#author("2024-11-13T17:51:23+09:00","","")
#author("2024-11-13T18:04:17+09:00","","")
*《&ruby(パーフェクト・フリースタイル){百威と族絆の決断};》 [#top] 

|百威と族絆の決断 VR 光/自然文明 (7)|
|呪文|
|相手のマナゾーンにあるカードの枚数よりコストが大きい相手のクリーチャーがバトルゾーンにあれば、シールドゾーンにあるこの呪文に「S・トリガー」を与える。|
|次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|▶相手の、パワーが一番小さいクリーチャーをすべて、持ち主のマナゾーンに置く。|
|▶自分の山札の上から2枚を見る。そのうちの1枚をシールド化し、もう1枚をマナゾーンに置く。|
|▶コスト5以下のエレメントを1つ、自分の手札から出す。次の自分のターンのはじめまで、それに「ブロッカー」を与える。|

[[DM24-RP1]]で登場した[[光]]/[[自然]]の[[パーフェクト呪文]]。

相手の最小パワー一列を[[マナ送り]]、[[《フェニックス・ライフ》]]効果、[[《プロテスト・ミスト》]]や[[《ドラゴンズ・サイン》]]のような手札参照踏み倒し&それを[[ブロッカー]]化する、のいずれかから2回選べる。

更に相手が自身のマナゾーンの枚数より大型クリーチャーを出していたら、この呪文は[[S・トリガー]]を得る。
S・トリガー化の条件は序盤でこそ活躍の機会は多く、[[革命チェンジ]]や[[侵略]]、[[B・A・D]]などに対してメタを発揮できる。

[[《ベートーベン・キューブ》]]に次ぐ、相手ターンに2ブーストができる可能性がある呪文。
そちらとは異なり[[S・トリガー]]が条件付きという弱点はあるが、前述した能力を利用し、早期にマナ無視ビートダウンしてくる相手には内容把握の2つ[[シールド追加]]で[[リーサル]]を大きく遠ざける。これにより[[ワンショット]]を凌げれば伸びたマナから様々な行動が狙えるだろう。

また、[[S・トリガー]]で必ずしも2ブーストにする必要はなく、ブレイクによって潤った手札から踏み倒しでの盤面形成も可能。
流石に2〜4ターン目の序盤にトリガーしながらコスト5までの範囲で[[エレメント]]の踏み倒しを行えるとなると得られるリターンは大きい。こうして出てきたのがクリーチャーなら[[ブロッカー]]状態のため受けとしても機能する。

[[モード]]のルールにより、先に除去を使ってから踏み倒しができる。
しかし[[《単騎連射 マグナム》]]を添えた[[【青赤マジック】]][[ワンショット]]には、こちらが対象を選べないためパワー3000と中途半端に高い《単騎連射》を「パワーが一番小さいクリーチャー」1回選択で除去できない可能性が高いという欠陥も抱えている。
[[《氷柱と炎弧の決断》]]でパワー1000の[[《AQvibrato》]]や[[《イシカワ・ハンドシーカー》>《イシカワ・ハンドシーカー/♪聞くだけで 才能バレる このチューン》]]、パワー2000の[[《同期の妖精》>《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]でも出されていれば、そちらが優先してマナ送りになる。

対戦相手が溜めれば溜めるほど相対的にこの呪文の[[S・トリガー]]としての性能が下がるのが難点だろう。
[[マナ送り]]や[[シールド追加]]だけでは延命が追いつかない打点で襲いかかられたり、純粋に相手側のマナが伸び切ってしまってこの呪文が[[S・トリガー]]を持つ条件から外れてしまうことが想定される。
[[エレメント]]踏み倒しも、相当数ターンが経った状態なら[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]や[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]などで対策が済んでしまって信頼の[[《終末の時計 ザ・クロック》]]とのセットでも無意味となってしまうことも。

[[S・トリガー]]として使った場合の性能は前述の通り良好だが、[[手打ち]]をするには中々重いのが弱点。
[[《ヘブンズ・ゲート》]]より重い呪文であるのにそもそも唱えるマナ、手札に出し先は確保できるのかの疑問がある。

[[手打ち]]の[[シールド追加]]は所詮仮初めの守り、[[《CRYMAX ジャオウガ》]]一発で吹き飛ぶといった感じで評価はされづらい。
[[手打ち]]の[[シールド追加]]は所詮仮初めの守りであり[[《CRYMAX ジャオウガ》]]一発で吹き飛ぶ、と見られ評価はされづらい。
//これで2ブースト+2盾追加するなら、素がコスト5の[[《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》]]で2ブースト+1枚回収+1体[[パワー低下]]してたほうが強そうに思える。
//「~そう」などと一個人の考えを記入するのはやめてください。

[[S・トリガー]]で[[シールド追加]]するカードの粘り強さは[[【シールドプリズン】]]で評価されるが、このカードは[[相手依存]]で[[S・トリガー]]なのでそちらに適性があるかどうかも賛否が分かれるところ。当デッキでは[[シールド追加]]が条件付きの[[《DNA・スパーク》]]ではなく、[[オールタップ]]が条件付きで盾追加が無条件の[[《AND・スパーク》]]を採用するほど、確実性は重視される。

不安定だが[[S・トリガー]]に期待またはコスト7呪文を唱えることが可能なデッキで採用し、[[《獲銀月 ペトローバ》]]のような「シールドを[[リソース]]とする」カードとの組み合わせも重要だろう。

**他のカード・デッキとの相性 [#b8826fa1]
-コスト7以下呪文なので[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]経由で唱えたくなる。また、[[S・トリガー]]が強い[[【ヘブンズ・ゲート】]]で採用してある[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]から唱えるのも考察の余地がある。

-妙な所では[[ランデス]]と相性が良く、相手のマナを荒らしている隙をS・トリガー化させたこの呪文で凌ぐ事が狙える。[[《マナ・クライシス》]]や[[《弾丸のリュウセイ・リボルバー》]]などを採用して相手の場にマナゾーンよりコストの大きいクリーチャーがいる状態を作りだしてやるのも手。
--[[《父なる大地》]]で相手のマナから引き出してやるのも有効。

-コスト5以下2体踏み倒しは[[《生命と大地と轟破の決断》]]を参照すれば分かる通り、踏み倒し次第では勝利に直結するようなコンボを決める事が可能。
ただし、[[手札]]からの踏み倒しであるため実際には[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《神楯と天門と正義の決断》]]に近い性質を持つ。
--また、出す効果は「[[エレメント]]」指定のため[[D2フィールド]]や[[タマシード]]なども踏み倒し可能となり、2枚コンボの幅が非常に広くなっている。例えば[[《Dの天牢 ジェイルハウスロック》]]と[[《万里の超常 ジュラルミン》]]or[[《炎怒神官 アンゲロス》]]のコンボで相手のクリーチャーをすべて[[シールド送り]]に出来る。

**環境において [#ce4bcfa1]
[[DM24-RP1]]期、[[オリジナル]]の[[チャンピオンシップ]]でこれを4枚積みした[[【メクレイド刃鬼】]](92名参加、優勝)、[[【白緑t赤ライオネル.Star】>【ライオネル.Star】]](60名参加、3位)が上位入賞。

[[アドバンス]]では2枚投入の[[【ブレスラチェイン】]](53名参加、優勝)、[[【シールドプリズン】]](51名参加、準優勝)が上位入賞した。

『[[DMGP2024-1st>公認グランプリ]]』Day2の3人1チーム戦(オリジナル)ではベスト8にこれ2枚積みの型の[[【5色蒼龍】]]が残った。グランプリ終了後には、[[【青黒緑デッドダムド】]]に寄せた【青黒緑COMPLEX】に[[《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]とこれの光をタッチした、[[【白青黒緑COMPLEX】>【青黒COMPLEXコントロール】]]がオリジナルで結果を出した((バトロコ東武宇都宮オープン記念こあら杯 2024/4/28))。

グランプリ終了後には[[青黒緑]]基盤の[[【アーテルマトリクスループ】]]に使われるようになった。マナゾーンに望まぬ形でパーツが埋まっても、呪文なら[[《桜風妖精ステップル》]]の[[pig]]で落とせば[[墓地]]詠唱などの[[回収]]対象になる。

基本的に[[S・トリガー]]化はマナのほとんど伸びない[[【青赤マジック】]]で安定しやすく、逆にマナが伸びやすい[[【黒緑アビス】]]では若干難しい。また、[[DM24-RP1]]期時点ではコミュニティ次第でチャンピオンシップでの[[【青赤マジック】]]の使用率が普通に4割を超えるため、メタカードとして環境への刺さりが良い。ただ、[[【青赤マジック】]]も[[出す]]クリーチャーを工夫することによる[[パワー]]ラインずらしで対抗できるため、唱えられる場面でも絶対的な[[【青赤マジック】]]対策とは言い切れない。

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DMRP-22]]以降に登場した、[[友好色]]または[[敵対色]]2色な[[パーフェクト呪文]][[サイクル]](数字は登場順)。条件付きで自身の[[マナコスト]]を[[コスト軽減]]するまたは免除(=[[S・トリガー]]付与)、あるいは[[代替コスト]]で唱えることができる能力も持つ。
+[[《闘争と成長の決断》]]
+[[《邪杯と魔術の決断》]]
+[[《熱線と照射の決断》]]
+[[《荒廃と豊穣の決断》]]
+[[《幻想と伝承の決断》]]
+[[《禁呪と聖句の決断》]]
+[[《氷柱と炎弧の決断》]]
+''《百威と族絆の決断》''
+[[《理想と平和の決断》]]
+[[《鬼火と魍魎の決断》]]

**関連カード [#related]
-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《百族の長 プチョヘンザ》]](銀[[トレジャー]])

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM24-RP1]]&br;''''''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm]
-illus.[[otumami]]
--[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]](7/75)
-illlus.[[Adachi Yosuke]]
--[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]](TR11/TR11)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference]
-[[コスト踏み倒しメタ]]
-[[S・トリガー]] 
-[[モード]]
-[[マナ送り]]
-[[シールド追加]]
-[[マナ加速]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[ブロッカー]]

-[[パーフェクト呪文]]

&tag(呪文,光文明,自然文明,白緑,2色,多色,コスト7,コスト踏み倒しメタ,自己S・トリガー付与,モード,火力,単体火力,最もパワーの小さい,除去,全体除去,マナ送り,全体マナ送り,サーチ,シールド追加,マナブースト,コスト5以下,エレメントサポート,コスト踏み倒し,ブロッカー付与,・,パーフェクト呪文,VR,ベリーレア,トレジャー,銀トレジャー,otumami,Adachi Yosuke,王道篇ブロック);