#author("2024-09-01T23:07:33+09:00","","") #author("2024-09-01T23:11:54+09:00","","") *《&ruby(てんせいおうぎ){天聖王儀}; アルカディア・グローリー》 [#o4f9ee3a] |天聖王儀 アルカディア・グローリー VR 光文明[ジョーカーズ] (10)| |呪文:ジョーカーズ| |この呪文を唱える時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。この呪文を唱えるコストを、そのクリーチャーのコストの数少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。| |相手のクリーチャーを1体選び、表向きにシールド化する。| |このターン、自分のクリーチャーはすべてのバトルに勝つ。| [[DMRP-19]]で登場した[[光]]の[[ジョーカーズ]][[呪文]]。 コストは重いが、相手が[[コスト]]の重い[[クリーチャー]]を出しているほど支払いコストが低下する。呪文能力は相手の[[クリーチャー]]1体を[[シールド送り]]して、自分のクリーチャー全てに[[すべてのバトルに勝つ]]状態にできるというもの。 素の[[コスト]]は10と非常に重いため、[[コスト軽減]]が適用されていなければとても使えたものではないが、おおむね[[能力]]相応の[[コスト]]までは軽減されるだろう。[[能力]]はいずれも大型[[クリーチャー]]への対処を意識したものなので、[[コスト軽減]]の条件と[[呪文]]の[[能力]]は一致している。 しかし、相手の[[デッキ]]によって使い勝手が大幅に変化するため、使いづらさは否めない。 今や、[[侵略]]やら[[革命チェンジ]]やらで[[速攻]]でも序盤から[[ファッティ]]が出てくることは多いが、[[王来篇環境]]を見てみるとあまり有効な除去札とは言い難い。 まず、[[コスト軽減]]は[[メインステップ]]で使う能力のため、[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]や[[《我我我ガイアール・ブランド》]]のように相手にターンを返す前に[[自壊]]してしまう[[フィニッシャー]]には意味をなさない。また、[[【BUNBUN・ヴァイカー】]]のように、[[ウィニー]]を[[展開]]するデッキも少なからずおり、それらにも大したコスト軽減が望めない上に、相手のクリーチャーを壊滅させるのも難しい。 [[バトル]]を前提とした能力であるが、このカード自体がクリーチャーを出す能力、及び[[タップ]]する系の能力や[[効果バトル]]を持たないため、スペックを大いに発揮したいなら、ある程度の下準備はほぼ必須。また、[[S・トリガー]]が無いため、防御札にならず攻撃的な目的でしか使えないことは明確な欠点。 どれだけ能力をフルに活かしたところで、相手のクリーチャーを[[除去]]する以外のことはできない。どれだけコスト軽減したところで、相手のクリーチャーを除去する以外の[[アドバンテージ]]が取れない除去札の肩身が狭く、それは[[殿堂解除]]しても環境で大して使われなかった[[《魂と記憶の盾》]]が示している。 デザインとしては[[ディスペクター]][[メタ]]として作られたと思われる。環境で使われる主な[[ディスペクター]]はコストが重い物が多いためコストを軽減しやすく、[[シールド送り]]で[[EXライフ]]を削り[[すべてのバトルに勝つ]]で完全に破壊するという想定。特に[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]に対しては[[名目コスト]]10なので《ドキンダンテ》の能力に引っかからず、パワー99999も[[すべてのバトルに勝つ]]で乗り越えられる。 しかし、相性の悪い大型[[ディスペクター]]もおり、[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]相手にはそもそも唱えることすら許されず、[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]は[[ジャストダイバー]]持ちなので出たターンには処理できない。 一応、[[シンカパワー]]でバトルに勝つたびアンタップする[[《王来英雄 モモキングRX》]]との相性は良い。これもデザイナーズコンボであろう。 名目コストが10と高いため、[[《奇石 ケイヴ》]]や[[《賢犬の精霊龍 ロイヤルワン》]]のコスト踏み倒し能力や[[《追憶人形ラビリピト》]]のオールハンデスを序盤から狙うことも可能。[[ガチンコ・ジャッジ]]とも相性が良く、隠し味的に仕込むのも面白い。 総じてこれからの[[環境]]次第と言えるカードか。 登場時点では前述の[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]、[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]、[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]辺りが主な仮想敵になる。 **ルール [#o76b314d] -[[コスト軽減]]のために選ぶ[[クリーチャー]]と[[除去]]の対象の[[クリーチャー]]は別の[[クリーチャー]]を選んでもよい。 **環境において [#va5c57dd] 極稀に[[【ヘブンズ・ゲート】]]の隠し味として[[1枚積み]]されることがある。大量展開系デッキなので[[シールド送り]]による遅れを頭数で吹き飛ばせる。 2024年8月末にはこれを2枚投入して[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]対策を行った[[【白緑ドリームメイト】>【白赤緑ドリームメイト】]]が84人参加のオリジナルのチャンピオンシップで優勝。 **アニメにおいて [#naf1f3f9] -アニメ『[[キング!>デュエル・マスターズ キング!]]』では第17話で[[切札 ジョー]]が[[バサラ]]戦で使用。 [[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を選び、[[コスト軽減]]した。その後、[[能力]]で《ドキンダムX》を[[シールド送り]]にして勝利した。 第20話の[[ジェンドル]]戦(2戦目)では[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]を軽減に使いつつ[[《飢動混成 ガリィングマール》]]に使用し、[[EXライフ]]を外しつつ、[[《アルカディアス・モモキング》]]を全てのバトルに勝たせる状態にして、《ドキンダンテXXII》撃破に大いに貢献した。 --アニメにてこの呪文が発動している間は、[[《アルカディアス・モモキング》]]が持っている剣が、この呪文のイラストに描かれているものに変わる。 **関連カード [#ze402c2f] -[[《魂と記憶の盾》]] -[[《龍装の悟り 天命/ヘブン・デ・エンドレーサ》]] -[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]] -[[《グロリアス・タクティクス》]] -このカードに描かれているクリーチャー --[[《アルカディアス・モモキング》]] **[[フレーバーテキスト]] [#n7ae0475] -[[DMRP-19]]&br;'''[[天聖王>《聖霊王アルカディアス》]]の力であらゆる平和の可能性に触れた[[モモキング>《王来英雄 モモキングRX》]]の身体は、聖なる闘気に包まれた!''' **収録セット [#ff524600] -illus.[[YOICHI ITO]] --[[DMRP-19 「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](2/95) **参考 [#cc96c98d] -[[呪文]] -[[ジョーカーズ]] -[[コスト軽減]] -[[表向き]] -[[シールド送り]] -[[すべてのバトルに勝つ]] ---- [[公式Q&A]] -1つ目の能力について >Q.''《天聖王儀 アルカディア・グローリー》''のコストを少なくする1つ目の効果と、クリーチャーをシールド化する2つ目の効果で選ぶクリーチャーは同じクリーチャーでなければいけませんか? A.いいえ、必ず同じクリーチャーである必要はありません。同じクリーチャーを選べますし、別々のクリーチャーも選べます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40276]](2021.9.24) -2つ目の能力について >Q.''《天聖王儀 アルカディア・グローリー》''の2つ目の効果で、相手のオーラの付いたGRクリーチャーを選んだ場合、どうなりますか? A.選んだGRクリーチャーは一度表向きのままシールド化された後、即座に超GRの一番下に置かれ、同時に、付いていたオーラは裏向きでシールド化されます。複数枚オーラが付いていた場合、どの位置に裏向きで置くかは、オーラの持ち主が決定できます。 #region2((総合ルール 310.7)){{ :310.7. |オーラが付いているクリーチャーがバトルゾーンから別のゾーンへ移動する場合、付いていたオーラもその移動先のゾーンへ移動します。 ::310.7a |オーラはクリーチャーを移動させた効果の影響を受けず、移動先のゾーンに適正な状態で置かれます。&br;例: 《魂穿ツ煌世ノ正裁 Z》でオーラを付けたクリーチャーが選ばれた場合、付いていたオーラは裏向きの新たなシールドとして持ち主のシールドゾーンに置かれます。&br;例: 《ナチュラ・スコーピオン》の能力でオーラを付けたクリーチャーが選ばれた場合、付いていたオーラはアンタップ状態で持ち主のマナゾーンに置かれます。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40277]](2021.9.24) >Q.''《天聖王儀 アルカディア・グローリー》''の2つ目の効果で、相手の進化クリーチャーを選んだ場合、どうなりますか? A.進化クリーチャーとその構成カードはすべて表向きのまま、バラバラにシールド化されます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40278]](2021.9.24) >Q.''《天聖王儀 アルカディア・グローリー》''の2つ目の効果で、相手のカードが下に4枚ある[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を選んだ場合、どうなりますか? A.[[《卍 デ・スザーク 卍》]]と下の構成カードはすべて表向きのまま、バラバラにシールド化されます。結果的に、相手は表向きのシールドが5つ増えることになります。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40279]](2021.9.24) &tag(呪文,光文明,白単,単色,コスト10,ジョーカーズ,自身コスト軽減,コスト軽減,除去,単体除去,確定除去,表向きシールド送り,シールド送り,単体シールド送り,すべてのバトルに勝つ付与,ディスペクターメタ,・,VR,ベリーレア,YOICHI ITO);