#author("2024-02-05T12:20:53+09:00","","")
#author("2024-03-15T11:46:53+09:00","","")
*《&ruby(せんそでんゆう){仙祖電融}; テラスネスク》 [#top]

|仙祖電融 テラスネスク P 水/火文明 (6)|
|クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/オリジン 6000|
|''EXライフ''(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|''ブロッカー''|
|''ジャストダイバー''(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず攻撃されない)|
|''W・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)|
|このクリーチャーが出た時、コスト4以下のカードを1枚、自分の手札からコストを支払わずに使ってもよい。|

[[DMSD-19]]で登場した[[水]]/[[火]]の[[ディスペクター]]/[[アーマード・ドラゴン]]/[[オリジン]]。

[[cip]]で[[コスト]]4以下の[[カード]]を[[カードタイプ]]を問わずに[[使える>使う]]。

使えるカードは軽量[[カード]]に限定されているものの、[[カードタイプ]]を一切問わないため効果の自由度は高い。
また、[[クリーチャー]]の場合は[[召喚]]扱いになるため、[[《洗脳センノー》]]などの「[[召喚]]以外で[[クリーチャー]]を出す」行為への[[メタ]][[能力]]も受けない。

また、[[EXライフ]]と[[ジャストダイバー]]とを併せ持つ[[ブロッカー]]でもあるため、ほぼ確実に返しの相手[[ターン]]での防衛に参加でき、なおかつ生存する可能性が高い。
所持する[[種族]]はいずれも優秀であり、特に[[水]]/[[火]]の[[アーマード・>アーマード・ドラゴン]][[ドラゴン]]/[[オリジン]]という組み合わせは[[進化元]]としての適性が高く、[[耐性]]が切れた後でも活用手段が多い。
[[cip]]で[[《母なる星域》]]などを使用し、[[EXライフ]]を消費しつつ[[進化]]してしまうのもいいだろう。

-踏み倒しは[[カードタイプ]]を問わないため、[[フィールド]]なども踏み倒せる。[[《チキチキ・JET・サーキット》]]ならば[[ジャストダイバー]][[スピードアタッカー]]の[[W・ブレイカー]]と充分な奇襲性能を発揮でき、[[《オーバーキル・グレイブヤード》]]ならば[[EXライフ]]を持つ[[ジャストダイバー]]に加え[[スレイヤーブロッカー]]という、相手にとって非常に厄介な壁となる。

//-テキストに「コスト○以下のカードを1枚〜」と書かれたカードで、[[コスト火力]]などバトルゾーンのカードに干渉するものではないのはこの[[カード]]が初。
//ウォズレックの審問は?

***相性の良い[[カード]] [#cynergy]
[[コスト]]4以下ならなんでも[[使える>使う]]ので、余程の[[カード]]でなければ特別相性が悪いということはない。
その中でも特に積極的に併用したい[[カード]]としては以下のような物があり、一部の組み合わせは実際に公認大会などで結果を残している。

|~名前|~[[コスト]]/[[種類>カードタイプ]]|~説明|
|[[《「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》>《爆龍覇 リンクウッド/「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》]]|4/[[呪文]]|下記の[[ドラグハート・ウエポン]]を装備する。|
|[[《銀河大剣 ガイハート》]]|―/[[ドラグハート・ウエポン]]|上記《「お前の相手は~」》で装備し[[スピードアタッカー]]に。&br;[[龍解]]できる状況なら、[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]と共に[[耐性]]任せの雑殴りプランも取れる。|
|[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]|~|同上。こちらは既に[[スピードアタッカー]]化している際のさらなる展開手段として。|
|[[《母なる>《母なる星域》]][[星域》>《幻緑の双月/母なる星域》]]|3/[[呪文]]|[[EXライフ]]を活かして即[[進化]]。&br;[[マナ]]枚数次第だが、[[《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》]]や[[《エンペラー・キリコ》]]などからの[[フィニッシャー]]軍団を[[カード]]2枚で用意できる。|
|[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]|3/[[呪文]]|主に[[スピードアタッカー]]化と[[2回攻撃]]の[[モード]]を使用し、自らに[[付与]]する。|
|[[《叡智の聖騎士 スクアーロ》>《叡智の聖騎士 スクアーロ/エナジー・ライト》]]|4/[[クリーチャー]]|[[【フウジン天ロンリネス】]]では、[[《音奏 ハイオリーダ》>《音奏 ハイオリーダ/音奏曲第3番「幻惑」》]]などの自軍の[[ブロッカー]]を[[バウンス]]して再利用する使い方ができる|
|[[《ファイナル・ストップ》]]|4/[[呪文]]|定番[[呪文]][[ロック]]。[[コスト]]4以下の[[呪文]]を[[コスト踏み倒し]]する手段があり、色が合うワンショットデッキの場合、まず真っ先に候補に挙がる1枚。|
|>|>|~以下は[[cip]]で[[使う]]以外の選択肢|
|[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]|8/[[クリーチャー]]|[[多色]][[コスト]]6なので[[ファイナル革命]]先として使える。&br;[[EXライフ]]が切れている状態なら[[革命チェンジ]]元にもなる。|
|[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]|~|~|
|[[《アカシック・ファイナル》]]|6/[[クリーチャー]]|この[[クリーチャー]]から[[侵略]]できる。&br;[[革命チェンジ]]元として使いたい時に有用。|
|[[《至宝を奪う月のロンリネス》]]|5/[[クリーチャー]]|[[コスト]]7以下の[[ブロッカー]]なので、このクリーチャーも当然呼び出せる。&br;特に[[【フウジン天ロンリネス】]]に適性がある。|

**ルール [#x97299d7]
[[cip]]の[[コスト踏み倒し]]では、片側だけが[[コスト]]4以下の[[ツインパクト]]を指定し[[コスト]]5以上の側を使うことは''出来ない''。これはあくまで「[[コスト]]4以下の面([[カードタイプ]])のみ」を指定しているからであると考えられる。
このカードと同じように「カード」という語句を使っている[[《劇場戦艦 カァテンコヲル》]]と混同しやすいので注意が必要。あちらのテキストは「自分の手札から選んでもよい。''そうしたら、そのカードをコストを支払わずに使う''。」という指定の違いがある。また、《カァテンコヲル》側も[[《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]において「コストは3以下で、文明に水を持つカード」として見ることはできない(水として見る場合はコスト14として見る必要がある)という類似した裁定が下されている。
[[カード]]を[[使う]]ことに関係する[[能力]]や[[効果]]で[[ツインパクト]]を参照する場合、[[使う]]側の[[特性]]のみを参照する。このクリーチャーの[[cip]]は、1つの文で纏められた[[効果]]によって、[[特性]]を参照してから[[使う]]ため、この裁定が適用される。よって、''[[ツインパクト]]の片側のみの[[特性]]を参照した後、参照した側のみ[[使う]]ことができる。''

-[[コスト]]が定義されていない[[カード]]([[禁断コア]]、[[キング・セル]]、[[土地]]等)を[[使う]]ことはできない。

**その他 [#others]
[[《蒼狼の始''祖''アマ''テラス''》>《蒼狼の始祖アマテラス》]]と[[《龍''仙''ロマ''ネスク''》>《龍仙ロマネスク》]]の『電融』[[ディスペクター]]。
#region2(合成元との関係){{
-《アマテラス》の腰に《ロマネスク》の胴体が接合されている。また、《ロマネスク》の二振りの刀と二対の翼が、それぞれ《アマテラス》の下半身を《ロマネスク》の尻尾に見立てるように接合されている。さらに、《アマテラス》は両腕を途中から切断され、腰から触手を伸ばすようにして元の武器を装備しているのがわかる。
--《ロマネスク》は今回継承している刀の他に「銃」と「剣」を装備していたが、それらは《アマテラス》も装備していた武器であり、今回も継承している。こうして見ると、《ロマネスク》の「[[黄色>光]]と[[緑>自然]]のパーツを《アマテラス》で置き換えている」とも言える。
--『電融』[[ディスペクター]]は[[殿>殿堂入り]][[堂>プレミアム殿堂]]と縁のある[[クリーチャー]]を合成元とすることが多い。この[[クリーチャー]]の場合、合成元はいずれも[[【星域キリコドラゴン】]]のキーパーツとして活躍し、中核の[[《エンペラー・キリコ》]]と共に同時に[[殿堂入り]]している。《アマテラス》はその後[[プレミアム殿堂]]に昇格してしまったが、《ロマネスク》は最終的に殿堂解除されている。
---純粋に[[カード]]単位で見ればこのように環境においても互いに縁深い一組であるが、[[ストーリー>背景ストーリー]]面から見た場合、《アマテラス》は既に[[温泉>プレミアム殿堂]]で出会った[[ボルバルザーク>《無双竜機ボルバルザーク》]]と結ばれ[[夫>《キング・ボルバルザーク》]][[婦>《クイーン・アマテラス》]]となっていることが[[DMX-24]]で判明している。
伴侶と引き離され別の[[ドラゴン]]と物理的に合成させられた挙句、その伴侶もまた[[改造され合成される>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]という、あまりに過酷な「ディスペクト」を受けている。
---なお、合成相手の《ロマネスク》の方も「[[ボルバルザーク>《ボルバルザーク・エクス》]]」とは[[縁があり>DMBD-01]]、共闘を思わせる[[発言をしている>《龍仙ロマネスク》#s06552c9]]。
---[[DMBD-18]]にて《アマテラス》が始祖を名乗る「蒼狼」の一族がかつて[[五龍神]]を追放したこと、そして[[DMRP-20]]にて[[《龍魂珠》]]の最終目的がその[[五龍神]]の[[5体合成>《Volzeos-Balamord》]]であることが判明した。合成相手の《ロマネスク》が[[仙界]]の[[クリーチャー]]であるため、この[[クリーチャー]]は[[ストーリー>王来篇背景ストーリー]]上かなり重要な位置にいるはずだが、特に言及などはされていない。
--《アマテラス》の派生[[カード]]としては珍しく、[[カード名]]に「アマテ」が含まれていない。また、「テラスネスク」という[[カード名]]はどことなく[[《剛撃古龍テラネスク》]]を思わせるが、あちらや合成元の《ロマネスク》の様な[[マナブースト]][[能力]]は一切持っていない。
-[[3色]]の[[クリーチャー]]だった《ロマネスク》から[[光]]/[[自然]]の[[2色]]も削除され、さらにそれぞれに対応する[[アポロニア・ドラゴン]]/[[アース・ドラゴン]]という2つの[[種族]]も削除されている。一方《アマテラス》も、[[サムライ]]/[[ナイト]]という2つの[[特殊種族]]を削除されている。
--[[特殊種族]]の中でも[[ナイト]]が優先されていないのは珍しい。
--《ロマネスク》から[[2色]]以上を継承する場合、[[火]]/[[自然]]を継承すれば『電融』[[3色]]となり、[[光]]/[[火]]であれば『混成』[[3色]]となっていた。この[[クリーチャー]]の[[能力]]は[[ジャストダイバー]]と「[[呪文]]を含む[[カード]]の[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]」であり、どちらに属しても違和感のないデザインである。2勢力混合の[[デッキ]]を作る架け橋にもなれるだろう。
---なお、[[2色]]になることで2勢力を繋ぎ得るデザインとなった[[ディスペクター]]としては、他に[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]がいる。あちらは複数ある[[特殊種族]]から[[ナイト]]を継承している。
}}

**関連カード [#card]
-[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]
-[[《龍仙ロマネスク》]]

-[[《剛撃古龍テラネスク》]]

**収録セット [#pack]
-illus.[[Miyamoto Satoru]]
--[[DMSD-19 「キングマスタースタートデッキ ハイドのディスペクターN・EXT」>DMSD-19]](3/15)

**参考 [#reference]
-[[ディスペクター]]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[オリジン]]
-[[EXライフ]]
-[[ブロッカー]]
-[[ジャストダイバー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[手札]]

----
[[公式Q&A]]

-5つ目の能力について

>Q.''《仙祖電融 テラスネスク》''の「出た時」の能力で[[《天地命動 バラギアラ/輪廻暴炎》]]の呪文側のコストを参照して、クリーチャー側を召喚できますか?
A.いいえ、召喚できません。この能力でツインパクトカードを使う場合、使う方のコストが4以下でなければいけません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40104]](2021.9.10)

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