#author("2024-02-20T23:24:55+09:00","","")
#author("2024-09-19T04:09:39+09:00","","")
*《&ruby(ばく){暴};&ruby(と){徒};-&ruby(ダ){da};-&ruby(バマー){bummer};》 [#top] 

|暴徒-da-bummer VR 水文明 (4)|
|クリーチャー:マジック・ドラゴン 4000|
|このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から4枚を見る。その中からツインパクトカードを2枚まで、相手に見せてから手札に加える。残りを好きな順序で山札の下に置く。|
|自分のツインパクト・クリーチャーすべてに「メガ・ラスト・バースト」を与える。(「メガ・ラスト・バースト」を持つクリーチャーが離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、そのカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)|

[[DM23-RP4]]で登場した[[水]]の[[マジック・ドラゴン]]。

[[山札]]の上から4枚見て、その中にある[[ツインパクト]]カード2枚を手札に加えられる[[cip]]と、自分の[[ツインパクト]]・クリーチャーすべてに[[メガ・ラスト・バースト]]を付与する[[常在型能力]]を持つ。

[[cip]]は、サーチする枚数、手札に加える枚数ともに4コストのクリーチャーとしては及第点。

一方の[[メガ・ラスト・バースト]][[付与]]はツインパクト主体のデッキを使うならポテンシャル自体は高い。[[メガ・ラスト・バースト]]が疑似[[アンタッチャブル]]として機能するので、呪文側次第で相手に心理的プレッシャーを与えることが可能。
しかし、相手としては[[メガ・ラスト・バースト]]を[[付与]]されたツインパクト・クリーチャーより、このクリーチャーを優先的に除去しに来るだろう。
そのため、[[革命チェンジ]]のような手軽に自分のクリーチャーをバトルゾーンから離す能力との併用したいところ。

やる価値があるかどうかはおいといて、3ターン目に[[《キング・シビレアシダケ/インビンシブル・テクノロジー》]]を召喚し、4ターン目にこのクリーチャーを召喚してすぐに革命チェンジで《インビンシブル・テクノロジー》を唱えるという荒業もできる。

逆に、このクリーチャーが擬似「[[可能ならこのクリーチャーを選ぶ]]」能力持ちとして、味方のツインパクト・クリーチャーの囮にも使えそうである。

なお、[[アタックトリガー]]で発動できる[[スマッシュ・バースト]]との相性も悪くはない。

**ルール [#s362408a]
[[メガ・ラスト・バースト]]を複数持つ[[クリーチャー]]が[[破壊]]された場合、2回目以降の[[メガ・ラスト・バースト]]は不発になるため、[[呪文]]側は1回しか唱えられない。
-[[エレメント]]が[[保留状態]]になった後、他の[[ゾーン]]に移動せずに[[保留状態]]でなくなった場合、その[[エレメント]]は[[保留状態]]になる前と同じ[[エレメント]]として扱わない。[[メガ・ラスト・バースト]]の[[解決]]時に参照する「そのカード」とは、[[誘発]]対象となった[[クリーチャー]]側を指す。1回目の[[メガ・ラスト・バースト]]の[[解決]]によって一度[[保留状態]]になり、[[保留状態]]でなくなった後、その[[クリーチャー]]側は[[保留状態]]になる前と同じ[[クリーチャー]]側として扱わない。そのため、2回目の[[メガ・ラスト・バースト]]の[[解決]]時に参照する「そのカード」は存在しないことになる。

[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]の[[裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40032]]との違いに注意。
-[[墓地]]にあった[[呪文]]が[[保留状態]]になった後、他の[[ゾーン]]に移動せずに[[保留状態]]でなくなった場合、その[[呪文]]は[[保留状態]]になる前と同じ[[呪文]]として扱う。(ただし、その[[呪文]]に適用されていた[[継続的効果]]は失われる。)そのため、[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]が2体いれば捨てた[[呪文]]を2回唱えられる。

//総合ルールや公式Q&Aの「そのカードに与えられていた効果を失う」という説明ではこの2つの裁定の違いを説明できない。灼熱ドロン・ゴーやメガ・ラスト・バーストの公式Q&Aでは誘発した対象に何かする効果が誘発して待機していることは、その対象に与えられた効果であるという前提で回答されている。(再構築による引き継ぎのルールや《終剣連結 アビスハリケーン》の裁定との比較から、この裁定は正しいと考えられる。)しかし、この裁定を《龍装艦 チェンジザ》にあてはめると、1体目の効果で唱えた呪文が保留状態でなくなった時に与えられた効果を失うことになり、2体目の効果は不発になる、という処理になる。そのため、ここでは「そのカードに与えられていた効果を失う」という処理によって失われるのは継続的効果のみで、別途カードの同一性が失われることによって処理が不発になると考えることで2つの裁定の違いを説明している。

**[[ループ]] [#cf8543ba]
[[cip]]で[[自壊]]し、自身を墓地から出す呪文面を持つ[[《ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」》]]と組み合わせると、簡単に無限[[リアニメイト]]ループを始められる。
+バトルゾーンに《暴徒-da-bummer》、墓地に[[《ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」》]]Aがある状態で、もう1枚の[[《ビシャモンス・デーケン》>《ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」》]]Bを出す。
+[[《ビシャモンス・デーケン》>《ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」》]]Bの[[cip]]で[[《ビシャモンス・デーケン》>《ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」》]]B自身を破壊する。
+《暴徒-da-bummer》によって[[付与]]された[[メガ・ラスト・バースト]]を発動させ、[[《「深淵より来たれ、魂よ」》>《ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」》]]Bを墓地から唱える。
+[[《ビシャモンス・デーケン》>《ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」》]]Aを墓地から出す。

[[《「深淵より来たれ、魂よ」》>《ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」》]]は[[非進化]]クリーチャーを一度に何体でも[[リアニメイト]]できる。[[《学校男》]]など[[cip]]で2体[[自壊]]するクリーチャーを同時に出せば、任意の[[非進化]]クリーチャーの[[cip]]や[[pig]]を無限に発動可能。
[[《黒神龍ザルバ》]]の[[cip]]で相手に[[強制]][[ドロー]]を行わせ、[[ライブラリアウト]]させると確実に勝利できる。

また、呪文能力としてクリーチャー側を出す[[ツインパクトカード]]も、[[自壊]]手段を確保してやれば同様にループできる。
以下の記述では該当するツインパクトカードを《A/B》と表記する。
+《暴徒-da-bummer》と[[《百発人形マグナム》]]がある状態で、《A》をマナゾーンのカードをタップせずに出す。
+[[《百発人形マグナム》]]の能力で《A》を破壊する。
+《暴徒-da-bummer》によって[[付与]]された[[メガ・ラスト・バースト]]を発動させ、墓地の《B》を唱える。
+《A》自身を出す。

[[アドバンス]]構築に限られるが、[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]を出し入れすることで無限[[超GR]]召喚を行え、こちらもループ開始=勝利とすることができる。

**環境において [#n32dc33f]
[[DM23-BD4]]・[[DM23-BD5]]・[[DM23-BD6]]・[[DM23-BD7]]期には上述の[[《ビシャモンス・デーケン/「深淵より来たれ、魂よ」》]]と組み合わせてのループを軸とした【青黒赤暴徒】がオリジナルのチャンピオンシップで4位入賞。DM23-EX3期にも入賞が報告された。

**その他 [#i2c2d79f]
「デュエル・マスターズ ARevコンプリートファンBOOK」の[[まつがん]]氏のインタビューによると、名前は「語感が良い偉人」のパロディとのこと。おそらく探検家の「ヴァスコ・ダ・ガマ」と思われる。

//**関連カード [#related]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM23-RP4]]&br;'''[[通なインパクト>ツインパクト]]をお見舞いするフリースタイルハイカーだ。'''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm]
-illus.[[Muna-Ge]]
--[[DM23-RP4 「アビス・レボリューション第4弾 竜皇神爆輝」>DM23-RP4]](2/74)
--[[DM23-RP4X「アビス・レボリューション 第4弾 竜皇神爆輝 超刺激パック」>DM23-RP4X]] (2/74)(2X/8)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference] 
-[[マジック・ドラゴン]]
-[[cip]]
-[[山札の上]]
-[[ツインパクト]]
-[[サーチ]]
-[[山札の下]]
-[[メガ・ラスト・バースト]]

----
[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について

>Q.自分の''《暴徒-da-bummer》''と、元々「メガ・ラスト・バースト」を持たないツインパクト・クリーチャーが同時に破壊されました。&br;この時、破壊されたツインパクト・クリーチャーの「メガ・ラスト・バースト」は使えますか?&br;参照:[[《学校男/ゾンビ・カーニバル》]]
A.はい、使えます。&br;自身が離れた時にトリガーする能力を持つクリーチャーが離れた際、そのクリーチャーが離れる直前の状況を見て能力がトリガーするかどうか決定します。&br;離れる直前には''《暴徒-da-bummer》''の能力で「メガ・ラスト・バースト」が与えられていたため、「メガ・ラスト・バースト」を使えます。
#region2(([[総合ルール]] [[603.5c>総合ルール本文#rule603_5c]])){{
:603.5c |誘発型能力の中には、その能力を持つカード自身がバトルゾーンを離れたり、山札や手札に移動したときにも誘発するものがあります。それらの能力が誘発するかどうかを判断するために、ゲームは「過去の状態を見る」必要があります。これらは、そのイベントの直後ではなく直前のカードの存在や状態に基づいて誘発します。この際、過去の状態を見ることができるのは、その能力を持つカード自身についてのみです。
-例: 2体のクリーチャーと、「クリーチャーが破壊された時、カードを引く」という能力を持ったクリーチャーがバトルゾーンにあるとき、すべてのクリーチャーを破壊する呪文を唱えた場合、その能力の誘発はそのクリーチャー自身の1回のみです。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44202]](2023.12.15)

>Q.自分の''《暴徒-da-bummer》''が2体バトルゾーンにいる状況です。&br;自分のツインパクト・クリーチャーが破壊された際、そのクリーチャーの「メガ・ラスト・バースト」を2回使えますか?
A.いいえ、1回しか使えません。&br;1回目の「メガ・ラスト・バースト」を解決した結果、保留状態になったことで与えられていた効果を失うため、2回目の「メガ・ラスト・バースト」は不発になります。
#region2(([[総合ルール]] [[409.1d>総合ルール本文#rule409_1d]])){{
:409.1d |保留状態になったカードが保留状態ではなくなった後、そのカードは、保留状態になる前に与えられていた効果を失います。&br;例 : 「このターン、自分の墓地から使ってもよい」という効果が与えられたカードを自分の墓地から使用した結果、そのカードが再度墓地に置かれた場合、それをもう一度使うことはできません。&br;例2: 《蛇手の親分ゴエモンキー!》の効果を与えられたクリーチャーをマナゾーンから召喚した際、そのクリーチャーが《獣軍隊 ヤドック》の置換効果でマナゾーンにとどまった場合、そのクリーチャーを再度マナゾーンから召喚することはできません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44203]](2023.12.15)

>Q.自分の''《暴徒-da-bummer》''がバトルゾーンにいる状況です。&br;自分の[[《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]が破壊されました。&br;この時「メガ・ラスト・バースト」を使って墓地から[[《法と契約の秤》>《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]を唱えた場合、その[[《ルソー・モンテス》>《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]を墓地からバトルゾーンに出せますか?&br;類似例:マナゾーンに置かれた[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]
A.いいえ、バトルゾーンに出せません。&br;呪文は唱えてから効果を解決し終えるまでの間、保留状態になります。&br;その[[《法と契約の秤》>《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]を唱えている間、クリーチャー側の[[《ルソー・モンテス》>《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]は選べません。
#region2(([[総合ルール]] [[409.1b>総合ルール本文#rule409_1b]])){{
:409.1b |呪文は唱えてから効果を解決し終えるまでの間、保留状態になります。解決が終わった後、唱えていた呪文は墓地に置かれます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44204]](2023.12.15)

>Q.自分の''《暴徒-da-bummer》''がバトルゾーンにいる状況です。&br;自分は[[《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]の呪文側を唱えて[[《スゴ腕プロジューサー》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]をバトルゾーンに出し、そのターンの終わりにマナゾーンに置きました。&br;この時「メガ・ラスト・バースト」を使ってマナゾーンから再度[[《りんご娘はさんにんっ娘》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]を唱えた場合、出た[[《スゴ腕プロジューサー》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]はいつマナゾーンに置かれますか?
A.この場合、[[《スゴ腕プロジューサー》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]は呪文の効果ではマナゾーンに置かれません。&br;ターンの終わりに[[《りんご娘はさんにんっ娘》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]を唱えた場合、その効果である「このターンの終わりに」の能力がトリガーするタイミングは過ぎているため、[[《スゴ腕プロジューサー》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]はバトルゾーンに残ったままそのターンを終了します。&br;この能力がトリガーするのは[[《りんご娘はさんにんっ娘》>《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》]]を唱えたターンの終わりのみなので、次のターン以降も能力はトリガーしません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44205]](2023.12.15)

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