#author("2024-02-24T21:00:00+09:00","","")
#author("2024-03-28T05:27:07+09:00","","")
*《&ruby(きょうてい){恐帝};&ruby(せつぞく){接続}; ネロ・グウルピオ》 [#top]

|恐帝接続 ネロ・グウルピオ SR 光/闇/自然文明 (9)|
|クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/ジュラシック・コマンド・ドラゴン/ナイト 12500|
|''EXライフ''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、このターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを-5000する。|
|相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、相手は自身のアンタップしているクリーチャーを1体選びタップする。|
|このクリーチャーを自分のマナゾーンから召喚してもよい。|

[[DMRP-19]]で登場した[[光]]/[[闇]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[エンジェル・コマンド]]/[[ジュラシック・コマンド・ドラゴン]]/[[ナイト]]。

[[EXライフ]]を持ち、[[マナ召喚]]も可能な[[T・ブレイカー]]。
[[cip]]で相手クリーチャー全員に−5000の[[パワー低下]]をかけ、相手クリーチャーが[[攻撃]]や[[ブロック]]をするたびに相手に自身の[[アンタップ]]しているクリーチャー1体を[[タップ]]させる。

目玉である相手の[[攻撃]]と[[ブロック]]に反応して敵クリーチャーを[[タップ]]させる[[能力]]は、防御面で考えると実質的に[[攻撃]]回数を半減させる[[能力]]と言える。[[パワー低下]]と合わせて相手の[[攻撃]]の回数を大幅に減らせる。
攻撃面で考えるとこちらも[[ブロッカー]]の数を半減させる能力として扱える他、[[タップキル]]にも使える。

[[マナ召喚]]を持つため、序盤に[[手札]]からマナに埋めてしまっても良い、[[マナブースト]]で置かれた[[カード]]に混じっていれば良いというのは[[マナコスト]]の重いこのカードにはピッタリ。
[[マナ]]が豊富にあっても[[手札]]が無いという状況に陥りやすい[[【ビッグマナ】]]と相性が良い。

同[[色]]の[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]とは噛み合いが良く、効果で踏み倒すことで取り回しの悪さを軽減しつつ、[[パワー低下]]で《ロマノグリラ》の[[マッハファイター]]で打ち取れる範囲を広げる助けになる。[[タップ]]能力も疑似的な[[攻撃誘導]]を持つ《ロマノグリラ》とで相手の攻め手を削る働きが期待できる。

難点は[[コスト]]9という点。手打ちするには非常に重く、この[[クリーチャー]]の[[能力]]が有効に働く[[ビートダウン]]が相手であれば、[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]を踏んでもらうことが前提となる。[[《灰燼と天門の儀式》]]などには対応していない。
-[[光]]を含む[[コスト]]9の[[ドラゴン]][[クリーチャー]]なので[[《ルシファー》]]や[[《サッヴァークDG》]]などの[[踏み倒し]]には対応している。
-[[【九極侵略】]]での[[踏み倒し]]にも対応し、[[デッキ]]の戦略上の死活問題である[[コスト踏み倒しメタ]]を[[パワー低下]]で粗方処理できる。が先ずこのクリーチャーが重量級のため、露払いには適さない。

対クリーチャー戦で力を発揮する能力なので、[[【カリヤドネループ】]]の様な場を並べない[[呪文]]デッキには効き目が薄い点にも注意。

**その他 [#x0b1d807]
[[《古代王 ザ''ウルピオ''》>《古代王 ザウルピオ》]]と[[《魔光大''帝ネロ・グ''リフィス》>《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]の『接続』[[ディスペクター]]。
#region2(合成元との関係){{
-《ザウルピオ》のハンマーに、取り込まれるようにして《ネロ・グリフィス》が接合されている。その一方《ザウルピオ》本体は改造されていない。
--元は[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]によって己の意に反し[[ドラグハート]]として[[武器>ドラグハート・ウエポン]]に封じられていた《ザウルピオ》が、今度は武器の様に改造された《ネロ・グリフィス》を自ら振り回している。また《ネロ・グリフィス》は銃という遠距離武器を操るナイトでありながら、本体が近接武器のハンマーに改造されて扱われており、双方にとって中々に「ディスペクト」度の高い合成をされている。
--さらに、フレーバーテキストではまるで《ネロ・グリフィス》が主体となっているような文面であり、《ザウルピオ》についても《ネロ・グリフィス》を強化する肥料程度にしか見ていないような書き方となっていて接合の仕方すら皮肉るような手酷いディスペクトも受けている。
--相手の攻撃を制限する[[能力]]は《ザウルピオ》の、自己[[マナ召喚]]許可[[能力]]は[[龍解]]前の[[《始原塊 ジュダイナ》]]が元だろう。
---相手全体に[[パワー]][[マイナス>パワー低下]]5000を仕掛ける[[cip]]は、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]が[[《魔弾ロマノフ・ストライク》]]を唱えた時と同じ[[効果]]である。先述した[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]との組み合わせを意識した物だろうか。また、パワーに拘っていた[[ドラゴン・サーガ]]期の[[自然文明]]へのディスペクトでもあるのだろう。
--[[カード名]]「恐帝」の「恐」は、《ザウルピオ》の[[種族]][[ジュラシック・コマンド・ドラゴン]]のモデルである「''恐''竜」か、あるいは[[ストーリー>背景ストーリー]]上の強化形態である[[《''恐''・古代王 サウザールピオ》>《恐・古代王 サウザールピオ》]]が由来だろう。
--《ザウルピオ》のデザインモチーフである「ティラノサウルス」は「暴君トカゲ」を意味する名前であり、《ネロ・グリフィス》の名前の由来である「ネロ帝」もまた暴君として有名な人物である。どちらもモチーフに「暴君」と関りがあることから合成相手として選ばれたと思われる。
-[[文明]]は両者の物を過不足なく継承しているが、[[種族]]については《ネロ・グリフィス》の[[ダークロード]]が削除されている。
--また、当然ながら《ザウルピオ》の[[特殊タイプ]][[ドラグハート]]も失われている。
--《ネロ・グリフィス》から[[特殊種族]][[ナイト]]を継承しており、そのため4[[種族]]持ちの[[ディスペクター]]となっている。やはり[[ナイト]]の継承優先度は高いということなのか、『接続』[[ディスペクター]]の[[王>キングマスター]]にして[[ナイト]]である[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]が存在する為の措置なのかは不明。
}}

-アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では第24話でプロテインズ([[ササミ]]・[[アミノ]]・[[ソイ]])が[[切札 ジョー]]戦で使用。[[ブラック]]から受け取った新たな[[ディスペクター]]らしい。声優は[[赤坂柾之]]氏。
登場時にはまず《ザウルピオ》部分が登場してから、一瞬遅れて《ネロ・グリフィス》部分が[[ドラグハート]]のように飛んでくる演出がなされた。
[[《賢樹 エルフィ-1》]]2体と[[《星樹 ジェイド-1》]]1体の[[ササゲール]]で破壊し6マナで高速召喚され、[[cip]]でジョーの盤面を一掃したが、返しのターンに[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の禁断解放により[[EXライフ]]を貫通して破壊されてしまった。
余談だが、[[強制]]の[[タップ]][[能力]]が使われていないミスがある。仮に使われていたとしても《モモキングダムX》の禁断解放は避けられないが。
余談だが、[[強制]]の[[タップ]][[能力]]が使われていないミスがある。まあ仮に使われていたとしても《モモキングダムX》の禁断解放は避けられないが。

**関連カード [#card]
-[[《古代王 ザウルピオ》]]
-[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]

-[[《魔弾ロマノフ・ストライク》]]
-[[《聖煌ノ天帝 絶兆》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMRP-19]]&br;'''[[理屈を超えたパワー>ドラグハート]]が、[[魔光>《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]を増幅する糧となる。'''

**収録セット [#pack]
-illus.[[kawasumi]]
--[[DMRP-19 「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](S9/S11)

**参考 [#reference]
-[[ディスペクター]]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[ジュラシック・コマンド・ドラゴン]]
-[[ナイト]]
-[[EXライフ]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[パワー低下]]
-[[攻撃]]
-[[ブロック]]
-[[タップ]]
-[[マナ召喚]]
-[[白黒緑]]

&tag(クリーチャー,光文明,闇文明,自然文明,白黒緑,3色,多色,コスト9,ディスペクター,接続,エンジェル・コマンド,コマンド,ジュラシック・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,ドラゴン,ナイト,パワー12500,パワーの最後の三桁が「500」,EXライフ,T・ブレイカー,cip,パワー低下,全体パワー低下,パワー低下-5000,被アタックトリガー,ブロックされた時,アンタップメタ,タップ,単体タップ,選ばせタップ,マナ召喚,・,SR,スーパーレア,Kawasumi);