#author("2023-11-19T09:34:38+09:00","","") #author("2023-11-22T18:57:00+09:00","","") *《&ruby(じゅかい){樹界};の&ruby(しゅごしゃ){守護車}; アイオン・ユピテル》 [#see2c73c] |樹界の守護車 アイオン・ユピテル C 自然文明 (2)| |クリーチャー:フィオナ・ガーディアン/ソニック・コマンド 4000| |''マッハファイター''(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)| |このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。| [[DMEX-18]]で登場した[[自然]]の[[フィオナ・ガーディアン]]/[[ソニック・コマンド]]。 相手[[プレイヤー]]に[[攻撃制限]]の掛かった4000[[マッハファイター]]だが2コストの''[[コマンド]]''であるため、最速2ターン目から[[《SSS級天災 デッドダムド》]]や[[《超獣軍隊 ゲリランチャー》]]などに[[侵略]]できる。侵略すればプレイヤー攻撃制限も事実上消すことができる。 [[【我我我ブランド】]]が先攻2ターン目までに3体クリーチャーを並べるといったゲーム展開であっても両者の[[除去]]能力と自身の[[マッハファイター]]による肉弾戦で相手盤面を一掃できる。 意外に凶悪なのが[[《獣軍隊 ランボンバー》]]。序盤の展開数が少ない時だと上記のクリーチャーは破壊過剰になる事もあるが、[[《獣軍隊 ランボンバー》]]ならターンの終わりに[[マナ送り]]される為、[[除去]]しながら3ターン目で5マナに到達可能。 また、素のパワーも4000と高いため、侵略を妨害する[[コスト踏み倒しメタ]]が立っていても、侵略せずにそれを除去しにいける。ただし、マッハファイターが失効する次のターンは相手プレイヤーへの攻撃制限によって侵略が難しくなる。 そして、[[マッハファイター]]の性として1番困るのは相手のクリーチャーがいない時だろう。特にこのクリーチャーは相手を攻撃できないため、[[バニラ]]以下の性能に成り下がる。 2マナ溜まる段階では相手のクリーチャーがいないことはザラなため、そんなバニラ以下を手札に抱え込むことも少なくはないだろう。 それでも、たった2コストで[[除去]]になるカードが侵略元の[[スロット]]を奪わないのは大きなメリットである。 ただ、終盤に出して[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]に[[革命チェンジ]]する場合は他に適格なコマンドが存在しており、[[【青黒緑デッドダムド】]]系統なら終盤そこまで[[マナ]]がタイトにならないので、これを使う必要性は生じづらい。 [[【青黒緑ハンデス】>【青黒緑デッドダムド】]]の場合は、[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]の4コストは重いため、[[《有象夢造》]]で[[リアニメイト]]できるこちらにも手が伸びる。また、[[《SSS級天災 デッドダムド》]]を剥がしてから出たターンを過ぎると置物になる点も、[[《堕魔 ドゥポイズ》]]→[[《有象夢造》]]で[[バトルゾーン]]→[[墓地]]→バトルゾーンと循環させれば問題ない。 ただ単にパワー4000以下のクリーチャーを除去したいだけであればこのクリーチャーをデッキに入れる必要性は皆無なため、現状では早期侵略も兼任させる以外に明確な採用理由を見出しづらいカードとはいえ、それだけでも今後開拓が進むことに期待の持てるカードだろう。 ただ単にパワー4000以下のクリーチャーを除去したいだけであればこのクリーチャーをデッキに入れる必要性は皆無なため、現状では早期侵略も兼任させる以外に明確な採用理由を見出しづらい。とはいえ、それだけでも今後開拓が進むことに期待の持てるカードだろう。 **環境において [#p7146b32] 登場早々[[DMEX-18]]期からオリジナルの[[【青黒緑ハンデス有象夢造】]]において、「[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]に代わる軽量マッハファイター」としての需要を得た。[[《有象夢造》]]で[[リアニメイト]]できる侵略元というのが大きい。ただし、[[腐り>腐る]]やすいため2枚程度の採用とするなど枚数を押さえた採用がメインで、まるで[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]の[[墳墓避け]]のような使い方をされる。 DMEX-18終期には一部で[[《裏斬隠 カクシ・レシピ》]]と同時採用して[[【我我我ブランド】]]対策を厚くした型の[[【青黒緑デッドダムド】]]も確認された。 同じ時期に、[[【青黒赤緑ヴァイカー】]]の基盤を維持しつつオリジナル版に構築し直した[[【青黒赤緑レッドギラゾーン】]]でも結果を残した。このデッキでは3ターン目に[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]で[[《天災 デドダム》]]を2体出しすることで出来上がった2マナでオマケのように召喚することもできる。また、肉弾戦に比較的弱いという[[【青黒赤緑ヴァイカー】]]時代の難点も、[[《SSS級天災 デッドダムド》]]に早期侵略することができるこのカードのおかげで解決されたと言える。 [[DMRP-22]]発売をきっかけに[[【青黒緑ハンデス有象夢造】]]が躍進すると、このカードの評価も急上昇。次第に3枚積む構築が増え、同時に[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]の方が採用枚数を1枚に抑えられるケースがテンプレ化。[[《秩序の意志》]]が環境に増え、[[封印]]からの復帰が低[[コスト]]でできる手段としても重宝されるようになった。遅くとも[[DM22-RP1]]期には[[4枚積み]]した構築の優勝が報告されるまでになった。 **背景ストーリーにおいて [#odbc13af] -[[《樹脈の守護者エバード・ゼノム》]]の「[[パラレル存在]](([[不死鳥編>不死鳥編背景ストーリー]]とは別の、どこかの世界線で展開されたストーリーにおいて、《エバード・ゼノム》に相当する役割を持っていた[[クリーチャー]]。「どこかの世界線」の具体例としては、少なくとも[[DS世界>ドラゴン・サーガ背景ストーリー]]が該当する。))」である。また当クリーチャーが属する[[フィオナ・ガーディアン]]は、[[ダママ団]]のルーツである(([[ソース>https://youtu.be/-yhTizruWVg]]。[[DMEX-18]]発売に際して公式が諸YouTuberと提携して販促する企画の一環として、同チャンネルに公式からこれらの情報が提供された。))。 **その他 [#c8c147b8] -[[《樹脈の守護者エバード・ゼノム》]]に続き2体目の[[緑>自然]][[単>単色]][[ガーディアン]]。 光抜きのデッキでも[[《「無情」の極 シャングリラ》]]の進化元を確保しやすくなった。 -種族を考慮しなければ[[《ツクっちょ》]]の[[上位種]]。こちらが[[コマンド]]に[[ガーディアン]]と種族サポートが手厚い一方、あちらはコストの軽さ故に[[革命チェンジ]]や[[《獣軍隊 ベアッサー》]]→[[《超獣軍隊 ベアフガン》]]の[[侵略]]をこちらより早期に行える。デッキによって使い分けたい。 -[[DMEX-18]]で収録された、[[《フューチャー・スパーク》]]をはじめとするいわゆるフューチャー[[呪文]][[サイクル]]とは、[[フレーバーテキスト]]の文体や未来フレームが採用されている点で共通している。 -[[ダママ団]]のルーツであるためか、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]の面影がある姿をしている。 **関連カード [#p9fc1a52] -[[《樹脈の守護者エバード・ゼノム》]] -[[《ツクっちょ》]] -[[《Disガンバ》]] -[[《禁断樹幹 WO-ZERO》]] **[[フレーバーテキスト]] [#m7f9e30a] -[[DMEX-18]]&br;'''[[シャングリラ>《「無情」の極 シャングリラ》]]の存在しない[[世界>ドラゴン・サーガ背景ストーリー]]。そこでは、[[光文明]]を追われた[[ガーディアン]]たちが聖域「[[フィオナ>フィオナの森]]」を守るべく独自の進化を遂げていた。''' -[[DM23-BD3]]&br;'''[[デッドダムド>《SSS級天災 デッドダムド》]]と組み合わせれば、いつでも相手の[[クリーチャー]]を2体まで[[除去]]することが可能です。目の前のクリーチャーをすぐ除去するのではなく、2体除去できるまで我慢できるか考えてみましょう。''' **収録セット [#x9081ce9] -illus.[[KISUKE]] --[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」>DMEX-18]](71/75) -illus.[[Takaaki Sato]] --[[DM23-BD3 「開発部セレクションデッキ 水闇自然ハンデス」>DM23-BD3]](16/16) **参考 [#jd0f1426] -[[フィオナ・ガーディアン]] -[[ソニック・コマンド]] -[[マッハファイター]] -[[プレイヤー]] -[[攻撃できない]] &tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト2,フィオナ・ガーディアン,ガーディアン,ソニック・コマンド,コマンド,パワー4000,マッハファイター,攻撃制限,相手プレイヤーを攻撃できない,・,C,コモン,KISUKE,Takaaki Sato);