#author("2024-04-28T22:01:12+09:00","","") #author("2024-04-28T22:32:51+09:00","","") *《レッド・&ruby(エビセン){ABYTHEN};・カイザー》 [#iec2a9de] |レッド・ABYTHEN・カイザー VIC 火文明 (7) | |サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/エイリアン 6000| |相手がこのクリーチャーを選ぶ時、相手のマナゾーンにあるカードをすべて持ち主の墓地に置く。| |W・ブレイカー| |BGCOLOR(white):[[《ブラック・WILLOW・カイザー》]]、[[《ホワイト・TENMTH・カイザー》]]と覚醒リンク後⇒[[《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》]]| [[DMX-05]]で登場した[[火]]の[[サイキック>サイキック・クリーチャー]][[レッド・コマンド・ドラゴン]]/[[エイリアン]]。 [[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]と同様の、相手から選ばれた時に相手[[マナ]]をすべて[[ランデス]]する[[能力]]を持つ。 この[[クリーチャー]]を選ぶ事は相手にとって相当のリスクがあるため、事実上の[[アンタッチャブル]][[能力]]持ち[[クリーチャー]]であると言える。気軽にこの[[クリーチャー]]を選択できるような[[デッキ]]は超軽量型の[[速攻]]か[[マッドネス]]、[[ドローゴー]]ぐらいのごくごく一部だろう。 また[[バトルゾーン]]に選ばれる自分の[[クリーチャー]]がこの[[カード]]しかない場合、[[《超次元シャイニー・ホール》]]や[[《超次元ミカド・ホール》]]などの、必ず[[クリーチャー]]を選ぶ必要のある[[カード]]の使用を抑制する限定的な[[ロック]]カードとしても機能する。 この[[クリーチャー]]を呼び出す[[超次元]][[呪文]]の多くが、[[《超次元ボルシャック・ホール》]][[《超次元シューティング・ホール》]]などの[[除去]][[効果]]を持った[[カード]]であるため、[[《光波の守護者テルス・ルース》]][[《神魂の守護者シュノーク・ラー》]]などで[[ランデス]]に耐性を付けることでの対処はあまり現実的ではない。 他に考えられる対処方法としては、 -[[《魔刻の斬将オルゼキア》]][[《龍神ヘヴィ》]]などの[[選ばせ除去]] -より大型の[[クリーチャー]]での[[殴り返し]]、または[[スレイヤー]]での[[破壊]] -[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]][[《光牙王機ゼロカゲ》]]などの[[ブロッカー]] -[[《アポカリプス・デイ》]][[《悪魔神王バルカディアス》]]などの[[全体除去]] -[[《超次元グリーンレッド・ホール》]][[《勝負だ!チャージャー》]]などの[[アンタップキラー]]付加 -[[《ドラゴン・シャウト》]]などの間接的な指定による[[除去]] などが挙げられる。 また、[[攻撃]]を[[強制]]させ[[ブロック]]に誘い込む[[《悪魔聖霊バルホルス》]]、[[ブロッカー]]付加と[[ブロック]]を[[強制]]させる[[《剛鉄突破 アイアンローズ》]]も天敵。 もしくは、このカードを無視して先に殴り勝ってしまうのが有効である。5[[マナ]]の[[超次元]][[呪文]]から出てくるとはいえ、[[パワー]]6000の[[W・ブレイカー]]はそれほど飛び抜けた[[スペック]]ではない。厄介な存在ではあるが、自分で使う場合には過信は禁物である。 **ルール [#m9f68dd6] -[[テキスト]]には書かれてないが、この[[クリーチャー]]の持つ[[能力]]は、自身が[[攻撃]]された時、または[[ブロック]]された時には誘発しない。これは他の[[アンタッチャブル]][[能力]]と同様である。 -この[[クリーチャー]]の[[能力]]は[[トリガー能力]]なので、例えば[[《地獄門デス・ゲート》]]で選ばれた場合、そちらの[[効果]]が全て[[解決]]されてから[[ランデス]]する。 **テクニック [#ye71f47e] -[[《父なる大地》]][[《リアルとデスの大逆転》]][[《魔龍バベルギヌス》]]などのカードを使うことで、対象を選ぶ[[cip]][[能力]]を持つ[[クリーチャー]]を相手に出させて、能動的に[[ランデス]]するという戦略もある。 -こうして相手の[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]を利用して能動的に[[ランデス]]する場合、どちらの[[ターン]]かで相手の最終的な[[マナゾーン]]の枚数が変わるので注意。&br;まず[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]によってこのクリーチャーとマナゾーンの1枚が[[墓地]]に置かれるが、このクリーチャーの持ち主のターンの場合、[[ターン・プレイヤー]]優先の原則によりこのクリーチャーの[[効果]]で[[ランデス]]を行った後、[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]の能力により、[[破壊]]と[[ランデス]]した分の2枚+[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]を出すために唱えた呪文分の1枚の計3枚相手は[[マナブースト]]でき、相手のマナは3枚になる。相手のターンであれば、[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]の[[マナブースト]]後にこのクリーチャーの[[ランデス]]を行うので相手のマナは0枚になる。 **環境において [#o22a61a7] 登場から[[赤]]系のデッキの数多くに採用され、[[エピソード1]]のカードの中でも屈指の壊れカードと評価された。このカードの影響で[[エピソード1環境]]において[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]や[[《DNA・スパーク》]]の評価が上がったという。 ただ、[[エピソード2環境]]では[[【黒緑超次元】]]が露骨に[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]で包囲しに掛かったため、過信は禁物であった。 [[ドラゴン・サーガ環境]]では[[【グレンモルト】]]で使われ、[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]と共に使って疑似アンタッチャブル2種類体制にするのが強かった。 [[革命ファイナル環境]]では[[【赤黒ドギラゴン剣】]]の盤面補強として使われたが、[[《オリオティス・ジャッジ》]]や[[《百族の長 プチョヘンザ》]]、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]や[[《掘師の銀》]]など選ばない除去が環境に多かったため良いカード止まりであった。よしんば相手の[[革命0トリガー]]によってランデスを発動できても、[[【カウンタードギラゴン剣】>【赤黒ドギラゴン剣】#l103b6d3]]対面の場合相手が[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を複数体並べればその時点で相手の勝ちが濃厚なので、そういう意味でも油断ならなかった。 [[新章デュエル・マスターズ]]以降は[[コスト踏み倒しメタ]]の普及によってそもそもの[[着地]]を邪魔されることが多くなり、さらに[[双極篇]]で登場したマッハファイターのおかげで仮に着地しても安心できなくなった。 [[超天篇]]では[[《SSS級天災 デッドダムド》]]対策として[[【5色ドギラゴン剣】]]で採用されることもある。 [[アドバンス]]が制定されたころには既に、このカードを無視して先に殴り勝ってしまうのが余裕で可能で、[[超次元ゾーン]]に採用している場合ではなくなり使用例は皆無となっていた。[[マッハファイター]]に加えて[[選ばせ除去]]や[[全体除去]]が[[カードプール]]上豊富となっており除去も難しくはなく、状況によっては[[準バニラ]]になりかねないこのカードの弱点は多大なものとなっている。 [[アドバンス]]が制定されたころには既に、このカードを無視して先に殴り勝ってしまうのが余裕で可能で、[[超次元ゾーン]]に採用している場合ではなくなり使用例は皆無となっていた。[[マッハファイター]]に加えて[[選ばせ除去]]や[[全体除去]]が[[カードプール]]上豊富となっており安全な除去も難しくはなく、状況によっては[[準バニラ]]になりかねないこのカードの弱点は多大なものとなっている。 **その他 [#bf25cbf0] -単騎で立っていても[[《学校男》]]や[[《黒神龍アバヨ・シャバヨ》]]、[[《超次元ロマノフ・ホール》]]などで退場するのはよくある光景。相手によって出し方を柔軟に変えることがこの[[クリーチャー]]を使いこなす上での要となる。 -基本的に単騎で殴る際は[[クロスギア]]による強化を行うのが無難。相性のいいものとしては[[パンプアップ]]と打点強化を同時に達成する[[《竜装 シデン・レジェンド》]]など。ただその場合は[[クロスギア]]のほうを[[《龍脈術 水霊の計》]]で狙われても疑似[[アンタッチャブル]]は機能しないことを頭に入れ、そこから殴り返される危険性も考慮するべきだろう。 -登場以来、相手クリーチャーを選ぶカードの効果が[[強制]]だった際にしばしば名が挙がるカード。もし強制だった場合、思わぬところで足元をすくわれる可能性があるので要注意。環境次第ではめったに見ないこともあるが、相手の[[超次元ゾーン]]には常に細心の注意を払いたい。 -[[能力]]や[[カードイラスト]]などから、[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の力が[[パンドラ・スペース]]に取り込まれ[[エイリアン]]化した[[クリーチャー]]だと思われる。&br;元となったと思われる[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]は[[フェニックス]]/[[ティラノ・ドレイク]]だが、この[[クリーチャー]]は[[レッド・コマンド・ドラゴン]]である。 -[[カード名]]の「ABYTHEN(エビセン)」とは、名古屋(正確には愛知)名物「海老煎餅(えびせん)」の事であるが、[[フレーバーテキスト]]の元は株式会社カルビーのスナック菓子「かっぱえびせん」のキャッチコピーである。ちなみに、両者に直接の因果関係はない。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#la5b5a91] |レッド・ABYTHEN・カイザー PS 火文明 (7) | |サイキック・クリーチャー:レッド・コマンド・ドラゴン/エイリアン 6000| |ビクトリーアイコン| |相手がこのクリーチャーを選んだ時、相手のマナゾーンにあるカードをすべて墓地に置く。| |W・ブレイカー| |(覚醒リンク後:《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》)| |BGCOLOR(white):[[《ブラック・WILLOW・カイザー》]]、[[《ホワイト・TENMTH・カイザー》]]と覚醒リンク後⇒[[《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》]]| [[DMPB-03]]で実装。[[《超次元シャチホコ・ホール》]]を入手・生成すると付いてくる。 他のサイキックと同様に[[レアリティ]]は無いが、[[ビクトリー]]カードの特典であるため[[ビクトリーアイコン]]を持つ。 -デュエプレ版の新規[[フレーバーテキスト]]では「深淵」の力を持つ存在であるとされている。 [[火]]文明であるこの[[カード]]に「深淵」が宛がわれているのは一見ミスマッチにも思えるが、これは恐らく「深淵」を意味する英単語「ABYSS」と「%%%''ABYTH%%%''EN」を掛けた言葉遊びと思われる。 --「文明に残る記憶を取り込む力」で参照した元と思われる[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]が[[深淵に沈められた>《超神星ネプチューン・シュトローム》]]ことと関係があるかは不明。 **関連カード [#a2f6e681] -[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]] [[カードイラスト]]を担当しているのも同じ[[Toshiaki Takayama]]氏である。 -[[《超熱血 レッド・ブルマッスル》]] **[[フレーバーテキスト]] [#w95e8633] -[[DMX-05]]&br;'''やめられない!とまらない!それがABYTHENの力!''' -[[DMPB-03]]&br;'''燃え盛る深淵の力を持つ龍は、その炎で世界を焼き尽くす。''' **収録セット [#u36b7fb8] ***[[デュエル・マスターズ]] [#w528f0a3] -illus.[[Toshiaki Takayama]] --[[DMX-05 「フルホイルパック リバイバル・ヒーロー ザ・エイリアン」>DMX-05]](V1a/V1) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#w2b7532e] -CV:[[小島史裕]] -illus.[[Toshiaki Takayama]] --[[DMPB-03 「LEGEND OF PLAY'S 2023」>DMPB-03]] **参考 [#q6e40726] -[[レッド・コマンド・ドラゴン]] -[[エイリアン]] -[[サイキック・クリーチャー]] -[[ランデス]] -[[W・ブレイカー]] -[[ビクトリー]] -[[【シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン】]] &tag(サイキック・クリーチャー,サイキック,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト7,レッド・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,エイリアン,パワー6000,選ばれた時,ランデス,オールランデス,W・ブレイカー,・,VIC,ビクトリー,Toshiaki Takayama,サイキック・クリーチャー (デュエプレ),サイキック (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),赤単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト7 (デュエプレ),レッド・コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),エイリアン (デュエプレ),パワー6000 (デュエプレ),選ばれた時 (デュエプレ),ランデス (デュエプレ),オールランデス 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