#author("2024-08-23T02:38:08+09:00","","")
#author("2024-11-16T09:01:41+09:00","","")
*《&ruby(だいじゃがん){大邪眼};&ruby(ビギニング){B};・ロマノフ》 [#top]

|大邪眼B・ロマノフ SR 闇文明 (7)|
|進化クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 12000|
|墓地進化GV−闇のクリーチャーを3体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。|
|メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを好きな数選び墓地に置いてもよい。こうして墓地に置いたカード1枚につき、相手の手札から1枚見ないで選ぶ。相手はそれを見せてから、自身の山札の一番下に置く。|
|T・ブレイカー|

[[DM-34]]で登場した[[墓地進化GV]]を持つ[[闇]]の[[ダークロード]]/[[ドラゴン・ゾンビ]]/[[ナイト]]の[[進化クリーチャー]]。

[[攻撃]]時の[[メテオバーン]]で、相手の[[手札]]を3枚まで無作為に[[山札の下]]に埋める[[効果]]を持つ。

12000の大型[[クリーチャー]]が[[進化速攻]]しながら3枚もの[[ハンデス]]を放てるのは強力。
自身の[[T・ブレイカー]]で[[シールド]]を[[ブレイク]]しても、枚数上の[[ハンドアドバンテージ]]を与えない。

[[山札の下]]に送るという最上級の[[ハンデス]][[効果]]は[[墓地]]利用を許さず、[[マッドネス]]や[[《聖鐘の翼 ティグヌス》]]や[[《墓守の鐘ベルリン》]]といった[[ハンデス]][[メタ]]も無力化する。
[[墓地進化]]なので[[バトルゾーン]]の状態に左右されずに[[召喚]]でき、[[バウンス]]や[[マナ]]送りでも[[ディスアドバンテージ]]となりづらいため粘り強い。
[[破壊]]されればもちろん、単に[[メテオバーン]]を使い切るだけでも次の[[墓地進化]]の[[種]]になるため、2体以上並べるのも容易。

[[ナイト]]の[[進化]]であるため[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]での[[リアニメイト]]が可能。
4~5ターン目に12000[[T・ブレイカー]]が3[[ハンデス]]しながら切り込んでくるのはかなり強烈。
《大邪眼B・ロマノフ》の登場当時は脅威的なムーブであり、[[神化編]]・[[覚醒編]]で暴れ[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]が[[殿堂入り]]する要因となった。

[[ドラゴン]]も持っているため、[[ドラゴン]][[シナジー]]の他[[《黒神龍グールジェネレイド》]]の[[リアニメイト]]要員となることが出来る。

ただし[[墓地進化GV]]であるため、《大邪眼B・ロマノフ》を出すには[[墓地]]に3枚の[[闇]]の[[クリーチャー]]を用意する必要がある。
[[《戦略のD・H アツト》]]など[[水]]の[[手札]]交換、[[《カラフル・ダンス》]]など[[マナゾーン]]から、[[《ボーンおどり・チャージャー》]][[《暗黒鎧 キラード・アイ》]]等[[山札]]からなど、大量に[[墓地肥やし]]する手段は多いため、狙って行えばさほど難しい条件ではない。
[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を落とすことが出来れば儲けもの。

[[《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]など他の汎用性の高い《大邪眼B・ロマノフ》の[[リアニメイト]]手段も登場している。
手打ちにも耐えうる強力なスペックでありながら[[リアニメイト]]で早出しできる可能性があり、ポテンシャルは高い。
[[神化編]]のなかでも特に強力な[[進化クリーチャー]]の1つであり、由緒ある「[[ロマノフ]]」の名にふさわしい[[カードパワー]]と言える。

[[革命編]]以降は[[侵略]]・[[革命チェンジ]]が登場し、3,4,5ターン目あたりには[[T・ブレイカー]]サイズのハイスペックな大型[[クリーチャー]]が飛んでくるのが日常茶飯時となった。
また、全盛期の[[【ヴィルジニアリアニメイト】]]は、[[《カラフル・ダンス》]]により実質0コストで5枚ものデッキからの掘り出しと墓地肥やしができ、まだ1枚積めた[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]の山札詠唱によるデッキスロットの節約、[[《母なる紋章》]]の踏み倒しルートも用意できた。これらのカードによってアナカラーで組んだ[[【ヴィルジニアリアニメイト】]]は高い安定性と速度、拡張性を両立させることが可能だった。
だが、それらをもってしてもこのデッキが環境を制したとは言い難く、主力パーツの[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]][[殿堂入り]]前はトーナメントシーンでの活躍は[[【超次元コントロール】]]と[[【Mロマノフビート】]]に押されていた。
2020年1月1日付で[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]は[[殿堂解除]]されたものの、それ以降もこのカードは目立った活躍を見せていない。

-[[メテオバーン]]の枚数は[[任意]]なので、相手の[[手札]]が2枚以下でも細切れにできるのは地味ながら実に便利。また[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]などで下の[[カード]]が増えていれば一度に4枚以上の[[ハンデス]]もあり得る。

-[[山札の下]]への[[ハンデス]]は時に相手の[[《時空の賢者ランブル》]]の[[覚醒]]の手助けとなる場合がある。

-[[《死神明王 XENOM》]]と[[スペック]]が類似している。そちらは[[デーモン・コマンド]]からの通常[[進化]]である。

-[[《カラフル・ダンス》]]が[[殿堂入り]]となったことで、[[墓地肥やし]]に[[自然]]を利用する[[メリット]]が減っていたが、[[DMEX-01]]で[[《カラフル・ナスオ》]]が登場したためそうでもなくなっている。

-[[メテオバーン]]を使いつつ[[シールド]][[ブレイク]]すると、相手の[[手札]]は''減って増える''、つまり[[ハンドアドバンテージ]]は±0(ただし[[手札]]や[[シールド]]の枚数によって変わることがある)。とはいえ、[[シールド]]が3枚も割れたのに[[手札]]が増えないのは[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]の存在を考えても強力。

-[[《フォース・アゲイン》]]をこの[[クリーチャー]]に[[撃つ]]と[[メテオバーン]]を再利用できる。

-[[自然]]と組み、2[[ターン]]目[[マナブースト]]→3[[ターン]]目[[《カラフル・ダンス》]]→4[[ターン]]目[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]と動くことで、最速4[[ターン]]で降臨可能。[[《カラフル・ダンス》]]で[[闇]]の[[クリーチャー]]が落ちるかは運次第なので安定はしないが、それでも序盤にこの[[カード]]を出せれば[[デュエル]]の行方を大きく左右する。
ただし後に[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]と[[《カラフル・ダンス》]]が[[殿堂入り]]してからはほぼ机上の空論となってしまう。[[《ダンディ・ナスオ》]]の[[殿堂入り]]もあって[[自然]]を入れる意義は薄くなっていたが[[《カラフル・ナスオ》]]の登場によりそうでもなくなった。
--一応、[[《母なる星域》]]や各種[[マナブースト]]など[[自然]]にしかできない行動も多く、1枚だけの[[《カラフル・ダンス》]]や[[《カラフル・ナスオ》]]やそれらのためだけに[[自然]]を入れるケースも少なくない。
--後に[[《悪魔妖精ベラドンナ》]]or[[《ダーク・ライフ》]]→[[《ダーク・ソング》]]でも4ターン目に降臨可能になった。

-無理をすれば1ターン目の[[《「今も我らの願いはただひとつ」》>《メルゲ否男/「今も我らの願いはただひとつ」》]]、2ターン目の墓地肥やしカード、3ターン目の[[《鬼寄せの術》]]で最速3ターン目に[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]から出すことができる。

-[[エピソード1環境]]以降、[[《サイバー・N・ワールド》]]などで[[墓地]]利用系の[[デッキ]]が全体的に向かい風にあるため、事前に[[《解体人形ジェニー》]]などで対策したいところ。

-「[[DMGP-6th>公認グランプリ]]」予選6回戦C席は[[【デ・スザーク】]]vs[[【青黒緑シャコガイル】]]のマッチアップだったが、勝負は終盤までもつれ込み、決着が着かなければ両者敗北となる【デ・スザーク】の延長ターンに突入。
後がない【デ・スザーク】側が[[手打ち]]でこのカードを出し、盤面の[[《卍 デ・スザーク 卍》]]と一緒に[[ワンショット]]を仕掛ける一幕があった。
--通常、[[ハンデス]]で[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]を対策する場合[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]の存在がネックで、確実に[[刺さる]]のは[[《悪魔龍 ダークマスターズ》]]くらいなものだが、このカードなら[[山札送り]]によって[[マッドネス]]を発動させずに対戦相手の手札を枯らせる。[[召喚酔い]]しない3[[打点]]というのもポイントで、実際にこの試合では[[リーサル]]を通せなければ両者敗北するため《ダークマスターズ》では替えが効かない。
---この時[[バトルゾーン]]には【シャコガイル】側の[[Dスイッチ]]未使用の[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]があり、[[ニンジャ・ストライク]]が絡まなくても[[ワンショット]]が失敗する可能性はあったのだが、《B・ロマノフ》が''[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]][[《怒流牙 サイゾウミスト》]][[《テック団の波壊Go!》]]を落とす''というまさかの大健闘。
しかし、[[ブレイク]]で[[《テック団の波壊Go!》]]を踏んでしまい、オポネントが下がることを嫌った【デ・スザーク】が[[投了]]した。[[テキストカバレージ>https://dm.takaratomy.co.jp/coverage/dmgp06_06/]]
//当該プレイヤーは最終的に予選突破を果たした。
//当該チームの間違い?
--[[神化編]]・[[覚醒編]]の[[【ヴィルジニアリアニメイト】]]、[[エピソード2]]の[[アラゴト>《アラゴト・ムスビ》]][[モールス>《盗掘人形モールス》]]以来ガチ対戦では見かける機会が減っていたので、【デ・スザーク】にこれが採用されることを知らなかったプレイヤーも多いだろう。

-通常の[[進化]]とはいえ、2枚[[ハンデス]]しながら[[侵略]]で[[コスト踏み倒し]]できる[[《復讐 ブラックサイコ》]]のような[[カード]]もある。[[《黒神龍グールジェネレイド》]]と組み合わせるなどして、重さが気にならないような工夫をするといいだろう。

-ビギニング(Beginning)とは発端、起源、根源などの意味合いを持つ単語。

-発売前にスーパーデッキSAGAブック付録の[[ジャンボカード]]として登場。ホイルを使用しているが、[[スーパーレア]]のホイルパターンは使用されなかった。

-漫画「SX」番外編にて[[ザキラ]]が大学教授戦で使用。[[《解体人形ジェニー》]]によって[[ハンデス]]されるが、それを逆手にとって[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]で[[リアニメイト]]し、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]との一斉[[攻撃]]で勝敗を決した。

-漫画「ビクトリー」では[[プラマイ 零]]が[[切札 勝太]]戦で使用。[[シールド]]を[[ブレイク]]した次の[[ターン]]に[[《武闘龍 カツドン》]]を八つ裂きにした。アニメ「ビクトリーv3」でも[[零>プラマイ 零]]が使用し、[[メテオバーン]]で[[ぶっちゃけ]]の手札をゼロにした。
--漫画「ビクトリー」でのこのクリーチャーは[[ザキラ]]のものと比べると、少しデフォルメしたような見た目になっている。

-漫画「Duel Masters Rev.」にて、那須霊禅が[[未来>虹矢 未来]]戦で使用。先に[[タップ能力]]で[[破壊]]された[[《ゼッコウチョ》]][[《黒神龍ギョウテン・キョウテイ》]][[《黒神龍サイデスカ・ガンマスター》]]を[[進化元]]に現れ、未来の[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]を[[山札の下]]に埋めた。

-漫画「覇王伝 ガチ!!」では[[赤星 大虎]]が[[切札]]として使用。その繋がりからか、[[DMX-12]]で[[再録]]されたときには、[[カードイラスト]]が「覇王伝 ガチ!!」の作者[[藤崎聖人]]氏が手がけたものになっており、[[フレーバーテキスト]]も[[赤星 大虎]]の決め台詞となっている。

-スマートフォンアプリゲーム「パズル&ドラゴンズ」では、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]から進化させることで入手できる[[クリーチャー]]として出演した。スキル名は「[[魔弾ロマノフ・ストライク>《魔弾ロマノフ・ストライク》]]」、リーダースキル名は「[[煉獄と魔弾の印>《煉獄と魔弾の印》]]」。

***背景ストーリーにおいて [#i02abee5]
[[《邪眼教皇ロマノフII世》]]の煉獄の儀式によって、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]が[[《超竜バジュラ》]][[《超神龍アブゾ・ドルバ》]][[《超神龍バイラス・ゲイル》]]の太古の三龍の力を吸収して復活した姿。
その力からロマノフの始祖・[[キングロマノフ>マッド・ロック・チェスター]]の復活と勘違いされ「ビギニング・ロマノフ」と呼ばれていた。

復活直後に不安定な状態に陥り、周りの力を無条件に取り込み始める。この時の姿が[[《邪眼王B・ロマノフ》]]である。
その後様々なものを取り込んで[[《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》]]や[[《神羅ダークネス・ロマノフ》]]へと変化し、最終的に[[NEX]]と融合して[[《超神羅ロマノフカイザー・NEX》]]になったことでようやく安定した。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#v7dd548c]

|大邪眼B・ロマノフ SR 闇文明 (6)|
|進化クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 12000|
|墓地進化GV-自分の墓地の闇のクリーチャー3枚|
|メテオバーンX:攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを好きな枚数墓地に置いてもよい。そうした場合、こうして墓地に置いたカード1枚につき1枚、相手のランダムな手札を公開させる。相手はそれをランダムな順番で山札の一番下に置く。|
|T・ブレイカー|

[[DMPP-12]]で実装。コストが6と軽くなった。

[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]で[[リアニメイト]]する面ではコストの変更に意味はないが、現実には[[《ダーク・ライフ》]]、[[《無頼魔獣ギガヴォル》]]とテンポよく[[ブースト]]して素出しすることも多々あり、軽量化は非常にありがたい。
TCG版では4ターン目の登場は《ヴィルジニア卿》による踏み倒しが必須だったのが、上記の流れで素出しによる4ターン目召喚が可能になっており、[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]への依存度が低下している。
その他、[[《カラフル・ダンス》]]一辺倒だったTCGの頃と違い[[墓地肥やし]]カードが非常に充実しているため、デッキ全体の事故率も低減された。

また、《ヴィルジニア卿》との組み合わせにおいても、コスト3のブロッカー[[《邪眼銃士ディミトリ卿》]]や[[S・トリガー]]の[[《邪眼死爵ゲーネフ卿》]]で攻撃を凌ぎつつピンポイントに墓地に置くのはTCG版ではできなかった動きなので、そちらも上手く活用したい。

加えて、TCG版からはコストの減少とパワー低下で味方を巻き込まなくなる大幅強化を受けた[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]まで組み込める。

-コストが6に下がったため[[《ロスト・チャージャー》]]では落としにくくなったが、[[【グールジェネレイド】>【グールジェネレイド】 (デュエプレ)]]や[[《大邪眼バルクライ王》]]を主軸にしたデッキの場合はこの点がメリットになりうる。
《グールジェネレイド》も《バルクライ王》もコストが7のため、このカードを採用しても《ロスチャ》でそれらを確実に墓地に落とせる。
--そもそも[[《ロスト・チャージャー》]]は[[墓地肥やし]]の量が不足しているため一般的な[[【大邪眼B・ロマノフ】>【大邪眼B・ロマノフ】 (デュエプレ)]]での採用はほとんどなく、相性問題は考慮する必要がない。

***環境において [#t03e43a0]
[[DMPP-12]]環境では、[[【ボルシャック・NEX】>【ボルシャック・NEX】 (デュエプレ)]]、[[【エンペラー・キリコ】>【エンペラー・キリコ】 (デュエプレ)]]、[[【剣誠・ドラゴン】>【剣誠・ドラゴン】 (デュエプレ)]]など、本来は非速攻デッキに分類されるべきの[[デザイナーズコンボ]]デッキで5〜6ターンキルが標準化されつつあり、活躍が難しかった。
この弾に限った話ではなく、[[DMPP-06]]の[[《クリスタル・ツヴァイランサー》]]や[[DMPP-08EX]]からナーフ前まで[[《驚天の超人》]]で3ターン目[[T・ブレイカー]]、[[DMPP-11]]で最速4ターン目に[[《超天星バルガライゾウ》]]+ドラゴン最大3体、[[DMPP-07]]では5ターン目にはゲーム終了の[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]などの前例がある。

それら中速・準高速デッキは早期に手札を1〜2枚まで消費しつつ戦うため、手札が2枚以下の相手に[[T・ブレイカー]]持ちの[[アタックトリガー]]で3ハンデスしても相手の手札が増えてしまう。
[[ハンデス]]については割り切って、「アタックトリガーで妨害を使える召喚酔いしない大型を連打して圧倒する中速ビートダウンデッキ」という立ち位置で運用するのが最適解とされる。その都合上、[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]は必須であり、むしろ勝利に貢献することが多いのは盤面処理の《DEATH・ドラゲリオン》なのかもしれない。

[[DMPP-13]]環境では、目の上のたんこぶだった[[【ボルシャック・NEX】>【ボルシャック・NEX】 (デュエプレ)]]、[[【エンペラー・キリコ】>【エンペラー・キリコ】 (デュエプレ)]]、[[【剣誠・ドラゴン】>【剣誠・ドラゴン】 (デュエプレ)]]が全員下方修正され、中速デッキなのに上振れ5ターンキル(【剣誠】は上振れ4ターンキル)してくるという状況にメスが入れられた。

相対的にそれら中速デッキよりも先に《大邪眼B・ロマノフ》を暴れされることが可能になり、使用率は急上昇した。その反動で[[《お清めトラップ》]]による対策が進んでいる。
また、[[【黒緑速攻】>【黒緑速攻】 (デュエプレ)]]といった速度に全振りしたデッキも新弾で強化されており、こちらも絶望的ではないにしろ苦戦を強いられる。
[[New Division]]では[[《フェアリー・ギフト》]]が使用不可になったので上振れ4ターンは消滅したが、[[《魔龍バベルギヌス》]]を獲得して起動時の盤面調整が可能になり強化された[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]は依然として標準5ターンキルの[[デザイナーズコンボ]]デッキであり、[[【大邪眼B・ロマノフ】>【大邪眼B・ロマノフ】 (デュエプレ)]]はあくまでTier1のうちのひとつという立ち位置に落ち着いている。

また、環境初期はTCG版では定番であった[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]][[《カラフル・ダンス》]]が頻繁に採用されていたが、研究の進んだ後期では《B・ロマノフ》のコスト軽減や強力な[[ゲームオリジナルカード]]による[[デザイナーズコンボ]]と相性が良くないことなどが判明し、ほとんど見られなくなった。

[[DMPP-14]]環境では、[[《冒険の覚醒者ジョンジョ・ジョン》]]が登場したことにより《B・ロマノフ》も[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]も止められてしまうことから相対的に弱体化。対策として[[《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》]]を採用した型が増えた。

[[DMPP-15]]以降は使用者・被使用者ともに[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]を強く意識するようになり、《大邪眼B・ロマノフ》は特に目立った活躍はしていない。
[[DMPP-16]]期に[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]のナーフ目的で行われた[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]の[[DP殿堂]]により、[[【大邪眼B・ロマノフ】>【大邪眼B・ロマノフ】 (デュエプレ)]]の終盤での[[今引き]]が弱くなる巻き添えを食らった。
しかし前述の通り、研究が進んで[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]に依存しない型が主流になっていたこともあって被害は軽微か。とはいえ[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]後の減ったマナから3打点を生み出せるので、2,3枚程度構築に入っていたケースはある。

***その他 [#s6bd31f1]
-一時期、公式サイトのルビが「だいじゃがん''B''・ロマノフ」になっている誤植が存在していた。現在では修正され、「だいじゃがん''ビギニング''・ロマノフ」と正しい表記になっている。

**関連カード [#card]
-[[《邪眼皇ロマノフI世》]]
-[[《邪眼将デス・ロマノフV世》]]
-[[《邪眼王B・ロマノフ》]]

-[[《魔の革命 デス・ザ・ロスト》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMX-12]]&br;'''お前のすべてを闇に葬る。'''
-[[DMPP-12]]&br;'''邪眼一族の生き残りは、その繁栄を邪魔する[[エンペラー・キリコ>《エンペラー・キリコ》]]をデリートするため、伝説の大邪眼を蘇らせた。'''
-[[DMPP-12]](シークレット)&br;'''神を討つため、さらなる力を手に入れ邪眼の王が蘇る!!'''
-[[プライズ]]&br;'''わたしの使命・・・それは、今度こそみんなを守ること・・・。――[[不亞幽>不亞 幽]]'''

**収録セット [#pack]
***[[デュエル・マスターズ]] [#i8e7f42f]
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DM-34 「神化編 第3弾 烈火の刃(クロス・ジェネレーション)」>DM-34]](S3/S5)
--[[DMC-66 「デュエル・マスターズ超ベスト」>DMC-66]](8/36)
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]](43/84)
--[[DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」>DMD-25]](2/17)
--[[DMPCD-03 「デュエマプレイス・コラボデッキ 激竜の英雄&邪眼の始祖」>DMPCD-03]](邪2/邪13)
-illus.[[藤崎聖人]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]](37b/???)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#j9bc662c]
-CV:[[米田基裕]]
-illus.[[Shishizaru]]
-illus.[[shosuke]](シークレット)
--[[DMPP-12 「太陽の神歌 -NEXT EVOLUTION-」>DMPP-12]]
-illus.[[藤崎聖人]]
--[[プライズ]]

**参考 [#reference]
-[[ダークロード]]
-[[ドラゴン・ゾンビ]]
-[[ナイト]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[墓地進化GV]]
-[[闇]]
-[[クリーチャー]]
-[[メテオバーン]]
-[[アタックトリガー]]
-[[手札]]
-[[見せる]]
-[[山札の下]]
-[[ハンデス]]
-[[T・ブレイカー]]

-[[ロマノフ]]

-[[【ヴィルジニアリアニメイト】]]
-[[【大邪眼B・ロマノフ】 (デュエプレ)]]

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