#author("2024-01-14T10:35:30+09:00","","")
#author("2024-01-14T16:17:31+09:00","","")
*《ルソー・モンテス/&ruby(モンテスケール・サイン){法と契約の秤};》 [#xd742595]

|ルソー・モンテス R 闇文明 (2)|
|クリーチャー:マフィ・ギャング 1000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。|
|このクリーチャーが出た時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|法と契約の秤 R 闇文明 (5)|
|呪文|
|コスト7以下のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。|

[[DMRP-05]]で登場した[[闇]]の[[マフィ・ギャング]][[ツインパクト]]。

[[クリーチャー]]面は[[《暗黒鎧 ザライブ》]]の[[下位種]]。
呪文面は[[S・トリガー]]を失った代わりに[[進化クリーチャー]]も出せるようになった[[《インフェルノ・サイン》]]の調整版。

[[ランダムハンデス]]は[[ディスカード]]を条件としている為、類似の2[[コスト]][[ハンデス]]カード群に比べるとコストパフォーマンスで劣る。しかし、[[ディスカード]]を上手く利用することができれば一概に下位とは言えなくなる。[[闇]][[文明]]は[[墓地]]利用を得意としているので、戦術に組み込みやすいだろう。
この[[カード]]が2枚以上あれば、7[[コスト]]以下の[[クリーチャー]]を捨てて[[呪文]]面で[[リアニメイト]]することも可能。
蘇生[[呪文]]は予め[[墓地]]を用意しておかなければならない関係上、準備の出来ていない間に手札で被った場合持て余すことが多かったが、その問題を単体で解決し得るこのカードはある種革命的とも言える。

[[呪文]]面の[[リアニメイト]][[能力]]は[[殿堂入り]][[呪文]]の[[《インフェルノ・サイン》]]に非常に似ている。[[進化クリーチャー]]を踏み倒せる分効果だけを見ると[[《インフェルノ・サイン》]]より強力である。
ただし、あちらは[[S・トリガー]]によって相手のターン中に踏み倒せていた点が非常に強力であった為、自分のターン中にしか踏み倒せないのは大きな弱体化である。
とは言え比較対象である[[《インフェルノ・サイン》]]は殿堂カードである上、手打ちの性能の高さから、登場以降[[【ジャバランガループ】]]や[[【デ・スザーク】]]、[[【ヴィルジニアリアニメイト】]]、[[【黒単ヘルボロフ】]]等で使用された実績がある。
ただ、いずれのケースも「7マナ圏のクリーチャーを最速で踏み倒すための手段」として環境で猛威を振るった訳ではなかった。

次弾の[[DMRP-06]]では、このカードと相性の良い[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]が登場。このカードのクリーチャー面は低コストで《龍装艦 チェンジザ》の能力を使用するための[[ディスカード]]を行うことができる。更に呪文面は《龍装艦 チェンジザ》の能力で唱えることもでき、この呪文で《龍装艦 チェンジザ》をバトルゾーンに出すこともできる。

-このカードの評価されるようになったのは[[【チェイングラスパーループ】]]で[[《カブトリアル・クーガ》>《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》]]が使用されるようになり、コスト踏み倒しによる旨味が注目されたからであるという見方もある。

-[[《邪神C・ロマノフ》]]と組ませればバトルゾーンが0の状況からでも[[究極進化]]まで繋げることが可能。この呪文で[[《邪神C・ロマノフ》]]を[[リアニメイト]]すれば5マナで達成できる。
--それどころか[[《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]をリアニメイトし、そこから[[《母なる>《母なる星域》]][[星域》>《幻緑の双月/母なる星域》]]を2発唱えてしまえば同一ターンに[[究極進化MAX]]まで進化させる事が可能になった。バトルゾーンに自分のクリーチャーが1体いれば[[《邪神C・ロマノフ》]]を出すだけで達成可能。[[《カラフル・ナスオ》]]で入念にマナと墓地を用意しておこう。

-このカードの登場で、[[《ミラクル・リ・ボーン》]]の立場が怪しくなった。[[ハンター]]が入るデッキならば、5枚目以降、もしくは[[墳墓避け]]として運用していくことになる。

-[[【黒単ヘルボロフ】]]の全盛期であった[[革命編環境]]当時に登場していたらゲーム性を揺るがしていたかもしれない1枚。そちらのデッキが環境から退潮するほど環境が高速化したからこそ許されたスペックと言える。

-[[プロモ>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]]版のイラストは、クリーチャー面と呪文面のイラストが地続きという珍しい形となっている。クリーチャー面部分には[[《零龍》]]のみが描かれ、呪文面に《ルソー・モンテス》が写っている。

-クリーチャー面の名前の由来は18世紀のフランスで活躍した哲学者、ジャン=ジャック・ルソーとシャルル・ド・モンテスキューから。呪文面の由来はそれぞれの著書(モンテスキューの『法の精神』、ルソーの『社会契約論』)からだろう。

//-[[DMRP-05]]版の[[フレーバーテキスト]]「法に従い生を取り戻し」とはクリーチャー面で[[捨てた>捨てる]][[クリーチャー]]を呪文面でリアニメイトすることを示していると考えられる。

**関連カード [#tfcdd6eb]
-[[《暗黒鎧 ザライブ》]]
-[[《魔龍バベルギヌス》]]
-[[《インフェルノ・サイン》]]
-[[《ミラクル・リ・ボーン》]]
-[[《狂気と凶器の墓場》]]
-[[《龍装医 ルギヌス/地獄のゴッド・ハンド》]]
-[[《ウツセミ童子》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《リペリレニア・メーザー》]](P79/Y18)

**[[フレーバーテキスト]] [#vd27a5f4]
-[[DMRP-05]]&br;'''法に従い生を取り戻し、契約に従い死ぬまで戦うだろう。'''
-[[プロモ>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P79/Y18)&br;'''星をも喰らう無の力。[[零龍卍誕]]。'''

**収録セット [#gb745fda]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[douzen]]
--[[DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」>DMRP-05]](19/93)
--[[DM23-BD7 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ネゴシエートの偽衒学者」>DM23-BD7]](36/60)
-illus.[[Futaro]]
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P79/Y18)

**参考 [#u5a90153]
-[[マフィ・ギャング]]
-[[呪文]]
-[[ツインパクト]]
-[[cip]]
-[[ディスカード]]
-[[ハンデス]]
-[[墓地]]
-[[コスト7以下]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[リアニメイト]]

&tag(ツインパクト,クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト2,マフィ・ギャング,ギャング,影の者,パワー1000,cip,ディスカード,ハンデス,ランダムハンデス,呪文,コスト5,コスト7以下,リアニメイト,・,終音「ん」,R,レア,douzen,Futaro);