#author("2024-04-10T08:50:15+09:00","","")
#author("2024-04-10T09:07:19+09:00","","")
*《ボルシャック・スーパーヒーロー/&ruby(ちょうえいゆう){超英雄};タイム》 [#k58ea35e]

|ボルシャック・スーパーヒーロー P(R) 火文明 (6)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ハンター 6000|
|''W・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)|
|このクリーチャーが出た時、パワー3000以下のサイキックではないクリーチャーをすべて破壊する。その後、パワー5000以下のサイキック・クリーチャーをすべて破壊する。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|超英雄タイム P(R) 火文明 (2)|
|呪文|
|バトルゾーンにある相手のコスト3以下のカードを1枚選び、破壊する。|

[[DMBD-16]]で登場した[[火]]の[[アーマード・ドラゴン]]/[[ハンター]]の[[ツインパクト]]。

クリーチャー面は[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》]]そのもの。

呪文面はコスト3以下対象の[[カード指定除去]]で、ドラゴンが序盤から[[除去]]を行えるというのはかなりバリューが高い。

わずか2コストのカード指定除去呪文にして[[火]]の[[ドラゴン]][[クリーチャー]]面を持つのは貴重。[[カード指定除去]]や序盤の除去手段に困窮気味な[[【モルトNEXT】]]や[[【連ドラ】]]全般で序盤の除去手段を手に入れたのはかなり大きい。
その除去範囲も申し分なく、[[【連ドラ】]]が頭を悩ませがちな[[コスト踏み倒しメタ]]も[[《ポクチンちん》]]や[[《洗脳センノー》]]までが範囲に入り、[[《希望のジョー星》]]や[[《Dの侵略 クリム・ゾーン》]]、[[《熱血の誓い》]]などの強力な[[フィールド]]にも手が出せるのはかなり嬉しいところ。

また、クリーチャー面が[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》]]である点も重要なポイント。[[インフレ]]で[[カードパワー]]不足気味ではあるものの、[[cip]]で3000以下の全体火力は、呪文面では手が届かない[[《異端流し オニカマス》]]を焼けるなど、しっかりと現代デュエマでも最低限の活躍が期待できるほどの[[スペック]]はある。デッキからは[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[革命0トリガー]]で、墓地からは[[《襲来、鬼札王国!》]]等で相手ターンに踏み倒すことも出来、運次第とはいえ間接的に[[【我我我ブランド】]]等のウィニーを並べる[[速攻]]デッキの対策になり得る。後者の場合、呪文面を唱えることで簡単に墓地へ落とせる点もポイント。これは、クリーチャー面が[[ボルシャック]]かつ[[ドラゴン]]であること以外に意味を見出されなかった[[《ネオ・ボルシャック・ドラゴン/ボルシャックゾーン》]]、[[《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]にはなかった持ち味でもある。
パワー6000と言うのも、このカードの後に程無くして登場した[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]で餌にできるライン。味方に付けると[[追加ターン]]獲得の補助になるが、敵に回すと逆に踏み台にされるので、一長一短。

同じく2コストで速攻対策とカード指定除去を兼ねる[[《メッチャ映えタタキ》]]が主な競合相手となり得るが、ドラゴン軸のデッキや[[《襲来、鬼札王国!》]]等の蘇生トリガーを採用する場合は、[[S・トリガー]]の有無を差し引いてもこちらが優先されるだろう。

コストが大きい方のクリーチャー面のコストが6と[[【ハチ公ガチンコ・ジャッジ】]]にも向いている。当然[[《特攻の忠剣ハチ公》]]を[[リクルート]]する上で厄介な[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]などの[[コスト踏み倒しメタ]]に呪文面で対処できる。コストの小さい方の呪文面が2コストなので、[[【ロック“SPK”スピーカー】]]にも適している。

[[《決闘者・チャージャー》>《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]で手札に持って来れるのも大きな利点で、余分なマナが1枚でもあれば回収直後に呪文面を即座に打つ事も可能である。

[[【カイザー「刃鬼」】]]のパーツとして考えると、呪文面が[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]などの厄介なフィールドへの対策となる上に、クリーチャー面が[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]本体によるコスト踏み倒しに引っ掛かり、[[《不敗のダイハード・リュウセイ》]]による[[ドラゴン]]サポートも受けられる。

元の[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》]]も[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]に役目を譲るまでドラゴンデッキにおける小型対策として使われていたが、強力な呪文面を得て[[ツインパクト化]]した事で明確な差別点が生まれ、当時以上に小型対策として活躍できるであろう。

軽量除去が付いている[[ツインパクト]]ということで[[【6軸ガチロボ】]]にも向いている。

**環境において [#oc9fcdfb]
[[DMBD-16]]・[[DMBD-17]]期から[[【赤緑ボルシャック】]]で活躍。

[[DMRP-19]]期になると[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]に[[【ゼロ・ルピアループ】]]対面での[[《希望のジョー星》]]対策として4枚積みされるケースがテンプレ化。

その他[[【ドギラゴン閃】]]系列、[[ドラゴン]][[シナジー]]利用[[デッキ]]、[[赤緑]]系のマナが伸びるデッキなど、多くのデッキに採用される。

[[自然]]の入らない[[デッキ]]での活躍が主体となる[[《メッチャ映えタタキ》]]と異なり、このカードはマナが伸びていざという時にクリーチャー面を利用しやすい自然入りのデッキでの採用がメイン。

[[【青黒赤緑邪王門】]]でも[[《百鬼の邪王門》]]の[[鬼エンド]]で出せば[[《異端流し オニカマス》]]をノーコストで除去できる。[[《異端流し オニカマス》]]は[[DM22-RP1]]期時点で[[【青黒緑ハンデス有象夢造】]]にほぼ確定で採用されるカードなので、この頃になるとそれも意識して2枚程度採用するケースが見られるようになった。

[[DM22-BD1]]期のオリジナルには呪文面の役割対象である[[【青魔導具】]]がそれほど多くなくなったため、あわよくば[[殿堂入り]]となっている[[《希望のジョー星》]]を相手がポン置きしたところを狙えるように、[[赤緑]]を含む中速ビートダウンに御守り的に1枚程度投入されるにとどまった。[[汎用性]]が遥かに高い[[《勝熱と弾丸と自由の決断》]]が優先されるようになったというのもある。

それが[[DM22-RP2]]が発売して1週間程度が経過すると、増えている[[【青魔導具】]]に呪文面が刺さり、同様に増えている[[【青黒緑有象夢造】]]にクリーチャー面が刺さるという事で、[[【青黒赤緑邪王門】]]に2枚程度挿されるケースがまた見られるようになった。

[[【カイザー「刃鬼」】]]の入賞レシピにも[[【青魔導具】]]対策として時々確認される。[[【メクレイド刃鬼】]]にもハンターシナジーを重視されて採用されることがあった。

[[【絶望神サガループ】]]の現役時代は、[[踏み倒しメタ]]のクリーチャーだけでなく[[《DG-パルテノン 〜龍の創り出される地〜》]]への対策となる点が評価され、火入りの構築によく見かけられた。

だが、[[【絶望神サガループ】]]が消滅した辺りからあまり環境で見かけなくなった。その後も[[エレメント]][[除去]]の拡充からこのカードに頼る必要性が薄れた。

**その他 [#y932588e]
-[[【ツインパクトバーンメア】>【青赤緑バーンメア】#abdee2cc]]との相性に関しては、[[《ダダダチッコ・ダッチー》]]で捲れると味方の[[GRクリーチャー]]を巻き込んでしまうという懸念点がある。ただ、[[《ダダダチッコ・ダッチー》]]を採用しない構築も珍しくないため、一概に相性が悪いとは言い切れない。

-当然4コスト以上でパワー3000を超える通常クリーチャーはどちらの面の効果でも処理できない。言い換えると、このカードの登場は[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]が再評価の機会を得た事を意味する。

-呪文面の名前の由来は日曜午前に放送される東映特撮番組群の総称「スーパーヒーロータイム」から。ちなみにチャンネルは違うが、[[デュエル・マスターズ]]のアニメの直前((2019年9月24日放送分まで))ないし直後((2019年10月1日放送分より。))であり、開発主任Kやイマムー軍曹等の関係者も視聴していたという経歴がある。
--[[《「ブレイクあるところに我らあり!シールド戦隊、トリガージャー!!」》]]のコラボ先、パワーレンジャーシリーズの元である日本の戦隊シリーズは「スーパーヒーロータイム」枠内の番組となっている。

-[[DM23-EX1]]で再録された際に、[[レアリティ]]が[[レア]]に設定された。

-アニメ「キングMAX」では、[[切札 勝太]]VS[[ハイド]]で勝太が使用。[[《アストラルの海幻》]]を[[破壊]]した。
-アニメ「キングMAX」第7話では、[[切札 勝太]]VS[[ハイド]]で勝太が使用。[[《アストラルの海幻》]]を[[破壊]]した。

-アニメ「[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]」では、[[ヒーローウガタ>ウガタ]]が[[斬札 ウィン]]戦で使用。呪文面で[[《ド:ノラテップ》]]を[[破壊]]した。

**関連カード [#k4dea97b]
-[[《ボルシャック・スーパーヒーロー》]]
-[[《ボルザード・スーパーヒーロー/超帝王タイム》]]

-[[《“乱振”のハンマー》]]
-[[《イッコダス・ケイジ/種デスティニー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#n9e0574e]
-[[DMBD-16]]&br;'''決闘の中、拳を交えたもの同士だけがわかりあえる瞬間。人はそれを超英雄タイムと呼ぶ!!'''
-[[プロモ>1BOX サンキューパック]](P83/Y20)&br;'''決闘の中で英雄は生まれる。'''
-[[DM22-RP1]]&br;'''英雄の力は何でも砕く!'''

**収録セット [#u36208f6]
-illus.[[Murakami Hisashi]]/[[otumami]]
--[[DMBD-16 「20thクロニクルデッキ 決闘!! ボルシャック・デュエル」>DMBD-16]](9/14)
--[[DM23-EX1 「大感謝祭 ビクトリーBEST」>DM23-EX1]](38/84)
--[[DM23-BD4 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ドラドラドラゴン龍幻郷」>DM23-BD4]](22/60)
--[[DM23-BD6 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 双極のアカシックZ計画」>DM23-BD6]](23/60)
--[[1BOX サンキューパック]](P83/Y20)
-illus.[[nuisuke]]
--[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 伝説の邪神」>DM22-RP1]](T3/T20)(TF3/TF20)

**参考 [#hf3be02a]
-[[ツインパクト]]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[ハンター]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[火力]]
-[[非サイキック]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[墓地送り]]
-[[カード指定除去]]

-[[ボルシャック]]

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[[公式Q&A]]

-呪文面の能力について

>Q.相手のリンクしている[[《神帝ムーラ》]][[《神帝マニ》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は''《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》''の呪文側を唱えました。「G・リンク」で[[《神帝ムーラ》]][[《神帝マニ》]]のコストは合計され、7になっていますが、[[《神帝ムーラ》]]を選んで墓地に置けますか?
A.はい、墓地に置けます。リンクしているゴッドのうち1枚を効果で選ぶ場合、その選んだカードの持つ特性のみを参照します。
#region2((総合ルール 109.2a)){{
:109.2a |能力や効果によってカードを選ぶ場合、選ばれるのはそのカード自身のみです。複数枚のカードで構成される進化クリーチャーやシールド・プラスされたシールドであっても、指定されたカードのみが直接影響を受けます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40033]](2021.8.6)

>Q.''《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》''の呪文側を唱えて、「エクストラEXライフ」シールドが1つもない[[《Volzeos-Balamord》]]のキング・セル1枚を選んだ場合、どうなりますか?
A.結果的に[[《Volzeos-Balamord》]]はバトルゾーンを離れます。選んだキング・セルを墓地に置いた後、即座に他の構成していたキング・セルも墓地に置きます。この時、「クリーチャーが破壊された時」の能力はトリガーしません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40617]](2021.12.17)

>Q.''《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》''の呪文側を唱えて、[[《Volzeos-Balamord》]]のキング・セル1枚を選べますか?
A.はい、1枚選べます。合体しているクリーチャーのセル1枚を墓地に置こうとする効果に対しても、「クリーチャーが離れる時、かわりに」の置換効果を適用できます。セルを墓地に置くかわりに「エクストラEXライフ」シールドを1つ墓地に置きます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40618]](2021.12.17)

&tag(ツインパクト,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト6,アーマード・ドラゴン,アーマード,ドラゴン,ハンター,パワー6000,W・ブレイカー,cip,非サイキック,火力,全体火力,パワー3000以下,除去,全体除去,破壊,全体破壊,サイキック・クリーチャーメタ,パワー5000以下,呪文,コスト2,単体火力,コスト火力,コスト3以下,単体除去,カード指定除去,単体破壊,・,ボルシャック,《ボルシャック・スーパーヒーロー》,P,レアリティなし,R,レア,Murakami Hisashi,otumami,nuisuke);