#author("2024-05-04T18:26:16+09:00","","")
#author("2024-05-04T18:35:51+09:00","","")
*《&ruby(きかいにんぎょう){機怪人形};ガチャック&ruby(ツー){2};》 [#top] 

|機怪人形ガチャック2 R 闇文明 (6)|
|クリーチャー:デスパペット 2000|
|''S・トリガー''|
|このクリーチャーが出た時、相手のアンタップしているクリーチャーを1体選び、破壊する。その後、選んだクリーチャー以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。|

[[DM24-RP1]]で登場した[[闇]]の[[デスパペット]]。

[[クリーチャー]]版[[《地獄門デス・ゲート》]]あるいは[[《ヴィオラの黒像》]]といったところ。
アンタップしか選べないのは《デス・ゲート》と共通で、その2種は「破壊しようとしたコスト''未満''」が[[リアニメイト]]範囲なのでこちらのほうが出せる範囲が1つ上。

[[《ヴィオラの黒像》]]との長所・短所は、対象が[[アンタップ]]限定という弱点は除けば、やはり[[カードタイプ]]起因の差が大きい。
[[非クリーチャー]]([[タマシード]])の長所は[[《単騎連射 マグナム》]]や[[《地封龍 ギャイア》]]のようなクリーチャー指定のカウンターケアをかわせるところ。
《機怪人形ガチャック2》([[クリーチャー]])の長所は《ガチャック2》が連鎖できたり、単純に打点に使えたり、[[《蒼き王道 ドギラゴン超》]]など[[超化獣]]の[[ハイパー化]]に貢献したり、見えてくるシナジーは確実に[[タマシード]]より上。

[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]に有効な防御札である上に、そちらを選択できれば一気に無制限[[リアニメイト]]に化ける。そこまでは[[《ヴィオラの黒像》]]でも同じだが、クリーチャーというカードタイプのおかげで[[【青黒緑DOOM・ドラゲリオン】>【超神星DOOM・ドラゲリオン】#gf022089]]のような[[【墓地ソース】]]の系譜の[[墓地利用]]デッキに適性がある。ただし、[[∞ ブレイカー]]の《ゲンムエンペラー》が[[ワンショット]]している場面は、当然それがタップ状態で《ガチャック2》の射程外なのでカウンターには高望みしないように。

[[リアニメイト]]により2面作れる[[S・トリガー]]の対抗馬としては[[《忍蛇の聖沌 c0br4》]]が存在する。こちらは、破壊に選んだクリーチャーのコストを見る[[相手依存]]なため安定性で劣る部分には注意が必要。特にこちらの効果ではアンタップの[[《同期の妖精》>《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]に対象を吸われてたらコスト2以下しか出せず、すなわちコスト3の[[《終末の時計 ザ・クロック》]]すら踏み倒せないことになるため天敵である。

[[【6軸ガチロボ】]]では単純な[[防御札]]としては勿論のこと、[[《終剣連結 アビスハリケーン》]]との組み合わせでそちらで[[自壊]]させた味方を復帰させられる余地がある。
【6軸】においては[[《忍蛇の聖沌 c0br4》]]の5以下[[リアニメイト]]が腐るため採用の価値がない他、[[非クリーチャー]]の[[《地獄門デス・ゲート》]][[《ヴィオラの黒像》]]は完全に候補外なため、比較対象の中では《機怪人形ガチャック2》の独擅場である。

-進化も出せる。とはいえ先に存在していた「自身が[[進化元]]になって即進化も可能」なカードの[[《ヴィオラの黒像》]]でも、専ら非進化を出す[[防御札]]として使われてきた過去があるため無理に進化クリーチャーとの組み合わせを模索する必要はないだろう。

-[[《機怪人形ガチャック》]]の後継機ではないかと思わせるカード。そちらの[[名前集合]]にもあたる。
--カードイラストは体の髑髏模様や体に取り付けられた丸鋸は共通するものの、元のカードとは大きく雰囲気が異なっている。
--能力面では「1体を破壊できる」という点では共通するが、あちらが[[サボタージュ能力]]に対しこちらは[[cip]]とタイミングが異なる。それ以外にも、新たに得た[[リアニメイト]]効果に加え、コストも2倍違う。
---あちらが「相手盾のブレイク」で起動する[[ターボラッシュ]]に対し、こちらは「自分盾のブレイク」で起動する[[S・トリガー]]と対になっているようにも見える。
--フレーバーテキストは[[デュエル・マスターズ プレイス]]版の《ガチャック》を元にしている。
現在の時勢で対象年齢10歳以上のカードゲームとしては少々物騒だったのか、「抹殺」から「排除」へと表現がマイルドなものにアレンジされている。歴代のデュエマでは[[《殺戮の羅刹デス・クルーザー》]]といったもっと物騒な単語は登場済み。

**環境において [#d47c336c]
最大値の高さから多くのデッキに採用が期待されたが、実際には元ネタの[[《地獄門デス・ゲート》]]自体が環境から置いていかれた不安定な除去札であり、その上位互換に近くとも欠点が共通ならば運用が難しいのは当たり前で、採用先に難儀している。[[【青黒COMPLEXコントロール】]]に投入されるとしても基本的に[[《忍蛇の聖沌 c0br4》]]の5枚目以降という立ち位置であった。

それでも『[[DMGP2024-1st>公認グランプリ]]』Day1個人戦(アドバンス)で3位入賞した[[【50枚青黒緑DOOM・ドラゲリオン】>【超神星DOOM・ドラゲリオン】#gf022089]]([[レシピはこちら>https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/dmgp2024a_bd_a/]])に《c0br4》の投入枚数を2枚に抑えつつ《ガチャック2》が2枚投入されていた。
推定だが、[[自壊]]があったり延命には[[チャンプブロック]]が必要で場にクリーチャーが残りにくいのが[[《忍蛇の聖沌 c0br4》]]であり、《機怪人形ガチャック2》は確実にクリーチャーが残りながら、未攻撃の打点を1体削げることからクリーチャーの頭数の残りやすさは《ガチャック2》のほうが上。こうして生き延びた場合に[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]で[[《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》]]を作りやすい利点があった可能性がある。
デッキ制作者は「[[天門を仮想敵にして採用した>https://youtu.be/JJemQ1kkzMU?t=224]]」と語っているため、序盤の[[《天災 デドダム》]]の[[マナ加速]]・[[墓地肥やし]]から6マナで素出しも考慮に入れていたのだろう。

グランプリ終了後のオリジナルでは、一部の[[【黒緑アビス】]]に[[《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》]]の[[ハイパー化]][[コスト]]運用重視で採用される場合がある。2024年のゴールデンウィーク直前にはこれを2枚入れた[[【青黒赤緑邪王門】]]の入賞(オリジナル、41人参加、3位)レシピがオリジナルで報告され、[[1枚積み]]の[[《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》]]とのくっつきを考慮して2枚投入された【青黒緑DOOM・ドラゲリオン】(オリジナル、41人参加、4位)の事例も見られた。
グランプリ終了後のオリジナルでは、一部の[[【黒緑アビス】]]に[[《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》]]の[[ハイパー化]][[コスト]]運用重視で採用される場合がある。2024年のゴールデンウィーク直前にはこれを2枚入れた[[【青黒赤緑邪王門】]]の入賞(オリジナル、41人参加、3位)レシピが報告され、[[1枚積み]]の[[《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》]]とのくっつきを考慮して2枚投入された【青黒緑DOOM・ドラゲリオン】(オリジナル、41人参加、4位)の事例も見られた。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《機怪人形ガチャック》]]

-[[《地獄門デス・ゲート》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM24-RP1]]&br;'''パターン・[[ST>S・トリガー]]。タイショウヲハイジョシマス。 ―機怪人形ガチャック2'''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm]
-illus.[[haisiro]]
--[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]](19/75)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference] 
-[[デスパペット]]
-[[S・トリガー]]
-[[cip]]
-[[破壊]]
-[[リアニメイト]]

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト6,デスパペット,パワー2000,S・トリガー,S・トリガー獣,cip,アンタップメタ,除去,単体除去,破壊,単体破壊,リアニメイト,《機怪人形ガチャック》,R,レア,haisiro,王道篇ブロック);