#author("2023-12-20T22:34:49+09:00","","")
#author("2023-12-20T22:35:48+09:00","","")
*《&ruby(きょうき){恐気};の&ruby(かくせいしゃ){覚醒者};ランブル・レクター》 [#u6b2c0c5]

|恐気の覚醒者ランブル・レクター SR 闇文明 (14)|
|サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド 15000|
|E・ソウル|
|このクリーチャーがバトルする時、バトルするかわりにその相手クリーチャーを破壊する。|
|T・ブレイカー|
|解除|
|BGCOLOR(white):覚醒前⇒[[《時空の賢者ランブル》]]|

[[DM-36]]で登場した[[E・ソウル]]持ちの[[サイキック>サイキック・クリーチャー]][[デーモン・コマンド]]。

同[[エキスパンション]]の14[[コスト]][[サイキック・クリーチャー]][[サイクル]]の[[闇]]担当。
[[《時空の賢者ランブル》]]が[[覚醒]]した姿。[[バトル]]する時に、[[置換効果]]で[[バトル]]の対象の[[クリーチャー]]を[[破壊]]する[[能力]]を持つ。

[[スレイヤー]]や[[すべてのバトルに勝つ]]の上位といえる[[能力]]をもち、[[パワー]]に関係なく[[バトル]]の対象を[[破壊]]出来る。
[[パワー]]15000の《恐気の覚醒者ランブル・レクター》にはあまり意味のない能力に見えるが、何よりの特徴は[[置換効果]]であること。[[バトル]]を行わないため[[スレイヤー]]を誘発せず、[[置換効果]]による[[除去]]耐性を無効化する。

この[[能力]]は[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]等による[[スレイヤー]]の[[自爆特攻]]を無効化し、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]や[[《神羅スカル・ムーン》]]も[[置換効果]]を無視して[[破壊]]出来る。他[[モヤシ]]や[[エターナル・Ω]]も機能させず[[墓地送り]]にしてしまう。
[[解除]]を持った[[サイキック・クリーチャー]]にも有効であり、[[裏返>裏返す]]させずに[[超次元ゾーン]]に強制送還してしまう。[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]など、同[[サイクル]]の[[覚醒]][[サイキック・クリーチャー]]達がにらみ合った時は、《恐気の覚醒者ランブル・レクター》がいる側が[[バトルゾーン]]の優位性を握ることが出来た。

[[《Dの光陣 ムルムル守神宮》]]などで[[ブロッカー]]を付与すれば、能力を使う機会を楽に作ることができる。[[《ファントム・ベール》]]のような[[強制攻撃>可能であれば攻撃する]]を相手に課す手段があれば言う事無し。

[[バトルゾーン]]での質は極めて高く、[[バトル]]による盤面に取り合いでは《恐気の覚醒者ランブル・レクター》に干渉することすら難しいだろう。

この[[サイクル]]共通として[[解除]]を持ち、1度の[[除去]]なら小型化するだけで済み、再度[[覚醒]]の機会を伺うことが出来る。
[[タップ]]されている所を[[除去]]されると、小型化したところを[[バトル]]で[[破壊]]される場合があるが、《恐気の覚醒者ランブル・レクター》の場合[[《時空の賢者ランブル》]]が[[スレイヤー]]を持つため道連れに出来るのは特徴的。

また、さすがに[[《時空の雷龍チャクラ》]]程ではないにせよ[[《時空の賢者ランブル》]]も[[覚醒]]条件が緩く、5、6[[ターン]]には安定して《恐気の覚醒者ランブル・レクター》に[[覚醒]]できる。[[覚醒]]後に[[山札操作]]を挟んでおけば、[[解除]]されてもすぐに《恐気の覚醒者ランブル・レクター》に再[[覚醒]]出来る。すこし手間がかかるとはいえ粘り強く、これだけ盤面圧の高い[[フィニッシャー]]を延々と相手に押し付けることが出来る。
序盤で[[覚醒]]されて、ただ《恐気の覚醒者ランブル・レクター》(と[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]])に[[ごり押し]]されてゲームを畳まれてしまうというのが、登場当時のよくある光景だった。

反面で特別[[アドバンテージ]]を稼ぎ出す[[能力]]を持っているわけではないので、[[バトル]]や[[ブレイク]]以外に能はない。
[[サイキック・クリーチャー]]の手軽さに加え、[[バトル]]の[[置換効果]]と[[解除]]を盾にして切り込んでいくという、わかりやすいデザインの[[カード]]である。

狡賢い[[闇]][[文明]]の印象に反して、盤面を力技でねじ伏せていく[[フィニッシャー]]である。
少し深読みして、貧弱な《時空の賢者》が[[戦略>山札操作]]によって[[覚醒]]し、《恐気の覚醒者》となって力を得たらそれを持って他者を屈服させようとしている、そう考えるとなんとも狡賢く傲慢な[[闇]]らしいストーリーをした[[サイキック・クリーチャー]]であるといえよう。

運用時は、[[覚醒]]前の[[パワー]]が低いことに注意したい。

**能力のルール [#r6047359]
-「このクリーチャーがバトルする時」という[[テキスト]]だが、[[置換効果]]を生み出す[[常在型能力]]である。これは[[置換効果]]の一部であり、[[誘発型能力]]ではない。

-[[バトル]]は行わないので、[[バトル]]を誘発条件とする[[スレイヤー]]などは誘発しない。もちろん、[[《無限掌》]]を使っても[[アンタップ]]させることはできない。

-[[置換効果]]は1つのイベントに2つ以上適用できないため、[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]や[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]などの[[破壊置換効果]]持ちのクリーチャーも破壊できる。

-「[[破壊されない]]」または「[[離れない]]」効果を持つクリーチャーが[[バトル]]相手になった時は、「置換先のイベントが実行できない場合、その[[置換効果]]は適用できない」ルール((総合ルール609.4.))に基づき、[[破壊]]はせずにそのまま[[バトル]]を行う。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40248]]
--[[《不死身のブーストグレンオー》]]を[[バトル]]相手にした場合、[[バトル]]を行い、[[バトル]]の結果、[[バトル]]に負けた《不死身のブーストグレンオー》が自身の能力で[[超次元ゾーン]]に戻る。
--[[《零龍》]]を[[バトル]]相手にした場合、[[バトル]]を行い、[[バトル]]の結果、[[バトル]]に負けたこのクリーチャーが[[破壊]]される。

-《恐気の覚醒者ランブル・レクター》同士が[[バトル]]する時、いずれか1体の[[置換効果]]のみ適用する。
--《恐気の覚醒者ランブル・レクター》の持ち主が2体とも同じなら、その持ち主が、どちらを残すかを決める。
--自分と相手の《恐気の覚醒者ランブル・レクター》がバトルする時、[[ターン・プレイヤー]]の[[置換効果]]が優先される。
[[ターン・プレイヤー]]の《恐気の覚醒者ランブル・レクター》が場に残り、非[[ターン・プレイヤー]]の《恐気の覚醒者ランブル・レクター》が[[破壊]]される。

**その他 [#m7d04c1e]
-滅多にないことだが、[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]に[[自爆特攻]]をかけられると、[[効果]]により[[エクストラウィン]]を得られて敗北してしまう。「勝負に勝って試合に負ける」といったところか。


//現在の裁定は上記ルールの通りであり、下記の記述は過去のものである
//-[[破壊されない]][[サイキック・クリーチャー]]である[[《不死身のブーストグレンオー》]]とは相性が悪い。この[[クリーチャー]]の[[能力]]は「バトルするかわりに[[破壊]]する」という[[置換効果]]であるために[[バトル]]自体が成立せず「バトルに負けたとき超次元ゾーンに戻す」がトリガーしないためである。もっとも、[[パワー]]ではこちらが勝っているので、無視して[[シールド]]を割り切ってしまえばいいだろう。

-「[[置換効果]]は連鎖しない」という[[ルール]]を説明する際、[[《神羅スカル・ムーン》]]とよく引き合いに出される1枚。どちらも相手の[[置換効果]]を無視して一方的に[[破壊]]できる。
--「置換先のイベントが実行できない場合、その[[置換効果]]は適用できない」ルールも同様に重要である。

-なかなか起きないが実は[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]をも効果を使わせず、一方的に[[破壊]]できる。

-単に「ランブル」と言った場合''[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]を指してしまう事がある''ので、混同に注意。尤も、彼方を採用する[[デッキ]]でこの[[カード]]は採用しないし、その逆も然りであるが。

-漫画「SX」にて[[アダム]]が[[ザキラ]]戦で使用。[[《シークレット・クロックタワー》]]で仕込んだカードの名を言い当てることで[[覚醒]]に成功した。
睨んだだけで[[《邪眼皇ロマノフI世》]]を粉砕するという、自身の能力を端的に表した描写がされている。

-名前の由来はトマス・ハリスの作品に登場する連続殺人者「ハンニバル・レクター」と思われる。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#la5b5a91]

|恐気の覚醒者ランブル・レクター PS 闇文明 (14)|
|サイキック・クリーチャー:デーモン・コマンド 15000|
|バトルする時、かわりにその相手クリーチャーを破壊する。|
|T・ブレイカー|
|解除(バトルゾーンを離れる時、かわりに《時空の賢者ランブル》のほうに裏返す)|
|BGCOLOR(white):覚醒前⇒[[《時空の賢者ランブル》]]|

[[DMPP-13]]で実装。[[E・ソウル]]が無くなった。

-[[プライズ]]版のイラストは、『五等分の花嫁』の中野二乃となっている。[[プライズ]]版の[[《超次元リバイヴ・ホール》]]入手することで付いてくる。

**[[サイクル]] [#i28b2533]
[[DM-36]]/[[DMPP-13]]の[[サイキック・クリーチャー]]サイクル。TCGではこれら5種そのものが[[スーパーレア]]であり、[[デュエプレ]]ではそれぞれに対応した[[スーパーレア]][[超次元呪文]]を入手した際に自動的にストレージに加わる。
それぞれ覚醒条件が異なり、[[覚醒]]後は全てのクリーチャーが[[解除]]を持つ。
-[[《時空の雷龍チャクラ》]]/[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]
-[[《時空の尖塔ルナ・アレグル》]]/[[《要塞の覚醒者ルナ・アレグリア》]]
-[[《時空の賢者ランブル》]]/''《恐気の覚醒者ランブル・レクター》''
-[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]/[[《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》]]
-[[《時空の豪腕ジャパン》]]/[[《乱打の覚醒者ジャパニカ》]]

**関連カード [#s9342016]
-[[《龍恐連結 ランブラグ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#d7ae3f22]
-[[DM-36]]、[[DMPP-13]]、[[DMPS-09]]、[[DMPB-05]]&br;'''[[覚醒]]する力を得た[[闇]]軍団は[[フィオナ>フィオナの森]]協定を恐気と共に破り捨てた。'''
-[[DMPP-13]](シークレット)&br;'''尽きる事の無い野心と欲望が、ランブルの狂気を掻き立て、世界にかつてない争乱が起こる!'''
-[[プライズ]]&br;'''これはあたしの勝負だもの、本気で勝たなくちゃ—― 二乃'''

**収録セット [#uca60abd]
***[[デュエル・マスターズ]] [#v91d3e06]
-illus.[[ittoku]]
--[[DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」>DM-36]](S5b/S10)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#na0da3fa]
-CV:[[秋山絵理]]
-illus.[[ittoku]]
--[[DMPP-13 「超次元開放 -PSYCHIC SHOCK-」>DMPP-13]]
--[[DMPS-09 「咆えろ漆黒のガロウズ」>DMPS-09]]
--[[DMPB-05 「デッキビルダー2024 アークセット」>DMPB-05]]
-illus.[[Nottsuo]](シークレット)
--[[DMPP-13 「超次元開放 -PSYCHIC SHOCK-」>DMPP-13]]
-CV:[[竹達彩奈]]
-illus.[[douzen]]/[[六面堂]]
--[[プライズ]]

**参考 [#yb5d9c1a]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[E・ソウル]]
-[[バトル]]
-[[置換効果]]
-[[除去]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[解除]]
-[[覚醒者]]
-[[闇]]
-[[スーパーレア]]

&tag(サイキック・クリーチャー,サイキック,クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト14,デーモン・コマンド,コマンド,パワー15000,E・ソウル,バトルする時,破壊,置換除去,T・ブレイカー,解除,覚醒者,・,SR,スーパーレア,Ittoku,サイキック・クリーチャー (デュエプレ),サイキック (デュエプレ),クリーチャー,闇文明 (デュエプレ),黒単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト14 (デュエプレ),デーモン・コマンド (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),パワー15000 (デュエプレ),バトルする時 (デュエプレ),破壊 (デュエプレ),置換除去 (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),解除 (デュエプレ),覚醒者 (デュエプレ),・ (デュエプレ),PS (デュエプレ),レアリティなし (デュエプレ),シークレットカード (デュエプレ),PR (デュエプレ),プライズ (デュエプレ),Ittoku (デュエプレ),Nottsuo (デュエプレ),douzen (デュエプレ),六面堂 (デュエプレ));