#author("2025-06-26T20:02:28+09:00","","") #author("2025-06-30T00:19:30+09:00","","") *《&ruby(ワンオン・フェアリー){一音の妖精};》 [#top] |一音の妖精 R 光文明 (2)| |NEOクリーチャー:ジャイアント・スノーフェアリー 2500| |''G・ストライク''| |''NEO進化'':光、水、または自然のクリーチャー1体の上に置いてもよい。(カードが下にあれば、これをNEO進化クリーチャーとして扱う)| |相手は各ターン1回しか呪文を唱えられない。| |これが進化クリーチャーなら、相手は各ターン1体しかクリーチャーを出せない。| [[DM25-RP2]]で登場した[[光]]の[[NEO]][[ジャイアント・スノーフェアリー]]。 [[G・ストライク]]を持つ[[NEOクリーチャー]]。光またはその[[友好色]](水と自然)を含むクリーチャーで[[任意]]で進化できる。 無条件に相手に各ターン2枚目以降の呪文詠唱を封じる効果を持つ。これは[[《ゴールデン・ザ・ジョニー》]]と同じ。 さらに、カードが下にあってNEO進化クリーチャーとして扱う状態ならば、相手に各ターン2体目以降のクリーチャー着地を封じる[[大量展開メタ]]の能力も持つ。 素の状態でも[[呪文ロック]]として強力な性能を持っている上で、進化させた時のクリーチャー[[ロック]]性能が更に強力。 それぞれの指定は「相手のターン中」ではなく「相手は各ターン」のテキストであるため、自分のターンに[[S・トリガー]]を1回しか使わせないという運用も可能。 一方で[[除去耐性]]がなく、抜け穴の1回で[[除去]]を撃たれてしまえば、[[進化クリーチャー]]特有の「費やした[[進化元]]ごと対処されるので[[ボードアドバンテージ]]の損失が大きい」という弱点がモロに出てしまう。 [[ジャイアント・スノーフェアリー]]なので、[[《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]や[[《アシステスト・シネラリア》]]で守れば難点の[[除去耐性]]を補強でき、限られた行動回数で《一音の妖精》を除去する事が困難になる。 このクリーチャーを使ってカウンター封じをする際、相手がたとえ大量展開・詠唱メタ能力のカウント内でS・トリガーを使って1ターンを凌げても、返しのターンに相手がこのクリーチャーを除去し切れないのでは相手としてはターンを凌いだ意味がない。 水文明から進化できるので、[[軽量級]][[ジャストダイバー]]持ちから繋げれば進化前に進化元を除去される事態には陥りにくい。 加えて本体自体が軽いので、進化元と本体を連続召喚して[[ジャストダイバー]]を[[引き継ぎ]]、[[ワンショットキル]]の保険にするといったプレイングも考えられる。 [[《ソウルサンライト コハク》]]は[[ジャストダイバー]]より強力な[[離れない]]効果を[[cip]]で持ち[[NEOクリーチャー]]の[[コスト軽減]]も持つという《一音の妖精》の[[進化元]]にしろと言わんばかりの性能を持っている。 大量詠唱メタとしては、生き残りさえすれば[[【青赤マジック】]]や[[【アカシック3】]]などの動きがピタリと止まる。 [[【白青赤ゴスペル】]]に対しても[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]の時点で詠唱上限を迎え、[[スピードアタッカー]]を付与された[[《水晶の王 ゴスペル》]]の[[アタックトリガー]]で即座に[[《月下卍壊 ガ・リュミーズ 卍》]]などを[[踏み倒される>踏み倒し]]のを防げる。 ただし、出された《ゴスペル》に対し[[除去]]などの対処をできなければ次のターンには詠唱可能になってしまう点は注意したい。 光入りメタビート全般の有力候補。 [[【白単ウイング】]]に採用すれば、ささやかながら[[カウンター]]封じにもなる妨害手段として活躍してくれるだろう。そちらのデッキにはコスト1進化元も豊富なので、2ターン目進化も比較的簡単である。 同デッキでは特に[[《ウィリデ・ゴル・ゲルス》]]との噛み合いが良い。《ウィリデ》の効果を低コストで躱してから本命を通す動きを抑制できる上、《ウィリデ》で射出してそのまま[[ロック]]をかける動きも強力。 [[【白青赤BAKUONSOOO】]]で[[《金天使 エン・ゴルギーニ》]]とセットで場持ちを良くするのも手。 自分のターン中にもロックが効いているので、[[《父なる大地》]]などで相手のクリーチャーを出させてしまえば強制的に回数を消費させて[[S・トリガー獣]]を封殺できる。 **ルール [#i4205569] 「各ターンに1つ」はどちらも[[常在型能力]]である。 -相手がすでにこのターンに1回以上唱えたり出したりした後で、《一音の妖精》が登場したら、それ以降の行動はロックされるが、過去のイベントに遡及してロックはしない。 -相手が各ターンの1回目の呪文で《一音の妖精》を除去したり、[[《♪立ち上がる 悪魔に天使 堕ちるかな》]]で能力を無視したら、2回目以降は禁じられない。 -「これが進化クリーチャーなら」は常にチェックされる。相手の出した1体目のクリーチャーが[[《超楽識 フミビロム》]]で、下にカードがない《一音の妖精》にカードを追加すれば進化クリーチャーになるため、出せない効果が即座に有効になる。逆に、相手の出した1体目のクリーチャーが[[カード指定除去]]持ちで、下にカードがある《一音の妖精》から下のカードをすべて取り除けば進化クリーチャーではなくなるので、出せない効果が無効になる。 -[[シールドチェック]]で[[S・トリガー]]使用宣言として相手に呪文やクリーチャーを見せる行為は、唱えたり出したりしているわけではない。 --例えば[[W・ブレイカー]]で2枚同時に呪文の[[S・トリガー]]を使おうとすることは問題ない。1枚目の呪文によって《一音の妖精》を除去できれば、そのまま2枚目の呪文も唱えられる。1枚目の呪文によって《一音の妖精》の除去ができなかった場合は、2枚目の呪文は不発になって手札にとどまる。([[裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/46855/]]) --すでにクリーチャーを1体出している状況で、呪文1枚とクリーチャー1体のS・トリガーを同時に使うことも問題ない。呪文で《一音の妖精》を除去できればクリーチャーも踏み倒せる。([[裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/46857/]]) --[[W・ブレイカー]]で2枚同時にクリーチャーの[[S・トリガー]]を使おうとすることも問題ないが、ルール上[[cip]]は[[S・トリガー]]のストックがなくなった後ということになっているので、1体目のクリーチャーを実行する(=出す)→2体目のクリーチャーを実行しようとするが[[出せない]]→1体目の[[cip]]の解決に入るという形となる。要するに基本的に除去はできないので2体目を出す余地がない。 ---理論上は[[常在型パワー低下>https://dmwiki.net/?cmd=taglist&tag=%E5%B8%B8%E5%9C%A8%E5%9E%8B%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E4%BD%8E%E4%B8%8B]]を持つクリーチャーとそれ以外のクリーチャーを同時に踏み倒すことで、2体目の踏み倒し直前に《一音の妖精》を除去できる可能性はある。 -[[S・トリガー]]について「[[出せない]]」には「その状態でも[[S・トリガー獣]]の召喚予約はできる」裁定となっており、「唱えられない」には「その状態なら[[S・トリガー]]呪文や[[S・バック]]呪文の詠唱予約すらできない」裁定となっている。したがって、結果として1回呪文を唱えたという区切りを終えた後なら、以降の[[シールドチェック]]で新たな呪文を使用宣言することはできない。 上述の「S・トリガーで見せるだけでは唱えたことにはならない」との混同には注意。 **環境において [#l7850198] 登場初日早々、[[【白青緑ジャイアント】>【青緑ジャイアント】]]での入賞が続々報告された。 また、登場2日目には[[【白青黒邪眼帝】>【青黒COMPLEXコントロール】]]での入賞が確認された。 同日、[[【青緑ジャイアント】]]に2枚だけのタッチの光として採用された事例も見られるように。 程無くして[[【白青緑ゴルギーオージャー】>【ゴルギーオージャー】]]における純粋なメタカードとしても台頭。 程無くして[[【ゴルギーオージャー】]]にも採用される。このデッキにおいては層が希薄な[[光]][[NEOクリーチャー]]の穴埋めとして採用されており枚数は0〜4枚と幅広い。 一方、[[【白青黒赤ドリーム・ボルメテウス】]]では[[横並び]][[コンセプト]]と矛盾すること、そもそも[[《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]の[[シールド焼却]]でトリガーケアいらずのため入らない。 **比較 [#ya95ab4b] -進化時の[[ロック]]は、相手のみかつ、より回数の厳しい[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]であり、拡大解釈すれば行動制限する[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]や[[《完全不明》]]や[[《我怒の鎖 パンサーベア》]]にも届きうる。 #region2(詳しい解説){{ 相手は各ターン中、クリーチャー1体と呪文1回まで使えるという現象によって起こること。 //範囲だけ見れば[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]に近いロック性能を持つ。あちらと違い回数消費後も攻撃はできる、呪文とクリーチャーを1回ずつ使う事は許す、[[除去]]された時に何も起こらない、[[S・トリガー獣]]の[[cip]]を使われるなどこちらの劣る点は多いものの、逆に相手ターン中の[[ヨビニオン]]など優先権を渡される前の[[展開]]を防げる、ターンを終わらせないため[[ワンショットキル]]向きであるなどこちら独自の強みもある。要[[NEO進化]]とはいえコスト2のクリーチャーがコスト10の[[フィニッシャー]]と比較しうるほどの[[ロック]]性能を持っているというのは異様と言える。 -どちらか1つではなく、それぞれを1回は使える。 -すでに出されたクリーチャーの攻撃は何度でも行える。 -[[常在型能力]]であるため、[[誘発型能力]]の《ジ・ウォッチ》や《完全不明》と異なり許された1回で[[除去]]されてしまうとそれ以降の行動を止められない。 -メタ側が非[[ターン・プレイヤー]]であっても、[[常在型能力]]なので遅延なく処理される。例えば相手ターン中の[[ヨビニオン]]は《ジ・ウォッチ》等だと止められないがこちらなら止められる。 またそれらには[[解決]]のタイミングを渡されない[[ループ]]を止められない弱点があるがこちらなら止められる。 流石に完全に信頼性のある大型獣のロックと比較すると抜け穴は多いものの、とりわけ自ターン中の展開制限について、コスト6の[[《無双の縛り 達閃》>《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》]]でできていた妨害をコスト2の疑似進化獣ができてしまうという手軽さこそが最大の長所である。 《一音の妖精》は[[アンタッチャブル]]のような直接的な除去耐性は持たないといえども、オート発動の呪文規制により間接的に除去のやりくりを難しくしているのもポイントである。 }} **その他 [#ma38b19c] -[[カード名]]の由来は、ゴルフにおいて[[ティーショット>《ティーショット・ビートル》]]でグリーンに乗せることを指す、ワンオン。 [[能力]]から、only once(一度きり)とも掛かっているかもしれない。 -[[フレーバーテキスト]]がかなり短い。発言者の部分を除けば「よっ!」のわずか3文字のみであり、[[《コズミック・ウイング》]]と同率。 カード名の「一音」を「音節が1つ」と捉えた結果だろう。 //**[[サイクル]] [#cycle] **関連カード [#related] -[[《無双の縛り 達閃/パシフィック・スパーク》]] -[[《ゴールデン・ザ・ジョニー》]] -[[《閃閃-ダセンゼ》]] -[[《頂上連結 ロッド・ゾージア5th》]] -[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]] **[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text] -[[DM25-RP2]]&br;'''よっ! — 一音の妖精''' **収録セット [#xdbd71b3] //***[[デュエル・マスターズ]] [#dm] -illus.[[Kurumitsu]] --[[DM25-RP2 「王道W 第2弾 邪神vs邪神Ⅱ ~ジャシン・イン・ザ・シェル~」>DM25-RP2]](12/77) //***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp] //-CV:[[]] //-illus.[[]] //--[[DMPP-00 第00弾「 」>DMPP-00]] **参考 [#reference] -[[NEOクリーチャー]] -[[ジャイアント・スノーフェアリー]] -[[G・ストライク]] -[[NEO進化]] -[[ターン1]] -[[唱えられない]] -[[進化クリーチャー]] -[[出せない]] &tag(NEOクリーチャー,クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト2,ジャイアント・スノーフェアリー,ジャイアント,スノーフェアリー,パワー2500,パワーの最後の三桁が「500」,G・ストライク,NEO進化,NEO進化:光のクリーチャー,NEO進化:水のクリーチャー,NEO進化:自然のクリーチャー,進化,進化:光のクリーチャー,進化:水のクリーチャー,進化:自然のクリーチャー,回数制限,各ターンに1度だけ,ロック,呪文ロック,呪文メタ,唱えられない,進化クリーチャーなら,大量展開メタ,出せない,R,レア,Kurumitsu,王道Wブロック);