#author("2024-03-29T20:41:39+09:00","","") #author("2024-05-26T18:40:40+09:00","","") *《&ruby(むそう){無双};の&ruby(しば){縛};り &ruby(だせん){達閃};/パシフィック・スパーク》 [#v1e9fdcf] |無双の縛り 達閃 SR 光文明 (6)| |クリーチャー:メタリカ 4500| |''ブロッカー''| |相手は、自身のターンに1体しかクリーチャーをバトルゾーンに出せない。| |''ラスト・バースト''(このクリーチャーが破壊された時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)| |BGCOLOR(#ccd):| |パシフィック・スパーク SR 光文明 (3)| |呪文| |相手のクリーチャーをすべてタップする。| [[DMRP-07]]で登場した[[光]]の[[メタリカ]]および[[呪文]]の[[ツインパクト]]。 [[クリーチャー]]面は[[ラスト・バースト]]を持った中型の[[ブロッカー]]。[[コスト]]の割に[[パワー]]は控えめだが、相手は自身の[[ターン]]に[[クリーチャー]]を1体しか[[出せない]]という[[《アイアン・マンハッタン》]]と同等の[[ロック]][[能力]]を持つ。 ただし、あちらが[[誘発型能力]]なのに対し、こちらは[[常在型能力]]なので[[除去]]されてしまうと簡単に解除されてしまう点と''COLOR(blue){自分のターン中は能力が発動しない}''点に注意。 例えば[[【ロージアミラダンテ】]]の相手の[[ブレイク]]に反応しての[[S・トリガー]]による展開呪文は防げない。 [[呪文]]面は[[S・トリガー]]の外れた[[《スーパー・スパーク》]]と言った性能。[[S・トリガー]]の無い呪文に[[S・トリガー]]が付くことで[[コスト]]+2となるならば、[[S・トリガー]]のある呪文から[[S・トリガー]]を削ることで[[コスト]]-2となった、と言ったところか。 [[クリーチャー]]面が[[ブロッカー]]と[[ラスト・バースト]]を持つが、[[パワー]]が4500と中途半端に高いため、相手がパワー4000以下の小型を並べて殴るデッキの場合は足止めが難しい。それをカバーするために[[クリーチャー]]面に[[ロック]][[能力]]があるのかも知れない。 [[【チェンジザダンテ】]]では[[ニンジャ・ストライク]]によって[[召喚]]した[[《怒流牙 佐助の超人》]]でこれを[[ディスカード]]し、[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]の[[能力]]発動で[[唱える]]という動きが可能。これにより[[S・トリガー]]感覚で扱える。 呪文面で[[《Dの天牢 ジェイルハウスロック》]]の[[Dスイッチ]]を補助できる上に[[クリーチャー]]面が[[コスト踏み倒し]]対象になるので、[[【白単天門】]]にも向いている。 [[《閃光の守護者ホーリー》]]とは[[ロック]]で差別したい。 [[チャンプブロック]]による[[ラスト・バースト]]発動と[[《牙修羅バット》>《牙修羅バット/真血染める闇牙》]]による[[リアニメイト]]を繰り返せば、[[墓地利用メタ]]などを使われない限り恒常的にターンを凌ぐことができる。 **環境において [#f634afc9] 効果判明当初は大量展開メタ、コンボデッキ対策として注目を浴び、実際[[【白単天門】]]や[[【チェンジザダンテ】]]、[[【サッヴァーク】]]などで使用されたが、パワー4500というのは[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]、[[《デモンズ・ライト》]]などが飛び交う[[双極篇環境]]では安心できるスペックではなかった。 一見[[オールタップ]]が[[《異端流し オニカマス》]]対策になったが、同弾の[[《ソーナンデス》]]で処理すればよかったのでその点でも恵まれなかった。 何より3ターンキルの横行する[[【ドギラゴン剣】]]対しては6コストでも重く、期待されたほどの活躍はしていなかった。 効果判明当初は[[大量展開メタ]]、コンボデッキ対策として注目を浴び、実際[[【白単天門】]]や[[【チェンジザダンテ】]]、[[【サッヴァーク】]]などで使用されたが、パワー4500というのは[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]、[[《デモンズ・ライト》]]などが飛び交う[[双極篇環境]]では安心できるスペックではなかった。 一見[[オールタップ]]が[[《異端流し オニカマス》]]対策になったが、同弾の[[《ソーナンデス》]]で処理すればよかったのでその点でも恵まれなかった。 何より3ターンキルの横行する[[【ドギラゴン剣】]]対しては6コストでも重く、期待されたほどの活躍はしていなかった。 [[超天篇環境]]では[[GR召喚]]への対策として期待されたがやはり6コストのシステムクリーチャーは重く、除去されやすいのもあり、環境にはそれほど刺さりが良くなかった。[[《ドンジャングルS7》]]で呼び出せる[[パワー]]ラインであることから[[【チェンジザドンジャングル】]]で使われることもあったが、好みによって使われることがある程度であった。 [[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]にほぼ確実に入る[[《DROROOON・バックラスター》]]に関しては、確かに出したその[[ターン]]中の[[GR召喚]]は防げるが、次のターンのGR召喚で除去を発動すれば何とかなるので安心できるとは言い切れない。そもそも【青赤緑ミッツァイル】なら[[《知識と流転と時空の決断》]]でラスト・バーストを発動させることなく安全に除去できる。 登場から役割が被る上により軽くより防御性能の高い[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]も壁となっており、時々このカードも使われるとはいえ多くの場合あちらの枠を奪えないでいる。 [[十王篇環境]]では、2020年7月1日[[殿堂レギュレーション]]改訂を機に環境全体におけるGR召喚への依存度がそれまでよりも低くなったため、このカードが[[腐る]]場面が目立つようになった。 [[【モルト NEXT】]]との対面では素出しの[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を牽制するのに役立つ。複数体並べた場合、1体目を処理されてもラスト・バーストで[[アタックトリガー]]の使用を未然に防いで2体目を守れる。 [[王来篇環境]]は[[進化]]推しとなった。進化するには原則として進化元と進化先の2体出す必要があるので、必然とこのクリーチャーで進化を縛れる。にも拘らずこのシリーズでの目立った使用実績はない。トップメタを支配する[[【5色コントロール】]]のような1ターンに1体ずつ出す[[ゲーム]]運びが珍しくない上に除去に事欠かないデッキが多いのがその原因だろう。よしんば除去された際に[[ラスト・バースト]]を発動しても、[[EXライフ]]で[[タップキル]]をケアされかねないのも痛い。 [[《煌世主ノ正裁Z》]]の登場を機に[[【白単サバキZ】>【サッヴァーク】]]が一気に横展開系デッキに移行したことで、需要が増した。[[《煌龍 サッヴァーク》]]との同時展開が易化し、除去耐性を付けやすくなった。[[【黒緑アビスロイヤル】]]を筆頭に多面展開してくるデッキが多いため、環境的にも刺さりが良い。 **その他 [#l5530677] -呪文面は[[《クイック・スパーク》]]、[[《バリアント・スパーク》]]から[[S・トリガー]]を外してタップ能力を強化したようなスペック。 -名前の由来はまんま「出せん」。[[フレーバーテキスト]]は薬物乱用防止のポスターのパロディである。この[[カード]]の[[能力]]と合わせれば、昨今の[[環境]]が「1ターンでの大量展開・即死打点形成からの[[1ショットキル]]」であふれている事への皮肉ともとれる。 -[[DMEX-13]]で再録されることが決定した際には「[[DMBD-15]]で再録されることが決まったばかりなのになぜ?」と疑問視する声も聞かれた。 -[[DMEX-13]]版の[[フレーバーテキスト]]は[[スパーク]][[呪文]]である呪文面を強調したような内容と、[[月光王国]]と[[チーム銀河]]の戦いをかけている。 -アニメ『デュエル・マスターズ!』では第26話では[[ラビット大佐]]が[[ゲオルグ・バーボシュタイン]]戦で使用。声優は[[藤井隼]]氏。 [[《メガロ・デストロイト》]]の[[リアニメイト]]を防ぎつつ、[[ラスト・バースト]]をちらつかせることでパワー低下を抑制。リアニメイトのロックを、ひび割れた地面からクリーチャーが出てくるところを塞ぐ描写でなされている。だが相手のターンには効かないことが[[災いし…>《撃髄医 スパイナー》]]。 -アニメ『[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]』では第45話で[[ボルツ]](鬼化)が[[切札 ジョー]]戦で使用。 [[《爆龍皇 ダイナボルト》]]の[[W・マジボンバー]]で、[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]と共に場に出る。 次の[[切札 ジョー]]のターンに[[《イッスン・スモールワールド》]]が《ダイナボルト》に殴り返しをする際このクリーチャーでブロックし、[[ラスト・バースト]]でジョーの[[《スパダチ モンキッドR》]]と[[《飴の女王 スイート》]]をタップした。 **関連カード [#pd4a8e12] -[[《アイアン・マンハッタン》]] -[[《閃閃-ダセンゼ》]] -[[《ホーリー・スパーク》]] **[[フレーバーテキスト]] [#uc88bd5c] -[[DMRP-07]]&br;'''「[[ナラブ>展開#v673803c]]。ダメ。ゼッタイ。」''' -[[DMRP-07]](シークレット版)&br;'''無双の名の通り、双つ[[並ぶ>展開#v673803c]]事を許さない。''' -[[DMEX-13]]&br;'''[[影>闇]]を消せるのは、[[光]]のみ。''' -[[DMBD-15]]&br;'''一瞬の[[閃光>スパーク]]のあと、[[団長>《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の号令による[[一斉攻撃>ワンショット]]で敵軍は壊滅した。''' **収録セット [#p9fea665] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Shishizaru]] --[[DMRP-07 「双極篇 第3弾 †ギラギラ†煌世主と終葬のQX!!」>DMRP-07]](S1/S10) --[[DMEX-13 「四強集結→最強直結パック」>DMEX-13]](S5/S8) -illus.[[KISUKE]] --[[DMBD-15 「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」>DMBD-15]](SE5/SE10) -illus.[[KISUKE]]/[[otumami]] --[[DMBD-15 「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」>DMBD-15]](BE8/BE10) **参考 [#f9726c1d] -[[メタリカ]] -[[ブロッカー]] -[[出せない]] -[[ロック]] -[[ラスト・バースト]] -[[オールタップ]] -[[スパーク]] ---- [[公式Q&A]] -2つ目の能力について >Q.バトルゾーンに相手の''《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》''が1体いる状況で、自分は火のコスト5以上のドラゴンで攻撃し[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]に「革命チェンジ」しました。[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]の「ファイナル革命」能力で、山札の上から4枚表向きにしましたが''《無双の縛り 達閃》''の効果で1体も出せない場合、どうなりますか? A.出せなかったクリーチャーは残りのクリーチャーとして扱われますので、全て山札の一番下に置かれます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34381]](2020.11.13) >Q.バトルゾーンに相手の''《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》''がいます。自分が既にクリーチャーを1体バトルゾーンに出している状況で、「ギャラクシールド」能力を使い、シールドゾーンにクリーチャーを新しいシールドとして表向きで置くことができますか? A.いいえ、使えません。バトルゾーンに出すことが禁止されている状況では、召喚を行うこともできません。召喚を行うことができない状況では「ギャラクシールド」を使うこともできません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39613]](2021.4.14) &tag(ツインパクト,クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト6,メタリカ,ゴーレム,パワー4500,パワーの最後の三桁が「500」,ブロッカー,大量展開メタ,出せない,ロック,ラスト・バースト,呪文,コスト3,タップ,オールタップ,スパーク,・,終音「ん」,SR,スーパーレア,Shishizaru,KISUKE,otumami,十王篇ブロック);