#author("2023-12-17T05:22:57+09:00","","") #author("2024-01-14T06:37:28+09:00","","") *《&ruby(ムジー){大長老}; ウェイヨウ》[#v0e74742] |大長老 ウェイヨウ SR 光/自然文明 (7)| |クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン/革命軍/ダママ団 9000| |革命チェンジ:光または自然のドラゴン| |ブロッカー| |W・ブレイカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、多色カードをすべて、自分の墓地からマナゾーンに置く。| |カードが自分のマナゾーンに置かれた時、自分のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、相手が自分のクリーチャーを選ぶ時、そのクリーチャーは選べない。| [[DMR-23]]で登場した[[光]]/[[自然]]の[[ジュラシック・コマンド・ドラゴン]]/[[革命軍]]/[[ダママ団]]。 [[cip]]で墓地の[[多色]][[カード]]を全て[[マナゾーン]]に置き、[[マナゾーン]]に[[カード]]が置かれる度に次の自分の[[ターン]]のはじめまで自分の[[クリーチャー]]1体を[[アンタッチャブル]]にする[[能力]]を持つ。 [[アンタッチャブル]]化は[[システムクリーチャー]]の保護や、[[攻撃]]の際の[[S・トリガー]]対策としても役立ち、[[墓地]]に[[カード]]が溜まってくる中盤以降には八面六臂の働きを見せてくれる。 また、[[ダママ団]]では数少ない[[墓地]]に触れる[[カード]]であり、[[マナ]]に置かれた[[カード]]を[[回収]]すれば再利用も可能。 さらに[[コスト]]7以下の[[光]]の[[ブロッカー]][[ドラゴン]]なので、[[革命チェンジ]]以外にも[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《ドラゴンズ・サイン》]]などでも[[バトルゾーン]]に出すことができる。 [[《ヘブンズ・ゲート》]]で出したもう1体の大型[[ブロッカー]]を[[アンタッチャブル]]で守ったりなど色々な使い道が考えられる。 [[cip]]による[[マナブースト]]は[[色]]の組み合わせ的に[[墓地肥やし]]が苦手な事、そして[[多色]][[カード]]限定である事を考慮すると、[[色]]の少ない[[デッキ]]では大量の[[マナブースト]]は難しいだろう。 また[[能力]]の使用は[[強制]]であり、一度使えば[[墓地]]にある[[多色]][[カード]]は無くなるため、同名[[カード]]を[[革命チェンジ]]で使い回して利用する戦法も難しい。 [[《埋没のカルマ オリーブオイル》]]などの[[墓地肥やし]][[メタ]]も天敵である。 この[[アンタッチャブル]]付与能力は[[cip]]に限定するものではなく、マナブースト全てに対応している。よって、この[[cip]]はオマケ程度に考えるとよいだろう。 自陣を展開するたびにマナブーストができる[[《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》]]や、[[《ヘブンズ・ゲート》]]で合わせて出すと大きなアドバンテージの期待できる[[《護聖古龍 ボンガボンガ》]]など、相性のいい[[カード]]は多い。 //1[[ターン]]の内に自陣を[[アンタッチャブル]]にできれば爽快ではあるが、それよりできるだけ長期にわたってアドバンテージを稼ぐ事を目指すべきだろう。 [[マナブースト]]と[[アンタッチャブル]]化はどちらも強力な[[フィニッシャー]]をサポートするのに適した[[能力]]であり、縁の下の力持ち的な存在と言えるだろう。 総じて、[[プレイング]]次第で運用方法が大きく変わる[[カード]]と言える。 **ルール [#tf31d4ac] -[[墓地]]から[[マナ]]に置くのは[[多色]]のみだが、[[アンタッチャブル]]化は[[単色]]が置かれた時でも発動する。[[能力]]としては[[文明]]を問わない[[スペース・チャージ]]の様なもの。 **環境において [#q5b04fe4] それまでは下準備に[[墓地肥やし]]が必要、[[多色]]を多量に採用する必要があり[[デッキ]]の[[多色]]比率が高くなりすぎる、[[アンタッチャブル]]付与が有効に働く場面が限定的である、などといった点が他の[[革命チェンジ]]持ちに見劣りするという理由で[[環境]]では目立った実績がなかったが、2021年末の[[オリジナル]]CSにおいて突如【ウェイヨウバラモルド】なる[[《Volzeos-Balamord》]]採用型デッキが3位入賞を果たした。 [[《モモキング -始丸-》]]や[[《無法頂上会談》>《反逆龍 5000typeR/無法頂上会談》]]による[[手札交換]]・[[サーチ]]・[[墓地肥やし]]で体勢を整えたら[[《モモキング -始丸-》]]からの[[革命チェンジ]]でこの[[クリーチャー]]に繋ぎ、墓地に落とした大量の[[多色]]カードを[[マナ]]に変換する事で大規模な[[マナブースト]]を行い、次ターンに[[《Volzeos-Balamord》]]に繋げてフィニッシュしていく。 フィニッシュの際には、[[アンタッチャブル]]の付与で返しの[[除去]]を逃れやすく、単体除去[[S・トリガー]]や[[G・ストライク]]を無効化しつつ[[ダイレクトアタック]]が狙えるこのクリーチャーの性能が全て活きてくる。 全体的に低速なこの型を支える[[カウンター]]札として、[[《百鬼の邪王門》]]、[[《一王二命三眼槍》]]、[[《バサラ》]]も採用されていた。 2022年の松の内明けからしばらくのオリジナル環境ではこれを1枚採用した型の[[【5色ディスペクター】]]の上位入賞が複数報告された。【ウェイヨウバラモルド】のような[[専用デッキ]]とまではいかないが、これも[[《Volzeos-Balamord》]]採用している。 2022年の上旬頃からしばらくのオリジナル環境ではこれを1枚採用した型の[[【5色ディスペクター】]]の上位入賞が複数報告された。【ウェイヨウバラモルド】のような[[専用デッキ]]とまではいかないが、これも[[《Volzeos-Balamord》]]採用している。 このカードが入る[[《Volzeos-Balamord》]]採用型デッキの基盤を汲むため、[[【5色ガイアハザード退化】]]にも投入される場合がある。 **他のカード・デッキとの相性 [#s61d09bb] -[[《百族の長 プチョヘンザ》]]と《大長老 ウェイヨウ》が並べば[[除去]][[耐性]]持ちの[[ロック]]を掛けることができる。&br;なお[[《百族の長 プチョヘンザ》]]は味方も[[マナ送り]]にするので最初に《大長老 ウェイヨウ》を出せば[[除去]]されてしまうし、後続から[[革命チェンジ]]するのも難しい。 -[[色]]を増やす必要があるが、[[《メンデルスゾーン》]]、[[《ダーク・ライフ》]]、[[《爆砕面 ジョニーウォーカー》]]は[[墓地]]に[[多色]][[カード]]が置かれる[[マナブースト]]のため、非常に相性が良い。 --堅実な方向性を狙うなら、色が合う[[《フェニックス・ライフ》]]や[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]などと組み合わせるべきだろう。特に前者は[[《ヘブンズ・ゲート》]]に繋がるのも大きい。 -[[《再誕の聖地》]]同様、可能な限り大量の[[マナブースト]]を目指したいが、[[墓地肥やし]]からの[[マナブースト]]だけを目的とするなら[[《再誕の聖地》]]のほうが遥かに使いやすいため、この[[カード]]ならではの使い道を見つけたい。 -[[【オールデリート】]]など[[呪文]]主体の[[ビッグマナ]]における[[《ヴォルグ・サンダー》]]の返しとしては最適。上手くいけば返しのターンに5枚程度マナ加速することも可能。 -[[墓地]]から[[マナゾーン]]に置かれる[[カード]]は[[多色]]のため、基本的にはすべて[[タップイン]]で置かれる。 -[[《魂の大番長「四つ牙」》]]などの、[[ターン]]ごとに毎回[[マナブースト]]する[[カード]]と組めば[[アンタッチャブル]]化できる[[クリーチャー]]を増やせる。 -[[墓地]]にある[[カード]]を[[文明追加]]すれば[[多色]]ではない[[カード]]を[[マナ]]に置くことができる。 --なお、[[DMR-23]]時点で存在する[[墓地]]の[[文明追加]]は[[《邪眼死龍ゴルドノフV世》]]だけなので実用的ではない。 **その他 [#wa76289f] -[[種族]]こそ[[ジュラシック・コマンド・ドラゴン]]だが、その姿はジュラシックあるいは[[ドラゴン]]の要素どころかほぼ人間に近い姿をしている。[[革命チェンジ]][[クリーチャー]]にしてみれば今に始まった事ではないが。 -[[冠詞]]の由来は、スワヒリ語で長老を意味する「Mzee」からか。 -このカードのモデルとなった人物はラッパーの「UZI」氏であると、公式及び本人から公表されている。 -アニメ「VSRF」では第41話で[[百獣 レオ]]が[[No.2]]戦で使用。[[《ドラゴンズ・サイン》]]で呼び出し、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]を[[アンタッチャブル]]化した。[[No.2]]は[[《ダママ団の聖護Go!》]]によりレオのクリーチャーを突破しなければならなくなっていたが、この[[アンタッチャブル]][[付与]]によりいくら[[《禁断機関 VV-8》]]で[[追加ターン]]を得てもプチョヘンザを処理できず、レオを[[ダイレクトアタック]]できない状態に陥ってしまった(これがきっかけでデュエマは中断している)。&br;その後の第46話の[[切札 ジョー]]戦でも使用。[[《音階の精霊龍 コルティオール》]]からの[[革命チェンジ]]で登場し、[[《イフリート・ハンド》]]を無効化。次の[[ターン]]に[[《百族の長 プチョヘンザ》]]に[[革命チェンジ]]した。 -ちなみに当然だが、アニメ「デュエル・マスターズ!!」で登場した[[大長老]]とは関係はない。 **関連カード [#d1efbc7e] -[[《再誕の聖地》]] -[[《百族の長 プチョヘンザ》]] -[[《族長の魂友 ワチャゴナ》]] -[[《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》]] **収録セット [#na6554b6] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[MATSUMOTO EIGHT]] --[[DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」>DMR-23]](S7/S9) **参考 [#fb2924e1] -[[ジュラシック・コマンド・ドラゴン]] -[[革命軍]] -[[ダママ団]] -[[革命チェンジ]] -[[光]] -[[自然]] -[[ブロッカー]] -[[W・ブレイカー]] -[[cip]] -[[墓地]] -[[多色]] -[[カード]] -[[マナブースト]] -[[付与]] -[[アンタッチャブル]] &tag(クリーチャー,光文明,自然文明,白緑,2色,多色,コスト7,ジュラシック・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,革命軍,ダママ団,パワー9000,革命チェンジ,革命チェンジ:光のドラゴン,革命チェンジ:自然のドラゴン,ブロッカー,W・ブレイカー,cip,多色サポート,マナブースト,マナゾーンにカードを置いた時,アンタッチャブル付与,SR,スーパーレア,MATSUMOTO EIGHT);