#author("2023-07-19T05:10:41+09:00","","") #author("2024-02-20T07:39:05+09:00","","") *《&ruby(はかいへい){破壊兵};タクヤ》 [#top] |破壊兵タクヤ UC 火文明 (3)| |クリーチャー:ヒューマノイド 3000| |相手がこのターンで2枚目以降のカードをマナゾーンに置いた時、相手は自身のクリーチャー1体または自身のマナゾーンにあるカードを1枚選び、墓地に置く。| [[DM23-RP1]]で登場した[[火]]の[[ヒューマノイド]]。 変則的な[[マナ加速]]妨害を行う。 序盤なら各ターン1度の[[マナチャージ]]を怠るプレイヤーは殆ど居ないため、相当な範囲のマナ加速をメタる事が出来る。 相手依存にならずにマナブーストを禁じる目的なら[[《星空に浮かぶニンギョ》]]や[[《穿神兵ジェットドリル》]]に見劣りするが、ターン指定も直前のゾーン指定もないため、[[S・トリガー]]の[[《獅子王の遺跡》]]などや手札から唱えた[[チャージャー]]にも刺さる。 相手依存にならずにマナブーストを禁じる目的なら、クリーチャーを身代わりにされない[[《星空に浮かぶニンギョ》]]や[[《穿神兵ジェットドリル》]]に見劣りするが、此方はターン指定も直前のゾーン指定もないため、[[S・トリガー]]の[[《獅子王の遺跡》]]などや手札から唱えた[[チャージャー]]にも刺さる。 破壊の種のクリーチャーが用意できない、呪文や[[炸裂サイクル]]でのマナブーストには確実にランデスを使わせることができる。 ネックとなるのは場に残るクリーチャーが発生源のマナブーストに弱いことであり、例えば相手の[[《天災 デドダム》]]に効果を誘発させても破壊対象に逃がすことで、結果的にマナを伸ばすことには成功されてしまう。 相手がそのターン2枚目以降にマナゾーンにカードを追加すれば誘発するが、それは誰のマナゾーンに置いたかの指定がないため、相手が[[マナ送り]]除去などで自分のマナゾーンのカードを増やした時にも誘発する。 相手がそのターン2枚目以降にマナゾーンにカードを追加すれば誘発するが、それは''誰のマナゾーンに置いたかの指定が無い''ため、相手が[[マナ送り]]除去などで自分のマナゾーンのカードを増やした時にも誘発する。 総じて[[ランデス]]、および[[マナ送り]]メタ要員としては十分なスペック。 デッキの[[文明]]なども考慮した上で選びたい。 //■以下2は「自分が」2枚目以降を置くので誘発しない //-このクリーチャーが2体以上いる状態で、相手のカードを2枚以上[[マナ送り]]にすると、相手の盤面が空になった時点でマナの枚数が減ることが確定する。 ***不明な裁定 [#kc94e3b6] //逆に言えば故意にこのカードの効果を使おうにも、[[選ばせ除去]]などで相手の手によってマナゾーンのカードが増えなければ誘発できない。自分が相手クリーチャーに[[《ナチュラル・トラップ》]]などで[[マナ送り]]除去を使用しても誘発しない点に注意。 //-[[《特級チューシ・シャオ・ハン》]]や[[《H.D.2》>《ラルド・ワースピーダ/H.D.2.》]]で相手に強制的にマナ加速させることで、自分のターン中でも容易に効果を発動できる。 -自分が使用したカードの効果で、相手自身にマナゾーンにカードを置かせるもの([[《霊騎ラグマール》]]、[[《H.D.2》>《ラルド・ワースピーダ/H.D.2.》]]など)があるが、その場合相手が置いたことになるのか。 --デュエマでは「自分''が''呪文を唱えた時」と「自分''の''呪文を唱えた時」は区別している。前者は[[《歩く賄賂 コバンザ》]]などで、カードの持ち主を問わず自分プレイヤーの行動に反応するが、後者は[[《機動基盤 コア・キャリバー》>《機動基盤 コア・キャリバー/エレクトロ・シャワー》]]と[[《ブロッケン・ヴォーン》]]の2種で、どのプレイヤーが唱えたかは問わず、唱えられたカードの持ち主が自分だったら反応する((https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32503/))。同じ考え方はデュエプレの[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]の[[エクストラウィン]]判定や、TCGの[[《爆龍覇 グレンリベット》>《爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》]]の「相手のカードの効果」タイプの[[マッドネス]]でも適用されているため、《破壊兵タクヤ》と[[《H.D.2》>《ラルド・ワースピーダ/H.D.2.》]]の組み合わせでも相手が行ったら反応する可能性が高い。 **他の[[カード]]等との相性 [#shinajii] -このカードの能力は[[《穿神兵ジェットドリル》]]と同様に[[誘発型能力]]である。したがって、複数体の《タクヤ》がいればその数だけ盤面かマナを破壊できる。 -[[《空間型無限収納ストラトバッグ》]]があれば相手の[[クリーチャー]]の[[破壊]]を[[マナ送り]]に置換できるため、クリーチャー破壊を選ばれても再度効果を誘発させられるようになる。(前述の《破壊兵タクヤ》と[[《H.D.2》>《ラルド・ワースピーダ/H.D.2.》]]の組み合わせでも反応すると仮定した場合。) //-[[《空間型無限収納ストラトバッグ》]]があれば相手の[[クリーチャー]]の[[破壊]]を[[マナ送り]]に置換できるため、結果的に相手は[[マナ破壊]]しか選べなくなる。 //そうした場合結果が盤面のみ-1であることに変わりはないし、「マナ破壊しか選べない」と特記する意味はない **[[置換効果]]による[[マナ送り]]との組み合わせについて [#o270ffd6] -上の相性面でも触れられている[[《空間型無限収納ストラトバッグ》]]は、実は裁定がかなりややこしい。 --[[《神羅スカル・ムーン》]]や[[《豪遊!セイント・シャン・メリー》]]裁定では「[[置換効果]]を起こすカードは発生源に影響を与えず、あくまで置換前の発生源が持ち主の判定に使われる」こととなっている。 時系列ではデュエプレでの発表が先だったが、後にTCG版Q&Aでも[[「''置換効果は効果の発生源を変更しません''」と明言されている>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42931/]]。 --具体的に、自分が《破壊兵タクヤ》と[[《空間型無限収納ストラトバッグ》]]を出していて、相手が[[《絶望神サガ》]]を[[自壊]]させようとした場合をマナ送りに置き換えた場合、''相手自身がカードをマナゾーンに置いたこと''となる。逆に、こちらが[[《メッチャ映えタタキ》]]などを使い相手のクリーチャーを破壊しようとして《ストラトバッグ》でマナ送りに置き換えたら、''自分が相手のマナゾーンにカードを置いた''こととなる。 -《破壊兵タクヤ》が発生源となる「相手に[[選ばせ除去]]or[[ランデス]]を行わせる」効果については、前述の不明な裁定が絡むので、またややこしい。発生源は自分のカードである《破壊兵タクヤ》だが、相手が[[選ばせ除去]]を使って相手自身がクリーチャーを破壊しようとした場合、それを《ストラトバッグ》でマナ送りに置き換えたら、「''クリーチャー破壊効果の発生源は自分の《破壊兵タクヤ》で、行動を決めるのは相手プレイヤー。その判定には関与しないが、相手が決めた行動に干渉するのは自分の《ストラトバッグ》''」という複雑な状況になる。 **関連カード [#card] -[[《クライシス・ボーラー》]] -[[《穿神兵ジェットドリル》]] **[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] -[[DM23-RP1]]&br;'''ここはオレに任せて先に行け!……ぐわぁーっ!! ー 破壊兵タクヤ''' -[[DM23-RP1]](16A/20)&br;'''ヒャッハー!あらゆる物を壊して壊して壊しまくるぜ!! — 破壊兵タクヤ''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] -illus.[[Norikatsu Miyoshi]] --[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](44/74) -illus.[[500siki]] --[[DM23-RP1 「アビス・レボリューション 第1弾 双竜戦記」>DM23-RP1]](16A/20)(18B/22) **参考 [#reference] -[[ヒューマノイド]] -[[マナブースト]] -[[選ばせ除去]] -[[クリーチャー]] -[[破壊]] -[[ランデス]] ---- [[公式Q&A]] -能力について >Q.自分のクリーチャーが1体もいない状況です。&br;相手の''《破壊兵タクヤ》''の能力で自分がカードを墓地に置く時、クリーチャーを墓地に置くことにして、結果的にカードを1枚も墓地に置かないことはできますか? A.いいえ、できません。クリーチャーがいない場合、マナゾーンのカードを1枚墓地に置く必要があります。&br;また、クリーチャーがいてマナゾーンのカードが1枚もない場合は、クリーチャーを必ず1体破壊する必要があります。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43049]](2023.4.21) >Q.相手のターン中、相手はマナチャージした後、[[《ナチュラル・トラップ》]]を唱えて自分の''《破壊兵タクヤ》''をマナゾーンに置きました。''《破壊兵タクヤ》''の「相手がこのターンで2枚目以降のカードをマナゾーンに置いた時」の能力はトリガーしますか? A.はい、相手の[[《ナチュラル・トラップ》]]によって、相手が''《破壊兵タクヤ》''をマナゾーンに置いたので、能力がトリガーします。&br;この能力は相手が自分のマナゾーンにカードを置いた時にもトリガーしますし、''《破壊兵タクヤ》''自身がマナゾーンに置かれた時にもトリガーします。&br;相手のマナチャージが1枚目、[[《ナチュラル・トラップ》]]で置かれた''《破壊兵タクヤ》''が2枚目に置かれたカードなので、能力がトリガーします。 #region2(([[総合ルール]] [[603.5c>総合ルール本文#rule603_5c]])){{ :603.5c |誘発型能力の中には、その能力を持つカード自身がバトルゾーンを離れたり、山札や手札に移動したときにも誘発するものがあります。それらの能力が誘発するかどうかを判断するために、ゲームは「過去の状態を見る」必要があります。これらは、そのイベントの直後ではなく直前のカードの存在や状態に基づいて誘発します。この際、過去の状態を見ることができるのは、その能力を持つカード自身についてのみです。&br;例: 2体のクリーチャーと、「クリーチャーが破壊された時、カードを引く」という能力を持ったクリーチャーがバトルゾーンにあるとき、すべてのクリーチャーを破壊する呪文を唱えた場合、その能力の誘発はそのクリーチャー自身の1回のみです。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43050]](2023.4.21) >Q.相手の''《破壊兵タクヤ》''がバトルゾーンにいる状況です。&br;自分はこのターン中マナゾーンにカードを置かずに[[《メンデルスゾーン》]]を唱えて、マナゾーンにカードを2枚置きました。''《破壊兵タクヤ》''の「相手がこのターンで2枚目以降のカードをマナゾーンに置いた時」の能力は何回トリガーしますか? A.1回トリガーします。カードは2枚同時にマナゾーンに置かれますが、その場合でも2枚目以降のカードをマナゾーンに置いたことになります。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43051]](2023.4.21) &tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト3,ヒューマノイド,パワー3000,2枚目以降,除去,単体除去,選ばせ除去,破壊,単体破壊,ランデス,UC,アンコモン,Norikatsu Miyoshi,500siki,アビス・レボリューションブロック);