#author("2024-04-14T12:02:51+09:00","","")
#author("2024-04-14T12:03:13+09:00","","")
*《&ruby(ばくれんでんゆう){爆蓮電融}; キリュウイン・バト》[#top]

|爆蓮電融 キリュウイン・バト R 火/自然文明 (6)|
|クリーチャー:ディスペクター/ガイアール・コマンド・ドラゴン/ビーストフォーク 8000+|
|''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く) |
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、自分と相手のクリーチャーを1体ずつ選び、その2体をバトルさせる。|
|バトル中、このクリーチャーのパワーを+8000する。|

[[DMRP-19]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]/[[ビーストフォーク]]。

[[ディスペクター]]の標準装備である[[EXライフ]]と、[[パワー6000以上]]の標準装備である[[W・ブレイカー]]を持つ。
さらに、[[cip]]で[[《「はいちゃダメ💢」》>《ピー・タンパン/「はいちゃダメ」》]]式の[[効果バトル]]を仕掛ける。また、このクリーチャーがバトルを行う最中は+8000の[[パンプアップ]]が入る。

[[《モエル・モヒッチ》]]などと同じく、能動的にバトルを行う[[効果バトル]]と、バトル中の[[パンプアップ]]が噛み合っており、このカード単体でも16000[[火力]]のように使える。
[[除去]]範囲がかなり広く、同じくコスト6クリーチャーである[[《凶鬼90号 ゾレーゴ》>《凶鬼90号 ゾレーゴ/「大当たり!もう一本!!」》]]の[[cip]]と遜色ないほど。登場時点の[[速攻]]・[[ビートダウン]]で出てくる[[クリーチャー]]の[[パワー]]の最高ラインは[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]の13000であり、[[コントロール]]でも[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]][[《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》]]ぐらいのクリーチャーなら射程に捉えられる。

見落としがちだが、[[効果バトル]]は自分側にはこのクリーチャー以外を選択することもできる。
自分側に16000よりパワーが高い[[クリーチャー]]がいれば[[除去]]範囲はさらに広くなるほか、[[バトル]]に勝った時に[[誘発]]する[[能力]]と組み合わせることもできる。
変わった使い方として、わざと自爆特攻させることで[[pig]]や[[ドロン・ゴー]]を能動的に誘発させたり、[[ディスペクター]]の[[EXライフ]]シールドを能動的に消費して[[革命チェンジ]]元として使用可能にするなどが挙げられる。

[[《呪帝電融 カーペラー・キリテム》]]とは非常に相性が良い。《キリテム》の[[踏み倒し]]に対応しているだけでなく、このカードの[[cip]]で《キリテム》をバトルさせることで更に[[踏み倒し]]能力を起動させられる。

弱点としては、[[火]]/[[自然]]の[[多色]]『電融』[[ディスペクター]]としては珍しく、[[スピードアタッカー]]・[[マッハファイター]]のいずれも持っていない点がある。単体では出した[[ターン]]に[[シールド追加]]と1体[[破壊]]ぐらいしかできず、この[[コスト]]帯の[[クリーチャー]]としては少々寂しい仕事ぶりとなる。
[[《機勇 スタバ-2》]]を[[ササゲール]]して両者を付与する、[[《接続秘伝ドミニオンスパイク》]]などでその高いパワーを活かすなどしてあげたい。

-[[EXライフ]]共通の特徴として、光文明を持たなくても[[シールド追加]]が行える。この文明でシールド追加ができるカードは貴重。
//-[[EXライフ]]共通の特徴として、光文明を持たなくても[[シールド追加]]が行える。このカードの文明は火/自然であり[[王来篇]]より前の環境なら[[シールド追加]]とは無縁の文明である。
//自然のシールド追加は少ないながらも存在しているので「無縁」という言葉は少し不適当かと

-このカードは除去範囲が[[インフレ]]しているように思えるが、同様に除去耐性も[[EXライフ]]や[[スター進化]]、[[ジャストダイバー]]など[[インフレ]]が進んでいるため、除去できないこともあり得る。

-[[コスト]]7以下の[[ビーストフォーク]]なので[[《イメンズ・サイン》]]に対応している。手打ちでも[[名目コスト]]より1少なく呼び出すことが出来、自身の[[cip]]とあちらの[[効果]]で2度の[[効果バトル]]を仕掛けることが出来る。[[《イメンズ・サイン》]]対応の[[ディスペクター]]としては[[《剣薔電融 バザガロズソール》]]もいるが、[[スピードアタッカー]]と[[墓地]]からの[[マナブースト]]を持ち自分[[ターン]]での攻めに向いたあちらに対し、実質[[パワー]]16000[[火力]][[除去]]によって相手[[ターン]]での守りに向いているという点で差別化できる。

**環境において [#xbac60cc]
[[王来篇環境]]では[[【モルト NEXT】]]で偶に盤面補強兼中盤の繋ぎ役となる除去として使われる。極端な例ではこれを3枚、[[《爆裂遺跡シシオー・カイザー》]]4枚を投入して中盤の繋ぎに特化した型まで上位入賞することがある。

**その他 [#g9b5356b]
[[《''爆''竜勝利 ''バト''ライオウ》>《爆竜勝利 バトライオウ》]]と[[《若頭 鬼流院 刃》(''きりゅういん'' じん)》>《若頭 鬼流院 刃》]]の『電融』[[ディスペクター]]。
[[《''爆''竜勝利 ''バト''ライオウ》>《爆竜勝利 バトライオウ》]]と[[《若頭 鬼流院 刃(''きりゅういん'' じん)》>《若頭 鬼流院 刃》]]の『電融』[[ディスペクター]]。
#region2(合成元との関係){{
-《鬼流院 刃》をベースに、左半身・右足を《バトライオウ》の物に置き換え、それぞれの余った腕を副腕として追加するように接合している。また、《バトライオウ》の鎖飾りが途中でちぎれ、『電融』の放電によって伸長されて《鬼流院 刃》の学ランのボタンに繋がっている。
--頭部が、一見すると《バトライオウ》の物に《鬼流院 刃》の帽子を被せているように見えるが、よく見ると目元が《鬼流院 刃》のままである。どうやら、頭部の下半分を《バトライオウ》の物に置き換え、帽子に穴をあけて頭頂に《バトライオウ》の角を接合しているようだ。
--《バトライオウ》は味方の[[バトル]]を引き受ける[[能力]]を持っていたが、こちらは時には味方に[[効果バトル]]を押し付ける[[能力]]になるという形で「ディスペクト」を受けている。
---合成元はどちらも「鎖」を身に着けており、この[[クリーチャー]]も武器として引き継いでいる。敵・味方を1体ずつ選んで[[バトル]]させる[[能力]]は、この[[鎖で両者を繋いでバトルさせる>《チェーン・デスマッチ》]]イメージだろうか。
---[[いやほいゲーム>デュエマいやほいゲーム]]の選択肢の傾向から、元は《バトライオウ》ではなく[[《爆竜 バトラッシュ・ナックル》]]との合成体として開発されていたのかもしれない。
--[[カード名]]「爆蓮」の「蓮」は、《若頭 鬼流院 刃》と設定上同一人物である[[《紅''蓮''の怒 鬼流院 刃》>《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]が由来だろう。
---《鬼流院 刃》の名前がほぼ残っている。変換すると《鬼流院 バト》となり、まるでこの[[クリーチャー]]も「鬼流院一家の一員」であるかのような名前となる。勝手に肉体を利用しておきながらその名を騙るという、これもまた一種の「ディスペクト」であると言える。
-「電融」勢力のディスペクターは殿堂と関係が深いクリーチャーが素材にされている事が多いが、ここではそれぞれ派生カードの[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]は[[《偽りの名 ゾルゲ》]]と[[プレミアム殿堂コンビ]]にされていた事があり、[[《爆熱DX バトライ武神》]]はこのカード登場時点で[[殿堂入り]](後に[[プレミアム殿堂]]入り)している。
-[[文明]]は合成元の両者から過不足なく継承しているが、[[種族]]の方が《鬼流院 刃》の[[ガイア・コマンド]]/[[ハンター]]が削除されているだけでなく、《バトライオウ》の[[アーマード・ドラゴン]]/[[フレイム・コマンド]]から[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]に変更されている。
--一応、《バトライオウ》と設定上同一人物である[[D>《熱血逆転 バトライオウ DX》]][[X>《爆熱DX バトライ武神》]]が[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]であるので、縁のない[[種族]]というわけではない。
--「バト」の名を持ち[[効果バトル]][[能力]]を有する[[クリーチャー]]は多くが[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]なので、[[フレイム・コマンド]]と統合し[[コマンド・ドラゴン]]になるという面も加味して変更されたのかもしれない。
}}

[[フレーバーテキスト]]では、《バトライオウ》の「新たな時代の幕開け」という[[フレーバーテキスト]]を、[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]を彷彿させる「紅蓮の拳」というフレーズで飾っている。「花咲かす」というフレーズは、[[エピソード2]]期の[[ビーストフォーク]]がモチーフとしていた「極道者」を思わせる。
-余談だが、「新たな時代」のテキストの通り、《バトライオウ》は[[ドラゴン・サーガ]]期最初のスタートデッキの出身であり、これは[[能力]]の相性が良い[[クリーチャー]]として挙げた[[《機勇 スタバ-2》]]の元ネタである[[《機神勇者スタートダッシュ・バスター》]]と共通する。共に[[切札 勝太]]が年度開始時に使用したという共通点もあり、意識されている可能性はある。

初出は[[デュエマいやほいゲーム]]。
1:爆蓮電融 キリュウイン・バト
2:爆蓮電融 バトリュウ・ナッジン
3:爆蓮電融 キリュナッシュ・ジンクル
4:爆蓮電融 キリバト
-2と3は《バトライオウ》ではなく[[《爆竜 バトラッシュ・ナックル》]]と合成されていた場合の名前と思われる。

**関連カード [#card]
-[[《爆竜勝利 バトライオウ》]]
-[[《若頭 鬼流院 刃》]]

-[[《勇騎 バクエン-2》]]
**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMRP-19]]
'''新たな時代の幕開けに、紅蓮の拳が花咲かす。'''
-[[DM23-BD4]]&br;'''[[ディスペクター]]となっても、[[龍>ドラゴン]]ならば[[龍幻郷>《龍の世界 龍幻郷》]]は受け入れる。'''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]]
-illus.[[tetrapod]]
--[[DMRP-19 「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](27/95)
--[[DM23-BD4 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ドラドラドラゴン龍幻郷」>DM23-BD4]](44/60)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]]

**参考 [#reference]
-[[ディスペクター]]
-[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]
-[[ビーストフォーク]]
-[[cip]]
-[[効果バトル]]
-[[パンプアップ]]

-[[デュエマいやほいゲーム]]

----
[[公式Q&A]]

-3つ目の能力について

>Q.相手の[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は''《爆蓮電融 キリュウイン・バト》''をバトルゾーンに出しました。「出た時」の能力をかわりに相手が使いますが、その能力で自分の[[《ボルシャック・モモキング》]]を選んでバトルした場合、その「離れる時」の置換効果は適用できますか?それとも置換効果の連鎖になってしまうので適用できませんか?
A.この場合、[[《ボルシャック・モモキング》]]の「離れる時」の置換効果は適用できます。相手のクリーチャーを選び、バトルするまでが[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]の置換効果です。なので「クリーチャーを選ぶ時、かわりに」や「バトルする時、かわりに」のような置換効果は適用できませんが、バトルの結果起こるイベントに対して適用される「離れる時」や「破壊される時」の置換効果は問題なく適用できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40252]](2021.9.24)

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