#author("2024-04-12T03:32:47+09:00","","")
#author("2024-04-13T11:16:15+09:00","","")
*《&ruby(コードフェイク){偽りの嘘}; ネメシス》 [#top] 

|偽りの嘘 ネメシス R 無色 (7)|
|クリーチャー:アンノウン 11000|
|自分のマナゾーンに無色のカードがあれば、このクリーチャーの召喚コストを1少なくし、このクリーチャーは出たターンに相手プレイヤーを攻撃できる。|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーは攻撃もブロックもされない。|
|誰も、コスト5以下のカードの効果によって、このクリーチャーを選べない。|

[[DM23-RP4]]で登場した[[無色]]の[[アンノウン]]。

攻撃もブロックもされない[[W・ブレイカー]]。
マナゾーンに無色カードが1枚でもあればコスト軽減され、[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]][[常在型能力]]が有効になる。

[[《海憤混成 ジャガ・A・ルザー》]]を例とするように、ブロックされないアタッカーが突然襲い掛かるのは強力極まりない。
しかも、コスト5以下のカードによって選ばれない為、[[S・トリガー]]を凌ぎやすい。

序中盤の[[《「心」の頂天 プロフェシー》]]や[[《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》]]の起点としても、終盤の[[リーサル]]要員としても優れたクリーチャーである。

-[[《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》]]を最速3ターン目に[[アタック・チャンス]]できる。2ターン目は通常[[マナ加速]]or[[《ラブ・エルフィン》]]など、3ターン目は[[《妖精のプレリュード》>《透明妖精リリン/妖精のプレリュード》]]などが一例。
--2ターン目[[《透明妖精リリン》>《透明妖精リリン/妖精のプレリュード》]]は下限が1なので3ターン目に[[《妖精のプレリュード》>《透明妖精リリン/妖精のプレリュード》]]か[[《戦慄のプレリュード》]]を唱えても《偽りの嘘 ネメシス》召喚にマナが足りない。3ターン目[[《フェアリー・ギフト》]]なら問題ない。

-後述するが、「誰も、コスト5以下のカードの効果によって、このクリーチャーを選べない。」は非常にややこしい。
--[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]の2番目の「►このターン、自分のクリーチャー1体に「スピードアタッカー」を与える。」では《偽りの嘘 ネメシス》を選べるが、3番目の「►自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーの最初の攻撃の終わりに、そのクリーチャーをアンタップする。」では《偽りの嘘 ネメシス》を選べない。
その上、同じ[[スピードアタッカー]]付与の[[《熱線と照射の決断》]]では「▶自分のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーはこのターン、バトル中パワーを+4000され、「スピードアタッカー」を得る。」と書かれているため《偽りの嘘 ネメシス》を選べない。

**前例が示された裁定 [#of662ccb]
**裁定 [#of662ccb]
-相手のクリーチャーを選択する能力については[[アンタッチャブル]]と同様の考え方をする。
--[[G・ストライク]]は[[カードタイプ]]で区別はせず、そのカードのコストで選べるか選べないかを判断する。[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44195/]](2023.12.15)


-自分のクリーチャーを選択する能力があり、そのテキストが「[[選ぶ]]」と書かれていないものは被覆の影響を受けない。

--自分のコスト5以下の進化クリーチャーの「クリーチャー1体の上に置く」は、「クリーチャー1体を選び、その上に置く」と解釈されない。ゆえに《偽りの嘘 ネメシス》を進化元にできる。
//(参考:[[能力に「選び」を含む進化クリーチャーと「選ぶ時」の関係>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43336/]])
---[[《守護聖天タテブエ・ヤッホー》]]は、特に下準備なく無色クリーチャーを進化元に使用できるコスト5以下のクリーチャーである。

--自分のコスト5以下のクロスギアの「このクロスギアのコストを支払ってクリーチャー1体にクロスしてもよい」は、「クリーチャー1体を選び、それにクロスしてもよい」と解釈されず、問題なく《偽りの嘘 ネメシス》にクロスできる。

--[[《堕魔 ドゥポイズ》]]の、味方のクリーチャーを2体破壊する効果は、[[カードテキストのテンプレート変更>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/316640/]]に含まれていないため、《偽りの嘘 ネメシス》は選択できる。[[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44193/]](2023.12.15)

-自分のクリーチャーを選択する能力があり、テキストでも「[[選ぶ]]」と書かれているものは被覆の影響を受ける。
--[[《二刀流トレーニング》]]には「選ぶ」と明記されているため、《偽りの嘘 ネメシス》に[[継続的効果]]を与えることができない。

-選ぶ処理に[[置換効果]]が関係してくる場合、[[置換効果]]は効果の発生源を上書きしないため元の発生源のコストを参照する。
--相手がコスト5以下の呪文の効果で選ぶ時、コスト6の[[《「復活」の鬼 ヨミノ晴明R》]]によってかわりに自分が選んだとしても《偽りの嘘 ネメシス》は選べない。
--自分がコスト4の[[《炎獄スマッシュ》]]で相手のコスト8の[[《神羅スカル・ムーン》]]を選んだ。《スカル・ムーン》は破壊されるかわりに対戦相手のクリーチャーを1体破壊できるが、これはコスト4の《炎獄スマッシュ》によって発生した効果で相手が選ぶものとみなされ自分の《偽りの嘘 ネメシス》は選ばれない。
//[[参考Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43243/]]
--[[《影武者 ソウル・ブリンガー》]]をクロスしている自分のクリーチャーをコスト6である[[《デーモン・ハンド》]]で選ばれても、破壊されるかわりにコスト2の[[《影武者 ソウル・ブリンガー》]]で味方の《偽りの嘘 ネメシス》を1体破壊することはできる。(そもそもこうして身代わりとして「自分のクリーチャーを」指定の数破壊するという処理が上記《ドゥポイズ》同様に選ぶことになっていない点に注意。)

**不明な裁定 [#l819d0f7]
-[[《影武者 ソウル・ブリンガー》]]や[[《神羅スカル・ムーン》]]が[[パワー低下]]やバトルに負けるといったルールによって破壊される時、かわりに選ぶのはどのカードのコストを見るのか。

**アニメ・漫画において [#z64c2956]
-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第39話で[[リッパー教授]]が[[斬札 ウィン]]戦(3回目)で使用。また、同話のミニコーナーである「今日のカード」としても紹介された。
自己[[コスト軽減]]を利用して6マナで召喚し、そのままシールドを攻撃し、その後は[[《「心」の頂天 プロフェシー》]]の[[革命チェンジ]]元になった。
--この時[[ウィン>斬札 ウィン]]の[[バトルゾーン]]には[[《アビスベル=覇=ロード》]]がいたが、出たターンに攻撃できるのはプレイヤーのみで[[クリーチャー]]は攻撃対象に取れないことを利用し、[[攻撃誘導]]を無視できていた。

**その他 [#other]
-[[《プロフェシー》>《「心」の頂天 プロフェシー》]]に[[革命チェンジ]]できる《ネメシス》ということで、名前の元ネタは[[Magic:The Gathering]]における[[プロフェシー>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B7%E3%83%BC]]の1つ前の[[エキスパンション]]である[[ネメシス>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%8D%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%82%B9]]だろう。
--[[フレーバーテキスト]]から考えると[[DM23-EX3]]のプレビューとして収録されたカードだと考えられる。ただ、虫型で統一されていた[[DM23-EX3]]の[[アンノウン]]とは明らかに見た目と冠詞が浮いており、[[王道篇]]の予定変更によって何かしらの影響を受けたと思われる。

-[[《弾丸透魂スケルハンター》]]と同様の[[攻撃]]&[[ブロック]]耐性だが、このカードに限っては、[[Magic:The Gathering]]が元ネタでほとんどの相手に攻撃もブロックもされなくする[[キーワード能力]]「[[飛行]]」の上位能力のデザインではないかと感じられる。
同様に、誰もこの[[クリーチャー]]を選べない能力も[[Magic:The Gathering]]の[[キーワード能力]]である「[[被覆>http://mtgwiki.com/wiki/%E8%A2%AB%E8%A6%86]]」あるいは「[[プロテクション>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3]]」を彷彿とさせるものがある。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#related]
-[[《氷砲混成 レオボルテルネ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM23-RP4]]&br;'''歴史の裏に、[[ジャシン>《アビスベル=ジャシン帝》]]と[[頂天>ゼニス・セレス]]の軍勢との[[語られない戦い>DM23-EX3]]があった……。'''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm]
-illus.[[MISAWA_K]]
--[[DM23-RP4 「アビス・レボリューション第4弾 竜皇神爆輝」>DM23-RP4]](9/74)
--[[DM23-RP4X「アビス・レボリューション 第4弾 竜皇神爆輝 超刺激パック」>DM23-RP4X]] (〃)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference] 
-[[アンノウン]]
-[[無色]]
-[[コスト軽減]]
-[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]
-[[攻撃されない]]
-[[ブロックされない]]
-[[アンタッチャブル]]

----
[[公式Q&A]]

-4つ目の能力について

>Q.自分の''《偽りの嘘 ネメシス》''のみがバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《堕魔 ドゥポイズ》]]を出しました。その「出た時」の能力で''《偽りの嘘 ネメシス》''は破壊されますか?
A.はい、破壊されます。&br;[[《堕魔 ドゥポイズ》]]の「自分のクリーチャーを2体破壊する」効果は自分のクリーチャーを選ばずに破壊します。そのため''《偽りの嘘 ネメシス》''の「選べない」効果の影響を受けません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44193]](2023.12.15)

>Q.バトルゾーンにいる''《偽りの嘘 ネメシス》''は、自分が出した[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]の「出た時」の能力や、自分が唱えた[[《転生スイッチ》]]の効果でも選べませんか?
A.はい、自分のコスト5以下のカードの効果でも選べません。&br;能力や効果に「選ぶ」や「選び」とある場合、その効果で自分も相手も''《偽りの嘘 ネメシス》''を選べません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44194]](2023.12.15)

>Q.コスト5以下のクリーチャーや、コスト5以下の呪文の「G・ストライク」で、相手の''《偽りの嘘 ネメシス》''を選べますか?&br;参照:[[《とこしえの超人》]][[《フェアリー・Re:ライフ》]]
A.いいえ、選べません。''《偽りの嘘 ネメシス》''は、すべてのゾーンでトリガーしたコスト5以下のカードの効果で選ばれません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44195]](2023.12.15)

>Q.自分の''《偽りの嘘 ネメシス》''がバトルゾーンにいる状況です。&br;自分が[[《助招!アルデ&パワッチ》]]を召喚する際、追加コストとして''《偽りの嘘 ネメシス》''をタップできますか?
A.はい、タップできます。「選ぶ」や「選び」などと書かれていない効果で''《偽りの嘘 ネメシス》''を参照することは可能です。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/44196]](2023.12.15)

&tag(クリーチャー,無色,コスト7,アンノウン,パワー11000,無色サポート,自身コスト軽減,バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる付与,W・ブレイカー,攻撃もブロックもされない,攻撃されない,ブロックされない,コスト5以下,アンタッチャブル,R,レア,MISAWA_K,アビス・レボリューションブロック);