以上の相手獣の攻撃を他の味方が[[チャンプブロック]]してやることで《神化混成 ボルナティックス》がアンタップするため、[[ブロッカー]]状態での足止め性能はかなりのもの。

-[[オールタップ]]するか、[[マッハファイター]]付与など何らかの手段でこのクリーチャーを[[アンタップ状態の敵を攻撃できる>アンタップキラー]]状態にすれば、攻撃対象となる相手クリーチャーそのものを[[アタックトリガー]]で[[バウンス]]することで攻撃キャンセル&[[アンタップ]]ができ、[[シールド]][[ブレイク]]のリスクを負うことなく相手の盤面を崩壊させられる。

**その他 [#others]
[[''神化''編>神化編]]で激戦を繰り広げた[[''ボル''シャック・NEX(ネ''ックス'')>《ボルシャック・NEX》]]と[[神帝]](代名詞として「[[黒月の神帝(''ルナティック''・ゴッド・サーガ)>劇場版デュエル・マスターズ 黒月の神帝]]」の語句を使用)を合成した『混成』[[ディスペクター]]。

#region2(合成元との関係){{
-[[《原闘混成 ボルシャックADEVE》]]のように、《NEX》の腕を[[《神帝ムーラ》]]と[[《神帝ヴィシュ》]]に差し替えている。
--《ADEVE》同様拳を誇りとする[[ボルシャック]]から「英雄のみに許された特別な称号」である「ボルシャック」の名と相互理解のための拳を奪うばかりか、更には[[ファイアー・バード]]を呼び出し連携し、倒れた仲間の絆を力に変える《NEX》の性質を「敵と直接戦わず、仲間の犠牲を利用して自分だけが攻撃をする」と歪める「ディスペクト」である。
--神帝に注目しても、四体揃って完全体になる神帝を[[カードパワー]]の低い下の2体だけで完結させている上、それも[[水文明]]ではない[[闇]]の神帝を付けているという痛烈な「ディスペクト」がされている。
小説版のやりとりである「ドラゴン如き貧弱な生命体と同じにするな」という部分も、合成によってドラゴンに成り下がってしまった。
--パワー11000は[[映画「黒月の神帝」>劇場版デュエル・マスターズ 黒月の神帝]]で神帝と激闘を繰り広げた[[《超竜サンバースト・NEX》]]の基礎パワーと同じ。同作では、最終的に神帝をパワー11000の2体リンクに追い詰めている。
《NEX》と神帝の性質を甚だしく曲げたこの[[クリーチャー]]に、2体の激闘で重要な意味を持った11000のパワーを付けている事もまた「ディスペクト」だろうか。
--このクリーチャーは《ムーラ》《NEX》《ヴィシュ》の3体リンクのような姿をしているが、先述の《サンバースト》は[[デュエプレ]]では3体神の[[ヘヴィ・デス・メタル]]と戦っている。
自身の宿敵のような姿を取らせるなど、&ruby(ルナティック){狂気的};な程に《NEX》をディスペクトする様子が見て取れる。
}}

-[[カード名]]自体は過去にデュエチューブで[[言及>ゲーム外での言及が初出のカード]]されていた。「[[鬼の王の歴史>並行世界#Demonio]]」において出現したディスペクターであり、新章世界の[[王来篇]]に登場した[[《戦国接続 ギャラクテスト・シデンシーザー》]]や[[《DS電融 ザ=デッドNEXT》]]の[[パラレル存在]]である。
--《ギャラクテスト・シデンシーザー》や《ザ=デッドNEXT》がそれぞれ[[戦国編]]や[[ドラゴン・サーガ]]の最終盤で登場した[[クリーチャー]]同士のディスペクターであるのに対し、この《ボルナティックス》や同じく[[DM25-EX2]]で収録された[[《E2連結 俺丸「ライバック」》]]は、それぞれ[[神化編]]や[[エピソード2]]の最序盤に登場したクリーチャー同士のディスペクターである。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《ボルシャック・NEX》]]
-[[《神帝ルナティック・ゴッド GS》]]

-''Prev''
--[[《邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》]]

-[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM25-EX2]]&br;'''フレーバーテキスト'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DM25-EX2 「王道vs邪道 デュエキングWDreaM 2025」>DM25-EX2]](13/105)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]
//--[[DMPP-00 第00弾「  」>DMPP-00]]

**参考 [#reference]
-[[ディスペクター]]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[ゴッド]]
-[[EXライフ]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[離れた時]]
-[[アンタップ]]
-[[アタックトリガー]]
-[[バウンス]]

&tag(クリーチャー,水文明,火文明,青赤,2色,多色,コスト7,ディスペクター,混成,アーマード・ドラゴン,アーマード,ドラゴン,ゴッド,パワー11000,EXライフ,スピードアタッカー,W・ブレイカー,離れた時付与,離れた時付与 (相手),アンタップ,アタックトリガー,除去,単体除去,確定除去,バウンス,単体バウンス,SR,スーパーレア,YOICHI ITO);