#author("2023-10-22T14:54:11+09:00","","") #author("2023-10-22T15:55:26+09:00","","") *《&ruby(あくましん){悪魔神};ゲドラ》 [#v02b0bcb] |悪魔神ゲドラ SR 闇文明 (6)| |進化クリーチャー:デーモン・コマンド 7000| |進化−自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。| |W・ブレイカー| |相手の呪文の効果でこのクリーチャーがバトルゾーンから離れる時、バトルゾーンから離れずにとどまる。| [[DM-17]]で登場した[[進化]][[デーモン・コマンド]]。 第3の悪魔神であるが、[[《悪魔神バロム》]]をはじめとする他の[[デーモン・コマンド]][[進化クリーチャー]]たちに比べると知名度は低い。 [[能力]]もそれらに比べてかなり地味で、[[除去]]耐性があるとはいっても[[呪文]]による[[除去]]のみ。 さらに[[パワー]]が特別高いわけでもないので[[バトル]]では案外簡単にやられてしまい、[[能力]]を活かすのが難しい。 [[スレイヤー]]や[[クリーチャー]]の[[cip]][[能力]]等でも簡単に倒されてしまうため、強力な[[除去]][[cip]]持ち[[クリーチャー]]のカードプールが充実するに伴って、相対的に弱体化していく。 [[進化元]]として[[デーモン・コマンド]]を指定する[[進化クリーチャー]]は、その[[進化元]]が[[重い]]事もあり[[召喚]]し辛い。さらに[[除去]]耐性を持つ[[クリーチャー]]は[[インフレ]]とともに汎用性の高いものが増えており、あえてこの[[カード]]を採用する理由はいよいよ乏しくなってきている。 登場当初の時点で既に[[《聖皇エール・ソニアス》]]などの[[アンタッチャブル]]が《悪魔神ゲドラ》の持つ[[除去]]耐性の上位[[能力]]とみなされ、使われる事はかなり少なかった。当時は[[アンタッチャブル]]を貫通できるような[[除去]]が[[《アポカリプス・デイ》]]くらいしか存在しなかったという事情もある。 -この耐性能力は「かわりに」というテキストがないので、[[置換効果]]によって除去を免れるわけではない。「バトルゾーンを[[離れない]]」と同義である。(事務局確認済み) -上記の通り[[《アポカリプス・デイ》]]で死ぬ事が無い。まさに[[フレーバーテキスト]]通りであり、長所とも言える。 -[[呪文]]への耐性があるため[[パワー]]が高いと強すぎると判断されたのかもしれないが、それにしてもこの[[種族]]の[[進化クリーチャー]]で[[パワー]]7000というのは、[[除去]]耐性という意味では近い[[能力]]の[[《悪魔神デスモナーク》]]と比べてもかなり非力である。進化元が大型種族のデーモン・コマンドであるため、下手をすると進化した後の方がパワーが小さくなってしまうことすらありえる。 -能力と種族を考慮すると、適正パワーは11000くらいだろうか。ただ仮にパワーが11000だったとしても、同コストの[[《聖霊王アルカディアス》]]と比べると明らかに弱いと言わざるを得ないか。 -下位種に[[《ギガデウス》]][[《デンデン・パーカッション》]]がある。60枚セットのエキスパンションにおいて同じ[[能力]]のクリーチャーが3体もいるのは数合わせと言われても仕方ないだろう。 ---下位種の《デンデン・パーカッション》は[[DMX-22]]で再録された際に呪文の効果で場から離れない効果が[[置換効果]]に変わった。こちらは《デンデン》と違い[[《大和ザンゲキ剣》>《ボルシャック・大和・ドラゴン/大和ザンゲキ剣》]]のような置換効果で破壊する呪文への耐性を失っていないためその点においては強みと言える。 -更に追い打ちをかけるが如く、[[DMR-03]]にて[[《悪魔神ザビ・リブラ》]]が登場。一応まだ[[能力]]の対象範囲という差別点があり、[[《無垢の宝剣》]]などから突然出てくると対処に困る能力ではあるが、こうなると最早出番は皆無に等しい。 -[[進化]][[デーモン・コマンド]]として高くない[[パワー]]を逆手に取り[[《死神の蘇生者シュタイナー》]]で[[リアニメイト]]することもできる。ただ[[進化]][[クリーチャー]]に限定しても他に候補はいるため採用できるかどうかは微妙である。 -[[スーパーレア]]でありながら、他の悪魔神に対するこの[[カード]]の見劣り感は、ある意味で[[DM-17]]が[[終末ナスオ大戦>DM-17#nasuo]]と呼ばれる事を端的に示しているとも言える。もっとも、[[《アストラル・テンペスト》]]もその点では負けていないが。 -カードファイルでは[[《悪魔神バロム》]]や[[《悪魔神デスモナーク》]]といった「悪魔神」の英訳は「God of the devil」となっているが、このクリーチャーのみ「Gedora, the eternal terror」(日本語訳すると「悪魔神」ではなく「永遠の恐怖」)とかなり意訳の色が強いものとなっている。 [[フレーバーテキスト]]や[[背景ストーリー]]に言及される世界の終末を予感させる状況に対応させたネーミングと思われ、その点を踏まえると他の悪魔神らとは些か異なった存在のようである。 -漫画「[[デュエル・ジャック!!]]」では、[[フォイル]]カードをやたら引き当てる運のいい少年・福野 神(ふくの しん)がマナト戦で使用。「凶悪デーモン」と紹介されそれなりに活躍したが、[[《イモータル・ブレード》]]による[[スレイヤー]]と[[《グランドクロス・カタストロフィー》]]の破壊されない能力を得た[[《ダンディ・ナスオ》]]に倒された。 -3つ異なる顔が合わさったような頭部を持つこの[[クリーチャー]]だが、よく見るとかなり分かりづらいが頭部の上部分に人型の女性らしき存在が確認できる。女性型[[ダークロード]]が飲み込まれたのか、或いは単なる頭部に付けた女性像なのかは不明。 --このような特徴は[[次弾>DM-19]]より登場した新[[種族]][[グランド・デビル]]の[[進化クリーチャー]]とも共通している。 **関連カード [#hfae5219] -[[《ギガデウス》]] -[[《デンデン・パーカッション》]] -[[《悪魔神ザビ・リブラ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#ocebe1c1] -[[DM-17]]&br;'''世界が終わろうと、ゲドラは不滅。''' **収録セット [#jae0a8fd] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Mikio Masuda]] --[[DM-17 「転生編 第4弾 終末魔導大戦(ジ・オーバーテクノクロス)」>DM-17]](S2/S5) **参考 [#gc6d0e88] -[[デーモン・コマンド]] -[[進化クリーチャー]] -[[W・ブレイカー]] -[[呪文]] -[[効果]] -[[バトルゾーン]] &tag(進化クリーチャー,クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト6,デーモン・コマンド,コマンド,パワー7000,進化,進化:デーモン・コマンド,W・ブレイカー,呪文メタ,除去置換効果,置換効果,とどまる,SR,スーパーレア,Mikio Masuda); &tag(進化クリーチャー,クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト6,デーモン・コマンド,コマンド,パワー7000,進化,進化:デーモン・コマンド,W・ブレイカー,呪文メタ,離れない,SR,スーパーレア,Mikio Masuda);