#author("2024-06-11T22:29:53+09:00","","") #author("2024-09-11T16:02:56+09:00","","") *《&ruby(めいかい){冥界};を&ruby(す){統};べる&ruby(しんげつ){新月};のハーデス》 [#ad6160f0] |冥界を統べる新月のハーデス SR 光/闇文明 (9)| |クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/月光王国 15500| |''ブロッカー''| |''T・ブレイカー''| |自分のクリーチャーすべてに「エスケープ」を与える。(「エスケープ」を持つクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分のシールドを1つ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)| |<オシオキムーン>カードが自分のシールドゾーンを離れた時、相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。| [[DMEX-13]]で登場した[[光]]/[[闇]]の[[エンジェル・コマンド]]/[[デーモン・コマンド]]/[[月光王国]]。 [[ブロッカー]]を持ち、自分の[[クリーチャー]]すべてに[[エスケープ]]を[[付与]]する[[能力]]を持つ。さらに[[オシオキムーン]]で相手[[クリーチャー]]1体を[[破壊]]する。 [[《月の魔法ツカイ》]]と[[《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》]]を足したような効果だが、《月の魔法ツカイ》と異なり自身のシールドの焼却がなく狙ったクリーチャーを破壊できる。自身の[[パワー]]も非常に高い。 [[オシオキムーン]]だけでも強化版[[《魔聖デス・アルカディア》]]の様に戦えるだろう。このクリーチャーがいる限り、相手の戦力は[[攻撃]]するにつれて半減されていくので余程の事がない限り攻撃は止まってしまう。 [[エスケープ]]と[[オシオキムーン]]が噛み合っており、[[シールド]]があれば味方が[[破壊]]される時に逆に相手の[[クリーチャー]]を[[破壊]]する凶悪な除去耐性となっている。これにより、[[《超竜バシュミカヅチ》]]や[[《光神龍シャイニング・エッジ》]]とは別次元の[[ロック]]を仕掛けられる。 [[エスケープ]][[付与]]は[[着地]]の補助にも適しており、[[《デスマッチ・ビートル》]]などの反応時の[[除去]]として[[破壊]]を行う[[コスト踏み倒しメタ]]であれば貫通する。[[《新・天命王 ネオエンド》]]と比べると耐性を発揮する際のシールド要求枚数が厳しすぎないのが美味しい。 流石に[[バウンス]]や[[マナ送り]]といった[[墓地]]を経由しない除去には弱い。それが出来ない相手には一方的な強さを見せるが、[[エスケープ]]と[[オシオキムーン]]による[[破壊]]も相手が何もしないなど、能力を能動的には使えない状況になると一転厳しくなる。だが、それなら自分のクリーチャーで一斉攻撃を仕掛けて[[ブロック]]や除去札の使用を仕向けさせたり、[[《邪魂創世》]]など[[スーサイド]]を用いてこのクリーチャーを含めたバトルゾーンすべてのオシオキムーンを発動させたりして、このクリーチャーの能力を積極的に活かしていきたい。 **他のカード・デッキとの相性 [#l3e5ceaf] -[[光]]の[[ブロッカー]]なので[[《ヘブンズ・ゲート》]]で呼び出せる。[[コスト]]9の[[光]]の[[コマンド]]でもあるので[[【九極侵略】]]にも採用できるだろう。コスト踏み倒しが主体である[[【九極侵略】]]と[[着地]]の補助にも使えるエスケープが好相性。 -[[【クリスティ・ゲート】]]とも好相性。自身が[[T・ブレイカー]]なので[[アタッカー]]としても十分な上、[[光]][[デーモン・コマンド]]のサポート要員である[[《偽りの羅刹 ミスディレクション》]]や[[《怪盗パクルパン》]]の[[シールド追加]]と[[エスケープ]]の相性が良い。また、後続の[[《クリスティ・ゲート》]]で踏み倒す度に[[オシオキムーン]]を起動できる。 -出せるコストの関係上[[《至宝を奪う月のロンリネス》]]から踏み倒せない。 -[[【ヘブンズ・ゲート】]]の[[ブロッカー]]はほぼすべてが[[cip]]を持つため、構築によっては相手の[[《地封龍 ギャイア》]]対策はこのカードに一任される。後に登場した[[《八頭竜 ACE-Yamata/神秘の宝剣》]]や[[《「根性」の頂 メチャデ塊ゾウ/「大親分、ここにあり!」》]]では《ギャイア》を討ち取れないため、《ギャイア》を出されうる[[環境]]では余った[[スペース]]に検討したいカードになっている。 **環境において [#zcef1c4d] [[DMPCD-01]]・[[DMPCD-02]]期に[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]型の[[【4色ウェルキウス天門】]]が流行すると、[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]とそのツインパクト元の[[《巨大設計図》]]による[[手札補充]]でこぼれない除去手段として採用された。それ以外では[[【白緑天門】>【ヘブンズ・ゲート】#yd86fab9]]でも使われた。 2023年8月11日殿堂レギュレーション改訂後のオリジナルでは、一部の[[【白青黒天門】>【ヘブンズ・ゲート】#saf2829d]]に1枚積みされ、エスケープ付与をカウンター封じとして利用される場合も。 [[DM23-EX2]]期以降の[[【白緑巨大天門】]]でもフィニッシュ補助として[[1枚積み]]される場合がある。[[DM24-RP1]]期時点では採用枚数自体は1枚からせいぜい2枚だが、採用事例は上向きとなっている。 2024年6月には[[【白赤カウンター】]]に1枚積みされるケースまで見られた(オリジナル、74人参加、優勝)。そちらのデッキは[[山札]]掘削力がそこそこ高い上に、4ターン目[[《スターゲイズ・ゲート》>《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]での横展開プランもあるため、普通に5ターン目に[[ワンショット]]を行う能動的プランを行うことができ、このクリーチャーもフィニッシュ手段として利用できる。 [[【白黒赤ファイアー・バード】]]が環境に進出すると、相手の[[《ハッター・ルピア》]]に反応する大量破壊兵器という対策的な性質を帯びるようになった。 **アニメにおいて [#z0543b62] -アニメ「[[キング>デュエル・マスターズ キング(アニメ)]]」では第25話で[[ゴダイ]]が[[キャップ]]戦の切り札として使用。声優は[[菅原雅芳]]氏。 [[オシオキムーン]]で[[キャップ]]の[[クリーチャー]]を[[破壊]]し追い詰めるも、[[《キング・マニフェスト》]]から踏み倒した[[《得波!ウェイブMAX》]]により[[バウンス]]された。 --同話のBパート開始前のアイキャッチでは飛翔してくる剣を取った後にポーズを決めていた。 -第37話では[[コウキ]]が[[キラ]]戦(2戦目)で使用。 [[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[バトルゾーン]]に出し、[[オシオキムーン]]で[[《「雷光の聖騎士」》]]を破壊しようとするが、[[《「新時代の福音」》]]により防がれた。 **その他 [#r1e90881] -ライバルは[[《新・天命王 ネオエンド》]]か。あちらも能動的に使える[[フリーズ]]に加えて[[真・エスケープ]]を自分の[[ドラゴン]]に付加させるという強靭な除去耐性を持つが、[[種族]]や[[文明]]の違いにより差別化は容易。 -多色である事やレアリティの違いを加味しても[[《七極 Di》]]とは雲泥の差のスペックを持つ。十王篇のインフレ具合がよく分かる。 -自分のクリーチャーを破壊から守るどころか、逆に相手のクリーチャーを破壊するのは、[[《神羅スカル・ムーン》]]を彷彿とさせる。 **関連カード [#rd877ceb] -[[《魔聖デス・アルカディア》]] -[[《神羅スカル・ムーン》]] -[[《月の魔法ツカイ》]] -[[《Dの楽園 サイケデリック・ガーデン》]] -[[《油殿の精霊龍 オイルマーネ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#n208bc1a] -[[DMEX-13]]&br;'''孤独の冥(訳:彼に触れた者はみんないなくなりました。)''' **収録セット [#zc38d7f0] -illus.[[shosuke]] --[[DMEX-13 「四強集結→最強直結パック」>DMEX-13]](S6/S8) --[[DM23-BD5 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 不敬なり!真邪眼騎士団」>DM23-BD5]](16/60) **参考 [#ec36d9aa] -[[エンジェル・コマンド]] -[[デーモン・コマンド]] -[[月光王国]] -[[ブロッカー]] -[[エスケープ]] -[[オシオキムーン]] -[[破壊]] ---- [[公式Q&A]] -4つ目の能力について >Q.自分のシールドが1つの状況で''《冥界を統べる新月のハーデス》''と他のクリーチャー1体が同時に破壊される際、そのクリーチャー1体の破壊を「エスケープ」の効果で置き換え、この''《冥界を統べる新月のハーデス》''をそのまま破壊しました。この場合、''《冥界を統べる新月のハーデス》''の「オシオキムーン」能力はトリガーしますか? A.いいえ、「エスケープ」の効果でシールドを手札に加えるタイミングと''《冥界を統べる新月のハーデス》''を墓地に置くタイミングは同時ですので、''《冥界を統べる新月のハーデス》''の「オシオキムーン」能力はトリガーしません。 #region2((総合ルール 603.5c)){{ :603.5c |誘発型能力の中には、その能力を持つカード自身がバトルゾーンを離れたり、山札や手札に移動したときにも誘発するものがあります。それらの能力が誘発するかどうかを判断するために、ゲームは「過去の状態を見る」必要があります。これらは、そのイベントの直後ではなく直前のカードの存在や状態に基づいて誘発します。この際、過去の状態を見ることができるのは、その能力を持つカード自身についてのみです。&br;例: 2体のクリーチャーと、「クリーチャーが破壊された時、カードを引く」という能力を持ったクリーチャーがバトルゾーンにあるとき、すべてのクリーチャーを破壊する呪文を唱えた場合、その能力の誘発はそのクリーチャー自身の1回のみです。 }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34353]](2020.10.23) &tag(クリーチャー,光文明,闇文明,白黒,2色,多色,コスト9,エンジェル・コマンド,コマンド,デーモン・コマンド,月光王国,パワー15500,パワーの最後の三桁が「500」,ブロッカー,T・ブレイカー,エスケープ付与,無条件全体エスケープ付与,オシオキムーン,除去,単体除去,確定除去,破壊,単体破壊,SR,スーパーレア,shosuke,十王篇ブロック);