#author("2025-08-03T13:33:33+09:00","","") #author("2025-08-03T20:35:28+09:00","","") *《&ruby(ダブル){双龍};&ruby(はおう){覇王}; モルト&ruby(バーサス){VERSUS};》 [#top] |双龍覇王 モルトVERSUS DMR 水/火/自然文明 (6)| |ドリーム・クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 6000| |''W・ブレイカー''| |''ジャストダイバー''| |このクリーチャーが出た時または自分のターンのはじめに、カードを2枚引き、自分の手札を1枚、超次元ゾーンに置く。その後、自分のマナゾーンにあるドラゴン・カードの枚数以下のコストを持つエレメントを1つ、自分の超次元ゾーンから出してもよい。それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備する。| [[DM25-EX2]]で登場した[[水]]/[[火]]/[[自然]]の[[ドリーム・クリーチャー]][[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]/[[ヒューマノイド爆]]/[[ドラグナー]]。 [[cip]]と自分の[[ターンのはじめ]]に2枚[[ドロー]]後[[手札]]を1枚[[超次元送り]]し、[[超次元ゾーン]]からその時点で自身の[[マナゾーン]]にある[[ドラゴン]]の枚数以下の[[エレメント]]を任意で[[コスト踏み倒し]]する。 何よりも特徴的なのはモルトの中では[[オリジナル]]・[[アドバンス]]での両者に対応している点。 その為、どちらのルールで運用するかで大きく運用法が変化する。 //**他のカード・デッキとの相性 [#synergy] **[[オリジナル]]では [#original] [[手札交換]]によるルーターと、[[超次元ゾーン]]を経由した[[エレメント]][[踏み倒し]]能力持ちの[[ジャストダイバー]]・[[コマンド・ドラゴン]]。 その本質は「かつて手札にあったカード(および、[[《テレポート・チャージャー》]]といった方法で別途送り込んでおいたカード)」を、自分のマナのキャパシティ以下・未満の範囲で毎ターン繰り出すというもの。 [[《葉鳴妖精ハキリ》]]と似た部分があり、どんなコストのカードを対象にした場合であっても、手数が約2倍に増えるという時点で極めて強力。 [[ドラゴン]]デッキなら[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]から綺麗につながる上、マナが全て[[ドラゴン]]な事は珍しくないので、このクリーチャーを召喚したときにはコスト5〜6の[[エレメント]]踏み倒しは堅い。 [[青赤緑]]という色も強力で、[[《天革の騎令嬢 ミラクルステラ》]]、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]、[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]等の[[ドラゴン]][[グッドスタッフ]]を多く擁する。[[《音響の精霊龍ラフルル・ラブ》>《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]にも[[革命チェンジ]]できる。 2回目以降の発動タイミングは「自分の[[ターンのはじめ]]」と遅いものの、[[ジャストダイバー]]で相手のターンを安全にやり過ごすことができるため発動させやすい。 特に《ガイアッシュ》などはこのタイミングで出すことで[[除去]]から守りつつ[[コスト軽減]]をフルに活かす事が出来る。《ガイアッシュ》をcipとターン開始時能力で2体並べれば[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]が[[B・A・D]]2込みでコスト1となるため、2体の[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]で追加ターンを積み上げてやりたい放題できる上に、《ガイアッシュ》込みで手札も増えるため《ガイアッシュ》2体でコスト2まで下がる[[《海龍神クリスド》]]の呪文ロックの威力も上がる。さらに[[【黒ガイアッシュ覇道】]]ならそれらに加えて[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]までもが1ターンに並べることも、[[《海龍神クリスド》]]による大量ドローも含めればまるで不可能なことではない。そういう意味では安定5ターンキルの鬼である。 [[ジャストダイバー]]持ちなのでこのクリーチャー自体の[[革命チェンジ]]は当然のこと、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の呼び出し先としても優秀。 その関係上、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]と合わせて[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]を採用する理由付けとしても悪くはない。 特にこのカードの登場直近時点のグッドスタッフ系ドラゴン基盤で主流であった[[《爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》]]より[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]を優先することで[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]の外れの確率を下げた構築なら尚更である。 他力条件にはなるが、[[《王道の革命 ドギラゴン》]]が[[S・トリガー]]で捲れれば3ターン目に素出しできる。だが現実的には、[[《王道の革命 ドギラゴン》]]の革命2の条件が満たされるのは現実的には3ターン目以降なので、ドラゴン基盤では実質最速で後攻3ターン目の動きと言って良い。 マナを滅茶苦茶に伸ばしてしまえば、《双龍覇王 モルトVERSUS》の[[cip]]あるいはターン開始時誘発で、[[《地封龍 ギャイア》]]や[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]を投げつけたりも出来る。 とはいえ、9マナ以上あって手札にそれら大型ドラゴンがあるなら、《モルトVERSUS》を経由せずとも普通にコストを支払って召喚してゲームエンドにしてしまえば良いという身も蓋もない話が待っている。 [[ビッグマナ]]時は踏み倒しが手札よりマナゾーンのほうが扱いやすいことも多く、[[【白赤緑ボルシャック】]]での[[《超竜ヴァルキリアス》]]アクセス、ないしは[[《魂の呼び声》]]で確定させた山札からの踏み倒しの劣化にならないように気をつけたい。 **アドバンスにおいて [#advance] [[オリジナル]]での強みに加えて、[[ドラグハート]]を使いこなせるため一気に突破力、制圧力が上昇する。 //ただし、素で[[スピードアタッカー]]を持たない関係上、単体では呼び出す[[ドラグハート]]は限られる。 //オリジナルで、素でSAではないから出すクリーチャーは《アニー・ルピア》のようなSA付与に限定されるという話にならないのだから、別にドラグハートでSAにしなくてはならない道理はないでしょう。 アドバンスなら気軽に《双龍覇王 モルトVERSUS》を[[ジャストダイバー]]が残ったまま[[スピードアタッカー]]化して攻め込むことが狙える。 [[スピードアタッカー]]を付与する[[ドラグハート]]の中では[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]が最も強力である。 [[ジャストダイバー]]は捨てることになるが、[[スピードアタッカー]]にしたのならこの3色のため[[革命チェンジ]]の素体としても有用。 ただし、大量の[[ドラグハート]]と共に攻めるだけなら[[《夢双龍覇 モルトDREAM》]]でも問題ないので、他カードとの組み合わせや[[火]]以外の[[ドラグハート]]、通常の[[エレメント]]も[[コスト踏み倒し]]出来る、[[コスト軽減]][[メタ]]に強いことを活かして差別化したい。 マナゾーンに大量のドラゴン・カードを集めた後なら、[[《大地のリュウセイ・ガイア》]]や[[《龍素王 Q.E.D.》]]といった大型[[サイキック]]や[[ドラグハート・クリーチャー]]のコスト踏み倒しも行える。 特に火以外の高コストドラグハート・クリーチャーを呼び出せるのがミソで、[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]採用型ドラゴン基盤の場合4ターン目には7マナに達していることがザラないため、速攻デッキ相手に凌いだら[[《古代王 ザウルピオ》]]で相手にとっての詰み盤面が作りつつフィニッシュの準備ができるし、そこからさらに[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]を呼び出してリソース系の軽量級・中量級クリーチャーを使いながら盤面と手札とマナを潤すことで、後は[[《我臥牙 ヴェロキボアロス》]]への龍解で圧殺するだけである。大量のマナに加えて[[《我臥牙 ヴェロキボアロス》]]まで着地すれば、[[《地封龍 ギャイア》]]と《音響の精霊龍ラフルル・ラブ》という勝利の方程式はすぐそこである。 無難に[[《邪帝斧 デッドアックス》]]→[[《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》]]→[[《銀河大剣 ガイハート》]]と芋蔓式に呼び出し、そのまま[[《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》]]から[[《勝利の覇闘 ガイラオウ》]]に龍解した[[《勝利の覇闘 ガイラオウ》]]の攻撃も利用して[[《銀河大剣 ガイハート》]]を[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]に龍解させ、あわよくば+αのリソース系を含めてリーサルを組んでワンショットし、よしんばワンショットが止まっても流れでターン終了時に[[《真なる邪悪 ザ=デッドマン》]]に龍解するパターンも悪くない。これは、[[《邪帝斧 デッドアックス》]]を呼び出せない[[《夢双龍覇 モルトDREAM》]]では真似できない。しかも同じことができる[[《最終龍覇 ロージア》]]より明らかにパワーが上である上に、この動きを決めた後の使い道も比べ物にならないほど豊富で、初動の段階での呼び出し範囲の汎用性も全然違う。 [[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]も比較対象では真似できない選択肢である。ドラゴン基盤では[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]での呼び出し対象がほぼほぼ[[《王道の革命 ドギラゴン》]]や[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]程度で、後はあって自分のターン中に出すと単なる頭数稼ぎと大差ない[[《革命の絆》]]ぐらいだが、《モルトVERSUS》の[[ターン開始時]][[能力]]による[[メインデッキ]]の[[光]]の[[ブロッカー]][[ドラゴン]]や《モルトVERSUS》の前の先置きの[[《王道の革命 ドギラゴン》]]も考えれば、《モルトVERSUS》を出した次のターンでの[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]]から[[《天命讃華 ネバーラスト》]]への龍解もまるで有り得ないことではない。そして[[《天命讃華 ネバーラスト》]]の[[光]][[クリーチャー]]が[[すべてのバトルに勝つ]]状態と[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]のクリーチャーロックによる除去やオールタップの裏目消しで、悠々とフィニッシュまで《モルトVERSUS》で[[超次元ゾーン]]から[[エレメント]]を溜めることができる。 -2025年8月12日付で殿堂入りへの緩和となった[[《爆熱天守 バトライ閣》]]と相性が良い。 2ターン目[[《メンデルスゾーン》]]→3ターン目[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]→[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]を引っ張り込んでから[[ファイナル革命]]でこのクリーチャーを呼び出し[[《爆熱天守 バトライ閣》]]で場作りというプランが取れる。 当然《モルトVERSUS》は[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]でスピードアタッカー化するので、手堅いところでは[[《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]]に[[革命チェンジ]]してワンクッション置くといった選択肢が存在する。どうせエレメント除去でも受けない限り次のターンに[[召喚酔い]]の無い[[《爆熱DX バトライ武神》]]で大暴れできるため、《モルトVERSUS》が[[革命チェンジ]]によって場に残らなくなるデメリットは緩和しやすい。 **その他 [#others] -[[ターン開始ステップ]]の後に[[ドローステップ]]が来るため、「自分の[[ターンのはじめ]]」の[[エレメント]]踏み倒しによって発生した[[cip]]の処理間違いに注意。 例としては、 --[[《友情地龍 ルピア・ターン》]]の様な[[山札操作]]持ちを出した場合に、《ルピア・ターン》の[[cip]]→[[ドローステップ]]と処理するので[[《爆熱天守 バトライ閣》]]等とはコンボできない。 ---[[《宿禰マロン》]]は2枚目に仕込んだカードがドローステップの後にトップに来る。 --[[ドローステップ]]→このクリーチャーの[[ターンのはじめ]]と処理する事は出来ない。つまり山札から3枚目にあるカードを[[超次元送り]]することは出来ない。 -[[ドリームレア]]なので《双龍覇王 モルトVERSUS》そのものは[[エレメント]]踏み倒しで連鎖させることができない。 -デザインのベースは[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]のもの。特に[[シークレットドリームレア>ドリームレア#secret]]版イラストは、デュエプレにおける《「王」》のシークレット版によく似た構図となっている。 -同じタイミングで発表された[[《轟く邪道 レッドゾーン》]][[《双龍覇王 バーサス=ザ=デッドマン》]]共々[[公式紹介PV>https://youtu.be/blTYDs-YNXo]]が作成されている。 --クレジットの記載はないものの、ナレーターはアニメ、デュエプレで[[グレンモルト]]を演じた[[新井良平]]氏によるものである。(([[https://x.com/ryohei_arai/status/1951773804893786297]])) また紹介の最後に「[[シャオラァ!>《超戦龍覇 モルトNEXT》]]((デュエプレでの[[《超戦龍覇 モルトNEXT》]]攻撃時ボイス))」と叫んでいて、本人もお気に入りなのか「ぜひGETしてくださいませ!ッシャオラァ‼︎🔥」とコメントしている。 また紹介の最後に「[[シャオラァ!>《超戦龍覇 モルトNEXT》]]((デュエプレでの[[《超戦龍覇 モルトNEXT》]]攻撃時ボイス))」と叫んでいて、本人もお気に入りなのか、[[《モルトNEXT》の時>https://x.com/ryohei_arai/status/1758466270327169398]]同様「ぜひGETしてくださいませ!ッシャオラァ‼︎🔥」とコメントしている。 //--アニメ、デュエプレで聞いたことのある声なので半ば明らかだったが、[[本人のXアカウントから声を担当した>https://x.com/ryohei_arai/status/1951773804893786297]]との発表があった。 -「[[オリジナル]]にも拘わらず自身でカードを[[超次元送り]]して活用する」というカード構造は[[《偽りの月 インターステラ》]]と一致する。 //メタ的な事を考えると、《インターステラ》に[[アドバンス]]・[[オリジナル]]の両者で活躍できる新規モルトを作成するに当たっての試作品という側面があるのだろう。 //インターステラはアドバンスでは特に活躍してない。ゲーム開始時に「超次元ゾーンに呪文を置いておく」のはできないので、オリジナルとアドバンスで差が開きづらい //**[[サイクル]] [#cycle] **関連カード [#related] -[[《超戦龍覇 モルトNEXT》]] -[[《爆炎龍覇 モルトSAGA》]] -[[《夢双龍覇 モルトDREAM》]] -[[《最終龍覇 グレンモルト》]] -[[《伝説龍覇 モルトLEGEND》]] //**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] //-[[DM25-EX2]]&br;'''フレーバーテキスト''' **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] [#dm] -illus.[[Morechand]] --[[DM25-EX2 「王道vs邪道 デュエキングWDreaM 2025」>DM25-EX2]](DM3/DM4)(DM3㊙/DM4) //***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp] //-CV:[[]] //-illus.[[]] //--[[DMPP-00 第00弾「 」>DMPP-00]] **参考 [#reference] -[[ドリーム・クリーチャー]] -[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]] -[[ヒューマノイド爆]] -[[ドラグナー]] -[[ジャストダイバー]] -[[W・ブレイカー]] -[[cip]] -[[ターン開始ステップ]] -[[手札交換]] -[[超次元送り]] -[[ドラゴン]] -[[エレメント]] -[[コスト踏み倒し]] -[[ドリームレア]] &tag(ドリーム・クリーチャー,クリーチャー,水文明,自然文明,火文明,青赤緑,3色,多色,コスト7,ガイアール・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,ヒューマノイド爆,ヒューマノイド,ドラグナー,パワー6000,ジャストダイバー,W・ブレイカー,cip,自分のターンのはじめ,ターン開始時,出た時または自分のターンのはじめ,ドロー,自己超次元送り,手札交換,ドラゴンサポート,エレメントサポート,コスト踏み倒し,グレンモルト,DMR,ドリームレア,Morechand);