#author("2024-12-08T20:07:07+09:00","","") #author("2024-12-09T21:17:40+09:00","","") *《&ruby(あくませかい){悪魔世界};ワルドバロム》 [#top] |悪魔世界ワルドバロム OR 光/水/闇/火/自然文明 (8)| |進化クリーチャー:デーモン・コマンド 15000| |''超無限進化'':デーモン・コマンド・クリーチャー1体以上の上に置く。| |''ワールド・ブレイカー''(このクリーチャーは相手のシールドをすべてブレイクする)| |このクリーチャーが出た時、3枚以上のカードの上に進化していれば、相手は自身の手札をすべて捨てる。5枚以上のカードの上に進化していれば、次の自分のターンのはじめまで、相手のマナゾーンにあるすべてのカードのマナの数字を0にする。| |このクリーチャーが攻撃する時、文明を1つ選び、その文明を持つ相手のエレメントをすべて破壊する。| [[DM24-RP4]]で登場した[[5色レインボー]]の[[超無限進化]][[デーモン・コマンド]]。 [[デーモン・コマンド]]指定の[[超無限進化]]クリーチャー。 [[進化元]]の枚数に対応した[[cip]]を持っており、[[進化元]]3枚以上で[[オールハンデス]]、5枚以上で次の自分の[[ターンのはじめ]]まで相手の[[マナゾーン]]にあるすべてのカードの[[マナ数]]を0にするという変則的な形での[[ランデス]]を行う。 また、[[バロム]]特有の文明に依存する[[全体除去]]は[[アタックトリガー]]となっており、対象範囲も[[エレメント]]に広がっている。 全ての能力を使うには進化元が5枚以上になるように出さなければならない。とはいえ、5「体」ではないため[[シンカライズ]]を持つ[[タマシード]]等も頭数に入り、それらが[[デーモン・コマンド]]である必要もない。 順当に[[デーモン・コマンド]]クリーチャーや[[タマシード]]を5枚並べて[[超無限進化]]を行ってもよいが、[[進化]][[デーモン・コマンド]]など下に他のカードが初めから含まれているカードを進化元にすることでより効率よく[[進化元]]枚数を稼げる。 5枚以上をバトルゾーン以外から引っ張り出して下に重ねられる[[デーモン・コマンド]]である[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]、[[《超不死 デスマトメル》]]、[[《大魔王 ウラギリダムス》]]などを用いれば、盤面1体からいきなり「5枚以上の上に進化」が達成できる。 ただし、[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]の[[メテオバーン]]では進化クリーチャーを呼び出すことはできないので、別途これの呼び出し手段が必要である。 -《DOOM・ドラゲリオン》から出せる呼び出し手段としては、[[《邪霊神官バーロウ》]]や[[《漢気の2号 ボスカツ》]]等が挙げられる。 --[[《邪霊神官バーロウ》]]は[[デーモン・コマンド]]なので[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]と一緒に進化元にできる。ただし、「進化元が1体でもタップしていれば、進化クリーチャーもタップして出る」というルールのため、[[《邪霊神官バーロウ》]]のアンタップ状態と[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]の5枚以上の進化元の両方を同時に引き継ぐことはできない。 ---また、攻撃中の[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]や[[《魔令嬢バロメアレディ》]]を進化元にしてしまうと、このクリーチャーのアタックトリガーが使用できなくなる。 代表的な[[バロム]]サポート呪文である[[《大地と悪魔の神域》]]は、発動時に自分のクリーチャーを全て[[マナ送り]]にしてしまうため、複数枚の進化元を要求するこのカードと一見相性が悪いように見える。しかし、[[タマシード]]は対象外となるため、[[魔法陣サイクル>《邪心臓の魔法陣》]]を筆頭とする[[デーモン・コマンド]]持ちのタマシードを4枚以上並べてから撃てば《神域》自身で呼び出す分も合わせて進化元5枚以上を確保できる。 他にも、呼び出す進化元となる[[デーモン・コマンド]]には、[[非進化]]でありながら[[cip]]で墓地から自身の下へクリーチャーを5体重ねられる[[《大魔王 ウラギリダムス》]]が存在するため、盤面が空でも墓地にクリーチャーを溜めた状態でこのクリーチャーと同時に呼び出せばそのターンから[[アタックトリガー]]も含め全ての能力をフル活用できる。 そのほかにも、[[魔導具]]クリーチャー2体がいれば[[無月の門]]によって墓地からもう2枚引っ張り出して0コスト召喚が可能な[[《凶鬼卍号 メラヴォルガル》]]も、最小のコストで[[進化元]]5枚を達成できる相性の良いカードといえる。完全にロマンの域だが、《メラヴォルガル》の[[cip]]の自己[[ブレイク]]で[[《ブレイン・スラッシュ》]]を[[暴発]]させることでそのまま《ワルドバロム》無償降臨まで狙える。ただ、[[【青黒魔導具】]]には[[《卍月 ガ・リ>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]][[ュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/「すべて見えているぞ!」》]]という、より手軽な[[マナ]][[ロック]]札がある。 当然《ワルドバロム》自身も進化元になる。複数枚の《ワルドバロム》とそれを出せる手段が揃っていれば、複数ターンに跨って[[マナ]][[ロック]]が可能である。 そうでなくとも、既に自分の《ワルドバロム》がいるならそれの[[進化元]]+1枚だけ条件が緩和されるとみなせるので、進化元が5枚未満でもいったん1枚目を見切り発射して[[アタックトリガー]]や[[オールハンデス]]だけでも仕掛けておき、あとから本命の《ワルドバロム》をフルパワーで起動させて完全封殺という戦術も取れないことはない。 言うまでもないが、「出た時点での進化元の枚数」が重要なので、[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]や[[《時空の庭園》]]で後から進化元を仕込んでもそれぞれの枚数参照能力が起動することはない。 [[マナ数]]を0にする能力は[[《エンドレス・フローズン・カーニバル》]]同様、次の相手ターンのカードの使用を著しく困難にする強力な能力である。 ただしあちらとは持続タイミングが違うため、相手の攻撃中になんらかの手段で踏み倒した場合は[[キリフダッシュ]]の妨害くらいしかできずに効果が終わってしまう。それ以外ではあちらの[[マナ]][[フリーズ]]と比べて、[[マナ回復]]の影響を受けない反面、[[《デプス・ノーブル》]]や[[《ヤミノ・ストライク SP》]]といった、マナゾーンのカードをタップして使う効果を咎められないといった違いがある。 またマナゾーンのカード自体は残り続けるため、[[マナ武装]]や[[ジョーカーズレベル]]といった数字以外の特性を参照する能力は止められない点にも注意が必要。 攻撃時の[[文明]]指定除去はこれまでの[[バロム]]では手が届きにくかった[[闇]]も一掃する事が出来るため、進化元1体で出しても困ることはない。 [[《悪魔神バロムスポーン》]]など、他のバロムで場を先に一掃してから残った闇持ちをこのクリーチャーで始末する運用も可能である。 [[単色]]デッキ相手には絶大な威力を発揮できるだろう。ただし、[[無色]]は選べないので注意。 [[ワールド・ブレイカー]]にしては妙に[[パワー]]が低いものの、攻撃時の[[文明]]指定除去で一掃しているので[[殴り返し]]は受け付けないだろう。 [[テキスト]]以外での大きな特徴として、''[[5色レインボー]]としては[[《悪魔界ワルバロム》]]に次いで2枚目の、[[マナの数字>マナ数]]が1となっているカードである。'' [[5色レインボー]]でありながらマナが出せるので、[[チャージ]]もしやすいし[[マナブースト]]で落ちても全く損する事が無い。[[《フェアリー・ミラクル》]]の条件をこれ1枚でいとも容易く達成できるのは言うまでもなく強力無比。 しかし、[[マナ基盤]]向けのカードとしては[[キング・セル]]や[[魔法陣サイクル>《邪心臓の魔法陣》]]、[[《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]が競合となる。前者は[[3色]]だが条件付き[[アンタップイン]]による事故率の低さや[[G・ストライク]]による最低限の防御性能があり、後者は[[自然]]だけは賄えないが単体でも[[フィニッシャー]]として使える[[汎用性]]がある。 1枚で[[《フェアリー・ミラクル》]]の条件を達成出来る独自の強みを活かしていきたいところ。 また、このカード1枚がマナゾーンにあるだけで相手は[[《ジョリー・ザ・ジョニー Final》]]がコスト0で出せてしまうので環境によっては注意が必要。 **裁定不明 [#unknown] -何らかの手段で《ワルドバロム》の[[cip]]を使う前に更に[[進化]]した場合、そのカードの枚数分[[進化元]]を嵩増しできるのか。[[《魔令嬢バロメアレディ》]]の[[アタックトリガー]]で《ワルドバロム》を出し、同時に[[《時空の禁断 レッドゾーンX》]]を[[侵略]]した場合など。 --[[《龍覇龍 デッドマン=ザ=オリジン》]]の裁定を鑑みれば出来るように思えるが、テキストがそれらと異なり「○枚以上のカードの上に進化していれば」となっている。 -マナ数を0にする効果は、このクリーチャーの召喚後にチャージされたマナも含むのか。 --マナのカード自体にかかる効果なのか、マナゾーン自体(プレイヤー)にかかる効果なのかが不明瞭。バトルゾーンにおける裁定と同じになるなら前者であり、含まれないことになる。 //**環境において //**背景ストーリーでの活躍 //**漫画・アニメにおいて **その他 [#other] -[[コロコロコミック]]12月号付録として[[ジャンボカード]]が登場する形で内容が発表された。この付録カードはジャンボカードの名の通り通常のカードより大きく作られており、また裏面もジョークカード[[《悪魔っぽい世界ワルイプニル》]]となっているので、[[デッキ]]に入れることはできない。 -コスト論上、[[ワールド・ブレイカー]]は攻撃時のパワーが24000以上のクリーチャーが持つ能力だが、このクリーチャーのパワーは15000で本来なら[[T・ブレイカー]]になるはずである。素で[[ワールド・ブレイカー]]を持つクリーチャーとしては[[《零龍》]]のパワー0に次いで二番目に攻撃時のパワーが低い。 -cipのオールハンデスは[[《悪魔神バロム・ロッソ》]]を、擬似ランデスは[[《悪魔神ドルバロム》]]を思わせる。当然ながら文明指定の[[全体除去]]も持つ上にコストも初代[[《悪魔神バロム》]]と同様の8であり、所々が派手になりつつも[[バロム]]らしさを損なわぬ、まさに集大成とも言うべきカードに仕上がっている。 -イラストをよく見ると4本足になっている。腕が増えるバロムは何度かあったが、足が増えたのは初めて。 //-[[イラスト]]は[[《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》]]のオマージュ。 //あちらと同じく本体の背後に[[ドラゴン]]の頭が描かれているが、ドラゴンの頭が5本に増えている。 //それぞれの[[ドラゴン]]の目の色は5[[文明]]の色になっており、5[[文明]]を支配するイメージなのだろう。 //特徴は確かに似ていますが公式側からそのような情報が出ている訳でもないので誤った情報が広まるのを防ぐためにも一旦コメントアウトさせていただきます。 //**[[サイクル]] [#cycle] **関連カード [#related] -[[《悪魔神バロム》]] -[[《悪夢神バロム・ナイトメア》]] -[[《悪魔界ワルバロム》]] -[[《邪脳の魔法陣》]] -[[《邪眼の魔法陣》]] -[[《邪心臓の魔法陣》]] -[[《邪尾の魔法陣》]] -[[《邪爪の魔法陣》]] -[[《暗黒剣 フラヴナグニル》]] -[[《呪縛の剣豪バロスト》]] -[[《魔令嬢バロメアレディ》]] -[[《龍世界 ドラゴ大王》]] -[[《悪魔っぽい世界ワルイプニル》]] ***背景ストーリーのラスボス [#lastboss] -''Prev'':[[アビス・レボリューション>アビス・レボリューション背景ストーリー]] --[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]] //**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] //-[[DM24-RP4]]&br;'''フレーバーテキスト''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] [#dm] -illus.[[Shishizaru]] --[[DM24-RP4 「王道篇 第4弾 悪魔神、復活」>DM24-RP4]](OR1/OR1) //***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp] //-CV:[[]] //-illus.[[]] //--[[DMPP-00 第00弾「 」>DMPP-00]] **参考 [#reference] -[[5色レインボー]] -[[進化クリーチャー]] -[[デーモン・コマンド]] -[[超無限進化]] -[[ワールド・ブレイカー]] -[[cip]] -[[オールハンデス]] -[[ランデス]] -[[マナ数]] -[[アタックトリガー]] -[[文明]] -[[エレメント]] -[[全体除去]] -[[バロム]] &tag(進化クリーチャー,クリーチャー,光文明,水文明,闇文明,火文明,自然文明,5色レインボー,多色,コスト8,デーモン・コマンド,コマンド,パワー15000,超無限進化,超無限進化:デーモン・コマンド,進化,進化:デーモン・コマンド,ワールド・ブレイカー,cip,3枚以上,ハンデス,オールハンデス,5枚以上,マナロック,マナ数減少,アタックトリガー,文明選択,除去,全体除去,エレメント指定除去,破壊,全体破壊,バロム (名称カテゴリ),バロム,背景ストーリー:ラスボス,OR,オーバーレア,Shishizaru,王道篇ブロック);