#author("2023-11-07T22:41:42+09:00","","")
#author("2023-11-07T22:42:42+09:00","","")
*《ルピア&ruby(えんき){炎鬼};》 [#top]

|ルピア炎鬼 UC 闇/火文明 (3)|
|クリーチャー:ファイアー・バード/デモニオ 5000|
|プレイヤーが召喚以外の方法でクリーチャーを出す時、その持ち主はかわりにそのクリーチャーを墓地に置く。|

[[DM22-EX2]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[ファイアー・バード]]/[[デモニオ]]。

両プレイヤーに[[召喚]]せずに出すクリーチャーを[[着地置換効果]]で[[墓地]]送りにする制約を課す[[コスト踏み倒しメタ]]。

「相手の行動を妨害する」という観点からすると、こちらより1ターン早く出せる[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]に軍配が挙がる。
しかも、[[着地置換効果]]は自分のクリーチャーにもかかるため、早期に出してしまうと自分の展開も妨害してしまう恐れもある。

一方、ターン指定がないことから自分のターン中の[[攻撃ステップ]]などにも妨害ができるというのは[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]では達成できない大きなメリット。
コストを支払わずに召喚する[[S・トリガー獣]]は防げないが、[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[革命0トリガー]]など召喚ではないクリーチャーでの防御手段を封殺できる。
この場合、自分に効果が及ばず、さらには[[S・トリガー獣]]すら防げる[[《単騎連射 マグナム》]]がライバルとなるが、あちらは[[殿堂入り]]しているので差別化は楽な方か。
この場合、自分に効果が及ばず、さらには[[S・トリガー獣]]すら防げる[[《単騎連射 マグナム》]]がライバルとなるが、あちらは[[殿堂入り]]しているので差別化は楽な方か。無論、あちらの2枚目以降として使うのもいいだろう。

[[メタ]]能力が自分にも及ぶので、デッキ構築段階で[[踏み倒し]]に頼らない構築にしておく・邪魔になった際は[[進化]]などで能動的に退かせる手段を用意しておく、そもそも序盤の妨害札ではなく、フィニッシュ補助目的がメインで、相手への妨害はオマケ程度に考えておくなどの運用手段を予め考えておきたい。
シナジーでは自分の40枚すべてがコスト踏み倒し能力を持たない[[【赤黒我我我ブランド】]]が代表的。採用実績では、自身の[[《百鬼の邪王門》]]との相性が最悪ではあるが溜めてからこのカードを出す立ち回りの[[【赤黒テレスコ=テレス】]]が存在する。
[[システムクリーチャー]]としては、コスト3・パワー5000と[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]よりサイズが大きいため、[[コスト火力]]・[[パワー火力>火力]]の双方に対して多少耐性がある。

耐性云々では[[《カチコミ入道 <バトライ.鬼>》]]の範囲内という時点で1体だけでは妨害が未遂で終わるが、[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]と併用して合計8枚体制にしつつ2体以上を立てておくことで解消できる。[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]が走り出すことを防げるほか、除去には[[侵略]]を要する[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]なども防げる。

**ルール [#l7cdcebe]
-[[召喚]]は対象外であるため[[S・トリガー獣]]や[[S・バック]]、[[G・ゼロ]]、[[GR召喚]]、[[ギャラクシーGO]]などは規制できない。
--[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]のカウンター召喚も封じることができない。自分が呪文のコスト踏み倒し、または[[G・ゼロ]]や[[GR召喚]]などで《ルピア炎鬼》のデメリットを回避したクリーチャーのコスト踏み倒しをしたりしているのなら、相手の《ガイアッシュ》には注意しておきたい。

**他のカード・デッキとの相性 [#ac859a3a]
-[[【赤黒邪王門】]]系列のデッキでは、[[《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》]]や[[《鬼ヶ邪王 ジャオウガ・ゼロ》]]との相性は悪くないものの、[[《百鬼の邪王門》]]は[[コスト踏み倒し]]を重点的に行うため相性が悪い。特に[[【赤黒ドギラゴン閃】]]では、非[[S・トリガー]]受け札である[[《百鬼の邪王門》]],[[《ボルシャック・ドギラゴン》]],[[《デス・ザ・チョイス》]]が全て封じられてしまうので注意。[[《一王二命三眼槍》]]も[[鬼エンド]]が使えなくなってしまう。
--一応[[【赤黒バクロ法師】]]なら早期に攻めれば[[《百鬼の邪王門》]]や[[《バサラ》]]などの[[コスト踏み倒し]]に頼らずに勝てるのである程度無理なく運用できるか。

-自分のカードが踏み倒しをしないデッキだとしても、[[《父なる大地》]]など対戦相手に踏み倒しを行わせるカードがあるならそれらを除去として使えてしまうので注意。

-[[《イッツ・ショータイム》]]を[[唱える]]と、相手のみコスト踏み倒しを妨害することができる。ただし墓地に送られたカードもコスト参照はされるため[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]などには注意が必要。

**環境において [#y9e19d38]
[[DM23-RP2]]期時点では[[【赤黒テレスコ=テレス】]]が主な居場所。[[【赤黒我我我ブランド】]]での入賞実績もある。

**その他 [#ab9e64ba]
-[[《ルピア炎鬼の封》]]として先に[[タマシード]]化を果たしていた[[デモニオ]]が、通常のクリーチャーとして登場した。

**関連カード [#k4ed5e52]
-[[《ルピア炎鬼の封》]]
-[[《コッコ・ルピア》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#l8f90fbe]
-[[DM22-EX2]]&br;'''[[ファイアー・バード]]たちは[[鬼>デモニオ]]の歴史においても[[龍>ドラゴン]]の友人であり続けていたが、全ての[[龍>ドラゴン]]がジャオウガの配下となった時、[[鬼>デモニオ]]の配下となった。 ― ミスティ・レポート 第十五章『鬼の歴史の住民について』より'''

**収録セット [#n9ca9ff6]
-illus.[[nablange]]
--[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]](47/75)

**参考 [#fe194946]
-[[ファイアー・バード]]
-[[デモニオ]]
-[[常在型能力]]
-[[着地置換効果]]

-[[ルピア]]

&tag(クリーチャー,闇文明,火文明,黒赤,2色,多色,コスト3,ファイアー・バード,デモニオ,パワー5000,コスト踏み倒しメタ,置換効果,着地置換効果,《ルピア炎鬼》,ルピア,アンコモン,UC,nablange);