#author("2024-03-17T11:37:34+09:00","","")
#author("2024-03-17T11:53:04+09:00","","")
*《ベートーベン・キューブ》 [#top] 

|ベートーベン・キューブ R 自然文明 (6)|
|呪文|
|''S・トリガー''|
|自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。|
|次の自分のターンのはじめまで、相手のクリーチャーが攻撃する時、可能ならクリーチャーを攻撃する。|
|''水晶武装4'':自分のマナゾーンに裏向きのカードが4枚以上あれば、自分の山札の上から3枚を見る。その中からアンノウンまたはゼニスを1枚出してもよい。それをタップしてもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。|

[[DM23-EX3]]で登場した[[自然]]の[[呪文]]。

2[[マナブースト]]と、次の自分のターンまで敵クリーチャーの攻撃先をクリーチャーにする[[継続的効果]]を与える[[S・トリガー]]。
また、詠唱時に[[水晶武装]]4を達成していることで、デッキトップ3枚を確認し、その中の[[アンノウン]]か[[ゼニス]]を1枚踏み倒し、任意でそれを[[タップ]]できる。

[[S・トリガー]]による防御札として考えると、自分への攻撃を防ぐためには[[タップ]]状態のクリーチャーが必要なため、信頼性は微妙。
一応[[水晶武装]]4が達成していれば、攻撃先となる[[タップ]]状態のクリーチャーを作り出せるが、出せるクリーチャーが中~大型の[[アンノウン]]、[[ゼニス]]に限られ、安定して踏み倒すには、初動の割合を削るなど、デッキ構築を多少歪める必要が生じる。

もう一つの[[水晶武装]]4達成も、[[《シャングリラ・クリスタル》]]を絡められればそこまで難しくないものの、それ以外の方法では1ターンに1つずつ増やしていくのが基本なので少々ハードルが高い。

このため基本的には防御札としての運用は期待しない方が良い。
もっぱら「召喚用の[[水晶マナ]]はあるが、肝心の[[ゼニス・セレス]]が手札に無い」という場面を補助するカードだろう。

ただし、何らかの方法で[[《断断打つべしナウ》>《西南の超人/断断打つべしナウ》]]系統が持っていた「可能ならクリーチャーを攻撃する」[[攻撃誘導]]が強力な盾となるなら話は別。
[[青黒緑]]基盤なら[[S・トリガー]]で捲れた瞬間次の自分のターンの初めまで相手は不死置物である[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]しか殴れなくなる上に、何ならリソース基盤を活かして4ターン目に能動的に唱えるようにするという手もある。この場合ならマナ加速兼、防御札として役立ってくれるだろう。
[[《界王類七動目 ジュランネル》]]などでも肉壁になれるといえばなれるが、何の除去耐性もなくフィニッシャーでもないパワーが大きいだけのクリーチャーでは汎用性は皆無だろう。まだ[[白緑]]基盤で[[《支配の精霊ペルフェクト》>《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》]]を攻撃誘導の的((解決時にアンタップ状態でも、1度ブロックすれば能動的にタップ状態になれる。))にしたほうがマシ。バトルに勝てる相手が少ないパワーラインでも無限に除去されないのなら無限に攻撃を吸ってくれて1ターンを凌げる。

また、地味に[[S・トリガー]]による確定2[[マナ加速]]呪文は初。
[[《コクーン・シャナバガン》]]はマナ回収が強制である点がデメリットになっていた場合もあるため、いち早く9マナに到達する必要のあるデッキにおける[[マナ加速]]要員としての採用も考えられる。
[[ニンジャ・ストライク]]に必要な[[マナ]]数に間に合わせるなど、この部分も防御力に換算できる手段があると心強い。

-[[攻撃]]を封じるのではなく[[攻撃誘導]]、出した後にその[[クリーチャー]]を[[タップ]]してもよいなど、[[《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》]]より元となった[[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]に近い性質のカードである。
[[踏み倒し]]能力も[[《運 命》]]の存在を彷彿とさせるものがある。

**ルール [#w9350de2]
1「枚」指定となっているので[[非クリーチャー]]の[[エレメント]]も出すことができる。([[《ヴィオラの黒像》]]、[[《Dの寺院 タブラサ・チャンタラム》]]等)

「次の自分のターンのはじめまで」の対象は[[プレイヤー]]ではなく[[クリーチャー]]であるため、唱えた時点で存在していてその効果を受けたもののみが影響を受ける。後から出たクリーチャーは含まれない。
「次の自分のターンのはじめまで」の対象は[[プレイヤー]]ではなく[[クリーチャー]]であるため、唱えた時点で存在していてその効果を受けた相手クリーチャーのみが影響を受ける。後から出たクリーチャーは含まれない。

-参考:[[《天上天下輪廻独尊》>《天地命動 バラギアラ/天上天下輪廻独尊》]]の[[Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31829/]](([[ツインパクト]]の片側の名前を《》で囲っているためバグっているが、《天上天下輪廻独尊》と書いてある。https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/?qa_w=%E5%A4%A9%E4%B8%8A%E5%A4%A9%E4%B8%8B%E8%BC%AA%E5%BB%BB%E7%8B%AC%E5%B0%8A))

《ベートーベン・キューブ》を唱えた後に出した自分のクリーチャーは攻撃されうる。
この呪文はアンタップインの2ブーストで、唱えて浮いたマナで[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]を[[タップイン]]で召喚すれば、[[攻撃誘導]]状態がかけられた相手クリーチャーは、攻撃する場合[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]も加味して攻撃先を選ばなければならない。

**環境において [#r344ab4f]
登場早々【青黒緑COMPLEX】に採用されるに至った。[[S・トリガー]]で捲れれば[[《CRYMAX ジャオウガ》]]を召喚できる7マナに到達しやすく、やや重めな構築となる【青黒緑COMPLEX】の弱点をカバーしてくれる。勿論[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]を壁として使えるのも利点。

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM23-EX3]]の[[レア]][[S・トリガー]]サイクル。同弾の[[ゼニス・セレス]]と過去の[[呪文]]をモチーフにし、[[水晶武装]]4を持つ。

|[[《ライオネル・ゲート》]]|[[《「俺獅」の頂天 ライオネル》]]|[[《ヘブンズ・ゲート》]]|
|[[《ローゼス・イノベーション》]]|[[《「狡智」の頂天 レディオ・ローゼス》]]|[[《龍素知新》]]|
|[[《サスペンス・ザイン》]]|[[《「呪怨」の頂天 サスペンス》]]|[[《九番目の旧王》]]|
|[[《グレート・流星弾》]]|[[《「使命」の頂天 グレイテスト・グレート》]]|[[《火炎流星弾》]]|
|''《ベートーベン・キューブ》''|[[《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》]]|[[《ミステリー・キューブ》]]|

**関連カード [#related]
-[[《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》]]
-[[《ミステリー・キューブ》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM23-EX3]]&br;''''''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm]
-illus.[[haisiro]]
--[[DM23-EX3 「アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華」>DM23-EX3]](26/74)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference] 
-[[S・トリガー]]
-[[マナブースト]]
-[[可能であれば攻撃する]]
-[[攻撃誘導]]
-[[水晶武装]]
-[[アンノウン]]
-[[ゼニス]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[タップ]]

&tag(呪文,自然文明,緑単,単色,コスト6,S・トリガー,マナブースト,可能であれば攻撃する,攻撃誘導,水晶武装,水晶武装4,アンノウンサポート,ゼニスサポート,コスト踏み倒し,自己タップイン,・,R,レア,haisiro,アビス・レボリューションブロック);