#author("2023-01-09T23:08:00+09:00","","")
#author("2023-01-10T13:56:11+09:00","","")
*《&ruby(どるげにんぽう){怒流牙忍法}; &ruby(じげんかく){次元隠};しの&ruby(じゅつ){術};》 [#top]

|怒流牙忍法 次元隠しの術 R 無色 (6)|
|呪文|
|相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の超次元ゾーンに置く。次の自分のターンのはじめまで、相手は、そのクリーチャーと同じコストを持つクリーチャーを出せない。|

[[DMEX-12]]で登場した[[無色]]の[[呪文]]。

相手[[クリーチャー]]1体を[[超次元送り]]にし、次の自分の[[ターン]]のはじめまで、相手にその[[クリーチャー]]と同じ[[コスト]]の[[クリーチャー]]を[[出せない]][[ロック]]を掛ける。

[[サイキック]]でも[[ドラグハート]]でもないクリーチャーを直接[[超次元ゾーン]]送りにできる初のカード。
登場時点では、[[サイキック]]と[[ドラグハート]]以外のカードを超次元ゾーンから呼び出す方法は非常に限られているため、[[メインデッキ]]に入るクリーチャーを対象にとれば、事実上ゲームから除外されたも同然となる。
[[手打ち]]では少々重いのが気がかりだが、[[山札送り]]や[[破壊]]をも超える最高峰の除去と言える。

[[ロック]]は[[S・トリガー]]封じとしての側面もある。
相手の[[バトルゾーン]]と[[デッキ]]構成に大幅に影響を受けるため安定はしないが、状況次第では[[S・トリガー]][[クリーチャー]]を封殺できるのは強力。
ロック対象とするコストのクリーチャーを[[《父なる大地》]]で無理やり呼び出すのも手か。

-超次元ゾーンから[[サイキック]]でも[[ドラグハート]]でもカードを呼び出すことのできるカードやその手段に関しては「[[超次元送り]]」を参照のこと。
//クロニクルデッキなどで増えた場合の編集を考えてそちらに一本化しておく

-再利用をほぼ許さないという点では[[封印]]にも勝るが、[[除去]][[耐性]]に対する貫通性能では一概には言えない。

-[[《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》]]は[[水]]/[[自然]]だが、この[[呪文]]はそちらとはまったく関係のない[[無色]]である。
[[超次元送り]]を[[文明]]の割り当ての存在しない[[除去]]と考えて[[無色]]にされたのかもしれない([[サイキック]]を[[超次元ゾーン]]に戻す[[除去]]は主に[[水]][[文明]]が担っていたが)。

-[[超次元ゾーン]]や[[超GRゾーン]]のカードを使用しない、[[オリジナル]]のレギュレーションでもこのカードで[[超次元送り]]にする事が出来る。
--これは''ゲームの初めに超次元ゾーンにカードは用意できない''だけで、''オリジナルのレギュレーションでも超次元ゾーンは存在する''扱いであるからとの事。

-[[DMEX-12]]版フレーバーテキストでは[[《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》]]が[[クリーチャー]]を[[パンドラ・スペース]]に封じ込めている。[[パンドラ・スペース]]が[[背景ストーリー]]に登場したのは[[エピソード1]]だが、[[シノビ]]は[[戦国編]]の時点でその存在を知っていたようだ。
--[[デュエチューブ]]にて、そもそも[[シノビ]]自体が超獣世界とは[[別の世界から来た>《フォース・アゲイン》]]存在であるために(頭領の《ドルゲユキムラ》ともなれば)次元に干渉する術を使えること、送る先はこの超獣世界と[[シノビ]]が元いた次元以外なら別にどの次元でも良かったことが明かされた。

-[[DMEX-18]]版フレーバーテキストは、過去に[[《逆転王女プリン》]]でも示唆されていた[[エイリアン]]王家のルーツについて、伝聞形ではあるものの改めて示すものとなっている。

-[[サイキック]]とも[[ドラグハート]]とも関係ないカードでありながら[[超次元ゾーン]]を用いるという点で、[[DMEX-18]]で多数登場した超次元関連のギミックの先駆けと言える。
ちなみに、相手クリーチャーの[[超次元送り]]能力を持つカードは同弾では[[《次世代龍覇 グラッサ&タレット》]]のみであった。このカードと同じ、能動的な[[除去]]が可能なカードの登場は、[[DM22-EX1]]の[[《王家の秘宝》]]まで待つことになる。
//-このカードが全く環境で使われなかったことが、[[DMEX-18]]で超次元関連のギミックが見直されたきっかけと思われる。
//根拠のない推論

**関連カード [#card]
-[[《ミスター・アクア》]]
-[[《第4新都市 ウツボイド》]]
-[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]
-[[《ジェイ-SHOCKER》]]

-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMEX-12]]&br;'''我らが秘伝書に記された謎の世界「[[ぱんどら>パンドラ・スペース]]」とやらに[[永遠に封じられるがいい!!>超次元送り]] ― [[終の怒流牙 ドルゲユキムラ>《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》]]'''
-[[DMEX-18]]&br;'''次元隠しの術によって「[[ぱんどら>パンドラ・スペース]]」へと[[送り込まれた>超次元送り]]者たちが、[[パンドラ王家>《超次元の王家》]]の始祖になったと伝えられている。'''

**収録セット [#pack]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DMEX-12 「最強戦略!! ドラリンパック」>DMEX-12]](21/110)
--[[DMEX-18 「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレル・マスターズ」>DMEX-18]](16/75)

**参考 [#reference]
-[[超次元送り]]
-[[コスト]]
-[[ロック]]
-[[出せない]]

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[[公式Q&A]]

-能力について

>Q.''《怒流牙忍法 次元隠しの術》''を唱え、バトルゾーンにいるオーラのついたGRクリーチャーを超次元ゾーンに置いた場合、どうなりますか?
A.その場合、オーラとGRクリーチャーは超次元ゾーンに置かれます。&br;その後、即座にGRクリーチャーは超GRの一番下に置かれ、オーラは超次元ゾーンに残り、そのオーラを通常の手段で使うことはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38618]](2020.7.17)

>Q.''《怒流牙忍法 次元隠しの術》''を唱え、バトルゾーンにいるクリーチャーを超次元ゾーンに置いた場合、どうなりますか?
A.その場合、そのクリーチャーは超次元ゾーンに置かれます。&br;そのクリーチャーは超次元ゾーンに残り、通常の手段で召喚することはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38619]](2020.7.17)

>Q.''《怒流牙忍法 次元隠しの術》''を唱え、バトルゾーンにいる相手の[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]を超次元ゾーンに置こうとしましたが、置換効果によってバトルゾーンを離れませんでした。&br;この場合、相手はコスト7のクリーチャーをバトルゾーンに出すことはできますか?
A.いいえ、コスト7のクリーチャーはバトルゾーンに出すことができません。&br;後半の効果は''《怒流牙忍法 次元隠しの術》''によって選んだクリーチャーのコストを参照し、それが実際に超次元ゾーンに置かれたかどうかは問いません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38620]](2020.7.17)

>Q.''《怒流牙忍法 次元隠しの術》''を唱え、バトルゾーンにいる相手のコスト2のクリーチャーを超次元ゾーンに置きました。&br;次のターンのはじめに、相手は[[《ステニャンコ》]]をバトルゾーンに出そうとし、自分のクリーチャーを1体破壊することはできますか?
A.はい、破壊することはできます。&br;結果として[[《ステニャンコ》]]は墓地に残ります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38621]](2020.7.17)

>Q.''《怒流牙忍法 次元隠しの術》''を唱え、バトルゾーンにいる相手のコスト5のクリーチャーを超次元ゾーンに置きました。&br;次のターンに相手がオーラを使ってGR召喚し、超GRの一番上がコスト5のGRクリーチャーだった場合、どうなりますか?
A.その場合、コスト5のクリーチャーはバトルゾーンに出すことができないので超GRの一番上に残ります。&br;マナコストは支払った状態のままで、手札から使ったなら手札に、そうでないなら元のあったゾーンにオーラは残ります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38622]](2020.7.17)

>Q.''《怒流牙忍法 次元隠しの術》''を唱え、バトルゾーンにいる相手のコスト6のクリーチャーを超次元ゾーンに置いた後、[[《ゴースト・タッチ》]]を唱えました。&br;捨てるカードが[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]でしたが、自身の能力でバトルゾーンに出すことはできますか?
A.いいえ、バトルゾーンに出すことができないので、そのまま墓地に置かれます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38623]](2020.7.17)

>Q.2ターン前に''《怒流牙忍法 次元隠しの術》''によって超次元ゾーンに置かれたコスト6以下のクリーチャーやオーラを、[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]の「マナ武装」能力でバトルゾーンに出すことはできますか?
A.はい、できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38643]](2020.7.17)

>Q.バトルゾーンに相手の[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]があり、''《怒流牙忍法 次元隠しの術》''を唱え、相手のコスト5のクリーチャーを超次元ゾーンに置きました。&br;次のターンに相手はコスト5の闇のコマンドを召喚しました。この場合、バトルゾーンに出せなくとも封印を外すことはできますか?
A.はい、闇のコマンドはバトルゾーンに出すことができませんが、封印は外すことができます。&br;召喚とはバトルゾーンに出そうとすることですので、バトルゾーンに出なくとも、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の能力によって、封印を外すことができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38654]](2020.7.17)

>Q.相手が唱えた''《怒流牙忍法 次元隠しの術》''の効果によって、自分の[[《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》]]がバトルゾーンを離れました。下にあったカードはどこから手札に加わりますか?
A.[[《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》]]が自分の超次元ゾーンに置かれた場合、下に重ねてあったカードも超次元ゾーンに置かれます。その後、超次元ゾーンから[[《氷結龍 ダイヤモンド・クレバス》]]の下に重ねてあったカードを、全て手札に加えます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38683]](2020.7.17)

>Q.''《怒流牙忍法 次元隠しの術》''を唱え、バトルゾーンにいる相手の覚醒リンクしている[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]を選びました。&br;相手は[[《勝利のプリンプリン》]]を超次元ゾーンに置きましたが、この場合、「そのクリーチャーと同じコスト」はどうなりますか?
A.その場合、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]のコストと同じクリーチャーを、バトルゾーンに出すことができなくなります。&br;また[[《勝利のガイアール・カイザー》]]や[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]のどちらかを超次元ゾーンに置いても、「そのクリーチャー」のコストは30です。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38695]](2020.7.17)
 
>Q.''《怒流牙忍法 次元隠しの術》''を唱え、バトルゾーンにいる相手のリンクしている[[《龍神ヘヴィ》]][[《龍神メタル》]]を選びました。&br;相手は[[《龍神ヘヴィ》]]の方を、超次元ゾーンに置きましたが、この場合、「そのクリーチャーと同じコスト」はどうなりますか?
A.2体でリンクしていた場合、それらのコストは合算されています。よって、コスト12のクリーチャーをバトルゾーンに出すことができなくなります。&br;[[《龍神ヘヴィ》]][[《龍神メタル》]]のどちらか片方を超次元ゾーンに置いたとしても、「そのクリーチャー」のコストは12です。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38696]](2020.7.17)

&tag(呪文,無色,コスト6,除去,単体除去,確定除去,超次元送り,出せない,ロック,R,レア,Sansyu);