#author("2024-08-30T02:42:07+09:00","","") #author("2024-10-21T08:01:28+09:00","","") *《ドンドン&ruby(う){打};つべしナウ》 [#top] |ドンドン打つべしナウ UC 自然文明 (1)| |呪文| |S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)| |バトルゾーンにある自分のクリーチャーを1体、タップする。次の自分のターンのはじめまで、相手のクリーチャーが攻撃するたび、そのクリーチャーは可能であればこのようにしてタップしたクリーチャーを攻撃する。このようにしてタップしたクリーチャーが水または闇のクリーチャーであれば、カードを1枚引いてもよい。| [[DMR-03]]で登場した[[自然]]の[[呪文]]。 「ドンドン○○ナウ」[[呪文]][[サイクル]]の[[自然]]担当。 若干ややこしい[[テキスト]]だが、要するに自分の[[クリーチャー]]を[[タップ]]し、相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]対象をそれに固定させられる。 [[《龍神ヘヴィ》]]の[[G・リンク]]時とは異なり、[[攻撃]]を強制するわけではないことに注意。[[パワー]]の高い[[クリーチャー]]を選んで相手の[[クリーチャー]]を全滅させるようなことはできない。相手は「[[攻撃]]しない」という選択肢も取れるので、あくまで一時しのぎと考えた方が良いだろう。 [[防御札]]に乏しい[[自然]]で擬似的な[[ブロッカー]]を得られる点は魅力的。[[ブロックされない]][[クリーチャー]]も防げるため、思わぬ活躍をするかもしれない。 自分の[[クリーチャー]]を[[タップ]]できる呪文としては最軽量であり、[[攻撃]]対象の固定より注目されることも多い。 手札を減らさずに[[《偽りの名 iFormulaX》]]をタップし、[[エクストラウィン]]を安全に達成する手段として[[【フォーミュラエクストラウィン】]]によく採用されている。 大して[[カードパワー]]は高くないので、使い手の腕が試されるカードと言える。 **ルール [#rule] -同じ[[ターン]]にこの[[呪文]]を2度唱え別々の[[クリーチャー]]を[[タップ]]した場合、相手がどちらを[[攻撃]]するか選択できる。 -上にもあるように、これは[[《魂縛》]]のように相手[[クリーチャー]]に[[攻撃]]を強制するものではなく、あくまで相手[[クリーチャー]]の[[攻撃]]対象を制限するだけのもの。従って、[[攻撃]]するかどうかは相手が決める。 -「相手の[[クリーチャー]]が[[攻撃]]するたび、そのクリーチャーは可能であればこのようにしてタップしたクリーチャーを攻撃する。」と[[トリガー能力]]の書式になっているが、実際の挙動は「相手の攻撃クリーチャーは可能であればこのようにしてタップしたクリーチャーを攻撃する。」という[[継続的効果]]と同じである。 ***矛盾点 [#h6473c45] -元々タップされているクリーチャーをタップしようとしても「このようにしてタップしたクリーチャー」とはならず、[[攻撃誘導]]はできないし[[水]]または[[闇]]のクリーチャーであっても[[ドロー]]できない。 -既に[[タップ]]されているクリーチャーを選んでそのクリーチャーに[[攻撃誘導]]を働かせ、すでにタップしている[[水]]または[[闇]]の[[クリーチャー]]を選んで[[ドロー]]できるとされている。 --総合ルール105.6.((タップしているカードをさらにタップ状態にする、またはアンタップしているカードをさらにアンタップ状態にすることはできません。タップしているクリーチャーを「タップする」能力や効果で選ぶ事は可能ですが、その状態にしたことにはなりません)))や[[《聖霊王イカズチ》]]の[[裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42374/]]を考えると、どちらも不発になるはずである。 //***矛盾点 [#h6473c45] //-既に[[タップ]]されているクリーチャーを選んでそのクリーチャーに[[攻撃誘導]]を働かせ、すでにタップしている[[水]]または[[闇]]の[[クリーチャー]]を選んで[[ドロー]]できるとされている。 //--総合ルール105.6.((タップしているカードをさらにタップ状態にする、またはアンタップしているカードをさらにアンタップ状態にすることはできません。タップしているクリーチャーを「タップする」能力や効果で選ぶ事は可能ですが、その状態にしたことにはなりません)))や[[《聖霊王イカズチ》]]の[[裁定>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42374/]]を考えると、どちらも不発になるはずである。 **他のカード・デッキとの相性 [#m7f9de2a] -[[《アクア・カスケード》]]とは相性が良い。追加[[ドロー]]しながら高い壁ができるため、そこそこ使い勝手が良い。 -[[ドロー]]こそできないが、相手の数が圧倒的に多くて捌ききれない時に、[[シールド・フォース]]中の[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]に唱えてやると、なかなかの[[シナジー]]を形成する。 -[[《ペリオンブレス・ドラグーン》]]などのような「相手[[クリーチャー]]に対し、[[攻撃]]を[[強制]]する」タイプの能力を持つカードとも相性が良い。だが少し回りくどいので、こうして[[除去]]するよりは[[アンタップキラー]]や[[タップキル]]、[[効果バトル]]等の方がよく使われている。 -[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]との[[シナジー]]は強烈。[[ドロー]]できる上、相手が[[攻撃]]することはまずありえない。この場合、[[《ファントム・ベール》]]などで[[全体除去]]する荒業もある。 -[[エピソード3]]から登場した[[光臨]]との相性も良い。[[タップ]]する[[クリーチャー]]によっては[[ドロー]]ができないこともあるが、[[攻撃]]をせずに[[タップ]]をしたい際には候補に挙がる1枚だろう。 **アニメにおいて [#q4241de2] --アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第26話で[[斬札 ウィン]]が[[喝 叱咤]]戦([[コモン]]・[[アンコモン]]限定戦)で使用。 [[S・トリガー]]で唱え、叱咤のクリーチャーの攻撃対象をパンプアップされた[[《トートロット=ザ=ダーティ》]]に固定した。 **その他 [#k100fab5] -[[カード名]]と[[イラスト]]から、漫画「あしたのジョー」が連想される。 **[[サイクル]] [#cycle] [[DMR-03]]の「ドンドン○○ナウ」[[呪文]][[サイクル]]。[[敵対色]]を指定する追加[[効果]]が有り、すべて[[S・トリガー]]を持つ。 -[[《ドンドン守るナウ》]] -[[《ドンドン吸い込むナウ》]] -[[《どんどん掘るナウ》]] -[[《ドンドン叩くナウ》]] -''《ドンドン打つべしナウ》'' **関連カード [#card] -[[《チャケの心意気》]] -[[《西南の超人/断断打つべしナウ》]] **収録セット [#pack] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Atsushi Kawasaki]] --[[DMR-03 「エピソード1 ガイアール・ビクトリー」>DMR-03]] **参考 [#reference] -[[S・トリガー]] -[[タップ]] -[[攻撃誘導]] -[[可能であれば攻撃する]] -[[ドロー]] -[[キャントリップ]] ---- [[公式Q&A]] >Q.''《ドンドン打つべしナウ》''を唱え、自分のタップ状態の[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]をタップしようとした場合、どうなりますか? A.すでにタップしているクリーチャーを''《ドンドン打つべしナウ》''でタップしようとしても、実際にはタップされないため「このようにしてタップしたクリーチャー」として扱えません。 相手は《DARK MATERIAL COMPLEX》以外を攻撃できますし、自分はカードを引けません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/45554/]](2024.10.18) &tag(呪文,自然文明,緑単,単色,コスト1,S・トリガー,自己タップ,可能であれば攻撃する,攻撃誘導,ドロー,キャントリップ,UC,アンコモン,Atsushi Kawasaki);