#author("2024-11-27T09:45:57+09:00","","") #author("2024-12-06T13:25:31+09:00","","") *《&ruby(いが){威牙};の&ruby(まぼろし){幻};ハンゾウ》 [#ud61c86e] |威牙の幻ハンゾウ VR 闇文明 (7)| |クリーチャー:デーモン・コマンド/シノビ 5000| |''ニンジャ・ストライク7''(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが7枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなければ、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の下に置く)| |このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-6000する。| |このクリーチャーが破壊される時、自分のマナゾーンに闇文明があれば、かわりに自分のシールドを1つ墓地に置いてもよい。| [[DM-29]] で登場した[[闇]]の[[デーモン・コマンド]]/[[シノビ]]。 [[《威牙忍ヤミノザンジ》]]の[[上位種]]で、[[cip]][[能力]]により破格の[[パワー]]-6000を叩き出す。 [[重量級]][[シノビ]]の中では頭一つ抜けた[[汎用性]]を持つ。 [[置換効果]]で[[破壊]]を免れる[[能力]]も持っており、場持ちもいい。普通に[[召喚]]すれば最後のひと押しや[[進化元]]に使える。 ただし、その[[能力]]の[[トリガー]]となる[[シールド]]1枚破棄が自殺行為になる場合もあり、きちんと状況を見て使うことが肝要。 また、[[《インフィニティ・ドラゴン》]]などと同じように、[[パワー]]が0になったり、[[《無限掌》]]で[[攻撃]]され続けられたりすると、[[能力]]を使っても結局は[[破壊]]される。 [[ニンジャ・ストライク]]で出すか[[召喚]]するか一長一短なので、かなり使い道を迷うところ。いずれにしろ[[cip]][[能力]]が安定して使いやすいため、それだけ使えれば十分ともいえる。 **他のカード・デッキとの相性 [#ta80fa2f] -[[《異端流し オニカマス》]]を直接処理できる[[ニンジャ・ストライク]]持ちである[[《光牙忍ハヤブサマル》]]が[[ブロック]]した際にこの[[カード]]の[[ニンジャ・ストライク]]を宣言し、[[パワー低下]]で[[《光牙忍ハヤブサマル》]]を[[除去]]すると、[[ブロック]]は取り消されないが取り敢えず[[《異端流し オニカマス》]]を[[破壊]]させずに済む。[[《異端流し オニカマス》]]とこの[[カード]]が共存する[[デッキ]]は現実的には存在しないが、あくまで「こういうことができる」と覚えておいて損はない。 -この[[カード]]の存在により、[[パワー]]6000以下の[[クリーチャー]]は相手の[[マナ]]が7枚以上、[[手札]]が1枚でもあれば攻撃時に0マナで[[破壊]]される可能性がある。 -この[[クリーチャー]]が[[ハンター]]化したのが[[《ゲロ NICE・ハンゾウ》]]。 [[ニンジャ・ストライク]]が[[マッドネス]]に変わっている。地味に[[除去]]耐性も消えているが、あちらの場合はそこまで気にするほどのものではないかもしれない。 **環境において [#ddabaefe] 登場するなり当時のプレイヤーをアタッカーから守り、大活躍を果たした。[[パワー]]6000は[[W・ブレイカー]]の圏内であり、当時の多くの[[アタッカー]]を[[破壊]]できた。[[ニンジャ・ストライク]]で使えばノー[[コスト]][[火力]]のように働くため非常に強力であった。 当時としては[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]などで[[ロック]]をかけられても[[パワー]]次第で問題なく処理できる点が強かった。[[マナブースト]]を行う[[デッキ]]ならば広く採用されたので、最後の最後で勝利を確信している相手のど肝を抜くことができた。 ギャラクシーマスターリーグ2008優勝デッキである[[【ギャラクシーコントロール】]]に3枚投入される実績を残した。[[【ギャラクシーコントロール】]]では[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]やこのクリーチャーの[[耐性]]を活かして雑殴り的に[[ワンショット]]するだけでも強かった。 2011年1月15日より[[殿堂入り]]。今まで多くの[[パワー]]6000以下の[[クリーチャー]]にプレッシャーを与えていたが、[[殿堂入り]]により[[手札]]に握れる可能性がかなり低くなった。とは言え[[《土隠雲の超人》]]などで容易に[[サーチ]]できるので相手の[[手札]]が一枚でもあれば油断はできない状況であった。 また、これにより[[《威牙忍ヤミノザンジ》]]や[[《不知火グレンマル》]]など、この[[カード]]や[[《光牙忍ハヤブサマル》]]の影に埋もれていた[[除去]][[能力]]持ち[[シノビ]]が注目されるきっかけにもなった。 [[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が登場すると、[[コマンド]]である[[シノビ]]として目をむけられるようになる。《ドキンダムX》によって1つ[[封印]]が付いた[[闇]]を持つ[[クリーチャー]]は、《ハンゾウ》の登場によって封印が外れ、行動できるようになる。[[封印]]を付けて油断した《ドキンダムX》本人の[[攻撃]]に合わせて、[[ニンジャ・ストライク]]で[[スレイヤー]]を持つ[[ブロッカー]]の[[封印]]を外し、そのまま[[ブロック]]で《ドキンダムX》を[[破壊]]すれば[[ゲーム]]に勝つ。 さらに[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]が登場すると、[[コスト]]、[[文明]]、[[種族]]、[[ニンジャ・ストライク]][[能力]]がその[[封印]]を外すことのできる条件と見事に噛み合っているため、相手[[ターン]]中にも[[封印]]を外すことができる防御札として、再び注目された。[[殿堂入り]]していた時期にも、[[【ドルマゲドンX】]]では詰めに使うとカウンターで[[禁断爆発]]できる切り札としての立場を確立。 さらに[[《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》]]が登場すると、[[コスト]]、[[文明]]、[[種族]]、[[ニンジャ・ストライク]][[能力]]がその[[封印]]を外すことのできる条件と見事に噛み合っているため、相手[[ターン]]中にも[[封印]]を外すことができる防御札として、再び注目された。[[殿堂入り]]していた時期にも、[[【ドルマゲドンX】]]では詰めに使うとカウンターで[[禁断爆発]]できる切り札としての立場を確立。 時代が進むにつれてクリーチャーの基礎[[パワー]]の上昇やゲームスピードの[[高速化]]などこのクリーチャー1枚では対処できない場面が増えてきたり、そもそもこのクリーチャーを出す前にゲームが終わることが多くなった。そのような状況を受けてか、2019年1月21日に[[殿堂解除]]。 殿堂解除当時は[[【黒緑ドルマゲドン】]]が環境で流行しており、[[ニンジャ・ストライク]]7を発動することは比較的容易になった状況であったため、それ以降そちらではこの[[カード]]の複数搭載が当たり前になった。しかし、後に[[《“轟轟轟”ブランド》]]の殿堂入りで[[【“轟轟轟”ブランド】]]系デッキが消滅すると、受けの固さが売りの[[【黒緑ドルマゲドン】]]の立場も悪くなり、この[[カード]]の姿もあまり見られなくなった。 [[DMRP-17]]期には[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]採用型の[[【5色グレンモルト】]]で需要を取り戻した。同じ[[禁断爆発]]が可能な[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]と比べ、[[《天災 デドダム》]]召喚に貢献できる[[闇]]単色であることや、[[《S級宇宙 アダムスキー》]]を《FORBIDDEN STAR》の1111[[火力]]と合わせて除去できることが強みと言える。[[パワー低下]]は[[継続的効果]]なので[[EXライフ]]にも強い。この型はその後は[[DMBD-21]]・[[DMBD-22]]期に一瞬流行しただけであまり見かけなくなり、このカードも需要を失った。 [[DMRP-17]]期には[[《FORBIDDEN STAR ~世界最後の日~》]]採用型の[[【5色グレンモルト】]]で需要を取り戻した。同じ[[禁断爆発]]が可能な[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]と比べ、[[《天災 デドダム》]]召喚に貢献できる[[闇]]単色であることや、[[《S級宇宙 アダムスキー》]]を《FORBIDDEN STAR》の1111[[火力]]と合わせて除去できることが強みと言える。[[パワー低下]]は[[継続的効果]]なので[[EXライフ]]にも強い。この型はその後は[[DMBD-21]]・[[DMBD-22]]期に一瞬流行しただけであまり見かけなくなり、このカードも需要を失った。 その後、[[DMBD-21]]・[[DMBD-22]]期に強化を受けた[[【赤黒ドルマゲドン】>【ドルマゲドンX】]]が[[アドバンス]]のトップメタに立つと、既に重量級ニンジャ・ストライクの条件達成を待つゲームスピードの構築ではなくなっていたため、相性の良いデッキが大幅強化されたにもかかわらず袖にされる格好となった。ニンジャ・ストライクなら大幅に条件の緩い[[《終断χ ベガスランチャー》]]で事足りる。 **アニメ・漫画などでの活躍 [#saabd6c4] -漫画「SX」にて、[[サプライズ猿飛]]が使用。[[《古の羅漢バグレン》]]の[[効果]]も手伝って、2度目の[[攻撃]]をした[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]の首を吹き飛ばした。&br;また[[ニンジャ・ストライク]]の特性上、その[[ターン]]の終了時には持ち主の[[山札の下]]に戻るはずだが、次の自分の[[ターン]]には[[勝舞>切札 勝舞]]へのとどめに使おうとしている。別に[[召喚]]してあったのだろうか? その後[[白凰]]戦でも[[《シンカイサーチャー》]]で[[サーチ]]し牽制したが、[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]][[召喚]]により行動を制限され、出ることは無かった。 -漫画「覇王伝ガチ!!」にて、[[獅子王]]が[[相馬]]戦、[[大虎>赤星 大虎]]戦で使用。 共に[[《エンペラー・キリコ》]]によって[[踏み倒され>コスト踏み倒し]]、[[クリーチャー]]を[[除去]]した。 また[[神鷹]]も[[大虎>赤星 大虎]]戦で使用しており、[[《戦鬼の覚醒者ダンジューロウ》]]で[[《魔光帝フェルナンドVII世》]]に[[攻撃]]する際、[[効果]]でこの[[クリーチャー]]を[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]、[[パワー]]を下げてから[[殴り返し]]た。 -アニメ「ビクトリーV3」27話では[[プラマイ 零]]と[[霞み妖精ジャスミン>《霞み妖精ジャスミン》]]とのデュエマで[[プラマイ 零]]が使用。[[ニンジャ・ストライク]]で[[《天真妖精オチャッピィ》]]を[[破壊]]し、[[ダイレクトアタック]]を防いだ。 **その他 [#i55c8a74] -強力さゆえにレートが高く、複数枚の入手に苦労する[[カード]]だったが、[[DMC-63]]や[[DMX-08]]で[[再録]]されたのでかなり集めやすくなった。 [[殿堂入り]]以降は[[デッキ]]に複数積む必要も無くなったことでさらにレートが下がり、入手もより簡単になった。 --2019年1月21日に[[殿堂解除]]されたが、十分流通している上に終盤に[[禁断爆発]]を助けるために使われる性質上4枚積みの必要が無いことから、プロモ版以外は高騰はしていない。 -ネーミングのモチーフは徳川に仕えた武将(忍者として語られることも多い)服部正成(通称服部半蔵)であろう。「威牙」も、ちょうど「伊賀」。 -この[[デーモン・コマンド]]は爬虫類か両生類といった姿をしている。同[[種族]]の中ではかなり異質なデザインである。漫画「SX」では「ゲコ」と鳴いていることから両生類のイメージが近づく。[[DMC-63]]版の[[カードイラスト]]では水かきらしきものも確認でき、さらに両生類に近い質感になっている。 -勝-1グランプリのエリア代表決定戦に参加すると貰える[[プロモーション・カード]]では、''「人型」''になっている。 デュエ友ブログの「T2・オガプー奮闘記」曰く、[[シノビ]]として暗躍するために[[オラクル]]に変装(忍術で変身)しているとの事。 **関連カード [#e9b0f568] -[[《ゲロ NICE・ハンゾウ》]] -[[《裏斬隠 ハットリトリ》]] -このクリーチャーが描かれているカード --[[《連唱 ハンゾウ・ニンポウ》]] -[[《腐毒の幻ハンゾウ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#ga80bb8b] -[[DMBD-02]]&br;'''怒流牙の[[サムライ]]から立身し、[[シノビ]]たちから忍びの心を受けて育ち、怒りによって立ち上がった漢、その名は[[ドルゲユキムラ>《終の怒流牙 ドルゲユキムラ》]]。世界を守る為、その身を捧げた漢である。''' **収録セット [#a03aca02] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[EDA]] --[[DM-29 「戦国編 第2弾 戦国英雄伝(ロックオン・ヒーローズ)」>DM-29]](3/55) --[[DMX-08 「激熱!ガチンコBEST」>DMX-08]](3/41) --[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]](秘3/秘7) --[[DMC-63 「ルナティック・ゴッド」>DMC-63]](12/19)(新規イラスト) --[[DMD-24 「マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ」>DMD-24]](7/37) --[[DMD-33 「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 終焉の悪魔神」>DMD-33]](8/19) --[[DMBD-02 「クロニクル・レガシー・デッキ 風雲!! 怒流牙忍法帖」>DMBD-02]](6/16) --[[DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs. 零龍卍誕」>DMRP-12]](G6/G8)([[ウルトラゴールデンカード]]) --[[DMBD-21 「クロニクル・ダークサイド・デッキ 「終焉」」>DMBD-21]](21/27) --[[DM24-BD4 「ナイトメア黙示録デッキ バロムの章」>DM24-BD4]](5/15) -illus.[[boyaking]] --[[プロモーション・カード]](P51/Y12) **参考 [#xc6b23a5] -[[デーモン・コマンド]] -[[シノビ]] -[[ニンジャ・ストライク]] -[[cip]] -[[パワー低下]] -[[破壊置換効果]] -[[シールド焼却]] -[[WINNERカード]] -[[殿堂入り]] --[[殿堂解除]] -[[【ドルマゲドンX】]] &tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト7,デーモン・コマンド,コマンド,シノビ,パワー5000,ニンジャ・ストライク,ニンジャ・ストライク7,cip,パワー低下,単体パワー低下,パワー低下-6000,破壊置換効果,擬似マナ武装,擬似マナ武装1,擬似マナ武装闇,擬似マナ武装闇1,自己シールド焼却,殿堂解除,VR,ベリーレア,EDA,boyaking);