#author("2024-09-28T18:09:57+09:00","","") #author("2024-10-16T15:23:29+09:00","","") *《&ruby(むげんしょう){無限掌};》 [#uefa039a] |無限掌 UC 火文明 (1)| |呪文| |バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーがバトルに勝った時、アンタップする。| [[DM-09]]で登場した[[火]]の[[呪文]]。 [[唱えた>唱える]][[ターン]]中、自分の[[クリーチャー]]1体は[[バトル]]に勝つたびに[[アンタップ]]して再度[[攻撃]]することができる。 つまり[[バトル]]に負けるか、[[攻撃]]を中止する、[[シールド]]を[[ブレイク]]するまで何度でも[[攻撃]]が可能となる。まさに[[フレーバーテキスト]]の通り「この拳、エンドレス」である。 有効な活用法としては[[アンタップキラー]]や[[マッハファイター]]との[[コンボ]]があり、[[パワー]]が高いものと組み合わせると相手[[クリーチャー]]を一気に殲滅できる。[[文明]]も一致する[[《肉弾兵ウルティモ》]]や[[《砕神兵ガッツンダー》]]などと併用するとよい。 [[《バスター・チャージャー》]]の様な[[パンプアップ]]系とも相性が良く、折角[[パワー]]や[[ブレイク]]数を上げたのに[[ブロッカー]]1体しか倒せないという事態も解消してくれる。 [[アタックトリガー]]と組み合わせれば[[能力]]を連発できる。[[《光器マリアンナ》]]や[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]で[[呪文]]を連射することが可能。[[《超竜バジュラ》]]が1[[ターン]]に何度も[[攻撃]]すると、訳が分からないほど[[マナ]]を削って[[オーバーキル]]状態にまで持っていける。 [[【速攻】]]の対策にも有効で、[[パワー]]5000前後の[[クリーチャー]]が立っていれば、[[攻撃]]済みの相手の[[アタッカー]]をまとめて殴り飛ばすことができる。 終盤の[[ファッティ]]に[[唱えて>唱える]]やるのも凶悪。相手はその[[パワー]]より弱い[[ブロッカー]]で[[ブロック]]を行うわけにはいかなくなるため、実質的に[[ブロックされない]]も同然になる。 この様に色々な場面で使用が見込めるカードだが、欠点は単体だと[[腐り>腐る]]やすいこと。当然だがバトルゾーンにクリーチャーが居ないと意味を成さない。 また、[[コントロール]]相手だと相手の[[クリーチャー]]が複数[[タップ]]されている状況は少ないため、何らかのお膳立てが必要になってくる。 幸い、各種[[スパーク]][[呪文]]による全[[タップ]]や[[《超次元グリーンレッド・ホール》]]や[[《フル・コマンド》]]による[[アンタップキラー]]化など、サポートは豊富なので色々試してみるといいだろう。 この呪文自体が''1マナ''と非常に軽く、他のカードと組み合わせやすいのも強み。 うまく使えば爆発的な[[アドバンテージ]]を生み出してくれる[[カード]]であり、[[プレイヤー]]のセンスが問われる1枚と言える。 -[[《インフィニティ・ドラゴン》]]の対策にもなり、相手の[[ドラゴン]]と[[バトル]]を行うたびに[[山札]]を1枚ずつ削ることができる。 -初出時は「〜[[バトル]]に勝った時、''[[バトル]]の後で''[[アンタップ]]する。」という[[テキスト]]だった。従って、[[《蔵禄の守護者カメンビー》]]で対象に取られても、旧[[テキスト]]では[[タップ]]状態にすることは不可能だった。現在は「[[バトル]]の後」が削除されたため、同様にした場合は[[アンタップ]]後の[[タップ]]という処理になる。 -前のめりな使い方に目が向かいがちになるが、(勿論それを意図したデザインであることは確かなのだが)別の使い方として、[[バトル]]の後で[[アンタップ]]する[[効果]]によって[[殴り返し]]防止という使い方もある。 -[[DMRP-22]]にて登場した[[《EVE-鬼MAX》]]の[[アタックトリガー]]と組み合わせるとブレイクしながらパワー9000以下のクリーチャーを大量破壊+非[[クリーチャー]]カードを大量破壊が出来る。 -[[《フル・コマンド》]]と組み合わせると、[[パワー]]が及ばない強力な[[ブロッカー]]をすりぬけ最後に[[アンタップ]]し、[[殴り返し]]を避けることができる。 --漫画ではこの[[コンボ]]を[[ザキラ]]の部下である[[Q (クアトロ)]]が使用。[[《猿神兵アッシュ》]]に使用し、[[黄昏 ミミ]]の[[ブロッカー]]達を蹴散らした。 単体では[[切札 勝舞]]が3度目のドラゴンマスク戦で、[[アンタップキラー]]になる[[《肉弾兵ウルティモ》]]に使用した。「FE」では[[切札 勝利]]が3年前の[[O (オアシス)]]戦で、[[アンタップキラー]]を付与する[[《チッタ・ペロル》]]を出した状態で[[《紅神龍ガルドス》]]に使用した。 ---その後、大人になった[[切札 勝舞]]が引き続き使用。[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]に使用し、一体で[[《無敵王剣 ギガハート》]]と[[《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》]]を[[龍解]]させている。余談だが、この回の当カードを使うシーンで、このカードのコストが6と表記されているミスがあった。このミスはコミックスでは修正されている。 -[[《横綱 義留の富士》]]や[[《時空の精圧ドラヴィタ》]]のように、この[[呪文]]の[[効果]]を内蔵している[[クリーチャー]]も存在する。そのような[[クリーチャー]]は「《無限掌》を内蔵している」と形容される事も多い。 -かつては[[再録]]も多いカードだったが、[[DMC-42]]を境に[[絶版]]が続いている。 また、これに別の[[効果]]を足して登場した派生[[呪文]]は[[コスト]]が高くなる傾向がある。[[《無法秘伝 悪・即・斬》]]や[[《最終“罰怒”梵破》]]などがその例。前者は条件まで付いている。 --これらの点からオーバースペック疑惑もあったが、[[DM22-EX1]]で[[《炎舞闘士サピエント・アーク/無限掌》]]という[[ツインパクト化]]の[[上位互換]]が登場した。 ***《無限掌》または類似効果によってゲームが進行不能になった場合について [#hc130c69] お互いに任意の行動を選択することで、ループが継続されゲームが進行しない場合、ターン・プレイヤーが違う行動を行ってループを止めてゲームを進行する。 「[[攻撃]]」とはターン・プレイヤーの行動であるため、必ず攻撃側が攻撃宣言を止めて(バトル後のアンタップが任意である効果の場合はアンタップしない宣言でも可)ターンエンドしなければならない。 2020年8月21日改定の「4.5断片化したループについて」によって定義された。 -過去の裁定では、この[[呪文]]の影響を受けた[[クリーチャー]]と、不死身状態の[[無限ブロッカー]]が無限に続く攻防をする場合、[[攻撃]]側が諦め相手の[[ターン]]に移すか、仕切り直しとなり再度[[ゲーム]]を行うかのどちらかを[[攻撃]]側が選ぶことになっていた。 -お互いに[[強制]]効果によって宣言を止めることができない場合は、仕切り直しやその場のジャッジ判断になる。 --[[《ファントム・ベール》]]、[[《無限掌》]]、[[《小結 座美の花》]]、不死身の[[無限ブロッカー]]が同時にあった場合などが該当する。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#ue5e5450] |無限掌 R 火文明 (3)| |呪文| |このターン、自分のクリーチャー1体は「バトルに勝った時、アンタップする。」を得る。| |BGCOLOR(white):※[[各プレイヤーの1ターン中、「アンタップする」能力の発動をカード1種あたり20回までとする。>無限アタッカー#limit]]| [[DMPP-07]]で実装。[[レアリティ]]が[[レア]]になり、コストが3になった。 序盤から攻撃を仕掛ける[[【赤白速攻】>【赤白速攻】 (デュエプレ)]]や[[【ダイヤモンド・ブリザード】>【ダイヤモンド・ブリザード】 (デュエプレ)]]には、2ターン目に召喚したクリーチャーに使うことで2体以上倒すことが狙える。 同じくコスト3呪文の[[《天使と悪魔の審判》]]でも[[殴り返し]]込みで2体は倒すことができるので、なるべく3体以上は倒したい。 対速攻以外に、タップしたクリーチャーを一網打尽にするのは[[【アウゼス】 (デュエプレ)]]でもできてしまう。 TCG版では軽さを生かして[[アンタップキラー]]化呪文と同時に使ったり、1マナで1体に疑似[[ブロック貫通]]付与に使うこともできたが、デュエプレではコストが重くなっているため[[アタックトリガー]]の連続使用を強く意識しないといけないだろう。 -[[DMPP-27]]で[[《完全防御革命》]]が登場し、TCGと異なりあちらの[[完全下位互換]]となってしまった。 **関連カード [#j0cab4bf] -[[《機動聖霊ムゲン・イングマール》]] -[[《無限の精霊リーサ》]] -[[《無限鉄拳オニナグリ》]] -[[《超竜アバレ・ムゲン》]] -[[《完全防御革命》]] -[[《無法秘伝 悪・即・斬》]] -[[《最終“罰怒”梵破》]] -[[《炎舞闘士サピエント・アーク/無限掌》]] **[[フレーバーテキスト]] [#s9f26922] -[[DM-09]]、[[DMC-14]]、[[DMC-18]]、[[DMC-27]]、[[DMC-30]]、[[DMC-42]]、[[DMPP-07]] '''この拳、エンドレス!''' **収録セット [#e86354df] ***[[デュエル・マスターズ]] [#qd1d7a2c] -illus.[[Taro Yamazaki]] --[[DM-09 「闘魂編 第4弾 覇道帝国の絆(インビンシブル・ブラッド)」>DM-09]](32/55) --[[DMC-14 「紅の鋼鉄兵団(クリムゾン・アーマロイド)デッキ」>DMC-14]] --[[DMC-18 「勝舞聖龍(しょうぶホーリー・ドラゴン)デッキ」>DMC-18]] --[[DMC-27 「コロコロ・ドリーム・パック」>DMC-27]] --[[DMC-30 「ティラノ・ドレイク・クラッシャー1/2」>DMC-30]] --[[DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」>DMC-42]] ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#y013fcd7] -illus.[[Taro Yamazaki]] --[[DMPP-07 「超神星爆誕 -GATE OF DISASTER-」>DMPP-07]] **参考 [#k3e05cf9] -[[クリーチャー]] -[[バトル]] -[[アンタップ]] -[[無限アタッカー]] &tag(呪文,火文明,赤単,単色,コスト1,無限アタッカー付与,《無限掌》,UC,アンコモン,Taro Yamazaki,呪文 (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),赤単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト3 (デュエプレ),無限アタッカー付与 (デュエプレ),R (デュエプレ),レア (デュエプレ),Taro Yamazaki (デュエプレ));