#author("2023-06-25T19:59:30+09:00","","")
#author("2023-11-26T12:38:31+09:00","","")
*《&ruby(ビューティフル・サンデー){日曜日よりの使者}; メーテル》 [#i25fe941]

|日曜日よりの使者 メーテル P 水/火文明 (4)|
|クリーチャー:アウトレイジ 3000|
|自分がカードを1枚引く時、1枚のかわりに、2枚引いてから自分の手札を1枚捨ててもよい。|

[[週刊少年サンデー2013年20号付録>プロモーション・カード]]として登場した[[水]]/[[火]]の[[アウトレイジ]]。

自分の1[[ドロー]]を[[《エマージェンシー・タイフーン》]]に変えることが出来る[[システムクリーチャー]]。もっぱら、[[手札交換]]や[[墓地肥やし]]などで利用されるだろう。

ターンのはじめに1枚引く時はもちろん、[[《エナジー・ライト》]]などで複数枚引く時にも、その1枚1枚に[[能力]]を適用させることができ、なかなか便利である。

似た役割の[[クリーチャー]]に[[《蒼神龍ヴェール・バビロニア》]]や[[《起源神エレクトロン》]]が存在する。ほとんど意味は変わらないが、上記のカードとはテキストが微妙に異なり、「かわりに」を含む一文が「[[捨てる]]」まで拡大している。そのため、上記カードでは可能だった[[マッドネス]]との[[コンボ]]には使えない。[[置換効果]]の項目も参照。また、複数枚ドローするときも、そのテキスト上、まとめて引いてまとめて捨てることはできず、1枚ドローごとに2枚引いて1枚捨てるを繰り返す。

今までのこういった能力は5[[コスト]]であることが多かったため、それらより1ターン早く効果を使えるのは、小さくない利点である。
特に[[《スクランブル・タイフーン》]]、[[《怒りの赤髭 ゴセントラス/目覚めし鋼牙のブレイン》]]に綺麗に繋がる点が大きく、大量の墓地肥やしにより[[《百万超邪 クロスファイア》]]、大量ドローにより[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]を踏み倒せる。またドローする枚数を増やせる分、それらの[[クリーチャー]]を手札に引きこみやすくなるのもメリット。

他にも[[アウトレイジ]]には[[《疾封怒闘 キューブリック》]]や[[《暴走龍 5000GT》]]など相性の良い[[クリーチャー]]が存在するので、[[種族]][[デッキ]]で組み合わせてみるのも一興か。

ただし、4マナ域は[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や[[《父なる大地》]]などの軽量[[除去]]が飛び交うコスト域であるため、それらには気を付けたい。

-前述の通り、[[《エナジー・ライト》]]や[[《トリプル・ブレイン》]]などで複数枚[[ドロー]]する時も、引くカードそれぞれに[[能力]]を適用できる。ただし、[[置換効果]]は連鎖しないため、代わりに引いた2枚に対して更に[[能力]]を適用させることはできない。また、カードを何枚も引くことになるので、自分が何枚引いたのか忘れないように注意。

-上記のカード同様、[[《サイバー・N・ワールド》]]で[[墓地]]の[[カード]]を全て[[山札]]に埋められても直後に5枚[[墓地肥やし]]が可能。

-[[アゲアゲ∞(クライ)マックスパック]]で[[再録]]された際にテキストが変更された。
修正前のテキストは次の通り。
|自分がカードを1枚引く時、1枚のかわりに2枚引き、自分の手札を1枚捨ててもよい。|

-[[アウトレイジ]]初の女性型クリーチャー。イラストで目が描かれている女性型クリーチャーは[[モエル系統>《爆走鬼娘モエル・ゴー》]]、[[《黒蟲奉行》]]に続き3体目。

-漫画「Duel Masters Rev.」にて、[[未来>虹矢 未来]]が那須霊禅戦で使用。ターン開始の[[ドロー]]時に[[能力]]で[[《疾封怒闘 キューブリック》]]を捨て、[[《ゼッコウチョ》]]の[[バウンス]]につなげた。ただ、[[バトルゾーン]]には[[《黒神龍ギョウテン・キョウテイ》]]があったため、[[サイズ]]的にもどちらかといえばそちらを戻した方が無難だったかもしれない。なお、その後[[《黒神龍アバヨ・シャバヨ》]]の[[効果]]で退場を余儀なくされている。

-元ネタは、ロックバンド「↑THE HIGH-LOWS↓」の楽曲「日曜日よりの使者」からだと思われる。このカードを付録する雑誌が「[[週刊少年サンデー]]」であることから連想されたのだろうか。また、名前は松本零士のSF漫画「銀河鉄道999」のヒロインのメーテルからだろう。

-[[高橋伸輔>Shinsuke Takahashi]]氏のイラストでは、[[白鳥 愛実]]が[[コスプレ]]をした姿が描かれている。

-アニメ「デュエル・マスターズ!」47話では乗客として銀河海浜鉄道に乗った。その後イメージシーンが複数描かれ、アイキャッチでも登場。

-[[フレーバーテキスト]]における「毎日が日曜日」には[[無>ニート]][[職>《ギギギのギタロー》]]の意があるが、ネームや言い回しから考慮すると「君となら平日でも日曜日のように幸せである」の意であると思われる。恋愛作品などではよく使われる言い回しの一つ。
--もう一つの[[フレーバーテキスト]]や種族が[[アウトレイジ]]であることから両方の意味を兼ねていると思われる。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#c8f6b9a7]

|日曜日よりの使者 メーテル R 水/火文明 (4)|
|クリーチャー:アウトレイジ 4000|
|自分がカードを引いた時、同じ枚数のカードを引く。その後、こうして引いた枚数と同じ数、自分の手札を捨てる。(ただし、《日曜日よりの使者 メーテル》の能力によって引いたなら発動しない。また、手札の上限枚数を超えるなら、上限枚数に達するまで引く)|

[[DMPP-20]]で実装。[[レアリティ]]は[[レア]]、[[パワー]]が4000に変更された。

任意の[[置換効果]]から強制の[[誘発型能力]]に変更された。複数体出せば[[手札交換]]は重複できる上、相手ターン中、旧型[[マッドネス]]とのコンボが可能になっている。

何らかの効果で2枚以上引く場合、それらをすべて引いてから改めて《日曜日よりの使者 メーテル》によって同じ枚数引き、そこから追加で引いた分を捨てるので、どれを捨てるかの判断がしやすくなっている。山札の上から2番目までを両方キープしてそれ以降のみを捨てるといったプレイングも可能となっているので自由度も上がっている。

ただし、途中でディスカードを挟む場合よりも手札上限に引っかかりやすくなってしまう点((例えば手札が6枚の状態で[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]の[[メテオバーン]]を発動した場合、TCGの効果なら結果的に6枚引いて3枚捨てることができたが、デュエプレの効果だと4枚引いて1枚捨てるだけで終わってしまう。))はやや残念か。

-[[《蒼神龍ヴェール・バビロニア》]]とは異なり、自分のターンの[[ドローステップ]]以降も無制限に行えるが、[[強制]]かつ[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]のようなストップ条件もないため、TCGより一層[[ライブラリアウト]]には気をつける必要がある。

-情報の初公開時から実装までの間に[[カード]][[テキスト]]が変更された。
初公開時のテキストは次の通りである
|自分がカードを引いた時、同じ枚数のカードを引き、その後、手札から同じ枚数のカードを捨てる。(ただし、《日曜日よりの使者 メーテル》の能力によって引いたなら発動しない。また、手札の上限枚数を超えるなら、上限枚数に達するまで引く)|
--[[《月光電人オボロカゲロウ》の裁定>https://dmps.takaratomy.co.jp/faq-cardrule/no-0173]]の前提とは異なり、[[《月光電人オボロカゲロウ》]]は「引いたカードと同じ枚数」指定で、手札溢れは引いた扱いにならないため山札に戻す枚数に数えない。一方、修正前の《日曜日よりの使者 メーテル》はテキストの流れから「引こうとした枚数」指定で捨てる枚数が決定されると読め、手札溢れをストップして少なく引いた場合には手札の減る[[手札交換]]になってしまう問題があった。

//初公開時は[[手札]]を[[捨てる]]枚数も最初に引いた[[カード]]の枚数に依存しており、手札枚数上限に達する場合[[ドロー]]枚数より捨てる枚数の方が多くなってしまっていた。
//例として、手札が0枚になる状況で[[《インビンシブル・テクノロジー》]]を唱えた場合、《テクノロジー》の[[効果]]で手札が差し引き9枚になった後、《メーテル》の能力でカードを10枚引こうとして1枚だけドローし、その後手札を10枚(=全て)捨ててしまう可能性があった。
//能力変更後は、上限に引っかかり1枚しか引けない場合は、[[ディスカード]]も1枚だけで済むようになっている。

**関連カード [#m36c6b8e]
-[[《情熱の薔薇 メーテル/神にも届く歌声》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《スクランブル・タイフーン》]]([[DMPP-20]])

**[[フレーバーテキスト]] [#vbc8e68d]
-[[アゲアゲ∞(クライ)マックスパック]](P87/Y12・[[MODE→CHANGE]])、[[DMPP-20]]([[MODE→CHANGE]])
'''毎日が日曜日…なんて言ってられないわね!! ---日曜日よりの使者 メーテル'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P4/Y12)、[[DMPP-20]](通常版)
'''君となら、どんな時でも日曜日。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード]](P30/Y12)
'''君となら、戦いのさなかでも、日曜日。'''

**収録セット [#h3ca03c6]
***[[デュエル・マスターズ]] [#i17bab88]
-illus.[[Tanru]]
--[[アゲアゲ∞(クライ)マックスパック]](P87/Y12)
--[[プロモーション・カード]]([[P4/Y12>プロモーション・カード (第11期〜第15期)]])
-illus.[[Shinsuke Takahashi]]
--[[プロモーション・カード]]([[P30/Y12>プロモーション・カード (第11期〜第15期)]])

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#f3bded70]
-CV:[[秋山絵理]]
-illus.[[Tanru]]
--[[DMPP-20 「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨- 」>DMPP-20]]

**参考 [#ofc3c407]
-[[アウトレイジ]]
-[[ドロー]]
-[[置換効果]]
-[[手札交換]]
-[[【メーテル墓地ソース】]]

-[[MODE→CHANGE]]

----
[[公式Q&A]]

-能力について

>Q.''《日曜日よりの使者 メーテル》''の能力で、1枚引く代わりに2枚引いたのですが、その後、1枚捨てる選択をしないのは可能ですか?
A.いいえ、できません。1枚引く代わりに2枚引いた場合は、必ず1枚捨てなくてはなりません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37311]](過去のよくある質問より)


>Q.自分の手札が5枚あります。バトルゾーンに自分の[[《結晶龍 プロタゴニスト》]]と''《日曜日よりの使者 メーテル》''がバトルゾーンにいる状況です。ターンのはじめの1枚目を引く時、[[《結晶龍 プロタゴニスト》]]の置換効果で手札をシャッフルして山札の一番下に置きました。[[《結晶龍 プロタゴニスト》]]の「その後」以降の能力でカードを6枚引く際に''《日曜日よりの使者 メーテル》''の置換効果をそれぞれ適用できますか?
A.いいえ、[[《結晶龍 プロタゴニスト》]]と''《日曜日よりの使者 メーテル》''がバトルゾーンにいる状況で1枚目のカードを引く場合、どちらか片方の置換効果しか適用できません。
#region2((総合ルール 609.8)){{
:609.8. |複数の置換効果が単一のイベントを同時に修整しようとした場合、どの効果が適用されるかはターン・プレイヤーの効果を優先したうえで、同じプレイヤーが複数個の置換効果を持つ場合、そのプレイヤーがどの効果が適用されるかを選びます。
::609.8a |呪文の効果が自身の移動を置換する場合、それは他の置換効果よりも優先して適用されます。&br;例: 《龍素記号 Sr スペルサイクリカ》の能力で墓地から《ブレイン・チャージャー》を唱えた後、「チャージャー」の置換効果が優先され、《ブレイン・チャージャー》はマナゾーンに置かれる。&br;例: 《ブロッケン・ヴォーン》がいる状況で、マナゾーンから《生命と大地と轟破の決断》を唱えた後、呪文能力にある「墓地に置くかわりに」の置換効果が優先され、《生命と大地と轟破の決断》は山札の一番下に置かれる。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39130]](2020.12.15)
#region2(類似裁定(2021.9.24)){{
>Q.自分の''《日曜日よりの使者 メーテル》''と[[《魔素縫合 アモデゴラス》]]がバトルゾーンにいる状況です。''《日曜日よりの使者 メーテル》''の効果でカードを1枚引く時、かわりに2枚引き、1枚捨てますが、この捨てるカードをマナゾーンに置けますか?
A.いいえ、置けません。''《日曜日よりの使者 メーテル》''の能力は、カードを捨てる処理までが置換効果ですので、置換は連鎖せず、捨てたカードは墓地に置かれます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40218]](2021.9.24)
}}
#region2(類似裁定(2021.9.24)){{{
>Q.自分の''《日曜日よりの使者 メーテル》''と相手の[[《魔素縫合 アモデゴラス》]]がバトルゾーンにいる状況です。''《日曜日よりの使者 メーテル》''と[[《魔素縫合 アモデゴラス》]]の効果はどちらも置換効果ですが、自分のターン中に、そのターンで2枚目以降となるカードを引く場合、どうなりますか?
A.置換効果はターン・プレイヤーの効果を優先して適用します。自分のターン中であれば''《日曜日よりの使者 メーテル》''の効果を先に使えるので、カードを2枚引き、1枚捨てられます。置換効果はターン・プレイヤーから解決され、連鎖しないため、[[《魔素縫合 アモデゴラス》]]の効果は適用されません。もし相手のターン中であれば[[《魔素縫合 アモデゴラス》]]の効果が優先され、2枚目以降のカードを引く場合、マナゾーンに置かれます。
#region2((総合ルール 101.5b)){{
:101.5b |複数の置換効果が同時に存在するとき、通常の効果処理と同様にターン・プレイヤーの置換効果を優先して適用します。同一プレイヤーが複数の置換効果を持つ場合、どの置換効果を適用するか選ぶことができます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40219]]
}}}

>Q.自分の山札が残り2枚の状況です。&br;カードを1枚引く時に[[《蒼神龍ヴェール・バビロニア》]]の置換効果でかわりに2枚引く場合、自分は[[《水上第九院 シャコガイル》]]の「自分の山札の最後の1枚を引いたことによってゲームに負ける時、かわりに勝つ」によってゲームに勝てますか?&br;類似例:''《日曜日よりの使者 メーテル》''[[《蒼黒神龍バビロン・ヴェイル》]]
A.はい、ゲームに勝てます。[[《水上第九院 シャコガイル》]]はカードを引くことを置換しているのではなく、カードを引いて山札が0になったことによりゲームに負ける状況起因処理を置換しています。そのため、[[《蒼神龍ヴェール・バビロニア》]]の置換効果でカードを引く際にも[[《水上第九院 シャコガイル》]]の置換効果を適用することができ、ゲームに勝てます。
#region2(([[総合ルール]] [[703.4b>総合ルール本文#rule703_4b]])){{
:703.4b |山札が0枚になったプレイヤーは、ゲームに敗北する。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44088]]

&tag(クリーチャー,水文明,火文明,青赤,2色,多色,コスト4,アウトレイジ,パワー3000,自分が引く時,置換効果,手札交換,ターン初ドロー倍増,・,P,レアリティなし,Tanru,Shinsuke Takahashi,クリーチャー (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),青赤 (デュエプレ),2色 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),コスト4 (デュエプレ),アウトレイジ (デュエプレ),パワー4000 (デュエプレ),手札交換 (デュエプレ),・ (デュエプレ),R (デュエプレ),レア (デュエプレ),Tanru (デュエプレ));