#author("2025-04-26T02:04:41+09:00","","")
#author("2025-04-26T02:06:20+09:00","","")
*《&ruby(がくしき){楽識};の&ruby(よる){夜}; フミビロム》 [#top]

|楽識の夜 フミビロム SR 水文明 (3)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド/超化獣 3000|
|自分のターン中、自分の他のクリーチャーすべてに「パワード・ブレイカー」を与え、自分の手札1枚につき、それらのパワーを+1000する。|
|''ハイパー化'':自分の他のクリーチャーを1体タップする。|
|BGCOLOR(#cde):|c
|''ハイパーモード'' 9000|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の手札が5枚より少なければ、5枚になるまでカードを引いてもよい。|

[[DM24-RP1]]で登場した[[水]]の[[デーモン・コマンド]]/[[超化獣]]。

自身以外の味方すべてに[[パワード・ブレイカー]]を付与し、[[手札]]の数×1000だけパンプアップする。
[[ハイパーモード]]では自身も[[W・ブレイカー]]になり、[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[手札]]が5枚になるように任意で[[ドロー]]できる。
通常時の効果と合わせてほぼすべての味方が[[W・ブレイカー]]以上になるため[[フィニッシャー]]になりうる爆発力があり、万一仕留めそこなっても[[手札補充]]にもなるため戦線維持しやすい。

非常にコンボの考えがいがある性能といえるだろう。

-[[パワード・ブレイカー]]の相棒として挙げられる[[《秘密結社アウトレイジ》]]とは相性が良い。
[[アウトレイジ]]多めの[[赤青]][[【速攻】]]に組みこみ、[[《無重力 ナイン》]]などの手札消費の粗さをカバーしつつ、隙あらば[[《秘密結社アウトレイジ》]]からのワンショットを叩き込める。

-[[【アダムスキーライブラリアウト】]]では中盤の[[リソース]]確保と[[《S級宇宙 アダムスキー》]]での[[山札破壊]]速度増強に使える。

-同弾で登場した超化秘伝サイクルは[[文明]]問わず[[ハイパー化]]した自身の[[攻撃]]時に無料で唱えることができ、[[手札]]を消費しても5枚に回復できるため比較的相性が良い。
超化秘伝サイクルはいずれも素の[[コスト]]が控え目なので爆発力はそこまででもないが、手札消費すらない無料詠唱になるため非常にお得。
同じく同弾に登場、及び再録された[[《バショウ・シチゴマスター》]]、[[《マッド・ギター》]]も同様に[[G・ゼロ]]で[[横並び]]しながら手札消費も帳消しにし、小粒なそれらの[[打点]]も底上げできる。

弱点はこのカードを出した時点でなんらかのコンボを警戒されることだろう。
[[ハイパー化]]しない場合特に耐性のない[[パワー]]3000であり、相手からは真っ先に[[除去]]したいカードになってしまう。
重いカードではないが[[デッキ]]の軸にするなら守る手段や、[[スピードアタッカー]]を[[付与]]する手段などを講じたいところ。

**[[背景ストーリー>王道篇背景ストーリー]]での活躍 [#related]
月から水文明を侵略しにやってきた[[夜の四天王>《集結!夜の四天王!!》]]の一人たる「楽」の[[デーモン・コマンド]]。その眷属は「文藍月」と呼ばれる。
未知の事全てに興味を持ち、敵の文化を知り尽くし、学べることがなくなったなら滅ぼすというスタンスを持っている。
[[水文明>マジック]]へと侵略しに来た事で[[ハイク>マジック・ソング]]に興味を持ち、「ハイクの師匠」と呼ばれる[[《バショウ・シチゴマスター》]]をあっさりと下し、今度は水文明で最もハイクの上手い「壱百年wish」の一員である[[《Drache der'Zen》]]と[[《Eine》>《Eine k'Reine》]]へと勝負を挑む。
彼らのユニゾンハイクに対し、ハイクと出会った楽しさを「[[楽>《♪楽楽楽 楽楽楽楽 楽楽楽》]]」の一文字のみで詠み切り、その斬新さに水文明の面々は熱狂。

しかし、ここから侵略計画が狂い始める。
学べば学ぶほど遠ざかるハイクの真随と、底のない住人たちのハイクへの熱意という初めての経験を味わったことで侵略どころではなくなった《フミビロム》は、ひとまず新たなハイクの可能性の追求に専念することを決意し、その為に《Drache》たち水文明の住民に[[ハイパーモード]]の力を伝授、彼等を侵略の手先ではない「文藍月」へと覚醒させる。

こうして一悶着ありながら、水文明の民たちからの尊敬を一心に集めた事でハイクを学び尽くしたと判断し、侵略に入ろうとした矢先に[[《暗黒剣 フラヴナグニル》]]により[[ジャシン>《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]の脳を埋め込まれる。
こうして[[《楽しみの夜 フミビロム・パラダイス》]]として覚醒し、[[ハイパーエナジー]]の力を手に入れた彼は「全ての真理」にアクセスできるようなったが故に「ハイクを学び尽くした」という考えが思い上がりでしかないことを自覚してしまう。
[[数式ハイク>《♪2×2-4×5+17=1》]]、非言語ハイク、量子力学ハイクなどの水文明の住人が圧倒されるようなハイクを生み出したが、それでも彼は満足できない。
時間を掛けて学べば陳腐になっていってしまう今までの侵略とは異なり、ハイクの奥深さは、楽しみは底が知れない。
その事が彼に変化を与えたのか、[[ハイク>マジック・ソング]]という楽しみと自身を出会わせてれた[[《Drache der'Zen》]]と[[《Eine》>《Eine k'Reine》]]に感謝の意味を込めて「[[楽>《♪楽楽楽 楽楽楽楽 楽楽楽》]]」の一文字のみのハイクを再度送る。

そうして、ハイクの真理に到達するべく、そして水文明と月の軍勢の架け橋とするべく、現在・過去・未来に連なる四次元ハイクの制作に着手しはじめた瞬間、ついに[[悪魔神>《悪魔世界ワルドバロム》]]降臨の儀式が始まり、彼はその極まった楽しみを利用されてしまう。
死を覚悟した事でハイクの境地に至った《フミビロム》はどんなハイクを読むか楽しみながら考えつつも、「ハイクと同様に自分が学び尽くしたと思い込んでいただけで、実はまだ楽しみ甲斐があったのだろう」と過去に侵略した文化へと思いを馳せ、「[[《♪ハックより 一時ずらして じゅうとなな》]]」と辞世の句を残し、充実した表情のまま[[《邪脳の魔法陣》]]となった。
死を覚悟した事でハイクの境地に至った《フミビロム》はどんなハイクを読むか楽しみながら考えつつも、「ハイクと同様に自分が学び尽くしたと思い込んでいただけで、実はまだ楽しみ甲斐があったのだろう」と過去に侵略した文化へと思いを馳せる。そして、「[[《♪ハックより 一時ずらして じゅうとなな》]]」と辞世の句を残し、充実した表情のまま[[《邪脳の魔法陣》]]となった。


**その他 [#l69c8f5d]
-「楽識」の由来は言うまでもなく「楽」と「知識」の組み合わせだが、他にも「[[楽しき知識>《超化秘伝タノシキチシキ》]]」の略や「学識」のもじり、「楽しき」と「知識」のかばん語も考慮出来る。

-名前の由来は配下が「文藍月」であることから「文(フミ)」+「ビ」+「バロム」だと思われる。

-[[王道篇背景ストーリー]]序盤では侵略のために派遣された敵役にも関わらず美学故に手を出した[[ハイク>マジック・ソング]]に惚れ込みサボタージュに走るネタキャラの様な振る舞いを見せていたのに対し、最終盤では自らの過去の行いに想いを馳せ、[[辞世の句>《♪ハックより 一時ずらして じゅうとなな》]]を残しながら[[《悪魔世界ワルドバロム》]]を魔誕させるための[[生贄>《邪脳の魔法陣》]]となるという儚くも美しい最期を迎えた事から、ネタ・シリアスな理由問わず多くの[[プレイヤー]]の記憶に残る存在となった。
また、元はといえば侵略されていた筈の[[水文明>マジック]]が彼の為に《ワルドバロム》との戦いに参加する、《フミビロム》の残した「楽」の字を行動指針とするほどに尊び[[《Drache der'Zen》>《名俳句楽 Drache der'Zen》]]に至っては《フミビロム》を[[リスペクトしたハイク>《♪病み朽ちど 発句続けて じゅうとなな》]]を作る等、水文明にも大きな影響を与え続けている。

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM24-RP1]]で登場した[[デーモン・コマンド]]/[[超化獣]]のサイクル。闇文明には存在しないが、他のカードと照らし合わせると[[《邪魂の王道 ジャシン帝》]]が該当すると思われる。
-[[《光喜の夜 エルボロム》]]
//-[[《獲銀月 ペトローバ》]]
-''《楽識の夜 フミビロム》''
-[[《邪魂の王道 ジャシン帝》]]
-[[《炎怒の夜 アゲブロム》]]
-[[《哀樹の夜 シンベロム》]]

**関連カード [#related]
-''Next''
--[[《超楽識 フミビロム》]]

-[[《楽しみの夜 フミビロム・パラダイス》]]
-[[《修羅の死神フミシュナ/「この先は修羅の道ぞ」》]]
-[[《楽識 コフミ》]]

-[[《超化秘伝タノシキチシキ》]]
-[[《未ダ識ラヌ事象コソ我ノ楽シミゾ》]]
-[[《楽識神官 プレジール》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]] [#dm]
-illus.[[MATSUMOTO EIGHT]]
--[[DM24-RP1 「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]](S3/S10)(㊙︎4/㊙︎22)
--[[DM24-EX3 「刺激爆発デュエナマイトパック」>DM24-EX3]](S3/S10)(㊙︎4/㊙︎22)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[超化獣]]
-[[パワード・ブレイカー]]
-[[付与]]
-[[手札]]
-[[パンプアップ]]
-[[ハイパー化]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ドロー]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト3,デーモン・コマンド,コマンド,超化獣,パワー3000,パワード・ブレイカー付与,手札枚数参照,パンプアップ,全体パンプアップ,パンプアップ+1000,ハイパー化,パワー9000,W・ブレイカー,アタックトリガー,手札が5枚になるように,手札がn枚になるように,ドロー,夜の四天王,SR,スーパーレア,MATSUMOTO EIGHT,王道篇ブロック);