#author("2023-09-24T21:33:28+09:00","","")
#author("2024-08-12T15:39:08+09:00","","")
*《&ruby(だいまおう){大魔王}; ウラギリダムス》 [#aafe84b3]

|大魔王 ウラギリダムス SR 闇文明 (13)|
|クリーチャー:マフィ・ギャング/デーモン・コマンド 13000|
|''シンパシー'':自分の墓地にあるクリーチャー(自分の墓地にあるクリーチャー1体につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただしコストは0以下にはならない)|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時または自分のターンのはじめに、クリーチャーを5体自分の墓地から選び、このクリーチャーの下に重ねてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体破壊する。|
|このクリーチャーが離れる時または自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーの下に重ねたカードを5枚、好きな順序で自分の山札の下に置いてもよい。|

[[DMRP-11]]で登場した[[闇]]の[[マフィ・ギャング]]/[[デーモン・コマンド]]。

[[シンパシー]]で[[墓地]]にあるクリーチャーの数だけ[[コスト軽減]]できる能力と、[[cip]]か[[ターンのはじめ]]に墓地のクリーチャー5体を自身の下に敷く能力、自身が受けた除去または自分プレイヤーの敗北を下のカード5枚を山札の下に置くことに[[置き換える>置換効果]][[敗北回避能力]]を持つ。

[[コスト軽減]]の条件となっている[[墓地肥やし]]手段が豊富だが、なかでも[[《不吉の悪魔龍 テンザン》]]との相性は格別。あちらの[[ライブラリアウト]]の危険を見事に克服しながら、毎ターン相手のクリーチャーを破壊しつつ、除去や敗北からの延命ストックを確保することができる。

[[【Z-ファイル】]]でも[[墓地肥やし]]による早期[[召喚]]が行いやすく、[[敗北回避能力]]もあって頼もしい。[[cip]]や[[ターンのはじめ]]に墓地を減らしてしまうが、[[《「謎」の頂 Z-ファイル》]]の召喚時能力で下のカードごと[[破壊]]すれば問題ない。場を離れる効果も''任意''なのでリアニメイト時の融通が利く。

**ルール [#vb8d3f13]
-この[[クリーチャー]]自身は[[非進化]][[クリーチャー]]であるため、この[[クリーチャー]]を[[カード指定除去]]で取り除いても[[退化]]による再構築は行われず、[[クリーチャーの下]]にあった[[カード]]は全て[[墓地]]に置かれる。

//***暫定回答 [#gcf633e5]
//能力テキストには、「相手がゲームに勝つ時」については言及されていない。相手の「自分はゲームに勝つ」能力による[[特殊勝利]]は防げない。そのため、このクリーチャーによる敗北[[置換効果]]は、[[ダイレクトアタック]]と[[ライブラリアウト]]、そして相手の[[《Q.Q.QX.》>《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]の能力にしか対応できない。
//--また、[[ダイレクトアタック]]に関しても、暫定回答では「自分がゲームに勝つ」と「相手がゲームに負ける」が同時に発生するとされているが、正式回答ではない。もし、ダイレクトアタックが「自分がゲームに勝つ」だけの処理になれば、このクリーチャーでは相手のダイレクトアタックは防げないことになる。

**環境において [#m7210ee2]
[[十王篇]]開始当初、[[フシギバース]]との相性の良さから注目された。よしんばフシギバース先が除去されてもマナが増える時点で一仕事したことになるのも注目された一因であろう。十王篇終盤から[[王来篇]]初期にかけて、[[【オカルトアンダケイン】]]における制圧後の山札回復要因として其方のデッキに1枚差されていることも時々あった。

とはいえ本格的に注目されたのは[[DMBD-18]]終期に[[【グルメ墓地ソース】]]が[[オリジナル]]を舞台に活躍してからである。[[黒赤緑]]カラーだが[[黒緑]]基盤で[[赤]][[マナ]]が用意しづらいそちらの型で[[マナ基盤]]を気にせずに[[召喚]]しやすい上に、[[コスト踏み倒しメタ]]を[[除去]]することができ、[[バトルゾーン]]に出さえすれば[[耐性]]によってコスト踏み倒しメタ能力を貫通する[[フシギバース]]元として機能する。[[DMRP-22]]期の場合は、[[【JO退化】]]の激増など環境の高速化により1コストの差に泣くことが多くなったため、フシギバース元としては[[《暴走龍 5000GT》]]が優先され、こちらは2枚に抑えるケースがざらになった。

**他のカード・デッキとの相性 [#r2139d22]
-下に5枚カードを敷くことから[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]の進化元としての運用も考えられる。併せて使うなら[[【黒緑ドルマゲドン】]]がうってつけの採用先となるだろう。

-[[【墓地ソース】]]で[[ライブラリアウト]]防止要員として1、2枚投入しても良い。

-[[退化]]はクリーチャーをバトルゾーンに出すわけではないのでcipが使えず、ターン開始時能力しか使えない上、そもそも[[【青黒退化】]]は墓地肥やしも最小限にとどまり、事故を起こしているのでもない限り墓地に大量にカードが貯まる展開は期待できないため、相性は良くない。

**その他 [#z1229c21]
-コスト軽減条件が[[《暴走龍 5000GT》]]と全く同じだが、あちらは「シンパシー」という[[キーワード能力]]が使われていない。

-「かわりに」の能力は、後に登場した[[鬼S-MAX進化]]の効果と類似している。

**関連カード [#s27857fe]
-[[《暴毛猫 ギリゾンビ》]]
-[[《魔鳴猫 ギリネッコ》]]


**収録セット [#n8e1e98c]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[KISUKE]]
--[[DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」>DMRP-11]](S7/S12)
--[[DMBD-21 「クロニクル・ダークサイド・デッキ 「終焉」」>DMBD-21]](19/27)

**参考 [#h27d74ec]
-[[マフィ・ギャング]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[シンパシー]]
-[[墓地]]
-[[クリーチャー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[ターン]]
-[[クリーチャーの下]]
-[[破壊]]
-[[離れる]]
-[[置換効果]]
-[[敗北回避能力]]
-[[山札の下]]
-[[カード]]

----
[[公式Q&A]]

-カード特性について

>Q.下にクリーチャーカードが5枚置かれた''《大魔王 ウラギリダムス》''がバトルゾーンにいます。このうち、''《大魔王 ウラギリダムス》''のみがカードを指定する効果でバトルゾーンを離れようとした際、あえて''《大魔王 ウラギリダムス》''の能力を使用せず、再構築を行うことはできますか?
A.いいえ、''《大魔王 ウラギリダムス》''は進化クリーチャーではないので、''《大魔王 ウラギリダムス》''のみがバトルゾーンを離れる場合でも再構築は発生せず、下に置いていたカードは全て墓地に置かれます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38576]](2020.7.10)

-3つ目の能力について

>Q.自分のマナゾーンに闇文明のカードが5枚、墓地に[[《シバカゲ斎》]]が1枚あり、バトルゾーンに自分の''《大魔王 ウラギリダムス》''がいる状況です。自分のターンのはじめに[[《シバカゲ斎》]]の「マナ武装5」能力で、山札の上から5枚を墓地に置きバトルゾーンに出ました。その後''《大魔王 ウラギリダムス》''のターンのはじめの能力で、この墓地に落ちたクリーチャー5枚を選んで下に重ねられますか?
A.はい、できます。
#region2((総合ルール 501.2)){{
:501.2. |すべての「ターンのはじめに」誘発する能力が誘発します。誘発した効果はターン・プレイヤーから解決する事を宣言して順に処理します。
::501.2a |「ターンのはじめに」誘発する能力を持ったカードがこのステップ中に能力が誘発するゾーンに移動した場合、その能力は次のターン開始ステップまで誘発しません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38764]](2020.11.13)

-4つ目の能力について
--[[敗北回避能力]]も参照のこと

>Q.バトルゾーンに自分の、下に重ねたカードが5枚ある状態の''《大魔王 ウラギリダムス》''が1体います。自分の山札が3枚の状況で、自分は[[《百鬼の邪王門》]]を唱えて山札の上から3枚を墓地に置きました。山札が0枚になり、''《大魔王 ウラギリダムス》''の効果で下に重ねてあったカード5枚を山札にした後、[[《百鬼の邪王門》]]の能力で残りの1枚を墓地に置きますか?
A.いいえ、一度山札が0枚になったら、その時点で「山札を4枚墓地に置く」処理は終了します。4枚目は墓地に置かず、先に墓地に置いた3枚の中からクリーチャーを1体バトルゾーンに出せます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34227]](2020.9.18)

>Q.[[《終末縫合王 ミカドレオ》]]の「自分のターンのはじめに」の能力で自分がゲームに勝つ際、相手は''《大魔王 ウラギリダムス》''の「自分がゲームに負ける時、かわりに」の置換効果を適用できますか?
A.はい、置換効果を適用できます。相手のカードの効果や、ゲームのルールによって相手が勝つ場合、自分が負ける時の置換効果を適用できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40620]](2021.12.17)

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト13,マフィ・ギャング,ギャング,デーモン・コマンド,コマンド,パワー13000,シンパシー,シンパシー:墓地のクリーチャー,T・ブレイカー,cip,自分のターンのはじめ,ターン開始時,出た時または自分のターンのはじめ,下に置く,除去,単体除去,確定除去,破壊,単体破壊,離れる時,ゲームに負ける時,離れる時またはゲームに負ける時,敗北回避能力,置換効果,除去置換効果,山札回復,SR,スーパーレア,KISUKE);
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