#author("2024-10-10T18:49:51+09:00","","")
#author("2024-10-10T18:52:00+09:00","","")
*《&ruby(ビクトリー・トゥエルブ){十弐制覇}; &ruby(おに){鬼};「&ruby(チャンピオン){王者};」》 [#fe17ee96]

|十弐制覇 鬼「王者」 VIC 火文明 (7)|
|進化クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/ハンター/エイリアン 9000|
|進化−自分の、ハンターとエイリアンを種族に持つクリーチャー1体の上に置く。|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがタップされている間、自分はゲームに負けず、相手は勝てない。|

[[DMX-11]]で登場した[[進化]][[レッド・コマンド・ドラゴン]]/[[ハンター]]/[[エイリアン]]。

[[《黄金世代 鬼丸「爆」》]]に続く[[ビクトリー]]の[[進化]][[クリーチャー]]であり、[[エピソード2]]当時としてはかなり希少だった[[敗北回避能力]]を持つ。

これ以前に出た[[敗北回避能力]]を持つ[[クリーチャー]]として[[《剛勇王機フルメタル・レモン》]][[《光姫聖霊ガブリエラ》]]が挙げられる。そちらは相手の[[クリーチャー]]の[[攻撃]]による敗北に反応して阻止するだけだった。

それらと比較して《鬼「王者」》は、タップされてさえいればどんな敗北でも回避できる。すなわち、[[ダイレクトアタック]]・[[エクストラウィン]]・[[ライブラリアウト]]・[[特殊敗北]]効果による敗北の全てに対して耐性を持てる初の[[カード]]だったのである。

また、これは[[ターン]]のはじめの[[ドロー]]による敗北にも対応しているため、[[タップ]]状態のこのクリーチャーと[[《死皇帝ベルフェギウス》]]が場に居れば、どちらかが[[バトルゾーン]]を離れない限り''自分は絶対に敗北しなくなる''。

[[進化クリーチャー]]なので[[召喚酔い]]しないため、出した[[ターン]]にすぐ[[攻撃]]して[[タップ]]すれば、簡単に条件を整えられる。ただし、[[除去]]耐性を持っていないため、[[S・トリガー]]や[[ニンジャ・ストライク]]を浴びて即退場とならないように対策を取っておく必要があるだろう。
[[《ピュアキャット》]]や[[《光器クシナダ》]]で[[アンタッチャブル]]を付加する、[[《サーガ・レオシェルター》]]等で[[破壊]]耐性を付けるなど、対策法は豊富。
[[《鬼姫ローリエ》]]で2,3体同時に投げつける手も非常に有効である。

強力な[[能力]]を持つかわりに[[パワー]]が低く、[[除去]]耐性もないので、サポート要員となる[[クリーチャー]]や[[クロスギア]]を並べてできるだけ[[バトルゾーン]]にキープさせてやりたいところ。自身の持つ[[種族]]はいずれもサポーターに恵まれているため、そこを生かしてあげよう。

-後の[[DMRP-03]]で[[代替コスト]]としてクリーチャータップを要求する[[《シンクロ・チューン》]]が登場。以前に比べると即タップを狙いやすくなった。

**ルール [#u1d8e84b]
-相手からの[[ダイレクトアタック]]、自分の[[特殊敗北]]、相手の[[誘発型能力]]による[[エクストラウィン]]は、その一瞬だけ回避できれば、敗北とはならない。
--[[ダイレクトアタック]]による敗北をこの[[クリーチャー]]の[[能力]]で回避し、その後この[[クリーチャー]]が[[アンタップ]]ないしは[[バトルゾーン]]を離れた場合でも[[ゲーム]]には負けない。
--自分の[[ライブラリアウト]]、相手の[[常在型能力]]による[[エクストラウィン]]は、この[[クリーチャー]]が[[タップ]]した状態で[[バトルゾーン]]にいる限り、回避できる。

-[[《究極銀河ユニバース》]]・[[《神帝スヴァ》]]などの[[誘発型能力]]による相手の[[特殊勝利]]効果ないしは自分の[[特殊敗北]]効果をこのクリーチャーの能力で回避し、その後この[[クリーチャー]]が[[アンタップ]]ないしは[[バトルゾーン]]を離れた場合でもゲームには負けない。

-[[《光霊姫アレフティナ》]]・[[《サイバー・J・イレブン》]]などの[[常在型能力]]による[[特殊勝利]]効果をこの[[クリーチャー]]の[[能力]]で回避し、その後この[[クリーチャー]]が[[アンタップ]]ないしは[[バトルゾーン]]を離れた場合、その時点で勝利条件を満たしていなければ自分は[[ゲーム]]に負けない。

-[[ライブラリアウト]]による敗北を回避した後、この[[クリーチャー]]が[[アンタップ]]ないしは[[バトルゾーン]]を離れた場合、その時点で[[デッキ]]が0枚であれば[[ゲーム]]に負ける。その時点で[[山札]]が残っていれば[[ゲーム]]に負けない。

**その他 [#n846508e]
-進化元の条件が種族の種類であるため、[[《無垢の宝剣》]]から進化する事が可能。

-現在は[[殿堂ゼロデュエル]]のみで可能だが、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]と好相性。[[追加ターン]]を得て[[特殊敗北]]を無視できる。追加ターンに2体目3体目の《ボルバルザーク》を出して自分のターンを更に追加して強引に続行することもできる。

-[[Magic:The Gathering]]の[[《白金の天使/Platinum Angel》>http://mtgwiki.com/wiki/%E7%99%BD%E9%87%91%E3%81%AE%E5%A4%A9%E4%BD%BF/Platinum_Angel]]が元ネタと思われる。向こうも丁度7マナである。
--後年[[デュエプレ]]にて、より直接的にあちらをオマージュした[[《五元の精霊プラチナム》]]が登場した。

-漫画「ビクトリー」にて、[[勝太>切札 勝太]]が[[オサムライ・ヴァン・オサム]]戦で使用。[[シールド]]の無い状況の中、[[能力]]で敗北を回避しようとしたが、[[《超天星バルガライゾウ》]]に[[《偽りの王 ルードヴィヒ》]]を3体踏み倒され、それらによる[[殴り返し]]と[[ダイレクトアタック]]を受けて敗北した。アニメ「ビクトリーV」でも[[勝太>切札 勝太]]が使用。[[小岩井 実]]戦で使用され、[[《鬼姫ローリエ》]]から進化して登場し、こちらは敗北を回避する能力を発揮している。

-まずこのような状況に陥ることはないが、[[ライブラリアウト]]状態で、[[タップ]]状態の[[《死皇帝ベルフェギウス》]]及びこの[[クリーチャー]]が自分と相手の両方に存在し、他の[[クリーチャー]]が存在せず、かつ[[手札]]が0枚でそれらを[[除去]]する術がない場合、どちらかがこの[[クリーチャー]]を[[アンタップ]]することを選択しない限り、ゲームが終わらない。

-明らかに[[アンノウン]]や[[ゼニス]]らと敵対しているクリーチャーだが、その能力はエピソード2のラスボスである[[《「無情」の極 シャングリラ》]]と少し似ている。

-この[[カード]]と[[《偽りの王 ルードヴィヒ》]]は、[[ビクトリー]]でありながら[[DASHゴールデンリスト]]に登録されなかった数少ない[[カード]]である。
--とはいえ、このカードは一度も[[再録]]されていない。一方、[[《偽りの王 ルードヴィヒ》]]はおよそ2年後の[[DMX-19]]で再録されている。
--また、[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[ベリーレア]]となって実装された《ルードヴィヒ》だが、こちらは実装されていない。
//DMPP-22時点

-[[エピソード2]]当時としては希少だった[[敗北回避能力]]も後年徐々に数を増やしている。現在では[[《発明オジソン》]]など、《鬼「王者」》と同様の[[敗北回避能力]][[テキスト]]を持ち、かつより扱いやすいカードも登場している。

**関連カード [#ff92195b]
-[[《傲慢の悪魔龍 スペルビア》]]
-[[《発明オジソン》]]
-[[《聖霊王ドリーム・アルカディアス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#zc9fb5b7]
-[[DMX-11]]&br;'''12の部族を制覇した、あいつはまさにチャンピオン!'''

**収録セット [#x78d8316]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[DMX-11 「大決戦オールスター12」>DMX-11]](1/84)

**参考 [#tb0e7753]
-[[進化クリーチャー]]
-[[レッド・コマンド・ドラゴン]]
-[[ハンター]]
-[[エイリアン]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[敗北回避]]
-[[ビクトリー]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト7,レッド・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,ハンター,エイリアン,パワー9000,進化,進化:ハンターとエイリアン,W・ブレイカー,タップしている時,敗北回避能力,・,終音「ん」,VIC,ビクトリー,Murakami Hisashi);