#author("2023-05-29T14:53:42+09:00","","")
#author("2023-05-29T14:56:06+09:00","","")
*《&ruby(あい){愛};されし&ruby(もの){者}; イルカイル》 [#e46c7968]

|愛されし者 イルカイル UC 水文明 (3)|
|クリーチャー:ムートピア 3000|
|ブロッカー|
|このクリーチャーは攻撃できない。|
|自分のターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体、手札に戻してもよい。|

[[DMRP-01]]で登場した[[ムートピア]]。

自分の[[ターン]]の終わりに[[任意]]で自分の[[クリーチャー]]を1体[[バウンス]]できるようになる[[ブロッカー]]。

基本的な[[スペック]]は[[《バキューム・クロウラー》]]がより手軽なサイズになったと呼べるだろう。[[バウンス]]は任意になった代わりに1[[ドロー]]はできなくなっており、[[デッキ]]によって使い分ける形になる。
唯、自分の[[クリーチャー]]を毎[[ターン]][[バウンス]]して[[cip]]を使いまわすというのは変わらないだろう。

[[効果]]が発表になった時から[[プレミアム殿堂]]によって消滅した[[【ジョバンニスコール】]]のアーキタイプを引き継ぐ[[ランデス]][[ロック]]デッキ、通称[[【イルカロック】]]が考案され、何かと話題になった[[クリーチャー]]。

[[【イルカロック】]]は[[【ジョバンニスコール】]]と同じく、毎ターンランデスを行い相手のマナを削り続けロックを完成し、相手のライブラリアウトを狙うというデッキである。違いとしては、[[《爆走戦鬼レッド・ライダーズ》]]を使い回すので「自分のマナは増える」という事。逆に、あちらのデッキコンセプトであった[[《ドリル・スコール》]]はサブウェポンとして運用する形になる。

基本的な動きとしては以下のようなもの。
1.[[《勇愛の天秤》]]や[[《エマージェンシー・タイフーン》]]で[[《爆走戦鬼レッド・ライダーズ》]]を墓地に落とす。
2.《イルカイル》を[[召喚]]。
3.[[《爆走戦鬼レッド・ライダーズ》]]を[[召喚]]。相手の[[マナ]]を[[ランデス]]。
4.《イルカイル》の[[効果]]で《レッド・ライダーズ》を[[手札]]に戻す。
5.次の[[ターン]]、《レッド・ライダーズ》を再び[[召喚]]。
6.[[《ドリル・スコール》]]で[[テンポアドバンテージ]]を稼ぎつつ、自分は[[《アクア・リアクター》]]で[[山札]]回復。
そして最終的に相手の[[ライブラリアウト]]で勝利する・・・・・・という流れである。

勿論[[【白青黒超次元】]]や[[【青黒ハンデス超次元】]]における再利用戦術でも一定の活躍を示した。

-[[テキスト]]には「どこから」[[クリーチャー]]を戻すのかが書かれていないが、[[クリーチャー]]は''[[バトルゾーン]]から戻す''。

-[[【ジョバンニスコール】]]の規制に伴い、[[《爆走戦鬼レッド・ライダーズ》]]や[[《ドリル・スコール》]]の新たな使い道が模索されるまもなく登場したため何かと話題になった1枚。先述の通り[[【ジョバンニスコール】]]で培われたノウハウがそのまま運用できたというのが大きいだろう。

-この[[カード]]に関しては[[【イルカロック】]]ばかりが注目されているが、ただ単に[[【超次元デッドゾーン】]]で[[《桜風妖精ステップル》]]や[[サイキック・クリーチャー]]をバウンスして[[アドバンテージ]]を取るのに使われることもある。
-この[[カード]]に関しては[[新章デュエル・マスターズ]]当時[[【イルカロック】]]ばかりが注目されていたが、ただ単に[[【超次元デッドゾーン】]]で[[《桜風妖精ステップル》]]や[[サイキック・クリーチャー]]をバウンスして[[アドバンテージ]]を取るのに使われることもあった。勿論[[【白青黒超次元】]]や[[【青黒ハンデス超次元】]]における再利用戦術でも一定の活躍を示し、[[【白青黒超次元】]]では[[《ヴォルグ・サンダー》]]でのフィニッシュが大多数であったため攻撃不能が足枷になりづらかった。

-[[《バキューム・クロウラー》]]が「[[ターン]]のはじめ」に[[クリーチャー]]を[[バウンス]]するのに対し、この[[カード]]は「[[ターン]]の終わり」に[[バウンス]]を行う。どちらが良いかは一長一短だが、[[cip]]を使いまわすのであれば[[除去]]される心配のない分こちらに軍配が上がるか。

-[[カード名]]には「愛されし者」とあるが、やっていることは[[【イルカロック】]]で[[ランデス]]の片棒を担ぐことというヘイトを買いかねない戦術である。

**関連カード [#w4a0df6a]
-[[《バキューム・クロウラー》]]
--このクリーチャーが描かれているカード
-[[《同じ釜の仲間 ジーラス》]]
-[[《ブレイン・ストーム》]] (P49/Y20)

**[[フレーバーテキスト]] [#w53c2e0d]
-[[DMRP-01]]&br;'''[[シャークウガ>《深海の覇王 シャークウガ》]]を中心とする魚人覇王団が「世界をつなぐ柱」の周りを占拠したことで、他[[文明]]との関わりを失った[[水]][[文明]]。だが、結果争いのない[[文明]]となった。'''


**収録セット [#n7621aef]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[neko61]]
--[[DMRP-01 「デュエル・マスターズ 新1弾 ジョーカーズ参上!!」>DMRP-01]]

**参考 [#ha1da17f]
-[[ムートピア]]
-[[ブロッカー]]
-[[攻撃できない]]
-[[バウンス]]
-[[【イルカロック】]]

&tag(クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト3,ムートピア,魚人,パワー3000,ブロッカー,攻撃できない,ターン終了時,自己バウンス,UC,アンコモン,neko61);