#author("2023-06-27T23:15:25+09:00","","") #author("2024-01-21T12:43:30+09:00","","") *《&ruby(カンフー・ジェネレーション){武闘世代}; カツキング&ruby(ジュニア){Jr.};》 [#g15719e9] |武闘世代 カツキングJr. SR 光/火文明 (8)| |クリーチャー:アウトレイジMAX/レッド・コマンド・ドラゴン/ハムカツ団 10500| |革命チェンジ:光または火のコスト5以上のドラゴン| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置く。その後、このクリーチャーは相手のシールドを1つブレイクする。| [[DMR-23]]で登場した[[光]]/[[火]]の[[アウトレイジMAX]]/[[レッド・コマンド・ドラゴン]]/[[ハムカツ団]]。 攻防一体の強力なドラゴン。火または光のコスト5以上のドラゴンから、つまり対抗色のクリーチャーを対象とした[[革命チェンジ]]を持つ初のクリーチャーである。 その能力は[[cip]]と[[アタックトリガー]]で[[シールド]]の[[追加>シールド追加]]と[[ブレイク]]を行うというもの。 シールド追加能力というのは強力ではあるものの、今までは[[汎用性]]の低い[[カード]]が多く[[デッキタイプ]]を厳しく選ぶという事情があった。この[[クリーチャー]]は自身が打点を持ち、かつ手軽に使えるという待望の[[スペック]]を誇る。 [[革命チェンジ]]の条件はやや厳しいものの、この[[カード]]なら適当な[[ドラゴン]]が[[攻撃]]するだけで手軽に[[シールド]]を増やしてくれる。8[[コスト]]と重めな割りに[[パワー]]が10500と控えめだが、それを補って余りある性能を持つといえよう。[[アタックトリガー]]でもこの[[能力]]は使えるので、後続の[[革命チェンジ]]持ちにバトンを渡しつつ防御を固める事が可能。 [[シールド追加]][[能力]]と[[革命チェンジ]]が強力にシナジーしており、グルグルとこの[[クリーチャー]]を行き来させるだけで手軽に[[シールド]]を増やす事が出来る。 一方で[[効果]][[ブレイク]]の方は[[デメリット]]とも取れる能力。[[強制]][[能力]]であるため、望まないタイミングで[[シールド]]を[[ブレイク]]してしまい[[S・トリガー]]を踏んでしまうという危険性がある。そうでなくとも相手に[[手札]]を与えてしまうことには変わりない。自陣が盤石でない状況で安易に使うと悲惨な結果になるだろう。 無論、こちらも強力な能力である事には間違いない。勝負を仕掛ける段階に入ったなら手軽に、かつ一気に相手を追い詰める切り札足りえる。 総じて、使うタイミングを問われる一枚と評せるだろう。 **ルール [#u448c60e] //-シールドのブレイクを行うのは《カツキングJr.》自身なので、《カツキングJr.》の[[cip]]が[[解決]]される前に《カツキングJr.》が除去された場合、[[シールド追加]]は行えるが、ブレイクはできない(事務局確認済み)。 -かつては、効果によるブレイクは「このクリーチャー」指定のため、[[効果バトル]]のように肉体がバトルゾーンに残っていないと不発になるとの裁定があった模様。現在の公式サイトには根拠となる裁定は残っておらず、逆に「このクリーチャー」指定の[[《R.S.F.K.》>《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》]]は[[革命チェンジ]]で別のクリーチャー扱いになっても[[ブレイクは不発にならない>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42846/]]という裁定が確認できる。 なので《武闘世代 カツキングJr.》でも同様に[[革命チェンジ]]などでブレイク前に離れてしまっても、問題なくバトルゾーン以外にあるカードを発生源にブレイクしてもよい。 -[[革命チェンジ]]で登場する場合は、既に[[アタックトリガー]]の誘発[[タイミング]]は逸脱しているので、[[cip]]のみが処理される。 --「出た時または攻撃する時」を同じターンに両方発動させたければ、《カツキングJr.》に[[スピードアタッカー]]を[[付与]]できる状態で[[召喚]]または[[革命チェンジ]]以外の踏み倒しで出す必要がある。また、出ている《カツキングJr.》の[[攻撃]]時に別の《カツキングJr.》で[[革命チェンジ]]しても、擬似的に両方発動されたことになる。 **他のカード・デッキとの相性 [#s2313c3b] -[[【5色ジャックポット・エントリー】]]との相性がいい。[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]]で踏み倒せるちょうど8コストであり、貴重な防御手段になりえる。《ジャックポット・エントリー》は出せるドラゴンを状況に応じて自由に選択できるので、使うタイミングが問われるこの一枚との相性は最高。色的にも[[【5色ジャックポット・エントリー】]]に不足しがちな光文明を補ってくれている。 -[[《ミラクル・ミラダンテ》]]、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]、[[《革命の絆》]]の三大[[革命0トリガー]]クリーチャーとの相性も良好。いざというときに捲れれば[[cip]]でシールドを追加する事で防御力を更に上げる事が出来る。三大革命0トリガークリーチャー最大12枚体制の中で手札にそれらを抱え込めば、ある程度狙ってこのクリーチャーを捲ることも可能。更に相手のシールドを割る事で、次のターンの逆転を狙いやすくなる。それだけでなく、[[革命チェンジ]]によって上記2枚を使いまわす事も可能。 --ただし、[[革命0トリガー]]を複数枚宣言した場合、全部それらを[[解決]]してからこの[[カード]]の[[シールド追加]]を[[解決]]すべきである。解決待ちの革命0トリガーが残っている状態で[[シールド追加]]すると、[[シールド]]0枚という[[革命0トリガー]]の使用条件が満たされなくなり、残りの[[革命0トリガー]]が不発に終わってしまうからである。 --この三大[[革命0トリガー]]クリーチャーを[[フィニッシャー]]とした[[【カウンタードギダンテ】]]でも有力。 -[[シールド]]枚数に大きく差をつけられる事から、[[ホーリー・フィールド]]や[[ラビリンス]]と相性が良い。特に後者の持ち主である[[メタリカ]]は[[ドラゴンギルド]]を擁するので、[[革命チェンジ]]元に困る事もない。 **環境において [#xb27737f] 登場から環境でそれほど使われていなかったが、[[DMRP-04魔]]期に[[【白青赤ドギラゴン剣】]]が流行すると、確立初期の時期に積極的に搭載されていた。[[双極篇]]では[[《爆熱DX バトライ武神》]]を規制されて生き残りを模索する[[【モルト NEXT】]]の[[革命チェンジ]]戦略に取り入れられた。 [[cip]]で結構なアドバンテージが取れるので、[[コスト踏み倒しメタ]]には比較的強い点が目立った。[[除去]][[耐性]]の高い[[コスト踏み倒しメタ]]である[[《異端流し オニカマス》]]の[[メタ]][[能力]]は[[バウンス]]であるため、この[[カード]]のcipを繰り返し使用するチャンスが生まれるケースがそれなりにあった。 [[超天篇]]で[[【赤単ブランド】]]が流行していた頃には、ギリギリの[[打点]]で[[1ショットキル]]するあちらに対してシールド追加で打点ずらしできる点が光った。 **その他 [#r5c3c6bf] -[[アタックトリガー]]でもある故、[[殴り返し]]要員としてもかなり強力。相手が[[クリーチャー]]を出して[[シールド]]を割ったのを、こちらは[[クリーチャー]]を潰して[[シールド]]を回復でき、おまけで相手の[[シールド]]を割って返せるため、相手は2体以上で[[攻撃]]するか[[除去]]ができなければ戦局を進められずほぼ詰みとなる。[[《チッタ・ペロル》]]がいればさらに凶悪。 -[[武闘]]としては初の非[[エグザイル・クリーチャー]]。故に[[《武闘将軍 カツキング》]]らと競合こそしないが、シナジーもない。 -冠詞の読みの由来は[[武闘]](カンフー)+日本のロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」であろうか。因みに、名前に「[[武闘]]」を持つが残念ながら[[エグザイル・クリーチャー]]ではないので、[[ドロン・ゴー]]には対応していない。 -種族は[[アウトレイジ・ドラゴン]]ではない。[[ドラゴン]]は勿論、ネタカードである[[《超越男》]]を除けば、既存の通常種族とアウトレイジの多種族クリーチャーはこれが初めてとなる。 -[[革命ファイナル]]正式エキスパンション中では唯一の[[対抗色]]多色クリーチャー。[[テック団]]以外の団のすべての革命チェンジに対応している。&br;ちなみに、[[光]]/[[火]]という組み合わせは[[アウトレイジ]]の中でも初めて。これで[[アウトレイジ]]には[[オラクル]]の色である[[光]]/[[闇]]以外の2色の組み合わせがそろったことになる。また、[[カツドン]]・カツキング関連での[[火]]+1色の[[カード]]も[[リュウセイ]]と同様揃うこととなった。 -名前から察すると[[カツドン]]と[[みぞれ>《愛のドラゴン みぞれ》]]の子供であり、このクリーチャーはその子供が[[ドロン・ゴー]]した姿と思われる。実は漫画「ビクトリー」最終巻のおまけ漫画の最終ページに彼が登場している。 --ちなみに10500という微妙なパワーの由来は[[《武闘親父 カツドン》]]と[[《愛のドラゴン みぞれ》]]のそれを合わせたものだろう。 **関連カード [#b72ea6de] -[[《武闘将軍 カツキング》]] -[[《無敵剣 カツキングMAX》]] -[[《超法剣 カツキング GANG》]] -[[《武闘親父 カツドン》]] -[[《愛のドラゴン みぞれ》]] -[[《炎龍王子カイザー・プリンス》]] **[[フレーバーテキスト]] [#u1b7205f] -[[DMEX-12]]&br;'''[[ドラゴン]]の力、それは、[[支配を嫌う>アウトレイジ]]自由の力。''' **収録セット [#y260c89d] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[TUBAKI HALSAME]] --[[DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」>DMR-23]](S6/S9) --[[DMEX-12 「最強戦略!! ドラリンパック」>DMEX-12]](S17/S20) **参考 [#k8bb26f4] -[[アウトレイジMAX]] -[[レッド・コマンド・ドラゴン]] -[[ハムカツ団]] -[[シールド追加]] -[[革命チェンジ]] -[[対抗色]] -[[武闘]] ---- [[公式Q&A]] -3つ目の能力について >Q.''《武闘世代 カツキングJr.》''が持つ「攻撃する時」の能力でシールドをブレイクした場合にも「キリフダッシュ」は使えますか? A.はい、使えます。攻撃中にそのクリーチャーがシールドをブレイクしていれば、それが能力によるブレイクであったとしても「キリフダッシュ」を使うことができます。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33332]](2020.3.13) >Q.自分のシールドは1つです。相手の''《武闘世代 カツキングJr.》''が攻撃し、「攻撃する時」の能力でブレイクされたシールドから[[《百鬼の邪王門》]]を自分の手札に加えました。これにより自分のシールドが1つもない状態になりますが、自分はこの''《武闘世代 カツキングJr.》''の攻撃中に[[《百鬼の邪王門》]]を「鬼エンド」能力で唱えられますか? A.はい、唱えられます。 #region2((総合ルール 506.3d)){{ :506.3d |非ターン・プレイヤー側の、使用宣言が必要な誘発型能力の宣言を行います。攻撃クリーチャーを指定した時点では条件を満たしていなかったものであっても、この時点で条件を満たしていれば使用宣言が可能です。 }} [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34226]](2020.9.18) &tag(クリーチャー,光文明,火文明,白赤,2色,多色,コスト8,アウトレイジMAX,アウトレイジ,レッド・コマンド・ドラゴン,ハムカツ団,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー10500,革命チェンジ:光のコスト5以上のドラゴン,革命チェンジ:火のコスト5以上のドラゴン,W・ブレイカー,cip,アタックトリガー,出た時または攻撃する時,シールド追加,効果ブレイク,パワーの最後の三桁が「500」,・,スーパーレア,TUBAKI HALSAME); &tag(クリーチャー,光文明,火文明,白赤,2色,多色,コスト8,アウトレイジMAX,アウトレイジ,レッド・コマンド・ドラゴン,ハムカツ団,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー10500,革命チェンジ,革命チェンジ:光のコスト5以上のドラゴン,革命チェンジ:火のコスト5以上のドラゴン,W・ブレイカー,cip,アタックトリガー,出た時または攻撃する時,シールド追加,効果ブレイク,パワーの最後の三桁が「500」,・,SR,スーパーレア,TUBAKI HALSAME);