#author("2024-03-17T01:56:43+09:00","","")
#author("2024-10-20T16:45:59+09:00","","")
*《&ruby(むりょうたいりゅう){無量大龍}; グーゴルプレックス》 [#z87d5a6e]

|無量大龍 グーゴルプレックス SR 水/闇文明 (12)|
|クリーチャー:ゼロ・ドラゴン/チーム零 17000|
|<ムゲンクライム>5(自分のクリーチャーを5体タップし、[水/闇(5)]支払って、このクリーチャーを自分の手札または墓地から召喚してもよい)|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、自分の他のクリーチャーを好きな数破壊する。このようにして破壊したクリーチャー1体につき、水または闇のコスト8以下のクリーチャーを1体、自分の手札または墓地からバトルゾーンに出してもよい。|

[[DMEX-14]]で登場した[[水]]/[[闇]]の[[ゼロ・ドラゴン]]/[[チーム零]]。

初の[[ムゲンクライム]]5を持つ超大型[[ドラゴン]]。
[[召喚]]によってバトルゾーンに出た時に他のクリーチャーを好きな数破壊し、破壊した分だけタダ出し、もしくは[[リアニメイト]]を行う能力を持つ。

リアニメイト対象は水か闇のコスト8以下なので、[[《ニコル・ボーラス》]]のような強力な[[ファッティ]]を出したいところ。特に[[《不死の墓守 シヴァンリンネ》]]なら[[《学校男》]]などで自身を即破壊する事で、このクリーチャーの召喚時に破壊した味方を舞い戻す事が可能。

一方で、[[墓地]]や[[手札]]に高[[コスト]][[クリーチャー]]が多いほど[[効果]]が強力になるが、[[ムゲンクライム]]で召喚するなら、小型のクリーチャーを多く採用しなければならないというジレンマを抱えている。
また、[[プレミアム殿堂]]となった[[《希望のジョー星》]]はともかく、[[《洗脳センノー》]]や[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]を立てられるとムゲンクライムを持った[[準バニラ]]と化すのも痛い。

[[ムゲンクライム]]を使わず[[コスト]]12を払って[[召喚]]する手もあるが、[[ビッグマナ]]構成も[[バトルゾーン]]に[[クリーチャー]]が並びづらいため、大量の踏み倒しは難しい。

欲張ってコスト8ちょうどを5体一気に踏み倒そうとせず、[[《伊達人形ナスロスチャ》]]や各種墓地肥やしで特定な2〜3体を踏み倒したり、破壊して出し直しても強い小型を多数採用するのが良いだろう。

-[[ムゲンクライム]]のための[[マナコスト]]を無限に生み出しつつ、このクリーチャーを再び墓地に落とせる状況下なら、[[ループ]]が成立する。一例として、前者は[[《ハリケーン・クロウラー》]]で5マナを生み出すなど、後者は[[《地獄の門番 デスモーリー》]]や、2体目のこのクリーチャーで1体目を破壊するなどが挙げられる。
[[《黒神龍ザルバ》]]などを組み込めば[[ライブラリアウト]]を狙える。ただし、《黒神龍ザルバ》[[ループ]]での特殊勝利であればこのカードを使うよりも成立難易度が低いループはいくらでもある。

--「[[ムゲンクライム]]で[[ソリティア]]してゲームに勝つ」という性質を考えれば、[[《希望のジョー星》]]+[[《無量大龍 トゥリナーツァッチ》]]もライバルとなる。
そちらは[[《希望のジョー星》]]+[[《ゼロ・ルピア》]]で小型を並べるのにマナを必要とせず、小型を並べるという行為自体が[[エクストラウィン]]達成になるということで自己完結している。
---なお、《グーゴルプレックス》は[[《希望のジョー星》]]と相性が最悪なのでそのギミックを踏襲することは不可能。[[cip]]でクリーチャーを破壊しても、手札と墓地が脱色されているため何も出せない。

-クリーチャーを破壊し出し直すという性質は[[《フォース・アゲイン》]]や[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]のよう。手札からも出せるのでその場合は[[《緊急再誕》]]にも近いか。

-ムゲンクライム5で召喚していれば、少なくとも自分の他のクリーチャーは5体いるので、5回以上の[[破壊]]と[[踏み倒し]]が行える。

-通常の[[コスト踏み倒し]]であればcipは使えないが、[[《キング・マニフェスト》]]のような召喚扱いのコスト踏み倒しであれば問題無く誘発する。

-初の[[ムゲンクライム]]5持ちクリーチャー。

-歴代の[[ゼロ・ドラゴン]]と比べても桁違い、というより"桁の数が桁違い"という方が正しい程に数値が大きい。詳細は各自検索するか、下記の「数の単位の解説」を参照のこと。
また、グーゴル (googol) は「Google」の元ネタとしても有名。
--なお、[[開発主任KのTwitter>https://twitter.com/poxnoid_k/status/1359083708494479362]]によれば、名前が「フカセツフカセツテン」になる可能性もあった模様。こちらの元ネタは華厳経に登場する数詞の「不可説不可説転」である。説明が長くなるが、大抵の数よりは大きいがグーゴルプレックスよりは小さい単位となる。

#region2(数の単位の解説){{

|無量大数|10の68乗|1e+68|
|グーゴル|10の100乗|1e+100|
|[[毘盛伽>《毘盛伽 ジョウ骨キ》]]|10の7340032乗|1e+7340032|
|不可説不可説転|10の(7×2の122乗)乗|1e+37218383881977644441306597687849648128|
|グーゴルプレックス|10の(10の100乗)乗|1e+10000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000|

「1e+○」とは、1の後ろに「0」が何個付くかを表す。
例えば「1e+68」は「100000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000」(0が68個)となる。

-グーゴルは「10の100乗」を表しこの時点で冠詞の原型である無量大数(10の68乗)を上回っている…がしかしこのクリーチャーの名である「グーゴルプレックス(googolplex)」は「10のグーゴル乗」を表す単語である。

-「不可説不可説転は10の約37澗乗」と表現されることがあるが、これは10の35乗個以上の「桁の数」が切り捨てられていることに注意。グーゴルプレックスからすれば誤差だが。

}}

-アニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』では第43話で[[ゼーロJr.]]が[[サイキ]]戦で使用。
[[《戯具 ザンボロン》]]3体と[[《罪無 ターボ兆》]]2体をムゲンクライムの[[種]]にして召喚される。[[cip]]で《戯具 ザンボロン》3体を[[破壊]]し、[[《無量大龍 ドゥエ・ミリオーニ》]]3体を[[リアニメイト]]した。さらに[[アンタップ]]状態で[[バトルゾーン]]に出されたこのカード自身と《無量大龍 ドゥエ・ミリオーニ》3体を[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の[[ムゲンクライム]]元にしている。その後は[[ダイレクトアタック]]を決めて[[フィニッシャー]]になった。
[[《戯具 ザンボロン》]]3体と[[《罪無 ターボ兆》]]2体をムゲンクライムの[[種]]にして召喚される。[[cip]]で《戯具 ザンボロン》3体を[[破壊]]し、[[《無量大龍 ドゥエ・ミリオーニ》]]3体を[[リアニメイト]]した。さらにこのカード自身と《無量大龍 ドゥエ・ミリオーニ》3体を[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]の[[ムゲンクライム]]元にしている。その後は[[ダイレクトアタック]]を決めた。

//**[[サイクル]]

**関連カード [#o30bacb4]
-[[《グーゴル <XENOM.Star>》]]

//**[[フレーバーテキスト]]
**収録セット [#q5b70dc8]
-illus.[[douzen]]
--[[DMEX-14 「弩闘×十王超ファイナルウォーズ!!!」>DMEX-14]](S5/S10)

**参考 [#ud976d3c]

&tag(クリーチャー,水文明,闇文明,青黒,2色,多色,コスト12,ゼロ・ドラゴン,ドラゴン,チーム零,パワー17000,ムゲンクライム,ムゲンクライム5,T・ブレイカー,召喚限定cip,cip,スーサイド,コスト8以下,コスト踏み倒し,リアニメイト,SR,スーパーレア,douzen,十王篇ブロック);