#author("2024-09-09T16:44:16+09:00","","")
#author("2024-09-09T17:20:24+09:00","","")
*《&ruby(そうぞうしん){創造神};サガ》 [#gca98fa6]

|創造神サガ P 水/自然文明 (8)|
|クリーチャー:クリエイター 9000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある自分の、名前に《ゼン》と《アク》とあるゴッド1体のリンクを外してもよい。そうした場合、自分の山札を見る。その中から《バイオレンス・ヘヴン》または《ゴッド・ブリンガー》または《ゴッド・サーガ》のいずれか1枚を選んでもよい。山札をシャッフルする。その後、その呪文をコストを支払わずに唱えてもよい。|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンに自分のゴッドがあれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れるかわりにとどまる。|

[[DMC-57]]で登場した[[水]]/[[自然]]の[[クリエイター]]。

[[cip]][[能力]]で[[G・リンク]]状態の[[ゼン&アク]]の[[G・リンク]]を解除することで、[[ゴッド]]に関連する10[[マナ]]以上の巨大[[呪文]]3種類のいずれか1つを[[山札]]から[[コスト踏み倒し]]で[[唱える]]ことができる。
また自分の[[ゴッド]]が[[バトルゾーン]]にいる間は、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]と同様の「場を離れない」[[置換効果]]を得る。

ただ、[[呪文]]を[[コスト踏み倒し]]する条件がやや厳しく、真っ当に狙うと[[オーバーキル]]になりやすい。
この点は軽量リメイク版である[[《極限超絶神ゼン》]]と[[《極限究極神アク》]]を上手く使えば、これまでよりも早期に条件を満たせるだろう。

[[《バイオレンス・ヘヴン》]]の場合、[[G・リンク]]した[[ゼン&アク]]によって[[コスト]]が7まで下がるため、[[手札]]から普通に唱えた方が[[コスト]]的には得。
ただし、既に[[ゼン&アク]]の[[Q・ブレイカー]]が通り、相手の[[シールド]]が2枚以下である場合は《創造神サガ》の[[能力]]で[[唱える]]方が強力。
[[《バイオレンス・ヘヴン》]]で相手の[[ブロッカー]]を吹き飛ばし、[[G・リンク]]を解除した[[《ゼン》>《超絶神ゼン》]]と[[《アク》>《究極神アク》]]それぞれで[[攻撃]]することで、その[[ターン]]中に[[ダイレクトアタック]]を決められる。

[[《ゴッド・ブリンガー》]]は[[ゼン&アク]]の[[G・リンク]]を解除することによって実質2回の[[シールド追加]]ができ、運良く[[シールド]]内に別の[[ゼン&アク]]があればそのまま場に出して再び[[G・リンク]]させることが可能だが、その追加された[[シールド]]に都合良く別の[[ゼン&アク]]が入ってくれるとは限らない。
より成功しやすくするには、守りを固めて[[シールド]]をなるべく多く残しておくなり、何らかの方法で[[ゼン&アク]]を[[シールド]]に仕込むなりすればよいのだが、そこに力を入れすぎると[[プレイング]]がばらつき本末転倒な結果を生んでしまう。

唱えられる[[呪文]]3種類の中で最も得があるのは、[[コスト]]が一番高く[[効果]]が堅実な[[《ゴッド・サーガ》]]だろう。
[[マナゾーン]]から[[《超絶神ゼン》]]と[[《究極神アク》]]を出せば、[[cip]]によって[[G・リンク]]を解除した[[ゼン&アク]]を再度[[G・リンク]]し直して一気に攻勢を掛けられる。
[[《極限超絶神ゼン》]]にはマナブースト能力があるため、[[《超絶神ゼン》]]と[[《究極神アク》]]を[[マナゾーン]]へ送りやすい点でもシナジーが見込める。

「場を離れない」[[効果]]は[[ゴッド]]がいるだけでいいので、[[cip]]で唱えた[[《バイオレンス・ヘヴン》]]に自身は巻き込まれない。
また、[[《龍神ヘヴィ》]]の[[破壊]]対象にこの[[クリーチャー]]を選べば、事実上無償で[[《龍神ヘヴィ》]]の[[cip]][[能力]]を使えるなど、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]と同様の様々な使い方も可能。
特に[[《地神エメラルド・ファラオ》]]や[[G・リンク]]状態の[[ペガサス&レオパルド]]といった[[アンタッチャブル]][[ゴッド]]と共に並べれば、[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]や[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]といった限られた手段でしか[[能力]]を解くことができず、そのまま殴り切ることもできる。ただし[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]等と同様、[[《神羅スカル・ムーン》]]や[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]には通じないので注意。

[[ゼン&アク]]のサポートとして正統派の使い方をしても良いが、この[[クリーチャー]]の離れない[[効果]]を主体にした[[専用デッキ]]を作って活躍させても相当に強い。
使い手の腕が問われる[[カード]]だろう。

-[[リンク]]を外した時の[[能力]]は文面どおりに[[効果]]処理を行うと、[[山札]]の中にある状態の[[呪文]]を選び、[[唱える]]前に[[山札]]を[[シャッフル]]することとなる。その結果、選んだ[[呪文]]の名前を宣言しても、公開する前に[[山札]]の中に消えるという事態が発生してしまう。これにより「[[呪文]]を選んでいるが[[山札]]内にあるので非公開情報→[[唱える]]段階でようやく公開情報になる」ことから[[デッキ]]に入っていない[[カード]]でも宣言できてしまったり、「[[カード]]を選び→対象[[呪文]]を宣言→[[カード]]の公開→[[呪文]]の[[解決]]→[[カード]]を[[墓地]]へ」と処理されるべきなのに、[[カード]]の公開以降の処理が公開しながら行えない、といった弊害が生じることが考えられる。
このため、テキスト通りの処理は行わず、選んだカードが[[保留状態]]になり、[[山札]]を[[シャッフル]]した後、[[呪文]]を公開して[[唱える]]処理に入ることになる。[[シャッフル]]のタイミングが変だが、そうでなければ[[《ゴッド・ブリンガー》]]で[[山札の上]]から[[シールド追加]]する際、見ている順番そのままに仕込めてしまう。
--2014年7月28日発表の『「自分の山札を見る。その中からカードを選び、山札をシャッフルしてからそのカードを〇〇する」テキストについて』のエラッタ(2015年10月現在公式HPから削除されている)の対象であり、正式に選んだカード以外の山札をシャッフルすることになる。
//--因みに、相手の[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]や[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]で呪文を封じられた状態ならば、能力を使って山札からカードを抜き取れても呪文自体は発動せず、移動先の指定がなければ、唱えられなかった呪文は山札の上に置かれる。
//要確認

-[[G・リンク]]状態の[[ゼン&アク]]の[[イラスト]]において、中央部分に現れる巨大な赤い顔の[[クリーチャー]]が[[カード]]化されたもの。
イラストは[[DM-26]]のものとあまり似ていないが、[[DMC-57]]収録カードに使用された「[[サガフォイル]]」のパターン化されたサガの顔は、[[DM-26]]とほぼ同じである。

-漫画では外伝で[[神月 ミカド]]が使用。山札から[[《ゴッド・ブリンガー》]]を放ち、[[ゼンアク>ゼン&アク]]2体を出現させた。この際、[[ゼンアク>ゼン&アク]]の[[G・リンク]]を解除してから[[召喚]]しているが、この[[効果]]は[[cip]]であるため、本来は[[召喚]]してから解除しなければならない。
また、漫画では[[《ゼン》>《超絶神ゼン》]]と[[《アク》>《究極神アク》]]2枚の間に[[カード]]を置き、サガ自身も2体の間から出現する[[トライ・G・リンク]]に近い描写がされたが、実際のゲームでそのようにする必要はない。''もちろん、演出としてはありである。''

-「神」を冠詞に持つため前情報では[[ゴッド]]であると思われていた。もし[[ゴッド]]だった場合《創造神サガ》単独で[[常在型能力]]が機能し、[[《神羅スカル・ムーン》]][[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]などでしか倒せなくなってしまう。「他の[[ゴッド]]」とした場合でも、《創造神サガ》を2体並べることで互いに[[効果]]を及ぼしあい、やはり不死化する。新[[種族]]が与えられたのはこの背景があるのかもしれない。
[[ゴッド]]でないとなると、[[種族]]名である「[[クリエイター]]」から一見すると「創造主」などの方がしっくり来るような感じもするが、creatorという単語には(創造主としての)神という意味も含まれているという解釈だろう。

-[[テキスト]]の指定はあくまで《ゼン》《アク》とある[[ゴッド]]であり、《究極神アク》《超絶神ゼン》である必要はない。
--当初は全く意味がなかったが、[[ゴッド・ノヴァ]]の登場で[[《ビックリ・イリュージョン》]]を2回使用し[[ゴッド]]と[[ダイナモ]]を指定する((詳細な手順としては、まずバトルゾーンにダイナモ、左右G・リンク持ちをそれぞれ、《ゼン》《アク》の名前を持つクリーチャー(ゴッドにはゼンアク以外存在しないため必然的に非ゴッドクリーチャーになる)をそれぞれ1体用意して、《ビックリ・イリュージョン》を呪文回収などにより2回唱えてダイナモとゴッド(・ノヴァ)を指定する。攻撃ステップにダイナモをG・リンク持ち経由で《ゼン》《アク》持ちにそれぞれ付与し(最初のダイナモが1体でも片方からもう片方に左右G・リンク両方を付与することができる)、最後に何らかの方法で中央G・リンク持ちと《創造神サガ》をターン終了までに踏み倒せばコンボ完成。ゼンアクを使わずに《サガ》のcipを発動させたいというだけなのに最低でもコンボに10枚必要。))ことによって参照することが一応できるようになった。
--後に[[《名も無き神人類》]]と[[《世紀末ゼンアク》]]が登場すると、《世紀末ゼンアク》の名前を持った《名も無き神人類》と軽量[[ゴッド・ノヴァ]]をリンクさせることで、本来の[[ゼン&アク]]より払うコストが少なく済むため、大きな意味を持つようになる。
---[[《極限超絶神ゼン》]]が登場すると、《極限超絶神ゼン》と適当な[[リキッド・ピープル]](''アク''ア・~)の名前を持った《名も無き神人類》でも条件を満たせるという現象が起こるようになった。

-「サガ」の由来は、ゼンアク(善悪)との能力的関係があることからすると、恐らくは「性格」「性分」という意味を表す「性(さが)」と、映画のタイトルの読みにもある「サーガ」をかけたものだろう。「性」は他に「[[運命>《運 命》]]」「[[宿命>《宿命のディスティニー・リュウセイ》]]」という意味も持つ。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#e05148ea]

|創造神サガ SR 水/自然文明 (8)|
|クリーチャー:クリエイター 9000|
|W・ブレイカー|
|自分のゴッドがあれば、このクリーチャーを自分のマナゾーンから召喚してもよい。|
|バトルゾーンに出た時、自分の《超絶究極神ゼンアク》があれば、ゲーム外から《バイオレンス・ヘヴン》、《ゴッド・サーガ》、《ゴッド・ブリンガー》を1枚ずつ、コストを支払わずに唱える。(それらの呪文は、唱えた後にゲームから除外する)|
|パワーが0より大きく、自分のゴッドがあれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れない。|

[[DMPS-11]]で実装。[[スーパーレア]]になった。

自身に対する[[マナ召喚]]能力を得た。これによりマナゾーンに温存出来るようになり、時が来るまでお荷物になる欠点を解消できるようになった。
[[耐性]]は[[パワー低下]]を通すようになった一方、[[置換効果]]から[[常在型能力]]に変化した。
[[cip]]能力はリンクしている《ゼンアク》こそ必要だが、《ゼンアク》の[[リンク解除]]をせずとも発動するようになり、''《バイオレンス・ヘヴン》、《ゴッド・サーガ》、《ゴッド・ブリンガー》を全部1枚ずつ''唱えられるようになった。

-もっとも、デュエプレの《ゼンアク》はカードとしては非クリーチャーの[[《超絶究極神》]]1枚なので、「リンクを外して2体のクリーチャーにする」ことに不都合があった。仮に実装したら、1枚は本物の[[《超絶究極神》]]が[[ゴッド・クリーチャー]]でもう1枚はゲーム外から召喚された偽物の[[ゴッド・クリーチャー]]という状況になってしまう。

呪文3枚の効果は多少TCG版とは異なるが、いずれもゲームエンドに持ち込むには十分過ぎる威力。
このクリーチャーと[[ゴッド]]以外を全滅させた上で、このクリーチャーと《ゼンアク》1組、マナゾーンから他のゴッド1組、シールドゾーンから他のゴッド最大2組という大軍勢で圧倒する事が出来る。

高速化により大型獣の時点で軽視されてはいるが、かなりゆるい条件の準完全耐性は、なかなか便利。[[マナ召喚]]もあいまって詰めの[[フィニッシャー]]として運用もできるだろう。

***唱える呪文 [#u91e3075]
|バイオレンス・ヘヴン SR 闇文明 (10)|
|呪文|
|ゴッド以外のクリーチャーをすべて破壊する。|

|ゴッド・サーガ SR 自然文明 (13)|
|呪文|
|自分のマナゾーンからゴッド1枚をバトルゾーンに出す。(それがカードタイプがゴッドであるカードなら、リンクした状態でバトルゾーンに出す)|

|ゴッド・ブリンガー SR 光文明 (10)|
|呪文|
|自分の山札の上から、自分のゴッドと同じ枚数のカードをシールド化する。その後、自分のシールドゾーンからランダムなゴッド2枚をバトルゾーンに出す。(それがカードタイプがゴッドであるカードなら、リンクした状態でバトルゾーンに出す)|

いずれもパックなどでは入手できず、《創造神サガ》の[[cip]]でのみ使用できる[[呪文]]となっている。
[[手打ち]]は出来ないが、一応呪文扱いなので[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]などには注意したい。
-前提として先に《超絶究極神ゼンアク》が確定で1体おり、[[《ゴッド・サーガ》]]で追加のゴッドを1体供給し、最後に[[《ゴッド・ブリンガー》]]で2つ(あるいはそれ以上)[[シールド追加]]をしながらシールド2つをゴッドとして消費するデザインになっている。

***その他 [#xbddff3b]
カードとしての登場以前の、[[DMPB-02]]の新規絵で[[《超絶究極神》]]と《超絶究極神ゼンアク》形態に描かれている。
//[[再録]]で約1年間の間は[[New Division]]でレギュラーパックの番号に関係なく[[《超絶究極神》]]が使えるため、その期間に《創造神サガ》を登場させる布石だろうか。
//結局出なかったのでCO

**関連カード [#yda6e11c]
-[[《超絶神ゼン》]]
--[[《極限超絶神ゼン》]]
-[[《究極神アク》]]
--[[《極限究極神アク》]]
-[[《バイオレンス・ヘヴン》]]
-[[《ゴッド・ブリンガー》]]
-[[《ゴッド・サーガ》]]
-[[《破壊神サガ》]]
-[[《ミノガミ <サガ.Star>》]]
-[[《絶望神サガ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#sdd0f59b]
-[[DMPS-11]]
--'''新たな世界の創造こそが、神の目的だった。'''(創造神サガ)
--'''神が剣を振るうとき、 新たな神が生まれるだろう。'''(ゴッド・ブリンガー)
--'''神の怒りに触れたとき、神ならざる存在を消し去るだろう。'''(バイオレンス・ヘヴン)
--'''名も無く動きもない世界から最初の光、対なる神は生まれた。'''(ゴッド・サーガ)

**収録セット [#t3a85fff]
***[[デュエル・マスターズ]] [#j8734e8a]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMC-57 「ザ・ゴッド・キングダム」>DMC-57]](6/39)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#ua37935c]
-CV:[[熊谷海麗]]
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMPS-11 「ザ・ゴッド・サンクチュアリ」>DMPS-11]]

**参考 [#l1595f9a]
-[[クリエイター]]
-[[cip]]
-[[ゼン&アク]]
-[[【ゼン&アク】]]
-[[G・リンク]]
-[[山札]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[ゴッド]]
-[[置換効果]]
-[[サガフォイル]]

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