#author("2024-10-29T20:06:47+09:00","","") #author("2024-10-30T00:44:58+09:00","","") *《&ruby(こだいらくえん){古代楽園};モアイランド》 [#td782a1f] |古代楽園モアイランド SR 自然文明 (10)| |クリーチャー:グランセクト/スペシャルズ 18000| |''Q・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを4つブレイクする)| |相手は呪文を唱えたりフィールドを展開できない。| |このクリーチャーがバトルに勝った時、相手のシールドを3つまで選び、持ち主のマナゾーンに置く。| [[DMRP-02]]で登場した[[グランセクト]]/[[スペシャルズ]]。 [[呪文]]を[[唱える]]事と[[フィールド]]を[[展開]]することを封じる[[常在型能力]]、[[バトル]]に勝った時に相手の[[シールド]]を3つ[[マナ送り]]にする[[シールド焼却]][[能力]]を持つ。 [[ロック]]も[[シールド焼却]]も[[自然]]の[[カード]]が持っている[[能力]]としては珍しく、かつどちらも強力。 どちらの[[能力]]も[[S・トリガー]]に対して強く、防御を[[シールド]]に任せている[[デッキ]]には大きく[[刺さる]]ことになる。 [[コスト踏み倒し]]や[[退化]]などで早期に登場することができれば、相手の[[クリーチャー]]を蹂躙しつつ反撃の芽を摘むことが可能。 [[マナ]]が貯まり次第、[[《蒼龍の大地》]]で投げつけると強い。自分の[[ターン]]中に踏み倒すと、[[コスト踏み倒しメタ]]などがあっても[[除去]]される前に[[《蒼龍の大地》]]による[[効果バトル]]を行うことができる。 たとえ[[コスト踏み倒しメタ]]に[[除去]]されても3枚の疑似[[シールド焼却]]を行うので、[[バトルゾーン]]に残らなくても一仕事は果たしている。この場合は他にも[[シールド焼却]]が[[ブロッカー]]の影響を受けないという[[メリット]]がある。 同じ[[シールド焼却]][[能力]]を持つ[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]の「[[ブロッカー]]に止められると弱い」という弱点を克服しており、さらに[[バトルゾーン]]に残れば[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]を上回る[[ロック]]性能と18000もの高[[パワー]]による[[除去]]耐性が残るという、[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]にはない[[メリット]]がある。 [[コマンド]]でも[[ドラゴン]]でもないため、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]による[[ロック]]の影響を受けない。種族は恵まれていると言い難いが、そのおかげで却ってこのような抜け穴を通ることができるようになっている。 能力によって相手は[[《デーモン・ハンド》]]などの強力な呪文でこのクリーチャーを除去することもできず、バトルで破壊するにしても非常にパワーが高くとても倒しづらい。[[ファッティ]]除去の苦手な火文明や、そもそも敵獣を除去すること自体が難しい光文明主体のデッキには特に刺さりまくるか。また呪文を多く使う印象のある水文明もやや厳しいかもしれない。 対処方法としては、このクリーチャーより高いパワーのクリーチャーでバトルする、無差別に敵獣を除去(マナ送りや手札送りはまた召喚される可能性が高く推奨しない)できるcipを持つクリーチャーを召喚する、またはこのクリーチャーを[[封印]]するなどが挙げられる。但しモアイランドをデッキに1枚のみならず4枚入れている場合これでも焼け石に水といえよう。 **ルール [#ta0b0b7d] -[[シールド焼却]][[能力]]は「3つ''まで''」なので相手の[[マナブースト]]に加担したくない時は1枚も選ばないという選択も取れる。 -[[展開]]とは[[フィールド]]を[[プレイ]]する[[キーワード処理]]である。[[S・トリガー]]等であれば防げるが、[[展開]]を伴わずに[[D2フィールド]]を場に出せる[[《族長の魂友 ワチャゴナ》]]・[[《D2M2 ドグライーター》]]・[[《禁断V フィーダス》]]・[[侵略ZERO]]その他を規制するものではない。 **環境において [#v55b4178] 当時から[[呪文ロック]]や[[S・トリガー]][[D2フィールド]]群への対処力を評価され、[[【5色コントロール】]]で一定の結果を出した。また、フィニッシュにワンショットを必要とする初期型の[[【ゲイル・ヴェスパー】]]や黎明期の[[【白緑メタリカ】]]でも力を振るった。 [[ロック]]性能の高さは大型大会でも発揮されており、「超CS in 熊本」では【大王VANモアイ】がベスト16に入賞している。 [[双極篇環境]]では短期間だが[[【轟破天九十九語】]]のフィニッシャーの1体に使用され、[[【ブライゼシュート】]]でも[[スーパー・S・トリガー]]で呼び出された。 [[超天篇環境]]においては、GRに環境が支配される前までは[[【5色蒼龍】]]で一定数使われた。 歴史的にも[[《蒼龍の大地》]]との組み合わせが特に重視された。 ところが取り回しの良い呪文ロックの調整終着点と言える[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]の登場、これで縛れない[[タマシード]]の登場などから、徐々に需要が減っていった。継続的な呪文ロックを狙えるファッティのレパートリーが増えており、必ずしもビッグマナでこれに頼る必要がないのも大きい。 [[アビス・レボリューション環境]]では無制限[[コスト踏み倒し]]機構があり、尚且つ[[ファッティ]]を一定割合以上採用する必要のある[[【神羅ケンジ・キングダム】]]に採用されるぐらいなものとなった。それでも、シリーズ終盤には[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]]型の[[【アバク墓地ソース】]]で採用されたり、[[DM24-SD1]]・[[DM24-SD2]]・[[DM24-SP1]]発売直前辺りから[[【5色蒼龍】]]での活躍も散見されたりした。 [[王道篇環境]]では[[オリジナル]]の[[【青緑キャベッジ・セッションズ】>【キャベッジ・セッションズ】]]が主な居場所。 [[DM24-BD1]]・[[DM24-BD2]]期には[[【ヘブンズ・ゲート】]]対策として[[【青黒緑DOOM・ドラゲリオン】>【超神星DOOM・ドラゲリオン】#n12626d5]]に1枚程度挿されるケースが散見されるようになった。勿論[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]にはバトルで当たり負けするが、オリジナルではそれ以外の全ての通常採用範囲内のブロッカーに[[バトル]]で勝てる。 [[DM24-SP2]]期辺りから[[【青黒緑マルル】]]に《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》で[[ロック]]できない[[呪文に]]干渉でき、[[フィールド]]を封殺できて[[【シールドプリズン】]]にも[[刺さる]]という理由で[[1枚積み]]される場合がある。 [[DM24-SP2]]期辺りから[[【青黒緑マルル】]]に《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》で[[ロック]]できない[[呪文]]に干渉でき、[[フィールド]]を封殺できて[[【シールドプリズン】]]にも[[刺さる]]という理由で[[1枚積み]]される場合がある。 **他のカード・デッキとの相性 [#m363485d] -[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]とともに、[[《超神龍バリアント・バデス》]]の進化元になれる。[[退化]]戦術に使えるかもしれない。 -[[幸せのフィールド]]や[[DGフィールド]]、[[DMフィールド]]、[[T2フィールド]]に[[ドラゴニック・フィールド]]までも能力の対象となる。 **設定について [#c24ba76f] -通常版の[[フレーバーテキスト]]前半部分は、応募ハガキに記された設定より。このほか、身長約60m、武器を嫌い、正体が胴の中に…といった設定も。 一方[[シークレット>シークレットカード]]版のフレーバーはフジテレビのドラマ「世にも奇妙な物語」のストーリーテラーであるタモリの台詞のオマージュである。 --通常版の後半部分と、[[シークレットカード]]の[[フレーバーテキスト]]は、このクリーチャーが読者公募された[[スペシャルズ]]であることを表しているのだろう。 --余談だが、[[デュエル・マスターズ]]には[[パワー]]10000超えの大型[[ファッティ]]ともなれば惑星・銀河・宇宙サイズの[[クリーチャー]]なんかも決して珍しくはない為、このサイズの大型[[クリーチャー]]としては約60mはむしろかなり小さい部類である。如何ほどの[[パワー]]を持っているのだろうか。 **メディアでの活躍 [#lf346a97] -アニメ「デュエル・マスターズ!」22話ではこの[[クリーチャー]]に酷似した外壁の洞窟が登場。内部にある金塊を求めて[[切札 ジョー]]と[[ボルツ]]は冒険の旅へ向かった。 -アニメ『[[デュエル・マスターズ キングMAX]]』では第13話で[[カバまろ]]が[[切札 ジョー]]戦で使用。 **その他 [#uf42051e] -[[カード名]]に「ランド」とあるため、クリーチャーと言うより[[D2フィールド]]を連想させるネーミングである。 **関連カード [#ue2a9ec7] -[[《緑神龍ダグラドルグラン》]] -[[《爆竜ベルナルド・タイソン》]] -[[《DX銃斬首領 SEVEN》]] -[[《バイブスブチアゲ・クラーケン》]] -[[《光神龍スペル・デル・フィン》]] -[[《偽りの王 ナンバーナイン》]] **[[フレーバーテキスト]] [#gc50bf74] -[[DMRP-02]](通常版)&br;'''指から発されるビームが次々と新しい村を作り出す。[[自然文明]]では開拓のために使われているこの石像が本当は何の目的で作られたかは誰も知らない。''' -[[DMRP-02]]([[シークレット版>シークレットカード]])&br;'''次に[[モアイランド>スペシャルズ]]を産みだすのは、[[あなた>プレイヤー]]かもしれない。''' -[[DMEX-19]]&br;'''[[四君子ガイアハザード>《自然の四君子 ガイアハザード》]]が守り続ける限り、[[自然文明]]は平和な楽園なのだ!''' **収録セット [#c6733046] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[shosuke]] -Design.石田絆 --[[DMRP-02 「デュエル・マスターズ 新2弾 マジでB・A・Dなラビリンス!!」>DMRP-02]](S10/S10) --[[DMEX-19 「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」>DMEX-19]](S15/S20) **参考 [#u6d49c5e] -[[グランセクト]] -[[スペシャルズ]] -[[Q・ブレイカー]] -[[唱えられない]] -[[フィールド]] -[[ロック]] -[[バトル]] -[[シールド焼却]] -[[【5色蒼龍】]] &tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト10,グランセクト,スペシャルズ,パワー18000,Q・ブレイカー,呪文メタ,呪文ロック,唱えられない,フィールドメタ,展開できない,ロック,バトルに勝った時,シールド焼却,マナ送り,複数マナ送り,SR,スーパーレア,shosuke,石田絆);