#author("2024-10-27T20:42:09+09:00","","")
#author("2024-11-14T14:25:10+09:00","","")
*《&ruby(しょうりりゅうそう){勝利龍装}; クラッシュ“&ruby(ヘッド){覇道};”》 [#aa388a40]

|勝利龍装 クラッシュ“覇道” SR 火文明 (10)|
|クリーチャー:ドラゴンギルド/ビートジョッキー 9000+|
|''B・A・D 2''(このクリーチャーの召喚コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりにこのクリーチャーを破壊する)|
|''B・A・D 2''|
|''スピードアタッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーがタップ状態で破壊された時、このターンの後に自分のターンを追加する。|
|バトル中、このクリーチャーのパワーを+5000する。|

[[DMRP-05]]で登場した[[火]]の[[ドラゴンギルド]]/[[ビートジョッキー]]。

[[B・A・D]]2により8[[コスト]]で[[召喚]]できる上に、自身が[[タップ]]しているという条件による[[pig]]で[[追加ターン]]を得る。

[[B・A・D]]によって[[ターン]]終了時に自動的に[[破壊]]されるはずなので、[[S・トリガー]]などのカウンター札で破壊以外の除去を受けない限り[[追加ターン]]は確約される。

召喚コストは[[B・A・D]]2込みで8コストと、[[追加ターン]]を獲得できる能力を持ったカードとしてはさほど重いわけではないが、追加ターンを獲得しても[[自壊]]によって自身が[[打点]]として残らないことから、詰めとしての性能はあまり高くない。
そもそも、そこまでマナを伸ばせる[[グッドスタッフ]]系統の[[コントロール]][[デッキ]]なら、[[追加ターン]]を得て制圧に向かうことより[[《水上第九院 シャコガイル》]]で[[エクストラウィン]]を得ることが優先されがち。

やはり相性がいいのは[[《“必駆”蛮触礼亞》]]で、わずか3[[コスト]]で出せて[[自壊]]できる。[[手札]]消費自体も[[《夜露死苦 キャロル》]]で軽減すれば問題が無い。[[追加ターン]]を活かして[[《“罰怒”ブランド》]]で追撃するのもいい。ただ、このクリーチャーの[[W・ブレイカー]]で[[S・トリガー]]などで[[破壊]]以外の[[除去]]をくらったり、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]などを踏んでしまうと痛い。そのため、[[殴り返し]]によって確実に[[追加ターン]]を得るのもアリ。[[バトル]]中のパワーは[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]を上回るため、肉弾戦はお手の物。[[《ドンジャングルS7》]]などと[[相打ち]]を取っても、どの道[[ターンエンド]]時に[[自壊]]するのだから、全く問題はない。むしろ、先に相打ちで破壊させておけば追加ターン獲得は確実なので、他のクリーチャーで安心して相手プレイヤーを攻撃しに行ける。

[[コントロール]][[デッキ]]では持て余す機会も目立つが、[[【速攻】]]で使えれば、そのスペックをいかんなく発揮するだろう。

-[[《Dの暴毒 ヴェノミック・ハザード》]]と合わせれば、毎[[ターン]]この[[クリーチャー]]を[[サルベージ]]でき、事実上の[[無限アタッカー]]となる。[[《凶鬼67号 アゴクイ》]]と組み合わせることで攻撃をキャンセルしつつ無限に追加ターンを得ることも可能。

-前述のように高い[[コスト]]が気になるが、基本的に[[コスト踏み倒し]]との相性は良くない。[[B・A・D]]を介さないことで[[自壊]]できなくなるためである。上記の[[《“必駆”蛮触礼亞》]]以外を使って[[追加ターン]]を得たいなら、[[破壊]]する方法も別に用意する必要がある。

-[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]とも高相性で4[[コスト]]軽減しつつ[[B・A・D]]で2コスト軽減と4コストで[[召喚]]が可能となり、定番の[[踏み倒し]][[呪文]]である[[《“必駆”蛮触礼亞》]]を使用せずの運用が可能。

**環境において [#be1f3648]

登場後に[[【クラッシュ“覇道”】]]が確立されると、[[新章デュエル・マスターズ]]と[[双極篇]]の2ブロック構築で活躍。[[DMEX-04]]期になると[[殿堂レギュレーション]]でも十分結果を残すようになった。
自壊効果を持つため一見すると後が続かなさそうだが、相手を[[システムクリーチャー]]で縛って始動までの猶予を得ることで脇に[[打点]]を並べる戦術が浸透し、そうした難点は解決された。
破壊以外の除去S・トリガーに関しても、2枚だけ[[ブレイク]]するか[[殴り返し]]だけ行い[[ターン]]を返すという方法によって、十分に避けることができるということが判明。何よりも[[《“轟轟轟”ブランド》]]とのセットが強力であり、多くの場合はこのカードとそちらを含めて5打点程度並べばそのまま勝負が決まってしまう。

『[[DMGP-7th>公認グランプリ]]』([[DM・双マーク2ブロック構築>DM・双マーク2ブロック構築環境]])ではTop32進出者中8人が使用と、使用率2位タイを記録。

詳細は[[【クラッシュ“覇道”】]]を参照されたし。

専用デッキに限らず、[[ビートジョッキー]]基盤のデッキ全般における採用実績が散見された。

[[王来篇環境]]辺りからドラゴン基盤を中心に、打点補強や足止め系[[防御札]]対策に使われるようになった。

[[【赤黒テレスコ=テレス】]]のように、本来なら打点に困りやすいデッキに出張することもあった。

[[【4色万軍投】]]のようなリソース系デッキのフィニッシャーとして使われることもある。何なら[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]などの[[ムゲンクライム]]と合わせ、事実上の2枚目以降の[[《神の試練》]]として安全に[[追加ターン]]をもぎ取る動きもある。
**その他 [#s6ad02fc]
-初出から長らく、[[pig]]の能力テキストに問題点を抱えていたカードであり、それが以下の通り。
|このクリーチャーが破壊された時、タップしていたら、このターンの後に自分のターンを追加する。|
このテキストでは、「[[タップ]]しているか」の条件を[[解決]]時に参照するかのようなテキストだった。[[解決]]時にはこのカードは[[墓地]]にあり、当然[[墓地]]にあるこのカードが[[タップ]]状態であることはない。[[解決]]した時に[[バトルゾーン]]での情報を参照する場合のルール ((総合ルール603.5c 誘発型能力の中には、その能力を持つカード自身がバトルゾーンを離れたり、山札や手札に移動したときにも誘発するものがあります。それらの能力が誘発するかどうかを判断するために、ゲームは「過去の状態を見る」必要があります。これらは、そのイベントの直後ではなく直前のカードの存在や状態に基づいて誘発します。この際、過去の状態を見ることができるのは、その能力を持つカード自身についてのみです。)) (([[アタックトリガー]]と[[革命チェンジ]]の組み合わせで、攻撃クリーチャーのコストやパワーを参照する場合、離れる前の最後の値を使うという公式Q&Aが多数存在している。https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34245/ や https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39353/ など。))があるため、この能力テキストのルール上の問題点は無い。
--[[DMBD-19]]での再録により、「誘発してから情報を参照するか」から「先に情報を参照してそもそも誘発するかを決定する」ことへと変更になった。

-アニメ『デュエル・マスターズ!』では第2話で[[ボルツ]]が[[カブト鬼]]戦で使用。
[[《“必駆”蛮触礼亞》]]の[[コスト踏み倒し]]で召喚され、[[《一番隊 ルグンドド》]]とバトルした後に[[カブト鬼]]のシールドをブレイクし、[[《“必駆”蛮触礼亞》]]の効果で破壊され[[追加ターン]]を得た。

-アニメ『デュエル・マスターズ!!』では第15話で[[ホカベン]]が[[チューやん]]戦で[[DMEX-17]]版のカードを使用。
[[山札]]にあったが、[[チューやん]]の[[《S級宇宙 アダムスキー》]]の攻撃により墓地に送られた。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第4話で散らばった[[ランナー]]のカードの中に[[DMBD-19]]版のカードがあった。
その後は続く第5話でランナーが[[斬札 ウィン]]戦で同カードを3枚使用。
[[《“麗片禅”戦車 バッドラマー》]]の能力で2体踏み倒され、1体は[[《ハンマ=ダンマ》]]の[[cip]]で[[アンタップ]]状態で[[破壊]]されたものの、残りの1体で[[シールド]]を[[ブレイク]]し、ターンの終わりに《バッドラマー》の能力で破壊され[[追加ターン]]を得る。続くランナーの追加ターンに使用した[[《ストリーミング・Re:チューター》]]で3枚目が手札に加わり、その次のランナーのターンに、今度は[[《“必駆”蛮触礼亞》]]の[[効果]]で踏み倒されたが、[[《オーバーキル・グレイブヤード》]]で[[スレイヤー]]化した[[《ハンマ=ダンマ》]]とバトルしたことによって追加ターンを得ることなく破壊された。

-元となったカードは[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]。
あちらは[[ヒューマノイド]]である[[鬼丸>《黄金世代 鬼丸「爆」》]]が[[《鬼無双 カイザー「勝」》]]に乗ったことで[[ドラゴン]]種族の[[カード]]となったものだったが、こちらはなぜか鬼丸の化石の方が色濃く残っており、乗り物側はもはや[[ドラゴン]]の骨の形をしていない。
--『クラッシュ』という名前も『勝利宣言(ビ''ク''トリー・''ラッシュ'')』が由来。[[ドラゴンギルド]]や[[ビートジョッキー]]の[[命名ルール]]よりも元ネタの再現を優先した名前になっている。
--「覇道」から鬼丸の兄弟である[[《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》]]も連想できるが、あちらは特に関係ないものと思われる。
--[[《龍装艦 ゴクガ・ロイザー》]]の[[フレーバーテキスト]]によると、ドラゴンギルドの「化石」とは文字通りの化石ではなく、龍の伝承が具現化したものであるらしい。《鬼丸「覇」》の伝承はメタ的な意味でも鬼丸の側に大きく偏っており、《クラッシュ“覇道”》初出の時点では《カイザー「勝」》が[[終盤何をしていた>《「終」の極 イギー・スペシャルズ》]]のか[[まだ不明だった>DMBD-09]]ほどであるため、このような形になるのもある種当然だろうか。

**関連カード [#jc3bc623]
-[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]
-[[《頂上電融 クライアッシュ“覇星” '22》]]
**収録セット [#ka96bf78]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Shishizaru]]
--[[DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」>DMRP-05]](S7/S10)
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](16/138)
--[[DMBD-19 開発部セレクションデッキ「火水覇道」>DMBD-19]](5/14)
-illus.[[Murakami Hisashi]]
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P16/Y20)
-illus.[[David Nakayama]]
--[[DMART-20 「神アート DUELMASTERS 「AMAZING COMICS」」>DMART-20]](1/5)

**参考 [#t2b442c3]
-[[ドラゴンギルド]]  
-[[ビートジョッキー]]   
-[[B・A・D]]
-[[スピードアタッカー]] 
-[[追加ターン]]
-[[【クラッシュ“覇道”】]]
--[[【赤青覇道】]]
--[[【チェンジザ覇道】]]
--[[【赤白覇道】]]
--[[【赤黒覇道】]]
--[[【白ガイアッシュ覇道】]]
--[[【黒ガイアッシュ覇道】]]
--[[【赤緑印鑑パラキン覇道轟轟轟】>【赤緑“轟轟轟”ブランド】#g5272ef9]]

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[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について
--[[B・A・D]]も参照のこと

>Q.相手の[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]がバトルゾーンにいて、「出た時」の能力で''《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》''が選ばれています。&br;この状況で、自分は''《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》''を手札から「B・A・D 2」でコストを少なくして召喚できますか?
A.はい、召喚できます。[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]の能力は、バトルゾーンにいるクリーチャーの能力しか無視できません。「B・A・D 2」のように、バトルゾーン以外で使用する能力は無視できませんので、''《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》''はコストを少なくして召喚できます。&br;また、[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]の能力はすでに解決されている効果も無視できません。「B・A・D 2」はすでに解決されているので、コストを少なくして召喚した''《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》''は、能力が無視されていたとしてもそのターンの終わりに破壊されます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41302]](2022.5.20)

-4つ目の能力について

>Q.''《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》''が破壊された時だとすでに墓地にあってタップ状態かどうか確認できないのではありませんか?
A.この場合バトルゾーンでの最後の情報を参照します。「このクリーチャーがタップした状態で破壊された時」と書かれているものと同義として扱ってください。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31705]](2019.7.2)

>Q.[[《“必駆”蛮触礼亞》]]の効果で''《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》''をバトルゾーンに出し、相手の[[《シン・ガイギンガ》]]とバトルを行いました。[[《“必駆”蛮触礼亞》]]の効果で、ターンの終わりに''《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》''がタップ状態で破壊されました。この場合、お互いの追加ターンをどのように処理しますか?
A.その場合、現在行われているターンプレイヤーから追加ターンを処理します。ターンプレイヤーが[[《“必駆”蛮触礼亞》]]を唱えた状況なら、[[《“必駆”蛮触礼亞》]]側の追加ターンを先に行います。非ターンプレイヤーが[[《“必駆”蛮触礼亞》]]を唱えた状況なら、[[《シン・ガイギンガ》]]側の追加ターンが先に行われます。
#region2((総合ルール 500.5a)){{
:500.5a |1ターンの間に、各プレイヤーが追加ターンを得た場合、その追加ターンはターン・プレイヤーから行います。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34397]](2020.11.13)

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト10,ドラゴンギルド,ドラゴン,ビートジョッキー,戦車,パワー9000+,パワー9000,B・A・D,B・A・D2,スピードアタッカー,W・ブレイカー,pig,タップされていれば,追加ターン,バトル中,自己パンプアップ,パンプアップ+5000,SR,スーパーレア,Shishizaru,Murakami Hisashi);
&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト10,ドラゴンギルド,ドラゴン,ビートジョッキー,戦車,パワー9000+,パワー9000,B・A・D,B・A・D2,スピードアタッカー,W・ブレイカー,pig,タップされていれば,追加ターン,バトル中,自己パンプアップ,パンプアップ+5000,SR,スーパーレア,Shishizaru,Murakami Hisashi,David Nakayama);