#author("2024-05-08T16:20:03+09:00","","")
#author("2024-07-17T09:05:20+09:00","","")
*《&ruby(れんごく){煉獄};の&ruby(あくまりゅう){悪魔龍}; フォーエバー・オカルト》 [#cecd632e]

|煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト R 闇文明 (8)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 9000|
|コストを支払うかわりに自分のクリーチャーを3体破壊して、このクリーチャーを召喚してもよい。|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが攻撃する時、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。|

[[優勝者賞]]として先行登場し、[[DMR-14]]に収録された[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]。

自分の[[クリーチャー]]を3体[[破壊]]するという[[代替コスト]]を与える[[常在型能力]]と、[[クリーチャー]]の[[墓地回収]]を行う[[アタックトリガー]]を持つ。

必要な[[コスト]]の割には、自身はパワーが少し高くアタックトリガーで墓地回収をするだけと、能力はやや地味。用いるのであれば生贄を[[pig]]持ちばかりにしたり、コストが大きいことを活かして[[《ヒラメキ・プログラム》]]の種にしたりといった工夫が必要。
発売当初からデメリットの大きさが目立ち、長らく活躍することはなかったが、[[《零龍》]]の登場や、[[インフレ]]によって[[コスト]]を支払わずに[[墓地]]から[[クリーチャー]]をする[[リアニメイト]]する手段が増えるなどの変化が追い風となり、近年では[[墓地]]利用系のデッキで注目される機会が増えた。

**環境において [#ife9b14e]
長く環境で目立った活躍はなかったものの、[[DMBD-14]]~[[DMRP-15]]期に[[【アンダケインランデス】]]の構築を洗練させた[[【オカルトアンダケイン】]]と呼ばれるデッキが突如として出現し、一躍環境入りを果たした。主に[[《零龍》]]の[[《破壊の儀》]]達成や[[《不敵怪人アンダケイン》]]の[[フシギバース]]の種、[[《追憶人形ラビリピト》]]の[[ハンデス]]起動に使われる等、八面六臂の活躍を見せる。

2023年8月11日殿堂レギュレーション改訂から1週間余りが経過すると、[[【青黒赤テスタ・ロッサ】>【テスタ・ロッサ】]]の[[スーサイド]]手段として使われるようになった。下準備手段の[[《灼熱連鎖 テスタ・ロッサ》]]での展開のおかげで破壊コストには困らない。アドバンスの場合だとメインデッキの打点にほとんど頼らず、[[零龍卍誕]]で用意した[[《零龍》]]+αで殴り切れることも。

[[【ブラックXENARCH】>【零龍ギャスカ】#xenarch]]が成立すると、5枚目以降の[[《死神覇王 XENARCH》]]として[[零龍卍誕]]用に次第に[[アドバンス]]で使われるように。
**能力について [#k0aaaeb4]
-[[破壊]]するところも[[置換効果]]の一部なので、置換による[[破壊]]耐性を持った[[クリーチャー]]を選んでも結局[[破壊]]されてしまう。
この性質を逆手に取り、[[《Dの禁断 ドキンダムエリア》]]を置いた状態で[[cip]]を再利用したい[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]から離すことができる。通常のクリーチャーを使い回す場合はさらに[[サルベージ]]や[[リアニメイト]]を要するが、[[サイキック・クリーチャー]]なら容易に使い回すことが可能。

-[[手札]]にある間ではなく召喚中に機能する能力なので、[[《死皇帝ハデス》]]や[[《蛇手の親分ゴエモンキー!》]]によって他のゾーンから[[召喚]]する場合も代替コストを適用できる。

-ノーコストで[[召喚]]できるため、[[進化クリーチャー]]の種として使いやすく、同一ターン中に強力な[[進化]][[ドラゴン]]の降臨を狙える。
また、このクリーチャー自身は[[進化GV]]並みの数のクリーチャーを要求するが、[[墓地進化GV]]にとっては逆に[[進化元]]の確保となり、相性が良い。

//-[[破壊]]する[[クリーチャー]]が[[《黒神龍グールジェネレイド》]]2体と他の[[ドラゴン]]だった場合、[[《黒神龍グールジェネレイド》]]は後で戻ってくるため、[[アドバンテージ]]を失わずにいられる。隣に[[《ダーク・ルピア》]]がいればほぼノーコストの[[除去]]に。

-[[《Dの地獄 ハリデルベルグ》]]と組めば、[[Dスイッチ]]で破壊された自軍3体が戻ってくるため[[アドバンテージ]]を失わずに済み、-12000の[[パワー低下]]を放てる。
それだけだと[[《ジョルジュ・バタイユ》]]に劣ってしまうため、[[アタックトリガー]]で[[サルベージ]]できる点と[[ドラゴン]]である点で差別化したい。

-よく似たカードに[[《偽りの名 ドレッド・ブラッド》]]がいる。タイミング、[[マナコスト]]、[[種族]]、必要な生贄の数、アタックトリガーの有無で異なる。また、こちらは召喚であり、破壊は[[置換効果]]であるため[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]等の[[破壊置換効果]]持ちを対象にしてもそれらは破壊されてしまう。

-[[代替コスト]]なので[[《聖霊王アルファリオン》]]などでコストを増加させられても無視することができる。ただし、[[召喚]]なので[[《聖霊王アルファディオス》]]などには封じられてしまう。

-似た能力を持つ[[クリーチャー]]に[[《ジョルジュ・バタイユ》]]が登場。あちらは生贄が4体になったが[[墓地]]を倍にしたり墓地のカードを6枚消費することで離れるかわりにとどまる[[置換効果]]を持っている。

**その他 [#yb1e833b]
-[[闇]]堕ちした[[リュウセイ]]としては3枚目。[[リュウセイ]]の名がないが、[[フレーバーテキスト]]のセリフを見るに、リュウセイで本人であることは間違いないだろう。なんと[[レア]]以下で[[リュウセイ]]が登場するのは今回が初めてである。また名前にリュウセイと含まれていないため、[[《決着のリュウセイ・ジ・エンド》]]の[[G・ゼロ]]は満たせない。

-優勝者賞版のイラストの魂は全体的にコミカルになっている。そして右上の出ている魂の顔は[[《白骨の守護者ホネンビー》]]に似ている。

-先行登場の優勝者賞版では以下のようなテキストであった。
|自分のクリーチャーを3体破壊して、コストを支払わずにこのクリーチャーを召喚してもよい。|
--これは優勝者賞版配布開始からわずか5日後の[[DMR-14]]発売と同時に[[エラッタ]]が出され、[[DMR-14]]収録版のテキストに統一された。

-[[DMEX-16]]で[[再録]]。[[【オカルトアンダケイン】]]そのものは直前にキーパーツを規制されて大幅な弱体化を余儀なくされたが、改修バージョンの[[【オカルトリンネ】]]では現役。

**関連カード [#m6e51a0b]
-''Prev''
--[[《永遠の悪魔龍 デッド・リュウセイ》]]

-''Next''
--[[《永遠のエメラルド・リュウセイ》]]

-[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]
-[[《闇王ゼーロ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#s9b82789]
-[[DMEX-16]]&br;'''様々な姿を持つ[[リュウセイ]]・カイザーこと[[ドラゴン龍]]! その戦略が今蘇る! 様々な[[能力]]を持つ[[ドラゴン]]を状況に応じて使い分け「デュエマ最強の[[種族]]」が[[ドラゴン]]であることを見せつけよう!'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P49/Y13)&br;'''この勝利の価値は永遠にフォーエバー!まさにお前が優勝だ、チャンピオン!'''

**収録セット [#u54ca08a]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[TUBAKI HALSAME]]
--[[DMR-14 「ドラゴン・サーガ 第2章 暴龍ガイグレン」>DMR-14]]
--[[DMEX-16 「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」>DMEX-16]](49/50)
--[[プロモーション・カード]](P49/Y13)([[アルトアート]])

**参考 [#lee515dc]
-[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]
-[[コスト]]
-[[代替コスト]]
-[[置換効果]]
-[[スーサイド]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[召喚]]
-[[アタックトリガー]]
-[[クリーチャー]]
-[[墓地回収]]
-[[W・ブレイカー]]

-[[優勝者賞]]

-[[【オカルトアンダケイン】]]
-[[【オカルトリンネ】]]

----
[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について

>Q.相手の[[《ジェイ-SHOCKER》]]の能力により、自分はコスト8のカードがバトルゾーンに出せない状況です。&br;この状況で''《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》''の代替コストによる召喚を行い、自分のクリーチャーを3体破壊できますか?
A.いいえ、できません。コスト8のカードがバトルゾーンに出せない状況では、コスト8のクリーチャー・カードを使用し、召喚することもできません。召喚ができないので召喚手順を開始できず、代替コストを支払うこともできません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39624]] (2021.4.14)

>Q.自分の[[《追憶人形ラビリピト》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分のターン中に''《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》''を代替コストで召喚する際、[[《追憶人形ラビリピト》]]を含む3体を破壊しました。この時、「自分のターン中に、コスト8以上のクリーチャーを召喚した時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。コストの支払いが完了した時点で[[《追憶人形ラビリピト》]]がバトルゾーンにいませんので、その能力はトリガーしません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40383]](2021.10.22)

>Q.相手の[[《ベイビー「刃鬼」/「俺たちも必ず勝つ!!」》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分はこのターン中、既に2体クリーチャーをバトルゾーンに出しているのですが、3体目に''《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》''を代替コストで召喚してバトルゾーンに出せますか?&br;類似例:[[《リツイーギョ #桜 #満開》]]
A.いいえ、召喚はできますが、バトルゾーンに出るかわりに墓地に置かれます。''《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》''の効果はコストの支払いを置き換えていますが、[[《ベイビー「刃鬼」/「俺たちも必ず勝つ!!」》]]の効果はバトルゾーンに出ることを置き換えていますので、置換効果の連鎖には該当しません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40394]](2021.10.22)

>Q.''《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》''の「コストを支払うかわりに~」の能力で、代替コストとして[[《零龍》]]のような「バトルゾーンを離れない」能力を持つクリーチャーを破壊できますか?
A. いいえ、破壊できません。「破壊されない」や「離れない」能力を持つクリーチャーを破壊して、かわりに破壊する置換効果を使用することはできません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40503]] (2021.10.22)
※[[【オカルトアンダケイン】]]が環境上にいた[[王来篇]]前期では、[[《零龍》]]を[[代替コスト]]の対象にできる公式Q&Aが出されていた。

//>Q.''《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》''の「コストを支払うかわりに~」の能力で、代替コストとして[[《零龍》]]のような「バトルゾーンを離れない」能力を持つクリーチャーを破壊できますか?
//A.はい、破壊できます。結果として[[《零龍》]]はバトルゾーンに残ります。
//[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39959]](←現在は削除済み)

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト8,デーモン・コマンド・ドラゴン,デーモン・コマンド,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー9000,スーサイド,代替コスト,コスト踏み倒し,アタックトリガー,墓地回収,W・ブレイカー,・,R,レア,TUBAKI HALSAME);