#author("2024-10-24T19:53:11+09:00","","") #author("2024-11-04T11:28:45+09:00","","") *《ラッキー・ダーツ》 [#qfaa66be] |ラッキー・ダーツ R 光文明 (1)| |呪文| |自分のシールドを1つ相手に選ばせ、見る。その中から、呪文を好きな数、コストを支払わずに唱えてもよい。| |BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''| [[DM-12]]で登場した[[光]]の[[呪文]]。 1[[ターン]]目からどんな[[呪文]]でも[[コスト踏み倒し]]できる可能性を秘めた[[カード]]。 名前通り、[[スリリング・スリー]]や[[《転生プログラム》]]以上に運の要素が強いので、使うなら当然専用[[デッキ]]を組むことになる。 この[[カード]]を主軸にして[[デッキ]]を組む場合、[[クリーチャー]]の数はせいぜい1桁台と、通常の[[デッキ]]よりはるかに[[呪文]]の比率が高くなる。 [[《メロッペ》]][[《宣凶師エルリオット》]]などの[[シールド]]操作系[[カード]]と組み合わせてもよいが、入れすぎると[[呪文]]の比率が下がってしまうのでほどほどに。 どんな構成にしろ、闇雲に使用しては運の要素が強いことに変わりなく、相手が[[カード]]を選ぶ性質上、1度[[クリーチャー]]を選択されると以降の[[コスト踏み倒し]]は絶望的となる。 そのため基本的には[[シールド]]操作で力を発揮させるのが主だが、あえて先攻1[[ターン]]目から[[《インビンシブル・フォートレス》]][[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]][[《ロスト・ソウル》]]を使用するロマンを追い求めるのも魅力である。 現在は[[ツインパクト]]まで登場したため、[[超次元]]に頼らずとも[[クリーチャー]]をある程度入れたてこのカードでデッキを組むことが可能。 **ルール [#gd2122e6] -1枚のシールドを構成する全ての[[シールドカード]]の内の呪文が唱える対象となる。[[シールド・プラス]]や[[裁きの紋章]]と組み合わせれば狙った[[カード]]が当たりやすくなる。 **環境において [#ff04aba0] 上手く決まれば絶大な威力を発揮するとはいえ、当初は運に頼る要素の高さから実戦的に組むのが非常に難しく、完全に[[ファンデッキ]]向けの[[カード]]とされていた。聖拳編当時は[[クリーチャー]]で[[ダイレクトアタック]]を目指すことが環境における戦術の中心で、そうしたことから呪文比率が半分程度のデッキが主体であった。しかも[[フィニッシャー]]級の呪文は[[手札]][[事故]]の危険性を考えるとデッキの1割程度が限界であったため、ネタ扱いは無理からぬことであった。 しかし、[[覚醒編]]での[[超次元]][[呪文]]および[[サイキック・クリーチャー]]の登場によって、[[デッキ]]のほぼすべてを[[呪文]]にしながら高確率で1[[ターン]]目から[[クリーチャー]]を展開できる[[【超次元ダーツ】]]が考案され、一気に[[トップメタ]]に食い込んだ。新しく追加された要素によって[[ネタカード]]が[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]へ変貌する、最も顕著な例と言える。 1[[ターン]]目からの[[超次元]][[呪文]]や[[《ロスト・ソウル》]]など、あらゆる[[デッキ]]を食いかねない理不尽な[[運ゲー]]を生み出す性能を考慮されてか、2011年1月15日より[[殿堂入り]]した。 その後しばらく雌伏の時を過ごしていたが、[[【オールデリート】]]が成立すると立場が一変。そちらでは開幕でこれを打って[[《オールデリート》]]を捲ってゲームセットという身も蓋もない勝ち筋がある。そこまで極端な例でなくとも、[[《トライガード・チャージャー》]]で[[《オールデリート》]]を仕込み、呪文サーチで引っ張り込んでからこれを打って勝ち確定に持ち込むというパターンもある。これを行いたいがために[[《ロジック・キューブ》]]とその[[同型再販]]を合計5枚積んだ構築もあり(>[[【ダーツデリート】]])、[[双極篇]]の[[チャンピオンシップ]]では4位以内入賞が報告された。 [[【白青赤ゾージアミラダンテ】>【ロッド・ゾージア】]]が発祥すると、徐々に[[山札圧縮]]感覚でそちらに投入されるようにもなった。[[DM23-EX2]]で強化された[[【白緑巨大天門】]]でも同様。その後も[[白青赤]]カラーや[[白緑]]系カラーで山札圧縮として使われるケースが散見されるようになった。 例えば[[【白緑巨大天門】]]では、変に大当たりを狙わなくとも1ターン目に諸々のマナブーストが当たるだけで2ターン目[[《ギャラクシー・チャージャー》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]→3ターン目[[《スターゲイズ・ゲート》>《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]というパターンに繋がる。 ただし、[[【白青赤ゴスペル】]]のような単色マナのバランスの悪いデッキでは無理に最速での詠唱を狙うとマナ管理が狂うので、あくまでほかにやることが無い時の動きとして行うのが適切。 **他のカード・デッキとの相性 [#s89ee669] -あらゆる1ターンキル[[デッキ]]のカギとなるカードである。パターンは色々あるが[[《ゴッド・ブリンガー》]]を唱えて、[[ヘヴィ・デス・メタル]]と2体目の[[《破壊神デス》]]を出したり、[[神帝]]を[[バトルゾーン]]に一気に揃えれば[[即死コンボ]]完成となる。勿論、その可能性は限りなく低いが。 --[[コスト踏み倒し]]系[[呪文]]や大型[[マナブースト]][[呪文]]を当てれば多くのカードの最速使用のカギにもなる。もっとも、1ターン目にこのカードを使って[[《ホーガン・ブラスター》]]を当て、その効果で狙ったクリーチャーを踏み倒すといったプレイングは理論上は可能であっても実際は夢物語もいいところであり、当wiki中でそういった最速使用について書かれる際も、このカードには触れられないことも珍しくない。 -[[《デビル・ドレーン》]]などで[[シールド]]を減らし、最後の1枚に[[《エメラル》]]などで[[呪文]]を仕込めば、確実に[[コスト踏み倒し]]が可能。ただし、[[シールド]]が0になるのでその分リスクもかなり高い。 **フレーバーテキストについて [#if445057] -[[DM-12]]、[[DMC-34]]版の[[フレーバーテキスト]]は、高[[コスト]]である[[インビンシブル呪文>DM-06]]を狙うような[[テキスト]]である。 -[[DMEX-08]]版[[フレーバーテキスト]]は、このカードに頼るプレイヤーへの戒めにもこのカードに敗れた相手への挑発にも聞こえる。 **その他 [#ne78b80e] -[[DMX-12]]版のイラストにはタカラトミーが販売している玩具「黒ひげ危機一発」の写真が使われている。構図は従来の《ラッキー・ダーツ》のイラストと同じである。 -コロコロアニキ版では[[大川ぶくぶ]]氏の代表作『ポプテピピック』と、タカラトミーのTCG『[[WIXOSS]]-ウィクロス-』との[[コラボカード]]として登場。イラストでは、ポプ子が「ウィクロスのヤツらが''カード名悪ふざけTCG''って言っとったで」と言っている。 --ちなみに、同コロコロアニキの付録のWIXOSSのカード《ラッキー・パンチ》ではピピ美が「デュエマのヤツらが''鬱アニメTCG''って言っとったで」と言っているイラストになっており、フレーバーテキストは「'''デュエマァァア゛ーッ'''」。 なお、《ラッキー・パンチ》の性能は「クリーチャーも出せる《ラッキー・ダーツ》」といったもの。しかし殿堂入りするほど強力な《ラッキー・ダーツ》とは違い、WIXOSSではルールの違いから活躍の場には恵まれていない。 --デュエプレのポプテピピックコラボでは、このカードと思われるイラスト・コスト・効果違いのカードに対する言及がある。 **旧テキスト版 [#e6c8ce24] ***[[DM-12]]版 [#h246ae86] |ラッキー・ダーツ R 光文明 (1)| |呪文| |自分のシールドを1枚相手に選ばせ、見る。それが呪文であればコストを支払わずにすぐ唱えてもよい。唱えない場合やそのカードが呪文でない場合、元の場所に戻す。| ***[[DMX-12]]版 [#bd280ff0] |ラッキー・ダーツ R 光文明 (1)| |呪文| |自分のシールドをひとつ相手に選ばせ、見る。それが呪文であればコストを支払わずにすぐ唱えてもよい。| 何度かテキスト変更が行われた事があり、その度に上方修正と言える処置が行われている。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#h923349e] |ラッキー・ダーツ R 光文明 (5)| |呪文| |S・トリガー| |自分のランダムなシールド1つを見る。その中にある呪文をすべて、コストを支払わずに唱える。| [[DMPP-07]]で実装。5コストに重くされシールドの選択がランダム化、見た中のすべての呪文を強制で唱えるようになった。さらに[[S・トリガー]]が追加された。 コストが大きく増加したので気軽に使用することはできず、1ターン目から[[《ロスト・ソウル》]]を叩き込むといったこともできなくなった。 呪文も強制で唱える必要があるため、不要な場面でもシールドが減ってしまう可能性が出た。 [[S・トリガー]]が追加されたことで強烈なカウンターを食らわせてやれる可能性が生まれた。通常の[[呪文]]が[[S・トリガー]]のように唱えられたらどれが強いだろうかと考えてみると面白いだろう。また、[[S・トリガー]][[呪文]]が選択されてしまっては少々もったいないので[[S・トリガー]]は[[クリーチャー]]中心にデッキに入れておくというのもあり。 シールド選択のランダム化は、相手が危険そうなシールドを避ける事ができなくなったため強化と言える。 防ぎようのない最序盤からの運ゲー要素を排しつつ、[[S・トリガー]]とランダム選択化で唱えた際のドキドキ感を増加させた調整である。 -Ver.2.8.1時点で、ランダムに見たシールドが呪文でなく[[シールドゾーン]]を離れなかった場合でも、[[シールド・フォース]]が解除されてしまうバグが存在した。遅くともVer.2.9.0までに修正された。 -遅くともVer.2.8.1から、ランダムに見たシールドが[[要塞化]]された呪文で、バトルゾーンに[[《天雷王機シルバー卿》]]が出ている場合は、《天雷王機シルバー卿》の[[置換効果]]が発動する。見た呪文は唱えられず、シールドにそのまま置かれていた。 当時運営に問い合わせたところ、仕様であるとの返答を得ていた。 --なお、TCG版では[[《封鎖の誓い 玄渦》]]で呪文がゾーンを離れない場合であっても、そのゾーンにとどまったまま唱えることができる。 ---その後、Ver.3.6.0(2023年10月)にTCG版と同様に、離れないが唱えられるようになった。 -「その中にある呪文をすべて」と書かれている。[[DMPP-07]]までは1つのシールドに入るカードは1枚までだが、今後1つのシールドに複数カードが入る可能性を示唆する効果になっているため、1つのシールドに複数カードを入れる能力である[[シールド・プラス]]を持つカードが登場するのではないかと予想するプレイヤーもいた。 --しかし、後に[[《天武の精霊ライトニング・キッド》]]などの本家で[[シールド・プラス]]を持っていたクリーチャーが登場したが、それらの[[シールド・プラス]]は全て[[シールド化]]に変更されている。 //「“1つ”のシールド」書きはDMPP-01ですでに行われています。例:シェル・キャノン -[[《驚天の超人》]]は、実装後の調整で「コストが2倍になって弱体化された」とネタにされるが、このカードはそれ以上の倍率である「コストが5倍」の変更である。 -[[SPスタートチャージ5]]では、運次第だが1ターン目からあらゆる大型呪文を唱えることができる。公式も想定済みで、ゲーム内にて《ラッキー・ダーツ》を軸としたサンプルデッキを提供していた。 **関連カード [#vc399885] -[[《アンラッキーダーツ》]] -[[《森獣妖精ポニーネイチャー》]] -[[《幸運の伝道師ラッキーダ》]] -このカードに描かれているクリーチャー --[[《黒ひげ危機一発》]]([[DMX-12]]) **[[フレーバーテキスト]] [#k71749ba] -[[DM-12]]、[[DMC-34]]、[[DMPP-07]] '''当たれ、[[インビンシブル>インビンシブル呪文]]!''' -[[DMX-12]] '''相手が選べばハラハラ!何が飛び出すかドキドキ!''' -[[DMEX-08]] '''運も実力のうち?そんなことを言ってるうちは実力が足りない。''' -[[DM24-EX2]] '''もっとも運任せで、もっともエキサイティングな瞬間。''' -[[プロモ>プロモーション・カード]](P53/Y19) '''ウィクロスゥァア゛ーッ''' **収録セット [#cedf73e1] ***[[デュエル・マスターズ]] [#p3bbf60b] -illus.[[Katsuya]] --[[DM-12 「聖拳編 第3弾 魔封魂の融合(エターナル・ボルテックス)」>DM-12]](7/55) --[[DMC-34 「コロコロ・ドリーム・パック2(エターナル・レガシー)」>DMC-34]] --[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](254/???) --[[DM24-EX2 「天下夢双!!デュエキングDreaM 2024」>DM24-EX2]](超23/超47) -illus.[[Murakami Takeshi]] --[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]] -illus.[[大川ぶくぶ]] --[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第16期〜第20期)]](P53/Y19) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#s58409e1] -illus.[[Katsuya]] --[[DMPP-07 「超神星爆誕 -GATE OF DISASTER-」>DMPP-07]] **参考 [#wbd815ce] -[[シールド確認]] -[[呪文]] -[[コスト踏み倒し]] -[[【超次元ダーツ】]] (TCG版) -[[【超次元ダーツ】 (デュエプレ)]] -[[【ダーツデリート】]] -[[【ダーツアバレガン】>【龍終アバレガン】#u39626f2]] -【マーシャルダーツ】→[[【マーシャル・クイーン】 (デュエプレ)]] -[[殿堂入り]] ---- [[公式Q&A]] -能力について >Q.''《ラッキー・ダーツ》''で呪文を唱える時、シールドゾーンから直接唱えていますか? A.シールドゾーンから直接唱えて、効果解決まではどこでもないゾーンに行き、解決した後は墓地に置かれます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33295]](2020.2.26) >>Wiki注: このQ&Aは削除されている。廃語の[[どこでもないゾーン]]を参照していたためだと思われる。現在はシールドゾーンで[[保留状態]]になる。 >Q.自分のバトルゾーンに[[《「古の守護者」》]]がいる時に''《ラッキー・ダーツ》''を唱えた場合、''《ラッキー・ダーツ》''の効果はどうなりますか? A.[[《「古の守護者」》]]の能力により、自分が''《ラッキー・ダーツ》''で見るシールドを選べます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33417]](2020.3.27) &tag(呪文,光文明,白単,単色,コスト1,シールド確認,自分のシールドを見る,コスト踏み倒し,・,殿堂入り,R,レア,Katsuya,Murakami Takeshi,大川ぶくぶ,十王篇ブロック,呪文 (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),白単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト5 (デュエプレ),S・トリガー (デュエプレ),ランダム (デュエプレ),自分のシールドを見る (デュエプレ),コスト踏み倒し (デュエプレ),R (デュエプレ),レア (デュエプレ),Katsuya (デュエプレ)); &tag(呪文,光文明,白単,単色,コスト1,シールド確認,自分のシールドを見る,コスト踏み倒し,呪文コスト踏み倒し,・,殿堂入り,R,レア,Katsuya,Murakami Takeshi,大川ぶくぶ,十王篇ブロック,呪文 (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),白単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト5 (デュエプレ),S・トリガー (デュエプレ),ランダム (デュエプレ),自分のシールドを見る (デュエプレ),コスト踏み倒し (デュエプレ),R (デュエプレ),レア (デュエプレ),Katsuya (デュエプレ));